現在地:博麗神社(AM:10時)






ルーミア「みんなー聞くのかー(はぐはぐ)」



ミスティア「聞いて欲しかったらまずはーなーしーてー!!(じたばた)」




萃香「なんかこれ見るの久しぶりだよねぇ」


ありす「ほんと、久しぶり…」



永琳「久しぶりなのはドキュメンタリーの収録が伸びに伸びたのが原因なんでしょうけど、何故こんなに収録が遅れたのかしら?」



文「それにつきましてはここ最近『分身カップ』やら『TSSH』と連続で大会に出場している上に『GGCC』のB組が予選突破を果たしたというのが大きいでしょう。それに加えて…オーナーはアレの準備しているとのことですから、こっち側に手がまわせないことも理由の一つですね」



永琳「……あぁ、アレのことね」



ミスティア「いたたた……オーナー、アレを本当にやるつもりなの?」



ルーミア「むぐむぐ…本気なのかー?」←みすちーが投げた身代わりの八目鰻を齧っている



文「まだ未定ですが、やる方向で動いてるそうですよ。魔理沙さんやレミリアさんも乗る気満々な上にここ最近のドキュメンタリーで流していたCMを利用してスポンサーを多数獲得してましたから下準備は着々と進めているとみていいでしょう」



ありす「あのCM…俗に言う商業戦略ってやつだったの?」



萃香「その通りだけど、ずいぶん難しい言葉知ってるねー」


ありす「メディから借りた本に書いてたの」


永琳「………それ、間違いなくてゐが貸し出した本ね」


ミスティア「……メディやありすがおかしな方向に染まらなければいいけど」


ルーミア「そんなことはおいといて、撮影の話をするのかー」


文「あーはい。そうでした、実は今日皆さんにこうやって集まってもらったのは撮影のためではないんです」


ありす「そーなのかー?」


ルーミア「そーなのだー」


文「まぁ詳しく言うと撮影は行われますが撮影場所はここではなく酒場なんですよ」


萃香「酒場…あーあのカリスマスター姉が運営してるあの酒場ね」


永琳「それならそうと現地集合にすればいいのに」


ルーミア「なんでも、向こうは今日の夜に『GGCC』の打ち上げ会をやるらしいのかー」


文「打ち上げ会ではベスト4にまで登りつめた『とっても黒赤マジック』組のED収録をするそうなのですが、時間や人数の関係上私達も一緒にやってしまおうってことになったそうです」


萃香「なるほどなるほど。それで、午前中に私達がここで集められた理由は?」


永琳「少なくとも、そんなことを知らせるためだけに集めたわけではないんでしょ」


文「鋭いですね。その通り、宴会の準備をするための働き手として私達に手伝ってほしいとのことです」


ミスティア「そんなこと名無し達にやらせればいいのに…」



文「向こうも人手不足なうえに、私達はタダ同然で宴会に混ぜてもらえるので仕方ないことでしょう」



ありす「働かざるもの食うべからず…」


萃香「痛いとこつくねーまぁ今は特にすることないから別にいいけど」


萃香「ありすの言うとおり、ここはおとなしく手伝うことにしましょう」


ルーミア「そういうことで、皆酒場に出発するかー」






全員「おー」







少女移動中……





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