試合終了 反省会コーナー
(予選3回戦 VS 鬼餓delic(H) 編)
黒赤マジック 控え室
魔理沙「前回の試合後……何をやったんだっけなぁ…」
アリス「う〜ん…なんだかそこだけがぽっかり記憶が消去されてるかのごとく覚えてないのよねぇ」
パチュリー「………覚えてないなら、大したことじゃないでしょ」
魔理沙「だな。それに、最終戦はとりあえず勝てたからよしとするか!!」
アリス「そうねっと言いたいけど…いくら勝てても得失点差によって予選敗退決定なのに、うれしいわけなの?」
魔理沙「アリスは勝ってうれしくないのか?」
アリス「べ、別に……こんな勝負に熱くなるほどでも……」
リリーW「でも〜人形遣いさんは1試合目の反省会ではやけに熱くなってませんでしたか〜?」
リリーB「なってたはず…」
ユキ「なってたよね、マイ」
マイ「なってた」
アリス「そ、それは…その…た、たまたまξ・∀・)の雰囲気にのまれただけで……」
ゼフメルラン「私は何もやってない…ξ・∀・)ぽ」
アリス「とにかく、これが今回の手紙よ!!上海!!!」
上海「シャンハーイ(手紙をぽい)」
魔理沙「おっと(キャッチ)…やけに機嫌悪いが、何かあったのか?」
アリス「な、なんでもないわよ!!」
紫「今日も今日とてツンデレが絶好調ね」
幽々子「若いっていいわ〜」
カナ「その発言って自分が年寄りと認めているとしか…」
パチュリー「と、まぁそういう雰囲気が漂ってるわけだけど…今回のゲストは貴女達と思ってもいいわけね」
敵永琳「そういうことになるんだけど、本当にいてもいいのかしら?」
敵EX慧音「あぁ、私達の監督の許可は得てないぞ」
パチュリー「どうせ怒られるのは私達じゃなくってオーナーなんだし、選手は関係ないわ」
敵永琳「…逆に聞くけど、貴女達はなんでこんなことに付き合うのかしら?」
パチュリー「この撮影で作られるドキュメンタリーDVDは結構いい収入になるのよ」
紫「収入が増えればチームの財布もがっぽりで給金もがっぽり」
幽々子「それに活躍すればカメラにもよく映るから皆の士気も上がるわよね〜」
パチュリー「自分が活躍することばかりに目が眩んでチームプレイが崩壊してしまうなんていうデメリットも起きてない状態なら、むしろ推奨ね。私も映ればうれしいし…」
紫「中には、敵チームの中にも私達のカメラに映ろうと必死こいてるのもいたわね」
幽々子「いたわね〜しかも、映るどころか居たのかどうかすらもわからないような扱いになってたというオチ付きで」
敵永琳「……そんなHがいたのね」
EX慧音「なんていうか…それはご愁傷様と言うべきだな」
魔理沙「アリスのことも気になるが…視聴者を待たすわけにもいかないからな。早速発表といくぜ!!」
MVP:ガッツが切れても鉄壁を誇るSGGKゆかりん
紫「ふふ…敵を華麗にスキマで封じ込んでやったわ」
敵永琳「そうね。今回はもう完敗よ」
EX慧音「あぁ…私も完敗だ」
紫「そう悲観になるものでもないわよ。ただ、相手が悪かっただけよ」
カナ「そうよ!相手は腐ってもSGGKなんだし」
リリーW「PA内で撃てば〜入ってたかもしれませんよ〜」
EX慧音「PA内で撃とうにも、中盤での魔理沙やリリーBのタックルがうっとぉしくて踏み込めなかったんだがな」
パチュリー「その代わり、咲夜や永琳のすばやいフォローで大事には至ってないじゃない」
敵永琳「言うわねぇ。咲夜はフォローのためにガッツを余分に消費させられてたから早々にガッツ切れとなってたのに、リリーBは全くガッツ切れがない」
リリーB「春の嵐…メイド長と違って燃費に優れてる」
紫「まっ、私からゴールを奪いたければバク宙アポロでも持ってきなさい」
技能賞:相変わらず活躍する上海に加えて、DFなのに点を取ったアリス
アリス「私が獲得ね」
魔理沙「なんだかんだいって全部獲得だな、アリス」
パチュリー「野球でいう猛打賞ってとこね」
リリーW「やっぱり〜なんだかんだ言って熱くなってたんですね〜」
リリーB「さりげに…シュートが強烈」
アリス「そ、それはたまたまよ…たまたまボールを確保して気付けば小悪魔が飛びだしてきて、慌てて撃ったら……
ゴールに入っただけよ!!」
ユキ「ねぇマイ。たまたまなシュートであんな綺麗にゴール突き破るものなの?」
マイ「絶対突き破らない(てか、突き破っている時点でたまたまじゃねーだろ!!)」
敵永琳「なんだかんだいって、ここのアリスは役に立ってるみたいね」
敵EX慧音「それに加えてこっちのアリスは……」
紫「それ以前に、責めるなら監督を責めた方がいいんじゃないの?」
幽々子「そうねぇ、貴女達のチーム戦歴を見ると…」
カナ「惨敗もいいとこで、さすがに同情するわ」
敵EX慧音「カナごときに同情されるとは…どこまでみじめなんだろうな、私達は」
敵永琳「それでも、結果があれなんだし仕方ないわ」
敢闘賞:FWなのにきもけーねを押さえこんだ魔理沙
敵EX慧音「まさかFWの魔理沙に2度も潰されるとはな…」
敵永琳「ふぅ…さすがの遠距離シューターも中盤で潰されちゃ、シュートは撃てないわねぇ」
魔理沙「とりあえず、これでキャプテンとしての面目は保てたぜ」
紫「そうね、キャプテンとしての面目は保てたわね」
リリーW「本来なら〜FWとしての仕事もしっかりこなしてほしいのですが〜」
パチュリー「まぁいいんじゃないのかしら?今回は小悪魔相手だったし、マスターブレードは使うまでもなかったでしょうし」
アリス「そうね。あれは私達のガッツも消費するから下手に連発されると私達が動けなくなって戦力が落ちるわ」
リリーB「特に、アリスは守備の要…ガッツ切れになると危なくなる」
リリーW「そこは〜私達がふんばればいいのです〜」
カナ「そうよ!マスターブレードなら確実に1点が入るんだし、後は私達がふんばれば!!」
紫「確かに勝てるわね。まぁ、今回はふんばるまでもなかったかもしれないけど」
幽々子「得点されるのは少ない方がいいわけなんだし、ふんばれるならふんばった方がいいものよ」
ムカつく奴で賞:SGGP(スーパーグレートゴールポスト)。とことんついていないね〜メルラン(笑)
ゼフメルラン「あははははははははははーー!!」
りりーB「……なんだか、デジャウが」
魔理沙「あー確かに、花映塚の時に同じようなことになってたよな………ドキュメンタリーの中で」
アリス「えぇ、確かに私の家でみたドキュメンタリーにメルランが壊れる映像が入ってたわね……」
パチュリー「今回はゼフのメルランだけど、やっぱり同じメルランだけにこっちの影響入っているようね」
紫「入ってると思うわよ。いくら別世界の住民という境界で区別はされていてもここにいる以上は『黒赤マジック』という巨大な意思で精神を蝕まれてしまうもの」
敵永琳「怖い言い方だけど、結局は『黒赤マジック』の同一人物と似たような行動を取ってしまうというだけの話でしょ」
幽々子「そうね〜最初はそうでもなかったけど最近は『黒赤マジック』という意思の力が強まってるせいで余所の影響をはじき返すどころか、逆に余所へ影響を与えてるらしいわよ」
リリーB「最近…『SBGK』の声がほとんど聞こえない」
リリーW「ですね〜私も某所の白姉様と時々精神リンクはしますが〜乗っ取られることはありませ〜ん」
ユキ「私達は…どうなんだろ?」
マイ「さぁ?(地味過ぎて影響与えられないんじゃねーのか?)」
紫「少なくとも、マイは余所というか…あのくそ憎たらしい虫けらの影響受けてるわね(ギリギリ)」
魔理沙「おぃおぃ、逆恨みはやめよーぜ。みっともない」
紫「あら〜?そういう貴女も余所の影響でてきたんじゃないかしら…例えば走破18試合目辺りにでてきてる魔理沙改め『駄目沙』なんかの」
パチュリー「確か、あの魔理沙は『逆境』でも『ひこか』でも散々だったわね」
アリス「認めたくはないんだけど、『ひこか』所属の幻想郷って文花帖の部で今度レミリア達が戦う相手だったわよね」
カナ「ということは…」
紫「精神がリンクしてしまったことにより、駄目沙のヘタレ成分が注がれたってとこかしら?」
魔理沙「…………気を取り直してポストは何回あてたんだっけ?」
敵EX慧音「(認めたくないからスルーしたようだな)確か2回で当てたのはすべてメルランだったぞ」
敵永琳「残りは全部小悪魔がはじいたボールばかりだったわね」
魔理沙「そうか、意外に少なかったんだな」
パチュリー「最初からメルランに多大な期待はしてなかったし、連続攻撃を叩きこむ起点になったのなら十分合格点でしょうね」
裏MVP:あえていうなら最後しか画面に出ていないカナカナ?
カナ「えぇぇーー!!?私なのぉぉぉぉぉぉぉーー!!!」
パチュリー「大丈夫よ。今回はカナのポジュションが敵との接触が少なかっただけなんだし」
魔理沙「そうだな。カナがいる右サイドから切り込んでくるのは」
敵EX慧音「私だからな」
リリーW「ついでに〜逆サイドはメイド長という〜」
リリーB「遠距離シューターの2トップ」
アリス「DFが捕捉する前にシュート撃つような連中が相手じゃ仕方ないわ」
魔理沙「だろうな。監督もそこがわかってるから疑問符つけたんだろ。それに…」
パチュリー「えぇ、中盤の重防御必殺タックラーは遠距離シューターにとって天敵だというのは『偶然F』で実証済みになってたし、重防御ブラックを中盤に置いたのは正解だったわね」
リリーB「……一応、ユキの頑張りも忘れないでやってほしい」
ユキ「そ、そうそう…私だってタックルは得意なんだし!!」
マイ「確かに、こぼれ球にはしてた(まぁ相手が相手という気もするけどな)」
敵EX慧音「何はともあれ、このチームとは相性がよくなかったわけか」
敵永琳「というより、ただ監督の戦略ミスとしか思えないのだけど…こんな結果はどう責任取るのかしらねぇ」
魔理沙「とりあえず、Caved!!での突き上げがいいんじゃねーのか?」
パチュリー「目隠しした咲夜によるナイフの的でもよさそうね」
アリス「『即効魔法バーサーカーソウル』を使うっていうのもいいわよ」
リリーW「頭の上に乗せたりんごを矢で射抜く〜」
リリーB「ウイリアムテルごっこ」
カナ「6時間耐久邪慰安罹災樽」
ゼフメルラン「お姉ちゃんの特大バイオリンによるドナドナでもお勧めよ〜」
ユキ「樽に酒と共に漬け込んで」
マイ「地中に埋めて熟成(まぁ誰もそんな酒飲みたくないだろうがな)」
紫「ご希望なら、スキマツアーに招待してあげてもいいわよ」
幽々子「ちなみにツアーの終着点は私のお腹の中よ〜」
敵永琳「…一応、私達の監督なわけだし丁寧に断らせてもらうわ」
敵EX慧音「あぁ、こんな大敗を決してしまったがこれも経験の一つだろう」
敵永琳「そうね、勝ち試合より負け試合から学ぶ物が多いと思うし、監督の今後を見てから処遇は決めることにして…そろそろ帰らせてもらうわね」
魔理沙「まぁ私達も予選敗退したからあまり人のことをとやかく言える立場じゃないんだしな。
また機会あったらよろしくっと監督に伝えといてくれ」
パチュリー「むしろ、どこかのH監督みたいに解雇されないことを祈るわ」
アリス「いや、さすがにあれは極端でしょ」
ゼフメルラン「二つの意味でね」
敵EX慧音「では、次にやることがあったら『勝利をなかったことに』させてやろう」
敵永琳「それじゃ、またね」
敵永琳、敵EX慧音退場
魔理沙「っと、いうわけで…私達の挑戦もここで終わりになってしまったわけだが……」
パチュリー「魔理沙は終わりじゃないんでしょ」
アリス「えぇ…呼ばれてるのでしょう?『嫁カップ』のキャプテンとして」
魔理沙「あぁ、呼ばれてはいるんだが……いくらなんでもキャプテンである私が終わったからといって即座に次は」
紫「行ってらっしゃいよ」
幽々子「そうよ〜行きたいって顔に書いてるじゃない」
リリーW「ですよ〜私達のことは気にせず〜」
リリーB「行けばいいと思う…」
ユキ「うん。今は多数の大会が同時に開かれてるみたいだし」
マイ「私達も別の大会に参加する可能性あるから(今度はもっとGKが柔らかいとこがいいんだけどな)」
カナ「魔理沙だけってわけじゃないし!!」
アリス「そうよ。皆こう言ってるんだし…」
パチュリー「後のことは副キャプテンである私が引き受けるから、行って…そして」
全員「私達の無念を晴らしてきて」
魔理沙「皆………本当にいいのか?」
紫「くどいわね〜締切が迫ってるんだし、さっさと逝きなさい(パチン)」
パカッ☆
魔理沙「アーーーーーーッ!!!!」
魔理沙、床に空いたスキマに落っこちて退場
ゼフメルラン「じゃぁ、私も名残惜しいけどそろそろ本当のお姉ちゃん達と合流してくるよ〜」
パチュリー「そうだったわね。契約はクリスマスイブ杯だけで予選敗退が決まった今は無理していてもらう必要なかったわね…でも」
アリス「後日にED収録があるからその時またいらっしゃい」
カナ「それと…ゼフのだけど…メルラン」
ゼフメルラン「何?」
カナ「箸休め杯……今度こそ、ゴールを決めれるように応援してるから…頑張って!!」
ゼフメルラン「………もちろん!!言われるまでもなく、頑張るよ〜!!」
紫「ふふ…今回も楽しませてもらったわね。それじゃ、私もさすがに眠気の限界だし、次のED収録までプチ冬眠させてもらうわ」
パチュリー「そういえばスキマ妖怪は冬眠する癖があったわね…いいわ、起こしてあげるから寝てらっしゃい」
紫「それじゃ、お休みなさ〜い」
ゼフメルラン退場。紫、スキマの中に撤退
リリーB「……ふと思ったが…」
リリーW「次のED収録っていつなんでしょうか〜?」
アリス「そういえばいつなのかしらね…上海、知ってる?」
上海「シャンハーイ?」
蓬莱「ホラーイ?」
バケバケ「バケー??」
全員「…………」
パチュリー「まぁ、そのうちオーナーから連絡が来ると思うから待ちましょう」
アリス「…えぇ、オーナーも監督も『嫁』関係にはあまり興味なさそうだから、いくらなんでも『嫁カップ』に萌えまくって他を忘れることは……」
カナ「そ、そうよ、忘れ去られないで連絡くれるはずよ……きっと………たぶん……おそらく……」
全員「……………」
カナの発言に一同は一律の不安を芽生えさせたまま……一応、EDへ続く?、
3回戦(2Pサイド) 結果:勝利
vs 鬼餓delic(H)(ラス殺)監督:EWAIZ 3-0
得点:アリス(強烈シュート 1点)・パチュリー(ロイヤルフレア 1点) 魔理沙(マスタースパーク
1点)
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