試合終了 反省会コーナー
(2回戦 VS 天狗のいない12月 編)
黒赤マジック 控え室
文「あやややややや。1回戦シードをもらったのに、2回戦で負けましたということは初戦負けということになりますね」
慧音「残念だが、そういうことになるな」
永琳「花映塚の時は初戦を勝ち抜けたのだけど、今回は1勝すらあげられなかったわね」
てゐ「率いているのがアレだから仕方ないウサ」
メディスン「コンパロコンパロー、負けたのって……」
妹紅「てゐとメディ。いくらほn……」
美鈴「あーーストップストップ!!これ以上先は言わないでください!!!」
慧音「そ、そうだ!!これ以上言えば命の保証がないぞ!!!」
妹紅「そ、そうか……そうだったな(もこたん、うっかり口滑らせて頸動脈掻っ捌かれるところだったお!!こあいこあい)」
慧音「ふぅ……とりあえず今回は控え室を血に濡らすことは阻止できたんだが………おかしいぞ?」
永琳「えぇ、普段ならもうすでに首筋への寸止めナイフが飛んでくるはずなのに…」
神綺「あーあの劣化ゆm…じゃなくって咲夜ちゃんなら今あそこで取り込み中よ」
文「取り込み中?一体何をってこれは……」
咲夜「……お譲様」
フラン「……お姉さま」
レミリア「………私達は負けたのね」
咲夜「えぇ、負けました…ですがお譲様は」
レミリア「……咲夜……」
文「こ、これは……もしかして今からレミリアさんはれみりゃ化して大泣きの兆候?!…是非ともその姿をs」
ボスッ!!!
文「バタンキュー」
妹紅「……慧音、これでいいか?」←文のみぞおちにボディブローをかました
慧音「あぁ、よくやったぞ」
永琳「こちらも処理済みよ」
てゐ「………(返事がない、ただの屍のようだ)
メディスン「…みんなどうしたの?」
妹紅「あーメディを怖がらせてしまったな。だが別に心配することはないぞ」
永琳「キャプテン達はこれから少し取り込み中になりそうだから、私達は一旦外にでましょう」
神綺「まぁーこういう場合部外者は外に出るのが基本よねー」
慧音「それに、私達の試合が最終戦だったせいでもう日が暮れたことだし今回は少し趣向を凝らして月夜の元でやるのも風流だろう。だから、メディもカメラ役の毛玉も一度外にでてくれ」
メディスン「うん、わかった」
毛玉「もけー」
美鈴「皆さん…もしかしてお譲様を気遣ってくれてるんですか?」
永琳「もしかして、よ。咲夜の能力でどうとでも処理すると思うけど、私達が見てる中じゃあまり安心できないでしょう」
慧音「今さらという気もするんだが、一応レミリアは誇り高い吸血鬼だしな。
身内以外に弱みは見せたくないだろうから、ここはレミリアの顔を立ててやるためにも私達はあえて外に出ることとしよう」
妹紅「私達はレミリアやフランが落ち着くまで外で待っているよ」
美鈴「皆さん……重ね重ねのご配慮本当にありがとうございます!!
お譲様や咲夜さんに代わってお礼を言わせてもらいます」
永琳「別にいいってことよ。それじゃ、後は任せたわよ」
少女移動中………
EX慧音「ふっ……いい月だ。気分も高まってきたぞ…」
妹紅「け、けーね…(汗)」
永琳「このワーハクタク……完全な満月でもないのに変身したわ」
敵ザナドゥ「別にいいじゃないですか。どうせ、他でも似たような現象が起きているので些細なことですよ」
敵チルノ「それより、なんで今日は外でやるんだー!?」
永琳「……とりあえず私達も少し質問だけど、その組み合わせは?」
妹紅「普通、ここはレミリアとフランが来るはずだろ」
敵ザナドゥ「スカーレット姉妹は監督と一緒にカリスマ姉が経営するという酒場へと出かけました。
それに私は黒赤の皆さんに少々話があったので、せっかくだからとこう足を運んだだけですよ。氷精は勝手ついてきただけで私は知りません」
敵チルノ「あたいはただ、散歩してたらお前らにばったり会って気になったから付いてきただけだー!!
だから、決して迷子になってたわけじゃないぞー!!!」
妹紅「とどのつまり、迷子になってたところを」
EX慧音「通りすがりの私達と自分のチームメイトを見つけて」
永琳「ついてきたと判断してよさそうね」
敵ザナドゥ「迷惑でしたら、追い返してあげますが」
神綺「迷惑なんてとんでもない!!
フランちゃんは外見が可愛らしくても性格と能力が凶悪でとても手に負えないけど、チルノちゃんぐらいだったら」
敵チルノ「あーなんだこのおばちゃんは?」
神綺「…お……おばちゃん…
おばちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん?!!」
EX慧音「何時の世も、子供の無邪気さは狂気となり刃となりて牙をむく…」
妹紅「ある意味での破壊力はフランより上かもしれないな」
メディ「コンパロコンパロー?えーりん先生。魔界神様、凍りついたまま動かなくなっちゃったよ」
永琳「あーいいのよ。凍結状態なんてほっといたら治るのだから関わる必要はないの」
EX慧音「一昔前の凍結は治療薬か火属性攻撃を食らわない限り半永久凍りついたままだったというのに、今は時間経過で自然治癒するとは」
妹紅「便利な世の中になったものだ」
敵ザナドゥ「全くです。ですが、二人共○ケモンというサッカーとは無関係なことを語るのはどうかと思いますよ。第一、こういうネタはわからない人にはさっぱりわからないものでもう少し自重をしなさい。特にお二人は『モケケピロピロ』なんていう超ローカルネタをだす前科があるわけで……(クドクド)」
もこたん「う……けーね…もこたん今閻魔様から説教受けてるんだけど…もこたん、何か悪いことした?」
きもけーね「いや、妹紅は何も悪くないぞ!!
むしろ、人を何癖つけては有罪を下すこの閻魔の方が悪い奴だ!!」
もこたん「ということはもこたんは悪くないおね」
きもけーね「あぁ!!もこたんは悪くない!!!悪いのは閻魔だ!!!!」
敵ザナドゥ「閻魔である私を悪者扱いとはなんですか!!
私は人々を公平に裁くため常に中立の位置を保っているので正義や悪という概念はなく……」
きもけーね「黙れ!もこたんを泣かす奴は誰であろうと悪だ!!
そう、それが例え幼女であろうとな!!!」
敵ザナドゥ「………いいでしょう。どうせ私は某姉偏愛監督からの依頼でとあるキャラのカリスマを否定、そして剥奪する予告をしたチームを裁けと頼まれた身ですし、面倒だからこの場で裁いてあげましょう。
『判決:とりあえず地獄逝け!!』」
きもけーね「上等だ!!地獄へ墜とせるなら墜としてみせるがいい!!!」
永琳「わかってはいるんだけど…貴女達、どっちもどっちよ」
レミリア「今日の撮影は外でやると聞いたけど…何の騒ぎかしら」
永琳「いつものごとくゲストがやってきてちょっと痴話げんかしてるだけだから気にしなくていいわ。ついでに気絶してたり凍結してたりする連中もほっといていいからそろそろ開始としましょうか」
咲夜「えぇお譲様、時間も迫っていることですし(いろいろな意味での)脱落者はほうっておいて早速はじめましょう」
美鈴「ですね。移動のタイムロスがありますから早くはじめないとテープの残量が危険ですよ」
フラン「うんうん。だから早速はじめよー」
レミリア「わかったわ。でもその前に……皆!負けてしまったけど、試合お疲れだったわね」
永琳「そう改まって挨拶しなくてもいいわよ」
メディスン「うんうん、受賞選手発表が気になるし早く読んで読んで」
フラン「頑張ったし、何か受賞してるといいなー」
レミリア「そうね、フランもメディも頑張ってくれてたしきっと何か受賞してるわよ」
永琳「(こっそりと)咲夜、私達がいない間にしっかり打ち合わせしたようね」
咲夜「えぇ、お譲様もフラン様も散々くやし涙を流したことで落ち付きを取り戻してくれたからキャプテンらしく、皆を気遣う余裕も持ってくれたわ。
お譲様のために、何から何まで取り計らってくれてありがとう。まるで何か裏があるのかと疑ってしまいたいぐらいに…」
永琳「結果次第では醜態をさらさせてあげてもよかったのだけど今回は相手が悪すぎたわ。
それに加えてレミリアは全力を出し切って頑張ってたことだし、その頑張りに対してのご褒美をあげたまでよ。少なくとも私や慧音達に裏はないから安心なさい」
レミリア「咲夜、発表するから監督からの手紙を渡しなさい」
咲夜「はっ、わかりました!!こちらです」
レミリア「では…発表逝くわよ」
MVP:中盤のカットだけでなく、SGGKをもぶち抜いた魔界神神綺(のアホ毛)
神綺「(ぱきーーーーーん)これで安心魔界神!!」
メディスン「コンパロコンパロー。さすがスーさん。一振りで魔界神さんが復活したよー」
永琳「結局、気付け薬を与えちゃったのね」
メディスン「うん、スーさんの素晴らしさを伝えるためにも小さなことからコツコツと…」
文「いや〜本当に妖怪にしておくのがもったいないぐらい健気でいい子ですねぇ。どこかの貧乏巫女に聞かせてやりたいぐらいですよ」
てゐ「うさうさ」
永琳「メディ…もしかしてこの二人にも」
メディスン「もちろん。スーさんを振りかけたらくしゃみとともに目覚めたよー」
永琳「……・・まぁ、山は越えていたし復活させてもいいかしらねぇ」
レミリア「とにかく、よくやってくれたわ。魔界神(のアホ毛)の働きは十分MVP獲得に相応しいものよ」
神綺「当然じゃない。私は魔界神よ!!少なくともカリスマの暴落が目立つきゅうk……」
咲夜「アホ毛……この先のお譲様を侮辱する発言を出せばどうなるか、わかってるわね(後ろからこっそりナイフの先で背中をちくちくしてる)」
レミリア「(片眉ピクリと釣りあげつつ)…きゅう……がどうかしたのかしら」
神綺「きゅう…きゅう…作のあの悪霊より私の方が役…立つ…わよ」
文「旧作の悪霊というと…あーあのSGGK(スーパーギャンブルゴールキーパー)のことですか。ですが、あのキーパーはRSN杯で神セーブの連発を披露しての3試合連続MVP受賞という快挙を示していますが」
神綺「そ、そうだったの……少し前は笊だと聞いてたのに……あははははははは…」
フラン「お姉さま、あのアホ毛汗びっしょりだけどどうしたのかなー?」
美鈴「それは…きっとお譲様の輝かしいばかりのカリスマに見惚れて委縮しているのです……よ」
咲夜「えぇ、お譲様のあふれ出るカリスマは魔界神をも屈伏させてしまうのです」
てゐ「屈伏させてるのはレミリアのカリスマではなくって咲夜のナイフだわウサ(ぼそ)」
敵チルノ「だが、さいきょーなあたいの氷をあっさり砕いたあのおばちゃんは生意気だからもう一回凍らせてやるわ!!」
永琳「まぁ発言者が少なくなれば流れもスムーズになってテープの残量も節約できるし、やるなら好きにやってちょうだい」
神綺「あぁぁーーー私は魔界神なの…(かちーん)」
技能賞:SGGKの飛び出しを避けての押し込み&ゴール前で驚異の5人抜きを行った文
文「あややややややややや。私が受賞ですか」
咲夜「ブン屋。受賞おめでとう」
文「う〜ん…本来私のような裏方は主役を盛り上げる引き立て役に徹しないといけないんですが、ちょっと張り切り過ぎましたかね」
レミリア「でも、そのおかげで敵チームに一死を報いることができたのだから契約違反は多めにみてあげるわよ」
永琳「えぇ、最後の5人抜きは見てて惚れ惚れするぐらい華麗だったわ」
てゐ「まるで…最近でしゃばってきた『疾風少女』とかいうところのキャプテンみたいうさ」
文「それは…ほめられているのか、けなされているのか微妙に判断が難しいのですが……どうなんでしょう?」
咲夜「う〜ん…『疾風少女』のブン屋は半人前だかなんだかと呼ばれているへたれみょんではない私達の妖夢の未来永劫斬と互角にやり合えた敵GKをあっさり抜いたかと思えば、名無しなんかにふっとばされたりするし、判断が難しいわ」
永琳「情報が少ないのだし、気にしても仕方ないわよ。特にてゐの言うことは!!」
文「なんだか微妙に某所の情報と混同しているような気もしますが、気にしない方がいいですかね。
それに、たまにはスポットライトに当たって取材される側の気持ちを知るのも面白い経験ですし、今後のためにここは素直に受賞を受けましょう」
フラン「うんうん。それじゃー改めておめでとー」
メディスン「コンパロコンパロー、受賞おめでとー」
文「ふむふむ…これが受賞される側の気持ちっということで早速今の気持ちをメモっておきましょうか」
敢闘賞:真正面から力でもってSGGKを黙らせたお譲様と敵のシュートを7割ぐらい防いだ妹様
レミリア「っというわけで、ゴールを守ってくれたフランが受賞よ。おめでとうフラン」
フラン「お姉さまも受賞おめでとー!
本当にお姉さま一人の力でSGGKを壊しちゃうなんて、お姉さまのこと見直したよ!!!」
レミリア「フランこそ、ボロボロになりながらもスキマや閻魔のシュートをよく止めたじゃない。その根性をジャックにも見習わせたいぐらいに…」
フラン「でもでも、お姉さまはスタジアムに張られた特別結界のせいで力の大半が奪われてしまうっていうのに、そのハンデを乗り越えてあの活躍。だから私なんかよりも凄いし、あそこまでいけたなら次はきっと……」
レミリア「フラン……残念だけど、次はないのよ」
フラン「次はないってどういうこと?」
レミリア「それについては……皆が揃っている時に言うべきだから後日改めて教えてあげるわ。なので……今はこの一言だけ言わせて…(がばっと抱きついて)……受賞、おめでとう」
フラン「…………うん。お姉さまこそ…受賞、おめでとう(抱き返し)」
永琳「ところでてゐとチルノ…こういう臭い姉妹愛を見せつけられたからって………煎餅を齧るのはどうかと思うわよ」
てゐ「お茶とあんころもちを頬張っているお師匠様が言っても説得力ないウサ(バリボリ)
敵チルノ「とりあえず、煎餅おかわりだー!!」
神綺「こっちはお団子追加よー!!」←あっさり凍結解除した
美鈴「は、はい!今お持ちします(あたふた)」
咲夜「貴女達……………」
咲夜「全員まとめてナイフの餌食にしてやるからそこを動くな!!!」
ムカつく奴で賞:SGGK。わかってはいたけど硬すぎ!!
敵ザナドゥ「ある意味反則が入ったキーパーですから、嫌われても当然でしょう」
妹紅「だな。私達のレティは箸休めの萃香達に取られてたから加えることができなかったのだが…」
慧音「あの守備力は規定外で取り締まるべきだ(元に戻った)」
レミリア「お帰りなさい。痴話喧嘩はもう済んだのかしら」
敵ザナドゥ「まだ終わってはいないのですが、いつまでも起訴や告訴を繰り返すわけにはいきませんから休戦してきました」
慧音「あぁ、一応ドキュメンタリーの撮影中ずっと不毛な喧嘩を続けているわけにもいかないから一時休戦となった」
妹紅「まぁ、実際は私のフジヤマヴォルケイノで二人まとめてふっとばして無理やり中断させたんだが………こっちと引き換えで今度は向こうで騒動か」
フラン「気になるなら私とお姉さまのアレで皆まとめて壊しちゃう?」
文「いえいえ、『黒赤の掟その67 喧嘩等は他者に被害が及ばない限りほっとけ』というものがありますのでほうっておきましょう」
レミリア「そうよ、フラン。掟もそうだけど、万が一でも咲夜を巻き込むわけにはいかないからほうっておくのよ」
フラン「はーい」
慧音「とりあえず閻魔。SGGKレティについてだが…私はSGGKレティに対してもっと高ハンデをつける提案書を出したいのだが受け入れてくれるか?」
敵ザナドゥ「そうですねぇ……確かにSGGKレティが少々猛威を振るい過ぎているところがありますし、今後の展開次第で私達の監督とオーナーに意見してみましょう。
私も閻魔とはいえ選手として登録されている以上、大会本部相手では一選手ぐらいの発言力がないので本部に伝えるなら監督やオーナーを通しての方が効果があるはずです」
妹紅「そうだな。ついでにこのドキュメンタリーを見ている人にも同案者を求めてみるか」
メディスン「コンパロコンパロー。そこの画面を見ているあなた。『SGGKレティのハンデをもっと重くしろ』の提案に賛同するならここへ署名をおねがいしまーす。
ついでに『人形解放宣戦』に賛同の方はここに……」
慧音「メディ…何さりげなく自分の野望の賛同者まで集めているんだ」
妹紅「やはり、メディもにも表と裏があったみたいだな…と言っても、てゐに比べたらまだ可愛いやり方だし見逃してやるか」
敵ザナドゥ「ですね。私も他の幻想郷の連中の行動まで規制する気ありませんから、見なかったこととしましょう」
裏MVP:ちゅうg…めーりん。そんなに○○ド長が怖い?
美鈴「そ、そんなことは……あるわけないじゃないです…か」
全員「………」
レミリア「本当に?」
美鈴「ほ、本当ですよ!!疑うんですか?」
全員「(こくり)」
永琳「門番は他の連中相手ならドリブル突破してくれるんだけど」
てゐ「敵の○○ド長にはあっさりボールを捕られてるうさ」
妹紅「おまけに、向こうがカットを選んだ時に限ってご丁寧にパスを選択してるし」
慧音「ボールを向こうの咲夜にプレゼントする気満々としか思えないぞ」
レミリア「っという結果がでているのだけどまだ反論があるかしら?」
美鈴「え、ええっと……その…」
フラン「しょーじきに言わないと…アレ食らわしちゃうよ」
レミリア「正直にいえば慈悲をあげるから素直に白状しなさい」
美鈴「う、うそだ…その目はどう答えても私に粛清を食らわせるつもりだ……」
敵ザナドゥ「自分の非を認めなければ罪はますます重くなります。これ以上罪を重ねるようでしたら、私も貴女を裁くことになりますよ」
神綺「閻魔がそう言うんだし、さっさと吐きなさい」
敵チルノ「今ならきっとおおかみのヒギィって奴がもらえるぞー!!」
慧音「チルノが言いたいことは『お上の慈悲』のことだと思うが……黙秘権を貫くなら、Caved!!を食らわしてやってもいいんだぞ」
美鈴「…ごめんなさい!!おっしゃる通り怖かったんです!!
いくらいつもの咲夜さんとは違うとはいっても、ほとんど瓜二つな存在なので、つい恐怖におびえて…」
レミリア「正直でよろしい。素直に吐いたことだし、許してあげるわ」
フラン「えーお姉さま。壊しちゃわないの」
レミリア「フラン。いくら美鈴が裏MVPに選ばれたとはいっても、本格的な役立たずではなかったわ。魔理沙がチームメイトのミスに対して粛清を与えるような真似は行わないような器量を持っているのなら、私もそれにならって素直に罪を認めた美鈴を許す。
それが、キャプテンとしての勤めというものよ」
美鈴「お譲様!!本当に許してくださるんですか!!!」
レミリア「えぇ、今回の失態については許してあげるわ。その変わり…」
美鈴「わかってます!!今後はこんなことが起きないよう頑張らせて……」
レミリア「何を勘違いしているのかしら?」
美鈴「…はっ?」
永琳「まだ、私の戦闘フェイズは終了してないぜ…とでもいうべきかしらね(くすくす)」
レミリア「咲夜、あれを取り出さない」
咲夜「あ、あれですか…えっと…そ……即効魔法『バーサーカーソウル』は…発動!!」
美鈴「えっ?えっ??えっ???」
慧音「説明しよう。『バーサーカーソウルとは自分のガッツを全て消費することで効果を発動させる』」
妹紅「『そして、デッキからモンスターカードを引き続ける限り敵に攻撃を食らわせることができる』」
てゐ「ちなみに、咲夜に手渡したデッキはスカなしの全てモンスターカードにさせてもらってるウサ」
文「ついでに、デッキに仕込んだモンスターカードの総計は大体100万枚ぐらいです」
美鈴「そ、それって……つまり」
レミリア「失態は許すと言っても、弱点を抱えたままでいることに関しては許さないわよ!
よって、今からその苦手とする咲夜からの(気休め程度で)死なない程度に抑えられた攻撃を耐えきることによって弱点を克服しなさい!!」
美鈴「そ、そんな……それって結局許してないに等しいじゃないですか!!
えーりんえーりん助けてえーりん!!!」
永琳「えぇ、死にかけても即座に完治してあげるから安心しなさい」
メディスン「コンパロコンパロー。気付けも用意できてるから魂が抜き出てもこれで安心、魔界神!!」
美鈴「ブルータス!!お前もかぁぁぁ!!!」
神綺「人形とはいえどメディちゃんも結構可愛いよねーありすちゃんがお気に入りそうだし……ありすちゃんが……ありすちゃんが…… orz」
敵チルノ「おーい、おばちゃんいきなりどうしたー?」
敵ザナドゥ「まぁ……いろいろとあれですが、私は止めるつもりありません。
ついでに、貴女方を見てると裁く気力もなくなってきましたので某姉偏愛監督の件は後日改めてにして、そろそろ失礼させてもらいます」
美鈴「えぇぇぇーーー!!最後の頼みな閻魔様!!!慈悲をくd……」
敵ザナドゥ「どやかましぃいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!地獄逝け!!!!!!」
美鈴「アッー! アッー! アッー!」
敵ザナドゥ「ふぅ…やっぱり敵を吹っ飛ばすのは最高のストレス解消ですねぇ……これにて閉館です。またのご来館をお待ちしましょう」
敵チルノ「あー帰るならあたいも一緒に帰るぞー!!」
敵ザナドゥ、敵チルノ。退場
美鈴「………(ピクピク)」
レミリア「とりあえず………メディ、気付けを与えなさい」
メディスン「コンパローコンパロー。毒よ集まれー」
美鈴「………はっ?!ここは……」
咲夜「なんだか閻魔に先起された気もするけど…こちらの準備はとっくに整ってるのだし、そろそろ、逝こうかしら」
美鈴「え、えっと……………とりあえず、遠慮s」
咲夜「ドロー!!モンスターカード!!!」
ちゅどーん
美鈴「ぎゃーーー!!」
咲夜「再びドロー!!モンスターカード!!!」
どかーん
美鈴「ぴぎゃぁぁぁーー!!」
咲夜「再度ドロー!!モンスターカード!!!」
ぴちゅーん
美鈴「ぐふっ」
咲夜「もう一回ドロー!!モンスターカード!!!」
てぃうんてぃうんてぃうん
美鈴「………」
咲夜「まだまだドロー!!モンスターカード!モンスターカード!!モンスターカード!!!モンスターカ…」
文「もうやめてください!美鈴さんのライフはとっくに0です!!」
咲夜「HA☆NA☆SE☆」
永琳「メディ。ブン屋が咲夜を止めてるうちに…」
メディスン「うん、毒よ集まれー」
美鈴「…はっ?!…ここは…」
妹紅「美鈴のリザレクションを確認したぞ」
てゐ「続いてお師匠様特製のエリクサーで全快ウサ」
キラリーン
慧音「元に戻ったことだし、再び同じ歴史を辿るぞ。咲夜、やれ!!」
美鈴「え、えっと……………とりあえず、遠慮s」
咲夜「ドロー!!モンスターカード!!!」
ちゅどーん
美鈴「ぎゃーーー!!」
咲夜「再びドロー!!モンスターカード!!!」
どかーん
美鈴「ぴぎゃぁぁぁーー!!」
咲夜「再度ドロー!!モンスターカード!!!」
以下永遠にエンドレス
レミリア「さて、発表も終わったことだし…あれはいつまで続けさせようかしら」
フラン「とりあえず、ちゅーごくの心が壊れるまでにしよ!!」
レミリア「そうね、あの性根を叩き直すには一度完全に心を破壊してしまった方がよさそうだし…今日はこんなにも月が紅いのだから、その様をじっくり見学していましょう」
神綺「ありすちゃん………私の可愛いありすちゃん……今どこにいるの……(いじいじ)」
その後、紅い月夜の元で散々痛めつけられた門番の行く末を知る者は………誰もいなくなった?
やはり投げっぱなしで一応EDへ続く
2回戦 結果:敗北
vs 天狗のいない12月(天狗無)監督:まとめ人 AWAY戦 2-4 / HOME戦 1-3
2敗で敗北
得点:文(名付けて疾風迅雷1点)・レミリア(マスターオブレッドサン1点)・神綺(魔界神聖1点)
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