試合終了 反省会コーナー
(予選2回戦 VS RED PL@NET 編)



黒赤マジック 控え室





魔理沙「ふぅ…負けちまったぜ」


パチュリー「……負けちまったぜ…ね」


アリス「……えぇ、負けちまったぜ…ね」


リリーW「負けたですよ〜」


リリーB「……負け」


ユキ「……負けちゃったね、マイ」


マイ「……負けたね、ユキ(………)」


カナ「……負けね」


ゼフメルラン「……負けたξ・∀・)ぽ」


魔理沙「………おぃ、皆どうしたんだ?いくら負けたとはいえ元気だそーぜ」


紫「元気をだせと言われてもねぇ」


幽々子「そうね〜今回ばかりは難しいわよ〜〜」


魔理沙「まぁ…確かにそうかもしれないんだけどな」


アリス「とりあえず魔理沙、これが今回の手紙よ。後……」


魔理沙「おっ、そうか。ありがとな…………ってアリス、どうかしたのか?」


アリス「……べっ、別に…なんでもないわ」


魔理沙「……おかしな奴だな?」


リリーW「春ですよ〜♪」


リリーB「…春満開」


パチュリー「どこが春かはあえて伏せさせてもらうけど、私としてはそっちに突っ込みたいわ」


カナ「そうよね、私も少し気になってるわ」


ユキ「気になるというより…」


マイ「大丈夫かと問いたい(まぁあくまで聞くだけなんだが)」


ゼフメルラン「後、その組み合わせは一体何のためぽ?」



敵中国「そんなの、こっちが聞きたいぐらいですよ〜!!」



敵咲夜「お譲様達が行方不明だから探しに来ただけよ。こちらには本当に来てないのかしら?」


パチュリー「少なくともそっちのレミィ達が来た形跡はないわ」


紫「えぇ、確かにそちらのレミリアとフランはこの控え室に足を踏み入れてはいないわね〜(くすくす)」


敵咲夜「………ちなみに、試合後のお譲様の顔はみたのかしら?」


紫「一応試合後に顔は見たわね。ただ、行き先までは知らないわ」


敵咲夜「………貴女、もしや……」


紫「少なくとも嘘は言っていないのだけど、何のことかしら?」


幽々子「と、いうわけで?今回のゲストは貴女達二人ということでいいかしら〜?」


敵中国「ゲストって…早くお譲様達を見つけ出さないと(私が)危ないから咲夜さんもそんなスキマと亡霊に関わってないで早く外に…(ガチャガチャ)……あれ、ドアが開きません?」


紫「残念だけど、ドアはロックさせてもらったわ」



敵咲夜「スキマ妖怪、私達をこんなとこに閉じ込めて何がしたいのよ!!」



紫「そうね〜何が目的かしら」


パチュリー「『黒赤の掟その34 反省会コーナーには常に敵チームからゲスト2名以上を呼びだすこと。なお、呼びだし方法は手段を選ぶな』
…だから少しの間、付き合ってもらえないかしら?」


魔理沙「いつもは向こうから勝手に来るパターンが多いしこんな強引にやる必要もないんだが、今回はスキマの気まぐれ的な悪ふざけが入ってるだけでそんなに警戒する必要ないぜ」


敵中国「敵陣の真っ只中に閉じ込められて、警戒するなという方が無理ありすぎですよ〜」


魔理沙「確かにそうだな。じゃっ、ささっと発表を行ってロックを解除させてやるとするか」
















MVP:まっぷたつの剣がなくとも怨念の力は健在?! 乱数の神をも味方につけるカナ!!



カナ「くっくっくっく…これが私の『怨念の力』よ!!」


魔理沙「なんていうか……信じられねーぜ」


パチュリー「乱数っていうレベルじゃないわよ、これは」











アリス「まさか…まさか……フランのスターボウブレイク完全ブロックなんて……」






紫「もうジャックが夢想天生ワンハンドキャッチに匹敵する奇跡ね」



ユキ「もしくは名無しのパス萃香が吹っ飛ぶぐらいの奇跡?」



マイ「レミリアのPA外レッドサンレベル差10以上のSGGK(スーパーグレートゴールキーパー)を貫く確立でもいけるはず」




敵咲夜「ふふふ…さりげなくお譲様を愚弄するなんていい度胸じゃないの」


幽々子「こらこら〜子供の言うことなんだし抑えなさ〜い」


敵中国「そ、そうですよ。相手は子供なんですから」


敵咲夜「そ、そうね…相手は子供なんだし、なによりあの容姿はお譲様にクリソツ……」


マイ「…(ニヤリ)」














敵咲夜「ブッコロス!!」



















敵中国「あぁぁーーー咲夜さん落ち着いてくださぁぁぁぁぁい!!!」










ゼフメルラン「(阿鼻叫喚な後ろを無視しつつ)むしろ、これはもうあれ!ドーピング疑惑を疑うべきなのよ〜!!」




カナ「だから、これが私の実力だって言ってるでしょうが〜〜!!!」





魔理沙「…まぁ、『RSN杯2nd』での魅魔様『お遊び杯』での萃香の件もあるし、あながち嘘とは言い切れないと思うぜ」



リリーW「ですよ〜『お遊び杯』でのファルコン偽ファルコンでしたから〜きっとあれなのですよ〜」



リリーB「カリスマ姉と同じ…『訓練されたカナ』




パチュリー「ご都合主義といえばそれまでだけど、説明がつけられない今はそういうことにしておきましょうかしら」
















技能賞:グレードダウンはしたけど無難に活躍する上海  というか人形たち



アリス「グレードダウンしたはいいとして…なんで人形たちになるのかしら……」


パチュリー「ほとんど人形にプレイさせてるからでしょ」


魔理沙「でもまぁ、上海だろうが蓬莱だろうがアリスの手柄になるのには変わりないし気にすることないぜ。というわけでおめでとーだぜ。アリス」


アリス「あ、ありがと…で、でも…獲得は当然なんだしうれしくないんだから…ね!!



ゼフメルラン「つんでれわしょーい」


リリーW「春ですよ〜♪」
















敢闘賞:後少しで入ってた…かもしれないということでユキマイコンビ



ユキ「やった!私達が入ったわ!!!」


マイ「…入ったね(どうせ消去法な受賞なのに、よく喜べるよなぁ)」


紫「ふふ……心の中はどうであれ、素直に喜びなさいよ」


幽々子「そうよ〜子供なんだし素直によろこびなさ〜い」


マイ「?!(こいつら…もしかして心の中を見透かしてる?!)」



ユキ「そうそう、マイ!一緒に喜ぼう!!!」



マイ「…一緒に…万歳しよっか(…まぁ、ユキがあんなに喜ぶから仕方なく一緒に喜ぶ振りをするか…あくまで振りを)」



幽々子「うふふ…なんだかんだいって二人とも子供よね〜」


紫「そうねぇ、とくにマイなんかは昔の藍を見てるようで微笑ましいわ〜」




ユキマイ「ばんざーい!ばんざーい!!ばんざーい!!!」




リリーW「ちなみに〜貴女は加わってはいけませんよ〜」


リリーB「むしろ、鼻血…止めるべき」


敵咲夜「な、何を…私があんな品のない小娘お譲様と混同してるとでも……(ボタボタ)」



敵中国「しっかり混同してるじゃないですか」


紫「とりあえず、また事がおきそうだったらスキマ送りにしてあげるわよ。ただし行き先は知らないけど」



魔理沙「(いろいろな意味で)やばいからやめろ」





















ムカつく奴で賞:ごめん、(皆がヘタレすぎてるせいで)特定できんわ




魔理沙「………」


パチュリー「………」


アリス「………」


ユキ「………」


マイ「………」


リリーW「………」


リリーB「………」


カナ「………」


ゼフメルラン「………」


幽々子「………」


紫「………」


パチュリー「まぁ、監督が何を言いたいかはわかるけど」


アリス「それよりも、次が大問題だからこれについては保留にしておきましょうかしら……ね」



魔理沙「そうだな…ひとまず、これは保留にしとこうぜ」















裏MVP:今回は温情の余地なし、3回もスルーして得点チャンスを潰した魔理沙ね




魔理沙「………やっぱり私がきたか」


紫「きたかじゃないわよねぇ」


幽々子「一体どういうわけか、言い訳が聞きたいわ〜」



カナ「そうよ!せっかくな私の活躍が大なしじゃないのよ!!」



リリーW「ですよ〜言い訳が聞きたいです〜しかも内容次第なら〜」



リリーB「…リーサルツイン」


ゼフメルラン「さらにヒノも食らわせるよ〜!」


ユキ「じゃ、じゃぁ私達…は…」



マイ「クリムゾンマジックでも逝こっか(本来なら10発逝きたいところだが、ガッツないしこれが妥当か)




魔理沙「…皆の気持ちはよくわかる!!だから…すまん!!!
今回ばかりは言い訳はしないぜ!!!






紫「あら?素直に謝ったわよ」



幽々子「珍しいわね〜」



カナ「ごめんで済んだら警察はいらないわよ!!」



ゼフメルラン「さっそくヒノをプレゼントよ〜!!」



リリーW「お姉ちゃん〜私達も〜」


リリーB「お仕置き」



ユキ「私達もやるよ!」



マイ「全力クリムゾンマジックで抹殺に…」




アリス「待って!今回は魔理沙が悪いわけじゃなくって…私が悪いのよ!!













カ・W・B・メ・ユ・マ「えっ?」










アリス「マスターブレードは私と魔理沙とパチュリーの3人の呼吸を揃えて使うシュートだけど…今回、魔理沙がマスターブレードを使わずスルーしたのは……」



パチュリ「アリス…違うわ。発動できなかったのは、私の計算が甘かったからであって…」







魔理沙「二人とも、これ以上何も言うな!!」







アリパチェ「魔理沙……」




魔理沙「全ての責任はあの改良型のマスターブレードを使うと決めていた私にあるんだ……
そう、改良前である従来のマスターブレードを使ってればあんな不発なんか起さなかった!!
私が調子に乗って試作の改良型マスターブレードを使おうなんて言いださなかったらこんな結果をださなかったんだ!!









パチュリー「魔理沙…何を勘違いしてるのかしら」




アリス「えぇ、確かに言い出したのは魔理沙だけど…使うことを決めたのは私達3人よ!!








魔理沙「しかし、私はキャプテンなんだ!!キャプテンであればチームの勝利を第一に……」








パチュリー「マスターブレードは三身一体で私達の中で誰一人でも欠けてはいけないのよ!!だから…」





アリパチェ「魔理沙の失敗は私達の責任よ!!だから、私達も一緒に責任を取るわ!!!





魔理沙「アリス…パチュリー……」





紫「じゃぁ、今回負けた責任はマスブレトリオが取るで決定ね(さらり)」




アリス「あるぇ〜?ここは普通、皆一緒に私が悪いとか次々と告白していくところじゃ…」




魔理沙「あぁ、ここで出てくる言葉は『負けた原因はチーム全体の責任でキャプテンの責任じゃない!!』が普通…だぜ、みんな?」



幽々子「動機はどうあれ、結果が出た以上お仕置きを受けないと皆に示しがつかないわよ〜」



リリーW「ですね〜少し標的が増えましたが〜」



リリーB「火力3倍増しで、問題なし」



カナ「そうね、3倍増し増しにすれば問題ないわ」



ゼフメルラン「というわけで、覚悟するのよ〜!!」



パチュリー「ゲホゲホ…あぁ…急に眩暈がしてきたから、少し席を外させてもらうわ…」






アリス「パ、パチュリー?!ここまで来といて一人で逃げる気!!」








パチュリー「私は病弱なんだから生き残るためにも逃げを選ぶわよ!!」











魔理沙「ここまで来て逃げるんじゃねぇ!!
こうなれば無理やりでも『大喜びの野への日帰り体験ツアー』に付き合ってもらうぜ!!(がしっと羽交い締め)」










パチュリー「こ、こら!!離しなさいっていうかどさくさにまぎれて私を盾にしないでぇぇーー!!
後、アリスも何気なく魔理沙の後ろに隠れ……ゲホゲホッ!!」

















紫「安心なさい。3人平等に被弾できるよう、攻撃はスキマ経由での四方八方から加えてあげるから」
























魔・ア・パ「安心できるかぁぁぁ!!!
ってか、余計なことするなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」










ユキ「そういうことで」







マイ「死ね!!」























リリー姉妹「リーサルツイン!!」

























カナ「夢消失!!」

























ゼフメルラン「ヒノ・ファンタズム!!」

























ユキマイ「クリムゾンマジック!!」

































魔理沙「あべしっ!!」










アリス「たわばっ!!」










パチュリー「うわらばっ!!」























紫「というわけで、発表も終わったことだしロックは解除してあげたわ」


幽々子「それと、お探しのスカーレット姉妹なら多分西2番出口近くの売店でソフトクリームを食べてると思うわよ〜」


紫「確かにあそこの売店はスカーレット姉妹限定によるB型血液味のブラッドアイスクリームの無料試食が行われてるからそこにいる可能性が高いわねぇ」


敵中国「結局、どこにいったのか知ってるじゃないですか」


紫「本人からそこへ向かうと聞いていないからあくまで『いるかもしれない』という状況推理しただけよ。
推理しただけの内容を『知ってる』扱いなんかにしたらブン屋と同じになるじゃない」



敵中国「なんだか、華麗にはぐらかされた気もしますが……」


敵咲夜「……とりあえず、貴重な情報をくれたことに関しては、お礼を言わせてもらうわ」


幽々子「うふふ…あ〜そうそう。中国さん、貴女に死相がでてるから気をつけなさい」



敵中国「シャレにもならないので、そんなフラグは立てないでください!!」



敵咲夜「それじゃぁ、私達はこれで…後、試合に関してだけど、次からは手加減しなくてもいいっとあそこのキャプテンに伝えといてくれないかしら」



紫「あら?バレていたのね」


敵咲夜「バレるも何も、私達が今回初出場だからハンデの意味を込めてあんな馬鹿げたことをやったのでしょう。
次からは敵に塩を送るような真似をせず、本当の意味で正々堂々と勝負しなさい」



幽々子「わかったわ〜、今は残機を全て消費したみたいだからコイン一個入れ終わった時にちゃんっと伝えてあげるわよ」


敵中国「私としては手加減してもらった方がいいのですが……それでは、お互い生きていられたらまた会いましょうっとそちらのキャプテン達に伝えといてください」



















敵咲夜、敵中国、退場
















紫「さてっと、あっちもお仕置きが終わったみたいだし…」


幽々子「仕上げはあの監督にでも任して、私達は軽く腹ごしらえとしましょうかしら」


紫「最近ドキュメンタリーDVDの売れ行きがいいから経費も浮いてるし…少し贅沢してフグ刺しはどうかしら?」


幽々子「弾幕中毒者発狂するというフグ刺し、いいわね〜。 というわけで皆〜今からフグを食べに行くわよ」












カ・W・B・メ・ユ・マ「は〜〜〜い」















魔理沙「………(返事がない、ただの屍のようだ)」





アリス「………(返事がない、ただの(ry)」





パチュリー「………(返事が(ry」













紫「じゃ、3人とも。私達はフグを食べてくるからお留守番お願いね」














マスブレ組以外、隙間経由でフグ料理店へ……











































少女蘇生中……























アリス「………魔理沙、次の試合からは普通のマスターブレード…使いましょう…ね」






魔理沙「………そうだな……だけど今は次の試合より………」






パチュリー「……次の生について考えるべき……ね……」









3人がコインを一個入れて目を覚ました時は、何故か椅子に固定された状態で座らされていた。

となりでボーイのごとく控えているのはシーツをすっぽり被ったバケバケ達で目の前に置かれいるのは…


紫色に染まった怪しげな鍋…










魔理沙「……これが、噂に名高い『邪慰安死宙』…か」





パチュリー「………どちらかというと、『最後の晩餐』よ」





アリス「…………今なら『ムンクの叫び』をモチーフにした人形が大量生産できそうだわ」





魔理沙「………」





パチュリー「………」






アリス「………」
















魔・ア・パ「夢ならいい加減覚めてぇぇぇぇぇぇーーー!!」






















だが、そんなこと言っても現実は無常である。
やがて、シーツをかぶったバケバケ達が主むろにスプーンで鍋の中を掬いとり………


























そして………






























その後、控え室から地獄の亡者の苦しみもがくような断末魔が絶え間なく叫ばれ続けていたそうな…………






















魔理沙達の安否が気になるまま、投げっぱなしで次回へと続く













二回戦(2Pサイド) 結果:敗北

vs RED PL@NET(R・P)監督:霜月教授   0-1

得点:なし















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