現在地：紅魔館
レミリア「皆聞きなさい！！これから、カリスマのカリスマによるカリスマのための撮影を始めるわよ」
永琳「違うでしょうが！って前にもこんな展開なかったかしら」
文「えぇ、これから行うのは『某カリスマ姉奮闘記』なんですが…確かにこんな展開前にもありましたよね」
永琳「そうなると、この先私達が辿る運命は…」
文「頸動脈を掻っ捌かれてﾋﾟﾁｭｰﾝってとこでしょうか…」
咲夜「お望であれば実現してあげますわよ（ﾆｯｺﾘ）」
永琳＆文「謹んでご遠慮します」
レミリア「というわけで、最初の掴みはどうだったかしらね」
てゐ「ひねりが全然足りないうさ」
パチュリー「30点ね」
フラン「あっ、パチュリーおかえりー」
パチュリー「ただいま。今回はイブの「Ｘ」組とゼフの正月杯組との合同打ち上げ会による宴会をやったついでに向こうの私からいろいろと情報や戦術案を交換してきたわけなんだけど…………あのカメラ役って」
美鈴「えぇ、ご存じゼフの……いえ、元ゼフの⑨監督さんで今は黒赤の奴隷です」
⑨奴隷「美鈴……貴様俺をｄ……ぶぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃ！！！！」
ﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘ
バケバケ「ﾊﾞｹｰ（こらー私語は慎め！！）」
毛玉「ﾓｹｰ（おめえは今カメラ役なんだ！言ってしまえばそこにはいない黒子的な存在だぞ！！わかってんのか？）」
⑨奴隷「何言ってやがる…お前らだってカメラやってても時々ドキュメンタリーに出て来てやがるくせに…」
バケバケ「ﾊﾞｹｰ（毛玉、こいつにインデグネイション級の電撃食らわしてやってもいいか？）」
毛玉「ﾓｹｰ（いや、神雷はまずいからせめて雷龍ブルーティッシュボルト級に手加減してやれ）」
⑨奴隷「ｺﾞﾒﾝﾅｻｲ。前言撤回ｼﾏｽﾉﾃﾞ電撃ﾊﾔﾒﾃｸﾀﾞｻｲ」
パチュリー「ゼフの中では選手に散々威張り散らしていた監督が、今やバケバケと毛玉に怒鳴られ蹴られながらカメラ回してるなんて惨めもいいところね。ゼフの皆が今の貴方見たらどう思うかしら（ｸｽｸｽ）」
⑨奴隷「くっ………耐えろ……今は耐える時だ」
パチュリー「っと⑨監督弄りはさておいて…今撮影中のようだし、もしかしてお邪魔だったかしら？」
小悪魔「そんなことはありません。別に掟では参戦者以外が出てきてはいけないなんて規制はかかっていませんので大丈夫かと思われます」
メディスン「コンパロコンパロー。あの紫モヤシさんって黒赤のルールに一番詳しい偉い人って聞いたんだけどそんな偉い人でもわからないことがあるの？」
パチュリー「誰がそんなこと言ったのかわからないけど、黒赤の掟は全て把握してないからわからないこともあるわね」
メディスン「ふ～ん。だったら偉い人じゃないんだねー、スーさん」
妹紅「メディの奴、さりげなく毒舌攻撃食らわしてるな」
美鈴「なんだか、回を重ねるごとにメディが癒し系から遠ざかっていますよね」
小悪魔「そんなことより、パチュリー様に向かって毒舌放つとはいい度胸してますよね」
パチュリー「まぁメディの言う事はある意味事実だからいいんだけどそれより……さっきから私に向かってバリバリに殺気を放出させてるそこのアホ毛、何か用？」
神綺「用も何も……私のありすちゃんをどこにやったのよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ！！！！！」
パチュリー「知らないわ」
神綺「嘘おっしゃい！！前に黒いのと一緒に魔界へ乗り込んで来た時にありすちゃんを毒牙にかけた挙句そのまま連れ去ったんでしょ！！！」
パチュリー「濡れ衣もいいとこだわっというより、あの『魔界パワー強奪事件』は私は元より魔理沙も無関係だって何度説明したらわかるのよ……うっとぉしいから、あれ黙らせていいかしら？」
夢子「黙らせるのはいいですが、あまり手荒なことは」
パチュリー「ラ○ホー」
全員「ちょっとまてぇぇぇぇぇぇ！！そんな魔法で仮にもラスボスを張った神が眠るはずが…」
パタッ
神綺「zzz」
パチュリー「さすが、かの魔王バ○モスをも眠らせた睡眠魔法。効果は抜群ね」
てゐ「むしろ抜群過ぎるうさ（つんつん）」
夢子「神綺様……貴女は仮にも魔界を統べる神であり、ラスボスなのですからあんな下級魔法ぐらいはじき返してください……（頭抱えている）」
レミリア「しょせん、あれもこの程度というわけよ」
パチュリー「そういうなら、レミィにもかけてあげようかしら？」
レミリア「……問題を元に戻すけど、あのアホ毛の娘とかいうありすは魔理沙が無理やり連れて来たってわけじゃなかったわけよね」
永琳「（逸らしたわね）えぇ、ありすは自分の意思で幻想郷に来てるという話よ」
慧音「（まぁアホ毛は抵抗ロールをピンゾロ失敗しただけだろ）里の皆から聞いた話によるとありすは時々幽香に連れられて里にやってきては子供たちと一緒に遊んでるとのことらしい。幽香自身は里では滅多に暴れないし、ありすも里の中では魔法の類は一切使わないから割と好印象を受けて評判だ」
妹紅「（○ォーセ○アだと『不眠属性』がない限りは最低でも36分の1の確率で眠り雲の餌食だしな）なんでもありすは、思春期でありがちな反抗期となってアホ毛と喧嘩して家出してきたという話だったはずだが、実際はどうなんだ？」
文「（剣世界の話題は相手を選びますので簡潔に『河童の川流れ』で処理してしまいましょう）私の情報網によると大体その通りですね。でもってありすさんは今幽香さんの家に御厄介となってます」
メディスン「うん、今ありすはあの向日葵妖怪さんとこにいるよー（ところで、皆心の中で何の話してるんだろ？）」
フラン「わかってるなら、さっさと迎えにいけばいーのに」
夢子「いえ、それが………どうも神綺様はありすから面と向かって『だいっきらい！！』と言われたことがよほどショックだったらしく、いざ会おとしたとたん急に弱気となってその結果あのエリーとかいう雑魚門番相手に追い返されてしまうんです」
美鈴「あんなへたれ門番ごときに追い返されるって、恥もいいとこで…」
夢子「悲・し・み・人・形！！」
美鈴「ウボァー！！」
小悪魔「（何事もないかのように）だから、出ていったのを魔理沙さんに責任にして心の安定を図ってるってわけですか」
夢子「まぁ、端的にいえばその通りです。それに加えてありすも今は強情になって私の説得ではほとんど応じてくれないもので…やはりここは神綺様が直接出向いてもらうのが一番なんです」
妹紅「本当にそう思っているのか？」
慧音「なんだかんだ理由つけて、あのアホ毛に解決させようと動いてるだけだろ」
夢子「やはりわかりますか。ありすは元より神綺様のためにもこの件は神綺様が解決させないと意味がありませんから」
パチュリー「……それによって振り回される私達はいい迷惑だわ」
レミリア「同感ね」
永琳「と、言う割には紅魔館から追い出すようなことはしないのね」
レミリア「こんなのでも『東方蹴球宴 文花帖の部』で共に戦ったチームメイトよ。例え大会が終わっても後半のエンディング収録がない限りはあれはチームの一員であり、紅魔館の招待客よ。
招待した客が厄介だからって簡単に追い出したりなんかしたらスカーレット家の名折れじゃないの」
咲夜「お譲様。ご立派でございます」
てゐ「あんな変人が居座ってたら、余計恥の上塗りなるウサ♪」
永琳「てゐ、いくら本当のことでもそんなこと言うもんじゃないわよ」
てゐ「その発言は…お師匠様は『紅魔館の住民は皆変人よ』と同意語に……」
永琳「……メディ、てゐが貴女と弾幕遊びやりたいって」
メディスン「本当に？！わーい」
てゐ「うさーーーーー（ダダダダダダダダダッ）」
慧音「永琳、ナイス厄介払いだ」
咲夜「お譲様、アホ毛の家庭事情に首を突っ込んでダラダラと時間を過ごさず本題に入りましょう」
レミリア「そうね、何人か抜けたりくたばったりしたけど時間は伸ばせないし…そろそろ本格的に開始するわよ」
文「では例によって、私が司会進行を進めさせてもらいますが構いませんでしょうか？」
レミリア「いいわよ。司会役なんて面倒そうだし、譲ってあげるわ」
慧音「ぶっちゃけたな」
永琳「でもこの中で一番司会進行が得意なのはブン屋の文というのは事実なんだし、あそこで強情を張らずに交代するのはいい判断というべきよ」
咲夜「さすがね、よくわかってるじゃない」
永琳「咲夜……。言われずともそれなりにレミリアを持ちあげてあげるからさりげなくナイフで脅すのはやめてくれないかしら？」
文「と、なんだか裏でいろいろありそうですが、気を取り直して開始しましょう。まず手始めに魔理沙さん達クリスマスイブ杯のように、皆一人一人大会を振り返っての感想や反省点を述べてもらうでいいでしょうか？」
妹紅「別にいいんじゃないか？」
永琳「反対する理由がないし、採用でいいわよ」
文「わかりました。ではまず手始めにスカーレット姉妹で」
レミリア「私は最後でいいわ」
文「あやややややや。なんでですか？」
レミリア「私はキャプテンよ。キャプテンであれば総まとめとして最後に発言するのが筋というものじゃない」
慧音「確かにその通りかもしれないな」
パチュリー「別に関係ないと言えばそれまでなんだけど、総まとめをするなら最後が適任かもしれないわね」
フラン「ふ～ん、だったら私も最後で」
文「わかりました。ではスカーレット姉妹は最後にまわして、トップバッターは永琳さんと咲夜さんにしてみようと思いますがいかがでしょうか？」
咲夜「いいわよ」
永琳「じゃぁまず私から述べるわね。今回は出かけ際に言ったとおり、夢美との対抗意識もあって参戦したわけだったんだけど、結果としては…私の戦術案はまだまだ未熟だったと言わざるを得ないわ」
パチュリー「別にそこまで悲観的にならなくてもいいわよ。何せそっちの相手はデータがほとんど揃ってない能力未知数のSGGKが相手なんだし」
永琳「残念だけど、一勝もあげられなかった時点で私の敗北よ。だから、頑張ってたレミリアに勝利をプレゼントできなかったことは謝るしかないんだけど…」
咲夜「永琳、今回の負けは貴女の責任はないわ。私も作戦実行案に関わった以上、責任は私にも降りかかるわけなんだし…」
永琳「…………そうね、貴女があんなへんてこな案を出してくれたから私の理想としていた配置が崩れたのだし」
咲夜「…………言うわねぇ。貴女こそ最初に出してきた案はなんだったのかしら？
あんな案はお譲様を侮辱するに等しい内容だったわよ」
永琳「………」
咲夜「………」
永琳＆咲夜「………」
永琳「咲夜……」
咲夜「永琳……」
死・合・開・始
美鈴「あーー咲夜さんも永琳さんもやめてくださいってば！！」
レミリア「いいじゃない。二人とも楽しそうなんだし、ほうっておきなさい」
慧音「そうだな、黒赤の掟その67にもあるんだが、何より二人とも無邪気に笑いながら弾幕りあってるんだ」
妹紅「心底殺し合ってるわけじゃないんだし、ほうっておけばいいさ」
フラン「だよねー。丁度、もこーとてるよみたいな感じだし」
妹紅「なっ、私と輝夜との弾幕戦をあんなじゃれあいと一緒なわけが……」
文「いえいえ、傍からみるとお二人の弾幕戦もあんな感じですよ。ただ唯一違う点は双方不死身なので弾幕の密度がワンランク上ということぐらいです」
妹紅「そ、そんなわけが……私と輝夜は生涯憎しみ合い殺し合う仲なのに……」
文「はいはい、永琳さんも咲夜さんもあんな状況でインタビューできませんし、丁度いいので次はもけさんで逝きましょう。感想や反省をどぞー」
慧音「私も今回の作戦については失敗したなと思っているから、永琳や咲夜だけを責めれる立場ではないしな。下手な言い訳はせず『この借りは次に返す』とだけ言わせてもらおう」
文「それだけですか？」
慧音「もちろんだ。今回の敗北でいろいろなことがわかったからな。なら次はその失敗を踏まえて戦略を練ってみるまでだ」
文「いえ、そうではなくって貴女自身の活躍については」
慧音「私自身の活躍はどうでもいい。それより問題は……妹紅の活躍する場がなかったことだ！！」
妹紅「慧音。それについては仕方ないじゃないか。敵はあまりドリブル突破してこなかったのだから」
慧音「むしろ、それが敗因だ。私達は敵のドリブルを警戒し過ぎていたし、メディの弾幕も嫌がらせとしてはよかったがその先がなかった。
いろいろな意味で作戦ミスだ」
レミリア「慧音。それ以上はやめなさい」
慧音「レミリア…？」
レミリア「作戦ミスだからと嘆いていても仕方ないでしょ。なら、その次は今回のような失敗をしないよう心がけなさい」
パチュリー「そうよ。今回の試合によって『ダイヤモンド』やメディの有効な運営方法がわかってきたのだからそれだけでも十分収穫よ」
妹紅「あぁ、慧音も私も大会に出たことがなかったんだから上手くいかなくても当然なんだ。だから今回は大会がどんなものかわかっただけでもいいじゃないか」
フラン「魔理沙達は初出場で大活躍してたけど」
パチュリー「フラン。大会ルールは常に変化し続けてるのだし、昔がそうだったからって今がそのまま単純に当てはまるほど大会は甘くないのよ」
文「大会もより理想的な運営を目指すため積極的に皆さんの意見を取り入れている運営者が大多数ですからね。参加者の方々も過去の大会での不満点を遠慮なしにぶつけまくってますからその対処をするために毎回コスト調整やルール調整が行われてます。
もちろん根本的なルールも大会運営者によって大きく変わりますから前回の大会が好成績だからって別の大会でも好成績残せるなんてことはあまりありません」
パチュリー「むしろ、どんな大会でも一定の好成績を残せる者こそが真のスーパーシューティングプレイヤー。
それに加えて、どんなスーパーシューティングプレイヤーであっても最初は失敗を繰り返しながらも地道な練習や研究を重ねているもの」
夢子「それ以上に、失敗なしで軽くクリアーをこなせる天才なんて通常は存在しません」
レミリア「もし存在するなら、チートを使った掟破りの⑨ってことね」
文「⑨どころか愚者ですよ。なにせ、東方サッカー界ではどんなチームもスポ根的な熱いドラマを展開させて様々な想いを秘めながら大会に挑んでいるんですから、そんな苦労も何もないルール違反で優勝をかっさらうようなチームはスタジアムの土を踏む資格すらありません。
例え踏んだところで運営者側の『外道には外道で対処！！』の精神でもってボッコボコに叩きのめされるのがオチでしょう」
慧音「つまり真のスーパーシューティングプレイヤーと言うものは努力を怠らず、常に前をむき続けている者ということだな」
パチュリー「その通りよ。それに某所の酒場でとあるオーナーがつぶやいていたけど最近の大会はチームのレベルが軒並み上がってきているそうよ」
文「さらに夏ぐらいからどうもサッカー界全体の質が変わってきているそうですね。古参の幻想郷は撤退し、その代わりに入った私達のような変わり種な新規の幻想郷のチームが発言力や影響力を持ち始めてきているそうです」
妹紅「なんだか難しい話になってきてるが、結局のところ『失敗したからってくじけるな』ということなんだろ？」
慧音「そういうことだな。私も一度ぐらいの失敗で何
妹紅「それは慧音がまじめ過ぎるからさ。私も守りとして参加することで自分の長所や欠点とかわかったことだし、次は私達を含めて皆をどう扱えばいいかを慧音と一緒に考えてみることにするよ」
パチュリー「レミィもそうだけど、妹紅も性能が特殊で使いづらいところがあるし有効な活用法をそっちで考えててくれるなら助かるわ」
慧音「参戦者の傾向や大会ルールで選手の使い方が大きく変わってしまうんだが、大会参加する時は私の知恵を貸してやると約束しよう。」
妹紅「もちろん、レギュラーとして参戦してほしければいつでも協力する。私と慧音は以上さ」
文「はい、ありがとうございました…思わず濃い内容となってしまって視聴者の皆さんが置いてけぼりになったような気もしますので、今度はなるべく簡潔にしてほしいものですね。お次は」
てゐ「ただいまうさ」
メディスン「コンパロコンパロー。ただいま～」
文「丁度いいのでてゐさんとメディさんにしましょうっと言いたいとこなんですが……メディさん、その頭は…」
メディスン「あーこれ、てゐちゃんからロビングシュートを受けたら頭吹っ飛んじゃって、元に戻らなくなったから仕方なく持ってるんだけど」
てゐ「あそこで素直にガシングガーデンを放ってきてくれたおかげで助かったうさー（汗）」
小悪魔「なんだかそうやって自分の頭を小脇に抱えていると亡霊騎士みたいですね」
メディスン「亡霊騎士って何？」
パチュリー「亡霊騎士デュラハン。外の世界のアイルランドに伝わる首のない騎士とも死神とも言われてるけどまぁ亡霊の一種ね。この亡霊の特徴は自分の頭を手に持っており、自分が指さした相手に死の宣告を与えることができるのよ。つまり亡霊嬢幽々子と同じ『相手を死に誘う程度の能力』を持ってると考えてもよさそうね」
メディスン「ふ～ん、じゃぁ今の私が指さした相手を殺すこともできるんだ。試しに（ ・ω・）бﾋﾞｼｯ」
美鈴「えっ？！なんで私を指差すんですか！！」
メディスン「ん～なんとなく」
美鈴「なんとなくで指差さないでください！！ていうか、どうせ指差すならあそこのカメラにしてくださいよ！！」
⑨奴隷「………」
パチュリー「安心なさい。指差したら死ぬなんて馬鹿げた能力はそう簡単に手に入らない…と思う。多分……」
美鈴「思うとか多分って、全然安心できませんよ！！」
パチュリー「そりゃぁ…ここにはそんな馬鹿げた能力をもたらせそうなのが居るどころか、馬鹿げた能力を簡単に発動できる輩がいるんだし」
レミリア「………パチェ。それは褒め言葉と受け取ってもいいのかしら？」←『運命を操る程度の能力』を保持する馬鹿げた輩その１
フラン「とりあえず、私は壊しちゃおうって思えばいつでも壊せちゃうよー」←『ありとあらゆるものを破壊する程度の能力』を保持する馬鹿げた輩その２
文「まぁまぁ、脱線やホラー話といったおふざけはこの辺りにしてメディさんは頭を付けてください。
頭を抱えた状態でいられると怖い以上に、中に詰まっている毒が漏れ出していますからほうっておくとバイオハザードが発生してしまいます！！…まぁ起きたら起きたで記事にしますが（ぼそ）」
レミリア「そうね。パチェとは後でじっくり話し合うことにして、咲夜…は取り込み中なら、そこのメイド。接着剤か何かを持ってきなさい」
小悪魔「では、私が持ってきましょう」
少女修復中………
文「では改めて感想を求めるにしても…メディさん、大丈夫なんですか？」
メディスン「うん、ちょっとぐらぐらするけど平気平気ー」
美鈴「いくら接着剤がないからといってご飯粒でくっつけるなんて……」
妹紅「えらい投げやりなんだが、そんな適当でいいのか…？」
慧音「どうせメディは妖怪だ。首に頭が乗っかってればそのうち自然治癒するだろ」
夢子「それに一応糸と針で補強はさせてるので大丈夫でしょう」
パチュリー「本人も人形仲間も大丈夫と言ってるんだから、大丈夫だと思い込みなさい」
文「そうですね。時間もあれですし細かいことで論議せずささっと逝きましょうか」
美鈴「全然細かくないんですが…わかりました。万が一の時はえーりんさんに助けてもらえばいいことですし（ぼそ）」
文「では、メディさんとてゐさん。改めて感想を」
メディスン「スーさんを存分に浴びせることはできたから私は満足。でも、次は私も攻撃にも参加したいなー」
慧音「わかったわかった。今回は起用状況の関係で守備に回ってもらったわけだし、次からはメディが攻撃に回せる編成も考えてみよう」
パチュリー「メディを攻撃に参加させるのはイロモノの域を超えないのだけど、レミィの前線配置も似たり寄ったりな部分あるし、同じ扱いとして考えれば問題ないわね」
レミリア「パチェ…やっぱり貴女とは一回二人っきりでゆっくりと話し合う（と書いて弾幕り合う）余地がありそうね」
てゐ「うさうさ、私は楽しませてもらったから満足うさ♪以上」
文「満足したって…てゐさんは出かけ際に『花映塚の部で尊い犠牲となった鈴仙さんのために優勝カップを持って帰る』なんて言ってましたが」
てゐ「あんなの嘘に決まってるうさ」
文「な、なんだって～！！とＭＭＲ風に驚いてみたところで時間もあれですから次行きましょう（さらり）」
てゐ「なんですと～」
美鈴「……この場合、何から突っ込めばいいのでしょうか？」
小悪魔「わからなければ放置プレイでいいと思いますよ」
文「さぁさぁ、本当に時間がどんどん迫っていますからさくさくいきますよ！！
次は私と美鈴さんと神綺さんとまとめて逝きましょう。最初は美鈴さん」
美鈴「わ、私は………何も言える立場ではありませんのでノーコメント」
レミリア「なら私が代弁してあげるわ。美鈴、貴女は……よく頑張ってくれたわ。だから次も期待してるわよ」
美鈴「なにィィィィィィィィィ！！！」
フラン「何驚いてるの？知ってるよ、今回はどのチームの美鈴もSGGK相手じゃ点が入れられなかったっていうことを」
慧音「あぁ、後で知ったことなんだが今回のSGGKはそれだけ鉄壁を誇っていたらしいぞ」
レミリア「そういうわけよ。相手が悪かったのだし無得点だったことについては不問にしてあげるわ。だから、本当に次は頑張りなさい」
美鈴「わかりました！！この紅美鈴次こそは汚名を挽回…ではなく、返上させてもらいます！！！」
文「レミリアさんも微妙に策士らしいこと行いましたね。では私ですが、今まで間接的にしか大会に関わっていませんでしたが、こうやって実際に参加するのもいいですね。しかもサッカーが終わってからこう胸の中でふつふつと燃えてくるものがありますし、魔理沙さん達がサッカーを続ける気持ちがよくわかります。
なので、次も枠がありましたら参加してみようと思います」
パチュリー「ブン屋は能力が攻撃一辺倒過ぎるから使い道が限られていたりもするんだけど」
レミリア「いいじゃない。サッカーは皆でやるからこそ楽しいのだし、参加する時は歓迎するわ」
フラン「うん、また一緒にやろーね」
神綺「うぅぅ……ありすちゃんありすちゃん…ﾑﾆｬﾑﾆｬ」
夢子「神綺様、出番ですから起きてください！！」
神綺「ありすちゃん…試合は負けちゃったけどママは大会で活躍したんだよ。
あのSGGKの必殺セービングから逃げずに真正面から正々堂々戦って勝ったんだよ。
勝って新しいカリスマと誇りを手に入れたんだよ！！
だから…だから……う～んう～ん・・・」
夢子「神綺様……」
文「……面倒ですし、あの寝言を神綺さんの感想として片づけちゃいましょう。では最後となるスカーレット姉妹。締めをお願いします」
レミリア「じゃぁまず最初に、私が無知で未熟だったことで皆にはいろいろと迷惑かけたわね」
永琳「改めて言うことでもないと思うわよ」
慧音「（帰ってきたか）そうだな。それに未熟さは全員に言えることだし、レミリアだけではないぞ」
妹紅「あぁ、皆それぞれ未熟な点があったんだから負けたのは皆の責任だ」
