現在地:冥界の白玉楼





カナ「やった!!忘れ去られずに後半のED収録が始まったわ!!!」



アリス「でも、はじまったはいいけど……やっぱり魔理沙はいないのね」


紫「チームをほったらかしにするなんて無責任なキャプテンだこと」


ユキ「無責任って、自分で予選終了後にキャプテンをスキマ送りの強制送還したくせに」



マイ「もしかしてボケた?(さすが加齢臭な妖怪だな)」



紫「ふふ……貴女もスキマツアーがご希望かしら、この虫けらが(ギリギリ)」



幽々子「はいはい、そこまでよ(ぺちっ)」


パチュリー「ゼフのメルランは来てくれたはいいけど、魔理沙は無理だったみたいね」


ルナサ「魔理沙は『嫁カップ』のキャプテン」


リリカ「向こうの本部でもいろいろとやることありそうだよね」


黒メルラン「とりあえず、皆お疲れ様ξ・∀・)ぽ」


ゼフメルラン「そしてただいま〜ξ・∀・)ぽ」


リリーW「カメラさんの予定も詰まっているようですし〜私達ではじめちゃいましょう〜」


リリーB「魔理沙…後で来ると思うから…アリス、元気だす」


アリス「………べ、別に…魔理沙なんか来なくても…………魔理沙…魔理沙……」


ルナサ「チャラリラ〜♪(山下達郎のクリスマスイブを演奏中)」


黒メルラン「お姉ちゃん、何追い打ちかけてるの?」


ルナサ「……なんとなく」



アリス「うぅぅぅ……せっかくのクリスマスなのに一人きり……魔理沙…魔理沙」


リリカ「あーもうだめ。ルナサ姉さんの演奏ですっかり捕らわれちゃってる。もう脱出無理」


カナ「…一つ聞くけど、ルナサってアリスに何か恨みでもあるの?」


ルナサ「………(チャラリラ〜)」


ユキ「その沈黙は一体…」


マイ「何考えてるかさっぱりわからない(表情もポーカーフェイスを徹底してやがるし、マヂで何考えてるかわからん!!)」


パチュリー「とにかく、撮影時間も限られているらしいからこの場は私が仕切るわよ。まず…クリスマスイブ杯お疲れ様。結果については…守備はまぁ合格点ね。ただ、敵のあらゆる攻撃に対応という合理性を追及した結果一点突破型にはもろいという欠点が浮上したわ。いくら大抵のシュートを止めてくれるGKを置いているとはいえ、GKの守備力のみに頼るのは危険なのでまず守備ラインの改良案として『デッドトライアングルアタックゾーン』もしくは『ジェットストリームアタックゾーン』を提案するわよ。この案はゼフのパチュリーと共に考案した『パチュリーズゾーンプレス』に代わる新しい戦術案でまだ問題点が多数残る未完成だけど完成させたら通常のサッカー戦術を根本から覆しかねない画期的な戦術としてこの東方サッカー界に旋風を巻き起こすこと間違いなしと…(くどくどくどくど)」


紫「あの説明魔はほっといて、私達だけで進めましょうかしら」


幽々子「そうね〜まずは乾杯とでもしましょうか〜妖夢〜何か持ってきてくれないかしら〜」


ルナサ「妖夢は『嫁カップ』に出向いていない…」


幽々子「あら〜そうだったの。私を放っておいて出かけるなんていけない子ね〜」


リリカ「先日、しっかりお別れの挨拶して出ていったのに」



黒メルラン「うんうん。しかも冷蔵庫に不在の間に食べてもらうカロリー計算された食事や着換えやらをしっかり用意して出ていったわよね〜」



ユキ「やっぱり亡霊嬢もボケてるっていう噂は本当だったんだ」



マイ「ん・・・本当だと思う(やっぱり年なんだろうなぁ……)」



幽々子「ふふ………子供だから多少の暴言は許してあげるけど、あまりおいたが過ぎたら三途の川での石積み遊びを行ってもらうわよ〜」



カナ「それって言い方はマイルドだけど、殺すっと脅してるんじゃ…」



リリーW「というより〜キャプテン不在で副キャプテンが話に夢中で〜話が進みませんよ〜」


ルナサ「ちなみに、ブラックは真面目にパチュリーの話に耳を傾けている」


ゼフメルラン「となると、次に司会での白羽の矢が立つのは〜」


カナ「ふふ…ここは私の出番よね」


黒メルラン「ホワイトが適任ξ・∀・)ぽ」


リリーW「え〜私ですか〜?」



カナ「な、なんでそうなるの?!」



紫「なぜそうなるも何も、ただの必然よ」



幽々子「そうね〜魔理沙はいない。パチュリーは話に夢中でブラックはパチュリーの相手してる。アリスはヘルナンデス君だし」


ルナサ「紫と幽々子はいつも裏方にまわって仕切ることはしない…」


黒メルラン「私達は元から参戦してないからここを仕切るのは不適合」


リリカ「となると、残った面子で上手く仕切れそうなのって言ったら癒し系白姉様と同じ存在ということでホワイトしかいないじゃん」


ユキ「そうかな〜私はカナでもいけると思うんだけど……」



マイ「いや、どっちかというとホワイトの方がいいと思う(どっち選んでも大差ないんだが、まぁカナに比べたらホワイトの方がまだいいよな)」



リリーW「わかりました〜では私が仕切ってみます〜が……まず、何をすればいいんでしょうか〜?」


カナ「ほらほら、こんな万年頭が春というめでたいのが仕切るよりもオマケ連合キャプテンにもなったことがある私が仕切った方が…」


紫「そうねぇ、出発前と同じように皆それぞれ大会を振り返っての感想をのべるっでいいんじゃないかしら?」


幽々子「皆それぞれ思うところがあると思うし、その思いを発表していって今後の目標を立てていけばいいと思うわよ〜」


リリーW「わかりました〜ではそうします〜」


カナ「私の意見は黙殺かよ……orz」


マイ「カナの扱いなんてオマ連をはじめどこも似たようなもの(むしろ、他はもっと酷そうだしな)」



ユキ「そうそう、だからあまり気にすることないって」


リリーW「それに〜カナさんは頑張ってたじゃないですか〜」


ゼフメルラン「そうそう!それに、少なくとも私はここのカナをヘタレって言うのは控えるよ〜!!」



カナ「うぅぅ…ありがとう……人の情けってこんなに暖かいものなのね……」


リリーW「では〜丁度いいのでカナさんから逝ってみましょう〜『クリスマスイブ杯』を終えての感想をどうぞ〜なのですよ〜」



カナ「『偶然カップファイナル〜』でもそうだったように、私は『クリスマスイブ杯』でも結果を残して勝ち組となったわ!!
だから…もう誰も私を負け組のおまけなんて言わせないわよ!!!



ルナサ「そして、次の大会ではその満たされた心のせいで……」


黒メルラン「恨みを忘れて『怨念の力』を失い〜」



リリカ「役立たずに逆戻り〜ってとこかな?」



リリーB「まさに悪循環」


紫「あら、お話はもういいのかしら」


リリーB「いいも何も…付き合いきれない(汗)だから…アリスと蓬莱人形を身代わりして…逃げてきた」


ユキ「っということは……」



マイ「あの紫モヤシは人形とヘルナンデス君相手に会話してることになる(傍から見ると完全危ない奴だな)」



リリーW「まぁ〜あれはほうっておいて私達は私達で進めちゃいましょ〜う」


リリーB「ホワイトの言うとおり…私達は私達で進めるべき。あと、手伝う」


リリーW「では〜お姉ちゃんの言うとおり〜手伝ってもらいながら次へ進みましょう〜次は〜」



ユキ「次は私達!私達が行くよ!!」



マイ「ユキがそういうなら(威勢あるのはいいことなんだが、あまり変なこと言って私に恥かかせるのだけはやめろよ)」


リリーB「…なら、ユキマイ」


リリーW「ですね〜ではおねがいしま〜す」


ユキ「よし、私達はMVPや出発前に立てた目標…1試合どころか全試合通して1点も取れなかったけど……次は」



マイ「必ず1点取って…敢闘賞ではなくMVPを取る(せっかくだし、ユキの援護してみるか)」



ユキ「マイの言うとおり、今度こそ…マイと一緒に1点取ってみせるよ!!



マイ「後…次はなるべくGKが柔らかいのを希望(もうGK硬いとこ勘弁な)」


ルナサ「それなら、『そーなのかー杯』辺りがいいかも」


紫「そうねぇ、確かあそこのキーパーは名無し限定だったはずよ」


黒メルラン「名無しキーパーならお姉ちゃんホワイト普通なシュート程度でもあっさり入っちゃうぐらい柔らかいし」


リリカ「なんといっても、あのファルコン得点王になれるぐらいだからお勧めかもね」



リリーW「ですね〜あのファルコンさんが得点王になれるぐらい名無しのキーパーは柔らかなのですよ〜」



リリーB「『そーなのかー杯』お勧め…いい?」


カナ「本人が出たいっていうならいいんじゃないの?」


ユキ「ねぇマイ聞いた?だったら次はその『そーなのかー杯』にでてみよ!!」


マイ「ん…ユキがそういうなら次の目標を『そーなのかー杯』に(しかし、なんだか嫌な予感がするんだが…まぁ気のせいにするか)」


リリーW「では〜雪国舞茸の次は〜」


リリーB「ゼフメルラン…で」


ゼフメルラン「私の番ぽ?」


リリーW「ですよ〜」


黒メルラン「私の代わりとしての出場だったけどどうだった〜?」



ゼフメルラン「私もユキマイと一緒で得点できなかったけど、敢闘賞は取れたしなんとかH監督を見返すことはできた…のかな?」



リリーW「そういえば〜ゼフのH監督さんは」


リリーB「変貌してた」


ルナサ「しかも、気持ち悪いぐらいに品がよくなって」


黒メルラン「礼儀正しい名監督っぽくなってたよね〜」


リリカ「まるで何か裏があるのか疑ってみたけど」



ゼフメルラン「箸休め杯の采配に失敗して惨敗という、いつもどおりの監督だったよ〜」



カナ「そういえばゼフのメルラン、箸休め杯での得点おめでとう!!




ゼフメルラン「ありがとー。でも、私が得点できたのは、別れ際にカナが応援してくれたからだし、何より得点できたのはお姉ちゃんやリリカちゃん他ゼフ皆の力のおかげξ・∀・)ぽ」



カナ「それでもメルランが入れたのは代わりないわよ」


ユキ「うんうん、公式記録でもメルランが点を入れたことになってるんだし、私達も負けずに!」



マイ「次の大会で絶対点を取る!!(ξ・∀・)なんかに先起されるなんか屈辱だからな!!)」



リリーW「では次〜」


リリーB「西行コンビ」


紫「取られた点は2点で防御率に変換させたら0.66。出発前の宣言通り、ほとんどのシュートを遮断してあげたわ」


幽々子「私も、お弁当を我慢したことだし〜きっと目標はクリアーした事間違いなしかしらね〜」


ルナサ「目標はクリアーしてるといっても」


黒メルラン「その後が問題ξ・∀・)ぽ」



リリカ「妖夢不在の間に以前と同じような食べ散らかし行ったら絶対リバウンドくるだろうし」



ルナサ「そうならぬよう、妖夢は万全の態勢を整えてくれた」


黒メルラン「だから、私達は幽々子の暴走なだめ役として」


リリカ「経過を見守るだけ…でいいんだよね?」


ルナサ「一応そうだが…まぁ時々鬱の演奏をして気分を宥めさせるぐらいはしておこう」


紫「ということで私達の番はおしまいよ」


リリーW「もういいのですか〜?」


幽々子「私達はあまりドキュメンタリーに興味ないから、これでいいのよ」


紫「それに、時間もないのでしょうから時間切れにならないうちにさっさと次行きなさい」


リリーW「では〜次は…お姉ちゃん〜私達の番ですかね〜」


リリーB「でいいと思う」



リリーW「では〜私は一言で〜『クリスマスイブ杯でも春が伝えられて満足なのです〜♪』



リリーB「私は…SBGKの声がないせいか『偶然F』みたいな活躍できなかった……だから次は……」



紫「だめよ、SBGKなんかの力をあてにしちゃ」


幽々子「そうそう、あまり余所の力をアテにすると貴女の自我を乗っ取られて消されちゃうわよ



リリーB「………そーなのか?」


カナ「そうよ!!ブラックだってきっとそのうち私の『怨念の力』みたいな能力を身に付けることだってあるんだし」



紫「焦らなくても時期がくれば覚醒するのだから、今はいつもどおりにふるまっていなさい」



リリーW「活躍できなくてもいいので〜お姉ちゃんはお姉ちゃんのままでいてほしいのです〜」


リリーB「ホワイト……わかった…以後はもう……SBGKの力に頼らない」


リリーW「お願いですよ〜約束です〜」


リリーB「約束…する…SBGKの声…以後は聞かないよう封印する」


カナ「ところでSBGKの声が聞こえなくなってる原因って」


ユキ「最近SBGKのコピーみたいなブラックが現れたのと関係あるのかな?」



マイ「なんとなく関係ありそうだが…実際は?(トボケたらジューダスストームな)」


紫「私に振られても、知らないものは知らないわ。というより、余所のことなんだから向こうに直接聞かない限りは答えられないわよ」


マイ「………本当にわからない?」


紫「推測すれば、あれが避雷針となってると考えられるけど…確証を得たいなら向こうの監督か私辺りにでも聞くしかないわ。
だから、ぶっそうなこと考えるより先に接触を図ることを考えなさい」



幽々子「そうそう。最近オープンした酒場のおかげで他の幻想郷との交流や接触は簡単になってるのだし、気になるならそこへ逝ってみるといいわよ」


ユキ「じゃぁ、これ終わったら行ってみよっか」



マイ「わかったけど…いくならギャラもらってからで(いくらなんでも、無一文なんかでいくと追い出される小間使いにされるじゃねーか!!)」



リリーW「では〜次はマスブレトリオなんですが〜」


リリーB「無理」


カナ「さすがに、あれは声かけられないわよね」


ルナサ「というより、あそこの一角だけ変な壁が現れて」


黒メルラン「全ての外界情報がシャッターアウトされちゃって〜」


リリカ「もうあっちの世界に逝っちゃってるね」


ユキ「じゃぁスキマ妖怪に頼めばいいじゃない」


マイ「スキマ、いつもの通り任せた」


紫「実はいうとお手上げ状態なのよね。何せ今の時期はいつも冬眠して力を蓄えている時な上に、大会でなけなしの力を使い切ったみたいで出力不足もあって解除できないのよ」


幽々子「私も結界や壁については専門外だからちんどん屋さんがどうにもできない問題なら私も無理ね〜」


リリーW「これは困りましたね〜となると…やっぱりあの壁を壊せるのは」


リリーB「やっぱり魔理沙だけ…」


























どっかーーーーーん☆





















カナ「っと噂したら…」


ゼフメルラン「本人が降臨したξ・∀・)ぽ」







ユキ「……しかも、超高速のブレイジングスターで」








  






マイ「吹っ飛んだ(どこかの歌みたいに扉ブッ壊しやがったぞ、おい)」



魔理沙「あたたたたた……せっかくのED収録なのに私抜きで始めてるなんか酷過ぎだぜ」


アリス「な、何言ってるのよ!指定されてた時間に来ない方が悪いんでしょうが」



魔理沙「それはわかってるんだが、私だって都合っていうものがあるんだぜ!!もう少しそれを考慮してくれないと困るぜ」



アリス「こ、考慮なら…私にも…じゃなくって、カメラにも考慮してあげなさいよ!
今はあちらこちらで撮影があるから遅らせることが…で、できないのよ!!

だから罰として…罰として…」



魔理沙「それはいいから早くどいてやれ!!下のパチュリーが潰れてるぜ!!!



パチュリー「むきゅ〜〜〜」


ルナサ「とりあえず、さすが魔理沙…」



黒メルラン「二人の壁を完璧なまでに粉砕したわよ〜」



リリカ「そこに痺れる憧れるぅ〜♪


リリーW「とりあえず、丁度いい時に来ました〜テープの残りは少ないですが〜まだ時間はありますので〜」


リリーB「大会を終えての……コメントを」


魔理沙「あ、ああ…そうか、今撮影中だったんだよな…とりあえず、皆に言えることは大会お疲れ様だぜ!!後、途中で抜けてしまったことについては」


ユキ「私達が無理やり送り出したようなものだから、謝る必要ないよ」


マイ「ん…ユキの言うとおりだから(実際無理やり送ったのはスキマだけなんだけどな)」


魔理沙「そ、そうか…でもやっぱり謝らせてもらうぜ」


リリーB「そんなことより…大会について」


魔理沙「大会かぁ…反省後悔なら腐るほどでてくるんだが、終わったことについてとやかく言うつもりはないぜ。
それに、今回の大会で皆いろいろなことを学んだはずだろ」



パチュリー「ゲホゲホッ…うぅ、肺が潰れるかと思ったけど…私もこの大会にでてよかったわ。図書館の中で引きこもってる中では到底学べないこと発見が多数あったから、次に繋げるためにも私はこれからそれらをまとめることにするわ」



アリス「わ、私は…魔理沙に誘われて仕方なくの参戦だったけど…その……私がいないとマスターブレードが使えないんだから、私の力が必要だったら呼びなさい!!仕方なく、付き合ってあげるから!!



パチュリー「もちろん、私の力も必要なら協力するから呼ぶといいわ」



魔理沙「あぁ、アリスやパチュリーもだけど…皆も頼りにしてるからな!!
だから、また機会があれば皆で暴れようぜ!!!



カナ「当然よ!!」



ユキ「言われるまでもなく!!」



マイ「暴れるつもり!!(いろいろな意味でな)」



リリーW「はい〜次にまた参加するようでしたら〜お姉ちゃんと一緒に〜」


リリーB「協力…する」


紫「私も、冬の間は少し厳しいけど暖かくなってきたら付き合ってあげるわ」


幽々子「私も付き合ってあげるわよ〜どうせ紫をGKで使うなら私も一緒でないといけないんだし」


ルナサ「もちろん」


黒メルラン「私達も〜」


リリカ「付き合うから」


ゼフメルラン「私も武者修行としてまた来させてもらってもいい?」


魔理沙「武者修行でなくっても遊びに来るのは歓迎だぜ」


パチュリー「ゼフは個人的な付き合いもあるし、チーム交流を行うのもよさそうね」



アリス「監督がちょっとアレだけど、ゼフのチームの皆と宴会なんかもして親交を深めるのも……でもってダブル魔理沙に囲まれた状態で……うふ、うふ、うふふふふふふふふ…………



魔理沙「っとまぁ、いきなり来たばかりだったんで勝手がわからないんだが、こんなものでいいか?」


リリーW「はい〜充分ですよ〜」


リリーB「むしろ、さすが真キャプテン



ユキ「バラバラだったチーム一瞬でまとめあげるなんてさすがとしか言いようがないよね」



マイ「確かに(やっぱり、この黒いのをキャプテンの座から引きずり落とすのだけは無理だよなぁ…)」


魔理沙「……あんな大失態犯したのに、皆は私をまだキャプテンとして私を見てくれるのか?」


カナ「うん、魔理沙こそが『黒赤マジック』のキャプテンだけど…何泣いてるの?」



魔理沙「い、いや…ちょっと向こう散々な扱いを受けてきたとこだったんで少し自分の意義に疑問を感じかけてたんだが……」



パチュリー「向こうで何があったのかわからないけど、レミィ達を含む幻想郷の皆魔理沙が『黒赤マジック』の真のキャプテンと認識してるのは確かよ」



アリス「そうよ!『黒赤マジック』の代表として『嫁カップ』のキャプテンに任命されたんだから…もっとしっかりしてくれないと、私達まで格下扱いになって困るじゃないの!!



魔理沙「そうか…そうだよな……私はなんだかんだいってもてもキャプテンだったんだな……しかも、『黒赤マジック』を代表するキャプテンなんだよな…」



紫「本当に何があったのかわからないけど、キャプテンならキャプテンらしく」


魔理沙「そういやスキマ、先日神社へ放りだしてくれたお礼してやらないといけなかったぜ」



紫「あらあら、私はただ神社へ送りとばしただけでお礼言われることは」





魔理沙「よくまぁスキマの出口をご丁寧に魅魔様の頭上に設定してくれたなぁ!!
おかげで私は
トワイライトスパーク直撃なんていう散々な目にあわされたんだぜ!!」





紫「散々っていつものことじゃないの」



ユキ「うん、キャプテンとしてのカリスマは認めるけど散々な目にあうのはいつものことだよね」



マイ「だな(てか、ユキも言うようになったなぁ)」


リリーW「っというわけですよ〜それが運命なんですから〜」



リリーB「諦めるがいい…と思う」



魔理沙「………皆…本当に私をキャプテンと思ってくれてるのか……orz」


パチュリー「はぁ…魔理沙にはもう少し精神力をつけてもらわないと先行き不安だわ」


アリス「魔理沙のこともだけど…パチュリーもパチュリーで体力もっとつけた方がいいわよ」


パチュリー「言うわねぇ、そういうアリスは少し妄想癖を直しなさい」


アリス「なっ、いつ私が妄想なんてものを……」



パチュリー「まぁいいわ…皆もこの大会でそれぞれ弱点課題が見つかったのでしょ」



ユキ「うん、私達もここまでフル出場したの初めてだったし、今度はコンビプレイの強化だよね」



マイ「ん、私達は二人で一人だし(認めたくないんだが、私もユキの力が必要だしなぁ…)」



リリーW「私は〜春を伝えながら皆にパスを送る程度しかできませんが〜」



リリーB「ホワイトの分、私が頑張って補う……私達も二人で一人



リリーW「です〜お姉ちゃんの足を引っ張らないように努力します〜」


カナ「わ、私は…次は………その…虹河三姉妹との喧嘩はやめて一緒に出てみようかなっと思ってるんだけど」


ルナサ「カナの加入は構わない」


黒メルラン「次は騒霊4人による」



リリカ「ラ・オルケスタを披露だね」



パチュリー「そうよ。皆それぞれ課題に沿って弱点を克服するなりコンビプレイを強化するなりして力を蓄えましょ。そして…」



アリス「次こそ…優勝ね」



魔理沙「優勝は萃香に先越されちまったが、私達もいつかは優勝を掴むぜ!!




紫「思ったより、復活早いわねぇ」




魔理沙「いくら最近私のカリスマ暴落が目立っても、それはそれだぜ!!
とにかく、今までこんな私に付き合って参戦してくれた『クリスマスイブ杯』はもう終わったんだ!!
名残惜しいといえば嘘になるが、
先へと進むためにも『黒赤マジック「X」』組は今を持って解散だ!!
皆、また次の大会で会おうぜぇぇぇぇぇぇぇ!!!
















全員「おぉぉ!!」


























こうして、クリスマスイブ杯に出陣した『黒赤マジック「X」』組の挑戦は予選敗退で終わった。
だが、魔理沙達は諦めない。例え、優勝という栄光を掴んだとしても『黒赤マジック』の挑戦は止まらない……





そう、そこにサッカーボールとライバル達が居る限り……






彼女達は未来永劫、サッカーボールを蹴り続けるだろう………

















終わり



















■ 黒赤マジック「X」 戦歴

予選
vs 紅の咲く夜(紅夜)監督:Syun   2-1
vs RED PL@NET(R・P)監督:霜月教授   0-1
vs 鬼餓delic(H)(ラス殺)監督:EWAIZ   3-0



総得点5 総失点2


成績:2勝1敗(予選敗退)
得点:魔理沙(マスタースパーク 3点)・パチュリー(ロイヤルフレア 2点)・アリス(強烈シュート 1点)






戻る