試合終了 反省会コーナー
(予選三回戦 VSお姉様、アレを使うわ! 編)



黒赤マジック 控え室






Hチ「あぁぁーーご主人様と霖之助さんがぁぁぁ!!!」


ちゆり「おーあの変態達がはるか彼方に吹っ飛んでったぜ」


魔梨沙「吹っ飛ぶついでに異空間の壁をも突き破ったわ。うふふ…」


ラクガキ巫女「そういえば某所のリリーブラックもトワイライト直撃で異空間までふっとばされて」


夢美「そのまま異空間を経由して無数の平行世界に影を落としたわけよねぇぇ!!」


小兎姫「その影響でこっちのリリーブラックも時々別人格が表面に現れたりするわよ〜」


理香子「つまり、あの変態達はその後いろいろな平行世界に……」


魅魔「さて、とにかく反省会コーナーの仕切り直しといくか(汗)」


リグル「上手く逸らしたね」



藍「リグル。私達は何も見なかったんだ。例え、あの変態達がその後各地に出没して大混乱が起きようが私達は無関係を決め込むんだ!!
むしろ、悪いのはアレの侵入を許したオーナーとアレの手綱をしっかり取ってなかった○ょこた氏だ!!!



敵文「私達の監督を悪く言うのはやめてほしいですね〜」


ちゆり「ブン屋か、何しに来たんだ?」


ラクガキ巫女「むしろこのリーグにブン屋なんて居たかしら?」


敵文「私は通りすがりのブン屋です。というわけで11月下旬に開催される東方蹴球宴の真の最終ステージ『東方蹴球宴 EXリーグ』と12月上旬開催で私がメインで取り行われる番外編の『東方蹴球宴 文花帖の部』をよろしくお願いいたします。以上宣伝でした」


魔梨沙「うふふ…言うことだけ告げたら颯爽と風となって消えたわ」


小兎姫「人のところで宣伝残すなんて遠慮も何もあったものじゃないわね〜」


敵レミリア「何を言ってるのかしら。最初にあんな変態共が出てくる方がよっぽど遠慮知らずじゃないの」



魅魔「確かに、いくらなんでもアレを出すのは限度を超えてるな」



ラクガキ巫女「しかも、このコーナーは無編集で掲載だから当然アレもカットされないし…」



魔梨沙「遂にあのオーナーも相手監督と視聴者から苦情ついでの剃刀ラブレターが届きそうね〜うふふふ」


敵咲夜「………(そういえば試合前に私達の監督と黒赤の監督が密談っぽいものを交わしていたのと今回の件は無関係なのかしら)」


敵レミリア「とりあえず、このコーナーは各受賞選手の発表なんでしょ。だからさっさと発表しなさい。そして、改めて私を恐れ敬いなさい」


藍「……あの結果を見てどこをどう恐れ敬えt…」







サクッ!!







橙「あぁぁーー!!藍様ぁぁぁぁぁ?!!!」




敵咲夜「(無言のまま藍に向かって親指で首をかっ切るポーズ)」


魅魔「……………………まぁとりあえず発表といこうか」


リグル「…レミリアと咲夜が来ていることにはもう誰も突っ込まないんだね」















MVP:どうしても選べというなら魅魔様で





魔梨沙「魅魔様、3連続の受賞おめでとうございます〜」


魅魔「微妙な含みが気になるが、とりあえず3連続獲得か」


夢美「世間ではザルだただ突っ立ってるだけだと散々な言われようなのに意外だわぁぁ!!」


敵レミリア「そうね、SGGK(スーパーギャンブルゴールキーパー)ごときを抜けないなんて意外といえば意外ね…咲夜」





敵咲夜「……………申し訳ございません。お譲様」


理香子「まぁまぁ。それだけここの魅魔は凄いということでメイド長が特別悪いというわけじゃないわよ」


ラクガキ巫女「そうよね。ここの魅魔は『紅の巫女』の私をほどんどシャーターアウトしていたわけだし」


魔梨沙「今まで得点を許した魔界神聖やマスターブレードは上位クラスのシュートなので止められなくても仕方ありませんわ。うふふ………」


夢美「とにかく、その件も含めてこれからは試合結果の分析とレポート作成ね!!
ちゆり、これから忙しくなるわよぉぉぉっぉ!!!!


ちゆり「ご主人様は大会が終わっても相変わらずだぜ……」


敵レミリア「………」














技能賞:中盤をひっかきまわしたうっとぉしさ全開のHチ




Hチ「やりましたぁぁぁぁぁ!!!
ついに私が単独で賞の獲得ですよぉぉぉぉぉぉ!!!」





ちゆり「うっとぉしいという時点で結構あれな気もするがな」


ラクガキ巫女「本人が気づいてないからいいんじゃないのかしら?
それになんだかんだとデフェンス面やサポート面で活躍したのは事実なんだし」


夢美「最後の改造が役立ったわけねぇぇ〜」


魔梨沙「あの攻撃的なHチがパスを多用するチームプレイ重視な行動を取ったのは貴女達の仕業なのね。うふふ…」


理香子「その通りよ、Hチの頭脳回路にちょこっと『GK恐怖症』の存在意識を植え込んでみたのよね。
そしたら初めてミューラー君に対峙した新田君や日向君みたくシュートに持ち込めずにパスへと切り替えるようになったわけ


Hチ「というわけで早速私の名前を元に戻してください」


魅魔「あぁ、そうだな。では早速…ぽちっとな」


Hチ「やりました!!これで私は元にもど………ってないじゃないですか!!
約束が違うじゃないですかぁぁぁ!!!



魅魔「おや、これで名前が元に戻るはずだが?」


ラクガキ巫女「じゃぁ今度は私が…ぽちっとな」


Hチ「………………戻ってませんよ」


小兎姫「なら次は私がやるわよ〜…ぽちっとな」


Hチ「………」


橙「ぽちっとな」


Hチ「……………」


理香子「う〜ん、これはおかしいわ……原因究明が必要そうね」


魅魔「とにかく、この件は保留で次に進もう」


Hチ「……………………」















敢闘賞:まぁガッツ切れになるまでシュート撃った藍しゃま




藍「う〜む…今回に関しては素直に喜べないな」


橙「なんでですか〜?」




藍「八雲毘沙門天での得点は実況にしっかり『藍くんたち!』と言われてるとおり、橙の力があってこその得点で私個人での得点ではないからな。
それに私個人の力ではポストにぶち当ててしまったり、あっさりキャッチされてしまうわと散々なわけで……」


橙「藍様……」





藍「あぁ〜〜やっぱり私は橙がいないと駄目なんだぁぁぁぁ〜〜!!
橙ちぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!!!」






橙「あぁぁぁーー!!藍様顔が近いですぅぅぅ!!しかも尻尾が尻尾がぁぁぁぁ!!!」





ちゆり「……もういい加減突っ込むのも疲れたぜ」



ラクガキ巫女「別に実害がないなら無視でいいでしょ」


小兎姫「そうよ〜他人様に実害が及ばなければ無視が一番なのよ〜」



魔梨沙「それは幻想郷の平安を務める博麗の巫女と警察官としては問題発言じゃないかしら。うふふ……」



敵咲夜「巫女はともかくとして、常人が幻想郷の警察官なんて職業を務めるなんて無理というだけじゃないかしら?」


理香子「人間の身なのに吸血鬼の館のメイド長を務める貴女が言うと説得力あるわね」


リグル「つまり、どちらも変人ってこと?」



敵咲夜「お譲様。デザート蟲の体液はいかがでしょうか?」



敵レミリア「そうね、喉も乾いたことだしいただくわ」



リグル「ひぇぇ〜〜!!」



















ムカつく奴で賞:中盤の随処で攻撃の邪魔をする虹河三姉妹




敵レミリア「なんでここで私がでないわけよ!!責任者を呼んで納得いく説明をしなさい!!!」




敵咲夜「お譲様。ここは敵の控え室なんですから抑えてください!!」


ラクガキ巫女「…………あれは無視して虹河三姉妹は花映塚の部に出陣した黒赤の三姉妹も中盤の指導権を握っていたわね」


理香子「そういえばそうだったわね。虹河三姉妹はやっぱり3人揃うと厄介だわ」



夢美「特に私の天才的な動きを読むなんて……屈辱だわぁぁぁ!!!



理香子「とにかく試合結果で虹河三姉妹に関するデータも取れたし、検証ね」



夢美「そうねぇぇぇ!!私に恥をかかせてくれたお礼はデータ解析でもって存分に返してやるわよぉぉっぉぉぉっぉ!!!!!」



魔梨沙「うふふ…なんだか、微妙に前向きで後ろ向きな気がするわ」


ちゆり「言うな!ご主人様の思考回路は誰もわからないHなんだから!!















裏MVP:敵にとってはへたれみりゃ!誰が何と言おうとへたれみりゃ!!



(一度も画面に映ってないので掲載不可)





敵へたれみりゃ「くっくっく……やっと私の名前がでてきたわ…」


魅魔「………」


ラクガキ巫女「………」


魔梨沙「………」


藍「………」


橙「………」


夢美「………」


ちゆり「………」


理香子「………」


リグル「………」


小兎姫「………」


Hチ「………」


敵咲夜「………」






敵へたれみりゃ「さぁ、私をオソレウヤマイナサイ。ホメタタエナサイ」





魅魔「……なんていうか…いろいろともう駄目だな」


ラクガキ巫女「むしろ、哀れすぎるわ」


魔梨沙「あんなのを見るともう何言えないわ〜うふふ…」


ちゆり「同感だぜ」


藍「何も言わずにそっとしといてやるのが優しさなのかもしれないな」


橙「わかりました。藍様がそう言うなら何も言わないよ」


理香子「でも、あんな姿を見ると研究のし甲斐もあるわね」


夢美「『Hチよりも役に立たないレミリアを以下にして活躍させるか!!』ね。
困難だけどやりがいはあるわぁぁぁ!!



リグル「あ、あの…そんなこと言ったらメイド長が……」


敵咲夜「…………」


Hチ「うぅぅ、なんででしょうか。あの吸血鬼を見ていると目から水が絶え間なく流れでてしまいます…………レミリアさん!!」


敵へたれみりゃ「ナニカシラ?ポンコツ…」


Hチ「レミリアさん、貴女は本当に手ごわい相手でした。今回は運に恵まれた私達が勝てましたけど次にやったら勝てるとは思えません!!
ですが強敵と書いて友です!!」



敵へたれみりゃ「…キョウテキトカイテトモ」


Hチ「えぇ、レミリアさん。貴女はまさしく強敵でした。なので私はレミリアさんに敬意を示すと共に宣言しましょう。
『次の勝負も勝たせてもらいます』と」


敵レミリア「………ふん、ポンコツ風情が私に次も勝つなんて大きくでたわね」


Hチ「なんとでも言ってください。ですが、私にも負けられない理由があるのですよ!


敵レミリア「負けられない理由?」



Hチ「そう、その負けられない理由があるから私は、100万回やられても負けません!!
例え、このメイド服がびりびりに破れようが試合終了のホイッスルが鳴り響くまでフィールドに立って戦い続けます!!!」




ラクガキ巫女「いい台詞なんだけど、Hチが言うと微妙にかっこついてないわね」



魔梨沙「元が名言というより迷言だから仕方ないわよ〜うふふ」



ちゆり「ついでに言うと、元ネタ通りならHチはハート柄のパンツ一丁な姿で戦うことになるぜ」



小兎姫「そんな事態になったら一部の変態達が大喜びしそうね〜」



理香子「つまり、統合的に言うと全く感動するようなところでもないわけだけど」


敵咲夜「………ポンコツじゃなくってVIVIT。私は貴女のことを誤解してたわ」


リグル「メイド長、涙と鼻血を垂らしながら感激しまくってるよ」


魅魔「まぁとにかく最後の最後でHチもキャプテンらしいところを見せれたな」







敵レミリア「くっくっく…100万回やられても負けないなんて何度コンテニューを繰り返すつもりなのかしら?
でも、そんな根性を持ち合わせてるチャレンジャーも嫌いじゃないわ…………咲夜!」


敵咲夜「はい、お譲様」


敵レミリア「次の大会の参戦はいつかしら?」


敵咲夜「そ、それは……試合の参戦計画やレギュラーの編成は監督やオーナーが行っていますので私にはなんとも」


敵レミリア「ならその監督とオーナーに伝えておきなさい!!
『次の大会でも私をレギュラーに加えなさい』とね」


敵咲夜「お譲様………」



敵レミリア「何ボケっとしてるの!!今から次の大会に向けて特訓よ!!!



敵咲夜「わかりました!お譲様!!」


敵レミリア「そしてポンコツ…じゃなかったわね。VIVIT!!
この借りは必ず返してあげるから覚悟してなさい!!



Hチ「レミリアさん。わかりました。機会があればまた今日のような熱い勝負を行いましょう!!」


敵レミリア「えぇ、次こそは…負けないわよ」




敵レミリア、敵咲夜退場






魅魔「お疲れさん。VIVIT


ラクガキ巫女「最後の最後で綺麗に〆たわね。VIVIT


魔梨沙「さすがキャプテンVIVITね〜」


ちゆり「もうHチとは呼べないぜ、VIVIT


藍「あぁ、もう十分HチからVIVITに進化させても十分だろう」


橙「藍様がそう言うなら私も賛成。VIVIT


理香子「そうね。Hチ、今から貴女はVIVITよ」



Hチ「ほ、本当ですか…って変わってないですよぉぉぉぉお!!!



夢美「まだ命名システムの原因究明中だからすぐに改名はできないけど大丈夫よ、VIVIT


リグル「うん。ここにいる皆はVIVITを認めてくれてるし」


小兎姫「ちゃんっとVIVITって呼んであげるわ〜」


魅魔「そうさ。だから約束しよう。最後のエンディング?ではしっかり名前を元に戻してやるとな」


Hチ「わかりました!!その約束忘れないでくださいね!!!」














感動のエンディング?へ続く










三回戦(1Pサイド) 結果:勝利

vsお姉様、アレを使うわ!(アレ) 2-1

得点:夢美(夢幻合体!1点) 藍(八雲毘沙門天1点)2点

















戻る