試合終了 反省会コーナー
(一回戦 VS紅白魔砲うどみょんスパーク 編)



黒赤マジック 控え室


メリー「お邪魔するわ」


妖夢「ん、マネージャーがなんの用だ?」


霊夢「ちょっとまって!!なに?このコーナーは」


メリー「『黒赤マジック』監督からの手紙を預かってきたの」


メルラン「このチームに監督いたの〜?」


ザナドゥ「えぇ、一応というか全チームに監督というかオーナーはいます。
ここの監督はオーナー兼任というか、チーム編成も作戦指揮も全て選手任せで何一つ監督らしいことしていない人ですが、大会登録とメンバー票作成というオーナーの勤めはしっかり行っているので責任放棄はしてません」


永琳「それで、その監督が今頃何を?」


メリー「なんでも、今回のドキュメンタリー番組の編集を楽にするためと、後大会終了まで何もせずじっとしてるのもあれだから今の状況をそのまま撮影して公開するとかなんとか…」


咲夜「ちょっとまちなさい!あのドキュメンタリー番組はここのオーナーが作成したわけ?!



メリー「そんなこと言ってたけどそれが何か…」


咲夜「うふふふふふ……お譲様をあんな目にあわした犯人その1が意外なとこにいたわね………」


チルノ「だったらあたいの活躍をたくさん描くように伝えろー!!」



永琳「そんなHなことより、うどんげの活躍を強調しまくって編集しなさい!!」



ルナサ「……私も、できるならもう少し目立つように(ぼそ)」


メリー「え、えっと…とりあえず私はこの手紙預かっただけだし…」


リリカ「OK。私が受け取るよ。ちなみにリリカももっと役立つように書くよう伝えてね!」


メリー「(こ、こいつらは…)私はこれで帰るから」


リリーB「…もう帰るのか?」


メリー「設定上、私がここにいるのは夢ということになってるから。
夢のお告げで手紙を受取って届けて目が覚める、という流れでそろそろ目覚めるはずだし」


霊夢「とりあえず、帰る前にあのオーナーへ一言伝えといて………『番組作るならまず、ギャラをよこしなさい!!』と」


メリー「わ、わかったわ…(何故オーナー自身がここに来ないのか、なんとなくわかった気がするわ)」





メリー退場




妖夢「それで、手紙にはなんて書いてるんだ?」



リリカ「えっと……『わはーみんな元気〜?』・・・」


永琳「………Hの気配がぷんぷんするのは気のせいかしら」



リリカ「Hの部分は略してっと……端的にいえば今回の試合で活躍した選手発表をしていくプレイ日記でおなじみのコーナーを真似るみたい」


チルノ「そうかーだったら早く発表しろーあたいがきっとMVPだ!!……MVPってなんだ?」



メルラン「M(マジデ)V(ヴァカナ)P(パンチラ)?」


リリカ「メルラン姉さん…………………」


ザナドゥ「…………まずは発表しましょう。話はそれからです」








MVP:まぁ2点取った妖夢でいいんじゃない?



妖夢「『まぁ』とはなんだ!!『まぁ』とは!!!」



ザナドゥ「落ち着きなさいハマーD妖夢!手紙に突っ込み入れても仕方ありません!!」


リリカ「えっと、続きで『シュート決定率はいまいちだけど、俊足によるカウンターアタックで敵の捕捉される前にシュート持ち込んでたからこれが決めてでMVPね』だってさ」


ザナドゥ「相手に攻めさせて前のめりにしてからのカウンター攻撃。やはり、この作戦は幸を成したようですね」



リリカ「守備中心の陣形で固めてるからそう簡単には抜かせないし」


リリーB「……傍から見ると、完全集団リンチ(汗)」


妖夢「お前らが頑張ってくれるからな。だから私も後衛からパスが届くと信じて待つこともできる」


ザナドゥ「そのとおりです。まずは仲間を信頼することなんです!
そして、自分の仕事をしっかり認識することなんですよ!
貴女はシュートではなくその俊足による直線的な剛の突破力が持ち味なんですから、それをまずは自覚するべきなんです!!」


妖夢「そうか…だからオーソドックスからカウンター狙いのカテナチオを提案したのか」


ザナドゥ「カテナチオ自体はリリーBの負担を減らすためでもありますが…」


リリカ「とにかく、まずは自分の役目をこなす。とりあえずこなしていればいらない子扱いもされないはず…たぶん」











技能賞:頼れる○○ド長の咲夜さん!!ミスディレクション強すぎ!!!

 



咲夜「ニヤリ」


永琳「クッ…」


霊夢「ちなみに続きで『でも、取った後のパスで敵にあっさりカットされるのは勘弁ね〜』よ」


永琳「…プッ」


咲夜「………」


メルラン「一波乱が起きそうだし次行こ、次」


霊夢「あんたら、喧嘩というかライジングゲームするなら外でやってね」










敢闘賞:……………………とりあえず零距離夢想天生をこぼれ球にしたリリーBで


 






チルノ「なにィィィィィ!!!!!!
必殺使っても黒いののボレーをはじいたり、ただのシュートごときを止められなかったのになんでだー!!!!!」


  


リリーB「………身体があちこち痛い…」


ザナドゥ「やっぱり、完全オーバーワークですよ。完全に調整ミスですね」


ルナサ「これは、あれと同じ。ガモウ監督の猛特訓を受けたワールドユースの一次予選前な全日本選手陣と同じ状況」


妖夢「…………」


リリーB「………大丈夫…夢想天生を前にしたとき…なぜか頭に浮かんだ言葉……S(スーパー)B(ブラック)G(ゴール)K(キーパー)と叫んだら…いつも以上の力がみなぎった。
それに…しばらく日数開く……次までに体調…整える」



ザナドゥ「その心意気は立派ですが、貴女にも仲間がいるのです!」


ルナサ「その通り、私達三姉妹も中盤で敵に素早くチェックをかける。
私達も後ろにメイド長と裁判長が控えているという安心感があるから思い切った行動も取れる……」




チルノ「ていうか、あたいを無視するなぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」



リリカ「そういうわけだから頼りにしてるよ。メイド長と裁判長より後ろにいるさいきょーの捨て駒壁妖精チルノ様!!



チルノ「あぁ、まかせとけー!!なんたって、あたいはさいきょーだからどんなシュートも防いでやるー!!!」


リリカ「(にやりと笑いながらリリーBに向かって)(  ̄ω ̄)b」


ルナサ「わが妹ながら、見事な手腕……」


ザナドゥ「馬鹿とHは使いようですね」


妖夢「………その…無理しない程度に頑張ってくれ」











ムカつく奴で賞:霊夢。夢想天生はいいとして自動カットを軒並み成功させるなー!!
 


 

 

霊夢「なんでよ!!絶対メディでしょ!!!」


メルラン「メディと接触したのは霊夢だけだったし」




霊夢「だったらあんたも一度あのポイズンブレスを食らってみなさいよ!
私はアレを2回もぶつけられたのよ!!
猛毒状態に侵されて死にかけたのよ!!!」



メルラン「それゲームシステム違うというか、さぼる口実ぽ」


霊夢「いいじゃないの。アレ食らったらガッツと一緒に高揚ポイントも下げられるのよ!!やる気もなくなるわよ」



妖夢「そうか…だったら今度からは食らったら少しを入れてやろうと思うがいいか?」


ザナドゥ「許可しますが、どうせやるなら小町も一緒にお願いします」


ルナサ「霊夢にカットされてるのは全部メイド長のパスだが、それについては無視…?」









裏MVP:まぁ今回は該当者なしにしとこ。ただ〜し、次はないぞ!!うどんげ〜〜!!


うどんげ「うふふふふふ〜〜うふふふふふふ〜〜〜〜〜〜」


永琳「大丈夫よ、うどんげ!!きっと明日は明るい日が来るはずよ!!!






師弟コンビ以外「……………(別の意味で明るい日になりそうな気もするが、まぁいっか)」














おまけショートコント

(チーム編成中や執筆中に頭の中で浮かんだくだらないネタ)


ハーフタイム中 その1


咲夜「……」←(ガッツ0)


ルナサ「……何を見ている?ガッツを消耗してるなら、まずは水分補給をして……」


(っと咲夜の手元を覗き込むルナサが見た物は「『頑張れ咲夜』と書かれたれみりゃプロマイド写真」)


咲夜「……お譲様…咲夜は頑張ります……この命が尽きるまで(はぁはぁ)」 



ピロリーン♪ 咲夜のガッツが9999回復した。



ルナサ「…………いま必要なのは水分より鎮静剤と増血剤
とりあえず鬱の演奏で煩悩を鎮めておこう(ちゃらりら〜♪)」






ハーフタイム中 その2



リリーB「(確かに私はガッツがほとんど残っている。
でも妖夢の山籠りの修行に付き合ってた反動で身体のあちこちを包帯代わりのさらしでぐるぐる巻きな状態だ。
万全な体調ではない、それなのに……)」


霊夢「あ〜そうそう。そこよそこ!そこをもっと力を入れてもむのよ」


リリーB「………(ぎゅむぎゅむと霊夢の上に乗っかってマッサージ中)」


霊夢「何よ、その不満そうな顔は!!あんたはボールが全く飛んでこなかったからガッツ消費してないんでしょ!!!
私は2発も夢想天生撃ってガッツ空っぽなのよ!!!
さらしも付けてるんだし、少しはその余剰ガッツを私のために貢献しなさいよ!!!!


リリーB「………承知した(涙)」








正解は上上下下左右左右BA


うどんげ「うさぎがぴょ〜〜〜〜ん。ゴールメガンテマシグラー」


妖夢「……一つ聞くが、なぜこんな状態でも赤眼開花のタイミングを合わせろといった命令は聞いてくれるんだ?」


永琳「あぁ、それは言うことを聞かないウサギ用に与える薬も一緒に投与したからよ。
これを飲めば自爆以外の命令なら大抵聞くわ




妖夢「……」


霊夢「……」


咲夜「……」


ザナドゥ「……」


ルナサ「……」


メルラン「……」


リリカ「……」


リリーB「……」


チルノ「自爆ってあれかー?上上下下LRLRBA


永琳「それはパワーアップコマンドよ。
ちなみにそれ使えば5分間だけ最低でも各ステータスが20上昇するわ」


妖夢「まて!Hがなぜそんなことを知ってるんだ?!」


ルナサ「むしろ、そのパワーアップはただの決死結界……」


霊夢「というか、そんな危ない薬調合するな!!」



ザナドゥ「その通り、そんな薬を開発するなんてけしからんことこの上ありません!
罪を不問にしてあげますから、私にもその薬を分けなさい!!!



リリーB「……えーき様…薬、部下に使う気満々(汗)」


咲夜「甘いわ、ここは『殺してでも奪い取る』よ!!!」



リリカ「ここは狡猾な三女にお任せー!!特技、ぶんどる!!!


メルラン「ξ・∀・)めるぽ」


永琳「ちょ、ちょっと。ナニヲスルキサマラアー」




………ピチューン





追伸:ついカッとなってやってしまった。今では後悔しているかもしれない。



2回戦へ続く




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