試合終了 反省会コーナー
(予選1回戦 VS紅の咲く夜 編)



黒赤マジック 控え室






魔理沙「あーやっと一回戦が始まったぜ」


パチュリー「私はのんびりサッカー理論の考案をまとめられたからよかったけど、本当に待ち時間が長かったわね」


アリス「そうね…ホワイトが途中で『お遊び杯』に出向く暇があったくらいに長かったわ」


リリーW「しかも〜『お遊び杯』の予選から決勝まで全て行えたぐらいの〜時間がありましたよ〜」


リリーB「帰って来た時のホワイト……デロデロに溶けてた」


リリーW「は〜い、向こうでちょっと酒漬けになってきてましたので〜デロデロです〜」


魔理沙「白春告精の酒漬けかぁ…うまそうだぜ」


敵萃香「なんなら今から作ってみる?」


パチュリー「……旬の過ぎた春を使っても美味しくはならないわよ。今の時期ならレティを使いなさい」


敵霊夢「いやよ、余計に寒くなるじゃないの」


魔理沙「じゃ、今の時期に合わせて熱燗にするか」


敵萃香「いいね〜特に湯船に浮かべた熱燗で一杯というのも乙」


敵霊夢「いいわね〜この大会が終わったら温泉慰安旅行に連れてけっと監督に申し出てみようかしら?」


パチュリー「行くのはいいんだけど、そういうことを私達の控え室で言うことでもないでしょうに…」


アリス「突っ込みたい気持ちわかると思うけど、たぶんそんなこと言っても無駄と思うわ。なにせ、キャプテンがあれだし…」


パチュリー「……だったわね」


リリーW「なんかもう〜熱燗の用意し始めちゃってますよ〜」


リリーB「すっかり打ち解けてる……」


紫「まぁいいじゃないの。あれが黒赤の魔理沙なんだし」


幽々子「そうそう。魔理沙は『偶然カップファイナル〜』でもあんな感じだったわよ〜」


パチュリー「誰とでもすぐに打ち解ける…一種の能力と考えてもよさそうね。だから嫉妬はみっともないわよ、アリス」


アリス「な、何を…誰が嫉妬なん…か……」



パチェ・紫・幽々子「……(それを嫉妬というのよ)」


ユキ「どうでもいいけど……なんだか私達が蚊帳の外に置かれていない?」


カナ「というか、私達が無視されてる?」


マイ「そう思う(まぁ、元から目立てない連中だから無理もないだろうがな)」


ゼフメルラン「ξ・∀・)〜〜♪」



魔理沙「おっと、忘れるとこだったぜ。アリス」


アリス「な、何?(何よ、さっきまで私を無視しといて今頃気づいたように呼んで…)」


魔理沙「すっかり忘れてたが……その……」


アリス「何なのよ!!(きっと魔理沙のことだから『アリスも一緒に加わろうぜ』に決まってるわ。でも…すぐに加わると楽しみにしてたと思われるから一回断って、再度誘われたら仕方なく加わるで…そう、仕方なくよ!仕方なく!!)」


パチュリー「…何考えてるか大体わかるけど、オチが読めそうね(ぼそっ)」


魔理沙「試合後は上海が監督からの手紙を受け取るってことになってたな。受け取ってたならそれを出してくれ」


アリス「…えっ?」


魔理沙「いや、キャプテンである私が監督からの手紙のことをすっかり忘れてたなんてかっこ悪すぎだぜ」


紫「全くよね(クスクス)」


幽々子「でも大丈夫よ〜私もよく忘れたりもするから」


魔理沙「あ〜幽々子の場合はただ痴呆症なだけだろ」


幽々子「失礼ね〜私はまだボケる年じゃないわよ!!」


アリス「………」


パチュリー「…とりあえず、ご愁傷様(肩ぽん)」



カナ「よし、私が手紙を受け取って中身を確認するわよ!中身を!!」



上海「シャンハーイ(手紙をカナに渡す)」←出発前から引き続いての臨時カメラ係



ユキ「あ〜カナばっかりずるい!私にも見せてよ!!」



マイ「……このお子様め」



ユキ「ほら、マイも一緒に読も読も!!」


ゼフメルラン「マイも一緒に読む…ぽ」


マイ「……興味あるし、まぁいっか」













というわけで、手紙の中味は毎回恒例の受賞者発表でしたので公表です。











MVP:鬼をも凌ぐボール奪取率を誇る瀟洒な上海(笑)  という冗談?はおいといてアリス



魔理沙「お、MVPはアリスが獲得か」






パチュリー「咲夜にも匹敵するボール奪取率必殺パスによる獲得後の安定性を考えれば納得物でしょうね」



アリス「うふふふふふふふ………」



上海「シャ、シャンハーイ(オロオロ)」


蓬莱「ホラーイ(オタオタ)」


魔理沙「なぁ、せっかくの受賞なのにアリスはどうしたんだ?」


パチュリー「きっと、喜びのあまり壊れたのでしょ。それより少し考察いいかしら?」


紫「別に構わないけど、生真面目ねぇ」


パチュリー「データ収集は趣味なのよ。それよりこの試合で気づいたことだけど………アリスって本当に岬君互換なのかしら?


魔理沙「おぃ…いくらなんでもそれはアリスに失礼すぎやしないか?」


リリーW「ですよね〜いくらコンビプレイのない岬君とはいっても〜」



リリーB「岬君互換の完全否定…いくらなんでも失礼杉」



カナ「フォローになってないわよ。それ」



ユキ「ねぇマイ。あれってフォローどころか追い打ちにも聞こえない?」



マイ「……聞こえるかも(というか、完全に追い打ちだな)」



幽々子「ふふ、見かけによらず残酷な子達ね〜」


敵萃香「…まぁ、私は明日が我が身となりそうだから何も言わないけど」


ゼフメルラン「というわけで可哀想だからコンビプレイをやってあげなさい…ぽ」



敵霊夢「面倒だし却下。というか、そもそも私はここの霊夢じゃないわよ!!」



パチュリー「なんだかとんでもない方向に話が飛躍してるけど、別に劣化シュナイダーのような劣化岬君と言いたいわけじゃないわ。
ただ、本来MFだけど器用にDFもこなすのが他にいるからと思っただけで…」


魔理沙「本職MFだけどDFもこなすっていうと…松山君か?」


パチュリー「それはすでに咲夜にあてはめられてるわ。しかも、殺人ドールなんか丸っきりイーグルショットをトレースしてるからアリスが入る余地は一切ないでしょ。
それよりもっと地味に活躍してる選手がいるじゃない」


魔理沙「地味で…」


ゼフメルラン「活躍…」









全員「………地味で…………」












カナ「ちょ、なんでみんな一斉に私の方をみるわけ?!」









ゼフメルラン「なんとなく…ξ・∀・)PO」





カナ「くぅぅ……なんだかHにされてるようでムカツク〜!!
私は地味じゃないわよ!!」






魔理沙「っという冗談はおいといて、一体誰なんだ?」


パチュリー「……井沢君よ」


魔理沙「井沢君というと…修哲トリオのあれか?」


パチュリー「えぇ、井沢君は最近だとDFの位置にいても相手のフォーメーションによっては積極的に前へ飛び出てMFの位置へと移動するじゃないの。
だから、アリスは井沢君互換なんじゃないかなっと思っただけで…」


魔理沙「いくらなんでもそれは無理ありすぎだろ。第一、アリスは高いボールに強くないぜ


パチュリー「でしょうね。ただ、試合を見てるとアリスが井沢君みたいな動きをしてたからそう思っただけなんだし」


アリス「うふふふふふふふふふ……」


パチュリー「以上考察はおしまい。うっとぉしいから次に行くわよ」


ユキ「ねぇ…あれのどこら辺が考察なのかなぁ?」


マイ「…さぁ?(てか、あれはただの自己満足なんじゃね?)」
















技能賞:キャプテンに代わって無難に活躍するぱっちぇさん




パチュリー「私が受賞…?」


魔理沙「パチュリー、おめでとーだぜ」


紫「えぇ、おめでとーパチュリー」


幽々子「途中のパスカットや魔理沙のフォローもよかったけど」



ユキ「特にロスタイムの3人抜きからのシュートはすごかったよ!!」


敵萃香「うんうん、あれは敵ながらあっぱれだな〜っと思ったし」


  


敵霊夢「何言ってるよの!!あの時、あんたがミッシングパワー使ってたら強奪できたでしょうが!!!」


敵萃香「いや〜だってあの時はもうガッツ切れでさぁ」


魔理沙「まぁまぁ。こんなとこで喧嘩はやめようぜ」


敵霊夢「いや、そもそも魔理沙ごときのボールをこぼれ球にせず、しっかり確保しとけば…」



敵萃香「だったらあの時私があそこを素通しさせてそのどてっぱらにマスターブレード叩き込まれた方がよかった?
特にここの魔理沙は『魔界パワー』を所持してるからそこらの魔理沙よりかは強力だよ〜」



敵霊夢「はん、どうせ魔理沙のことだろうから『魔界パワー』に振り回されて、ポストにぶち当てるのがオチでしょ!
それより、パチュリーにボールを渡した方がよっぽど危険よ!!




  



敵萃香「危険でしかもガッツ切れたからってグレイズするのはどうかな〜っと思うけど」



パチュリー「むしろ、敵の控え室で喧嘩する方があれじゃないかしらね」


紫「後、キャプテンは大丈夫かしら?」


リリーW「だめです〜息をしていませ〜ん」


リリーB「返事がない…ただの屍のようだ」



魔理沙「勝手に殺すんじゃねぇ!!…いやまぁかなり精神的に堪えたのは事実なんだが」



パチュリー「とりあえず魔理沙…天狗にならずもっと精進した方がいいわよ」


魔理沙「あぁ、肝に銘じておくぜ」



















敢闘賞:必殺シュート何回撃った?! とにかく、GKのガッツを削りまくったξ・∀・)めるぽ



ゼフメルラン「ξ・∀・)めるぽ」



敵霊夢「全く、遠距離からぼんぼんと遠慮なしに撃ってきてうっとぉしいったらありゃしない…」


魔理沙「まぁ、そういう目的で置いたんだけどな。ちなみに撃ったシュート回数は4回だぜ」


パチュリー「GKのガッツ削りという点では、もうこれでもかというぐらい効果は抜群だったわね」


ゼフメルラン「でも、ゴールを割れなかったのがくやしい…ぽ」


紫「それは仕方ないでしょ。なんだかんだいっても相手は霊夢よ」


幽々子「ガッツがある限りは、貴女程度がどう頑張っても抜けないわよ〜」



ゼフメルラン「それでも、ゴールを決めないとH監督に見返すことができないわよ〜!!」



魔理沙「まぁいいじゃないか。少なくともここの監督はメルランの頑張りを認めてくれたんだしな」


パチュリー「本当に何もしない監督だけど、選手の評価だけはしっかりやってくれてるというか…」



カナ「ここの監督って『仰木マジック』とか呼ばれるぐらいの名監督とかいう話よね」



紫「オーナーと監督の両方に謎が多いからどちらを差すのか不明だけど、まぁ戦略眼に優れているのは確かよ」


魔理沙「ああ、少なくともあのH監督よりかは30倍マシだと思うぜ」



パチュリー「30倍どころで済むのかしら?」



リリーW「片や〜小さい大会ながらも優勝を経験して強豪へと扱われ始める『黒赤マジック』と〜」


リリーB「片や、連敗続きで数合わせ的な扱い『ゼフユナイテッド』



幽々子「どちらが優れているかなんか一目瞭然ね〜」


ユキ「でも、ここの監督って何もしてないんじゃ…」


魔理沙「いや、別にここの監督は何もしてないってわけじゃないぜ」


パチュリー「編成自体は私達が自由に組むけど、監督はその組んだ編成に対して戦略分析してくるのよ」


魔理沙「全く、配置とフォーメーションと装備品だけで私達の戦術や狙い、弱点等を一つ残さず言い当ててくるから怖いものがあるぜ」



パチュリー「しかも弱点については私達でさえも気付かなかった事も突いてくることあるし……」



幽々子「ついでに、戦略眼は試合を重ねるごとに鋭さが上がってたりもするわね〜



魔理沙「というわけで、ここの監督は普段何もしてなくても『黒赤マジック』の監督であり、名将というのは事実だぜ」



紫「その代わりにいろいろと黒い噂が絶えない謎の多い監督でもあるけど…まぁ私に直接的な被害が及ばない限りはどうでもいいことね」



リリーB「……(ここの皆もいろいろ黒いような…特に……)」


マイ「………擂り潰してほしい?(てかブラック、貴様が一番真っ黒だろ!!)」


リリーB「………遠慮する(黒いのは服だけだが)」


マイ「………」


リリーB「………」




幽々子「(二人の微妙な空気を無視して)そんな監督が貴女の活躍を認めてくれたのだから、光栄とおもいなさ〜い」


ゼフメルラン「わかったξ・∀・)ぽ」




















ムカつく奴で賞:キャッチしまくる霊夢、どこぞの皇帝みたくサボれ(笑)



魔理沙「どこぞの皇帝って…」


パチュリー「やっぱり…」


アリス「アレね…」


敵霊夢「アレって誰のことよ?」


魔理沙「あぁ、いや…気にしないでくれ(アリス復活したか)」


パチュリー「とりあえず、アレというのはゼフの霊夢でファイナルアンサ〜?」


魔理沙・アリス「YES」



敵霊夢「何よ、隠されると余計に気になるじゃないの!」




敵萃香「どうでもいいけど、そっちの紫もこっちの霊夢と同じぐらいキャッチしまくってたってことはお忘れなく」


紫「うふふ…」
















裏MVP:魔理沙を選んでやろうと思ったけど…最後にゴールを決めたということで温情をやろう

  


敵萃香「いや〜途中まではもう上のセリフ、そっくりそのまま返してやりたいぐらいだよね〜」



魔理沙「………いや、まぁその…」



パチュリー「……最後には仕事をこなした以上、私からは何も言わないわ。でも次からはしっかり頼むわよ」



紫「そうよ。監督の温情といっても、ずっと続く物じゃないもの」


幽々子「あのH監督みたいになりたくなかったら頑張りなさ〜い」




魔理沙「あぁ…マジで肝に銘じておくぜ」





敵萃香「さ〜って、結果発表も終わったみたいだし私達もそろそろ」


敵霊夢「引き上げ時ね」


魔理沙「あ〜もう帰るのか?」


敵萃香「こんなこと言うのもあれだけど〜私達はそっちの監督から出向くように伝えられただけだったし」


敵霊夢「前払いが酒とおつまみ後払いとしてお賽銭。これがなかったらこんなとこに来ないわよ」


敵萃香「私としては結構楽しかったけどね〜。なにせ昔の偉い人『敵と共に飲む酒は美味い』なんて言葉残してるぐらいだし」



パチュリー「…そんな言葉あったかしら?」


敵霊夢「少なくとも、そんな名言迷言も聞いたことないわ」



紫「萃香にとって呑む相手は些細な問題よ。極端な話、酒が飲みかわせる相手なら敵味方人妖生死姿形は問わないのでしょ?」



敵萃香「やっぱり腐っても紫、わかってるね〜 それじゃ、そっちの監督にもよろしくね〜」


敵霊夢「特に、お賽銭の件はしっかりと頼むわよ」



魔理沙「あぁ、またいつか今日みたいに試合をしたり飲みかわしたりしよ〜ぜ」



カナ「それと、また戦った時でも勝ってやるわよ!!」



敵萃香「もちろん、次に会うときはもっとゆっくりと飲み交わすよ!!」




敵霊夢「お賽銭を忘れたら即座にお札まいりしてやるわよ!!


















敵萃香、敵霊夢 退場








アリス「霊夢のお賽銭に対する執着心もすごいけど、魔理沙も魔理沙でお賽銭に関しては華麗にスルーしたわね……」


パチュリー「どうせ払うのは監督かオーナーのどちらかで私達ではないわ」


カナ「あるぇ?もしかして私の発言はソウルバードみたくスルーされたの?」


リリーW「答えは〜胸の中にあるのですよ〜」


リリーB「…ノーコメント」


ユキ「…えっと……いえす…で……」


マイ「…ユキと同じ答え(てか、それ以外ないだろ!)」



ゼフメルラン「無回答2つと肯定2つにより、カナはヘタレ決定ξ・∀・)ぽ」














カナ「何ィィィィィィィィィィィィ!!!!」











幽々子「あらあら〜いくらあのちんどん屋さんおまけ扱いでもヘタレ扱いはいけないわ〜」











カナ「お、おまけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!?」










魔理沙「あのオマケ連合のキャプテンを務めてるぐらいなんだし、今さらおまけ扱いで驚くことか?」




カナ「orz」



紫「うふふ……もう踏んだり蹴ったりね」


カナ「………やかましい、SGGK(スーパーギガグータラキーパー)」


紫「(ぴくっ)…今、何と言いました?」





※ 回想シーン



カナ「何度でも言ってやるわ!!あのマイごときにトラップ勝負で競り負けた究極のヘタレキーパーこと、スーパーギガグータラキーパー!!










マイ「………(このくそがきゃぁ!!さりげなく私をHにしてんじゃねぇ!!)




紫「(ぶち)ふふふふふ……戦闘力5のゴミが私に歯向かおうというのですか?」





カナ「そう思うのなら、スカウターで私の戦闘力を計ってみなさい」



紫「ふん、何度測ってももおなじこ…と…で………5000……1万…5万……10万……20万……まだまだ上がっていく?!」





※ 回想シーン



カナ「忘れてたわ…私の力の源は『恨』。虐げられれば虐げられるほどその力を増す…そう、これがかつて『偶然F』で猛威を振るった魔理沙の『魔界パワー』と並ぶ『怨念(まっぷたつの剣)の力』よ!!」








紫「くっくっく……これは楽しめそうですよ。ですが、私には後2回の変身を残しているということをお忘れなく」




カナ「恨みの力は無限よ!!さぁ、今から悪霊をも屠った元祖騒霊の力をその身体の中に刻みこんでやるわ!!」







アリス「…なんだか変な流れになってるけど止めないの?」


魔理沙「止める必要あるのか?」


パチュリー「『黒赤の掟その67 喧嘩等は他者に被害が及ばない限りほっとけ』…よ」


リリーB「…そんな掟、何時の間にできた?」


リリーW「むしろ〜67まである方が凄いです〜」


パチュリー「一応、掟は例にならって108まであるそうよ。私はそのうちの10個までしか知らないけど」


ユキ「そんなに…というより、他にどんな掟があるか気になるよね、マイ」


マイ「確かに…(その場のノリで作られた気配がむんむんするのは気のせいか?)」


魔理沙「とにかく喧嘩中の二人はほっといて、今さらだが試合お疲れ様だぜ!」


パチュリー「本当に今さらね…」


魔理沙「初戦は延長になったが、皆の頑張りもあって逆転できたんだ!
この調子で次の試合も勝ちを取りに行くぜ!!




アリス「えぇ!!次も勝ちに行くわよ!!!」




ゼフメルラン「もちろん!次こそガッツ削りではなく本当にゴールを狙ってみせる…ぽ!!」




ユキ「私達だって負けないわよ!!ねっ、マイ!!」





マイ「当然!!(あんなξ・∀・)に負けてられるかってんだよ!!!)」





パチュリー「…勝って兜の緒を締めよということわざを知らないのかしら?」


幽々子「大丈夫よ〜魔理沙だってそこまでHじゃないはずよ〜」


リリーB「ノリノリなのは前に出る連中ばかり…なら強気で行く方が効率、いい」


リリーW「そういうお姉ちゃんも前のめり攻撃陣な仲間ですよ〜」



リリーB「わかってる……だから、次も強気で攻めて守るつもり!!






魔理沙「あぁ!気持ちで守りに入ったらその時点で負けだ!!
だから、いついかなる時も強気で逝くぜぇぇぇーーー!!」
















ア・ゼメ・ユ・マ・B「おぉぉぉぉーー!!」











パチュリー「熱いわ…本当に熱いわ…」


幽々子「ねっ、だからこそよ。熱い連中が多いなら水を差すより油を注いだ方がいいのよ〜そして冷たい私達は…」


パチュリー「冷静になって、熱くなっている皆を上手くサポートする…ね」


幽々子「足りないところを補わせるんじゃなくって、補ってこそのチームメイトというものなのよ。兜の緒なら、私達が魔理沙達の分まで締めてあげればいいのよ〜」


パチュリー「そうよね。だから魔理沙は私をトップ下の司令塔に置いたのよね……
魔理沙達が安心して攻められるよう私がしっかり皆をサポートしないと」


幽々子「そうなのよ〜私も時々暴走してしまう紫の手綱をしっかり引いてあげるから守りの方も安心していらっしゃい」





魔理沙「おぃ、パチュリーと幽々子も来い!!どうせもうすぐしたら次の試合が始まるんだ!!
だったらこのままの流れで円陣も組んでしまって士気を最大まであげるぜ!!」









パチュリー「わかったわ!!…ゲホゲホ」




幽々子「あらあら〜貴女も魔理沙に感化されたのかしらね〜」



パチュリー「ちょ、ちょっと…むせただけ。だから心配無用よ!!




魔理沙「そうか、パチュリーがそういうなら何も言わないぜ!」


アリス「あっと、上海と蓬莱。カメラは一度そこの補佐役であるバケバケに代わってこっちにいらっしゃい。二人も立派な一員なんだから」


上海「シャンハーイ」


蓬莱「ホラーイ」


バケバケ「バケー」






魔理沙「これで喧嘩中のあの二人以外は揃ったな。なら……
『黒赤マジック「X」』次の試合も勝ちに逝くぞぉぉぉぉぉぉぉ!!!!



















一部以外全員「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
















紫「くくく……四重結界にここまで埃をつけるなんてパパ以外君が初めてだよ」







カナ「貴女こそ、私の怨念の力に耐えれるなんて数百年振りよ!!
面白い…面白いわぁぁぁ!!!



















魔理沙「次の勝利を目指してぇぇぇぇぇぇぇぇぇ
!!!!!!」










アリス「いちーー」








パチュリー「にーーー」








魔理沙「さん!!」










全員「ダァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!」

















変なノリを継続したまま2試合目へ続く















一回戦(2Pサイド) 結果:勝利

vs 紅の咲く夜(紅夜)監督:Syun   2-1

得点:パチュリー(ロイヤルフレア 1点) 魔理沙(マスタースパーク 1点)


















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