現在地:ゼフの練習用グラウンド(夜)




メルラン「見上げてごら〜ん、頭上の星を〜♪」


リリカ「君にも〜見えるさ〜撃墜マークが〜♪」








美鈴「撃墜マークっていうのは私が決めたゴールの数なのか、私自身への撃墜マークなのか…どちらなんでしょうかね」



ルナサ「……さぁ?(チャラリラ〜♪)」


妖夢「今の美鈴さんはどちらにも当てはまるからびみょんですよねぇ」


カナ「何せ、予選終了時で得点王独走中な上に決勝トーナメントは毎試合ハットトリック達成してるし」



リリカ「さぞや、敵チームから要注意人物としてマークされてるだろうね」



ルナサ「しかも東方サッカーは敵を合法的に潰しても反則はとられないとなれば…」



美鈴「潰し合いは今さらなので何も言わないんですが、無表情でサラリと言ってのけるのは怖いんでやめてください



妖夢「という雑談はおいといて、本題に入りましょう。今回は『GGCC』の決勝トーナメントで行われた試合の収録です」


カナ「ワイルドカード2位枠というおこぼれとはいえ、黒赤内で予選突破チームがでるのはこれで3回目ね」


ルナサ「今まで予選突破できたのは『偶然F』『お遊び杯』でそのどれもが予選全勝突破」


リリカ「ワイルドカード枠もらったのはこれが初ってことだよね」


妖夢「決勝トーナメントは予選時と試合形式が違いますからね。予選時の強さがそのまま発揮できるとは限らないのでおこぼれとはいえ、決勝トーナメントではあまり関係ありません」


美鈴「具体的にいうと、予選時は15分ハーフでの短期決戦でしたが決勝トーナメントでは30分ハーフの長期戦になります」



カリスマスター姉「それだけに、終盤はガッツ切れが起きやすくなってしまい」



大友藍「攻撃力防御力ががくりと下がることも多くなる」



サンガ幽々子「だからこそ、決勝トーナメントはチームの総合力が試されるわけよね〜」



カナ「あっ、ゲストの皆が来たみたいよ」


ルナサ「忙しい中お疲れ様」



カリスマスター姉「いいってことよ。嫁カップの準備が水面下で動いてるとはいっても黒赤のドキュメンタリーにゲストで呼ばれることは東方サッカー界でのステータスみたいなものだし、無理してでも来るわよ」



大友藍「私は招待されたから来ただけなのだが、そーなのか?」


美鈴「いえいえ。いくらなんでも、東方サッカー界のステータスは言いすぎです」


ルナサ「このドキュメンタリーはそこまでの知名度や人気を獲得してないはず」


リリカ「少なくとも、あの逆境オマ連カリスマ姉の前ではかすんじゃうしね」


サンガ幽々子「そんなことより〜お客さんが来たのだから何かおもてなししてくれないのかしら〜」


妖夢「はい。すぐに何かお持ちします(いそいそ)」


ガチャピン「バケー(そうくると思ってこっちで準備しといたぜ)」


ムック「モケー(『宵闇&亡霊・美食会』提供のサボテンバーベキューセット。酒も蒸留酒「パンデモニウム」を用意したから皆遠慮なしで食べてってくれ)」


カリスマスター姉「バーベキューセットとは用意いいわね」


ガチャピン「バケー(カリスマスター姉様。幽々子が来るってわかった時点でこれぐらいの準備行うのは基本ですぜ)」


妖夢「ふぅ…助かりました。羽目玉の増援まで呼んでくれてるなら私の出る幕はなさそうですよね」


ムック「モケー(ああ、雑用は俺達に任せて妖夢さんは撮影の方に専念しといてくだせぇ)」


カナ「……本当に任せて大丈夫なの?」


ルナサ「不安は残るが、ここは任せるしかない」


サンガ幽々子「(ずぉぉぉぉぉぉーー)」←ピンクの悪魔のごとく、バーベキューを吸いこんで言ってる


大友藍「不安だけしかないのだが、まぁいい。軽く紹介させてもらおう。私は『大友バカルテット(orz)』の新田瞬互換な藍だ。黒赤とは準決勝を戦わせてもらった」



カリスマスター姉「私は『リベロのカリスマな姉(リベ姉)』の武田弾丸互換のレミリアよ。もっとも世間ではカリスマスター姉が一般化されているようだけど今は関係ないわね」



美鈴「関係ないといえばないのですが、別の意味では関係ありますよ」



メルラン「カリスマスター姉といえば全てのレミリアの頂点に立つ代表格みたいなものだし〜」



リリカ「まさにいるだけで認識されてしまうカリスマオブカリスマ」



カリスマスター姉「よくわかってるじゃない。私ほどカリスマが似合うレミリアはいないのよ」



妖夢「この自意識過剰がなければ、真のカリスマキャラとして君臨できるのですが(ぼそ)」



美鈴「いいじゃないですか。どこの世界のお嬢様もあんな感じですからむしろ身近に感じられて親近感が持てますよ」



ルナサ「そんな親近感あふれるカリスマスター姉だからこそ、あの酒場は人が集まる…」


リリカ「ついでだから最後のゲスト紹介するよ。あそこにいるピンクの悪魔が…えっと『京都紫サンガ(サンガ)』所属で決勝トーナメント初戦を戦った田原豊互換の幽々子様だよ」


美鈴「以上の3人が今回のゲストです。では、ぐだぐだの雑談で時間を潰すのもあれなので早速試合を振り返りましょう。まず決勝トーナメント初戦の『京都紫サンガ(サンガ)』戦です」



カナ「試合内容は…一言でいえば野球のスコアね」



ルナサ「もしくはノーガードの殴り合いもいいところな死闘



メルラン「まさに、死ー甦ー外ー夢だったξ・∀・)ぽ」



妖夢「そんな感じで見どころを出していきましょう…っといいたいところですが」



リリカ「門番のターンばっかり」



カナ「向こうにもめーりんがいたせいで、もう主催者が「めーりん自重シロ」っていうぐらい目立ってたわよね」



美鈴「ま、まぁ…向こうの私と合わせて10得点でしたからそう言われてもおかしくはない…ですよね」


カリスマスター姉「おかしくはないわね」


大友藍「少なくとも、同キャラのストライカーが対決となった時点ですでに予想できたことだと思うがな」


サンガ幽々子「後、ストライカー勝負といっても得点率だけでいえば私達の門番が上だったみたいだけどね〜」


美鈴「はい。私のストライカー勝負は負けていましたが、サッカーは一人でできないのも事実なんです」


メルラン「そうよー黒赤の得点源はめーりんだけじゃないのよー」


  



リリカ「こっちには遠距離からでもシュートを打ちたがるサブストライカーがいるからね」


  



カナ「さらに今回は不調だった妖夢も頑張ってくれてたし、もう総力戦と言ってもよかったわよね、あれ」






美鈴「お互いDF陣がほとんど機能せず、ひたすらシュートの撃ち合いでしたからね。最後の最後で妖夢さんが奮闘してくれなければどうなっていたことやら…」







ルナサ「主催からも言った通り、後半ロスタイムで死闘に決着を付ける決勝ゴールを決めた妖夢は間違いなくあの試合のMVP



妖夢「そんなことありませんよ。あの試合は美鈴さんやメルランが食らいつくようにゴールを量産して接戦に持ち込んでいたことも大きいですし、何よりあの一撃今まで散々足を引っ張っていた私へのけじめをつける一撃でしたから」



サンガ幽々子「いつもは攻撃的に攻める妖夢もこの大会では不調が目立ってたものね〜」


妖夢「えぇ、この『ガッツ節約』ルールの前では身体が普段の大会以上に重く感じて動けませんしね」


大友藍「そうなのか?私は大会自体にでてないからこれが普通だと思っていたんだが…」


カリスマスター姉「妖夢の言うことは本当よ。この大会は攻撃系の必殺技、特にドリブルが使えなくされるから、妖夢みたいな必殺頼みのFWタイプはどうしても不利に働くようね。もっとも同情はしないけど」



妖夢「それはわかっていますよ。試合が始まればそんなことただの言い訳ですからね。だから、頑張る美鈴さんを筆頭としたチームメイトのためにも、そして自分自身のためにあの瞬間だけは麻痺して動かない足に刃を突き立てる勢い特攻させてもらいました」



カナ「半分幽霊とはいえ、よくまぁあんな無茶したわよね…」


美鈴「まぁ、妖夢さんの頑張りに水を差すわけにもいきませんからね。自虐については何も言わないであげるべきですよ」


ルナサ「と、そんな感じで試合はメインストライカーである門番頼りのサンガメルランや妖夢といったサブストライカーを駆使した黒赤攻撃陣の厚さもあって8-7と辛うじて勝利を拾えた」


リリカ「ロスタイムで逆転の流れは予選最終戦と同じだったし、もっと楽に勝てる試合やりたいよね」


メルラン「あのダ○アモン監督のところみたくぼっこぼこにしたいξ・∀・)ぽ」


カリスマスター姉「そういえばあのゼフの新監督が率いていたチームは予選でも最下位とかいうし、今後の動きはある意味楽しみよね」


大友藍「新参なのでもし違うなら失礼かもしれないが、あの監督はもう終わりじゃないのか?」


サンガ幽々子「その心は?」



大友藍「あれだけ大敗したにも関わらず全く反省もしていない。あれではなんだかんだいいつつも結果を残す紫様の方がまだマシだ」



ルナサ「ちなみに藍は大友の監督についてどう思っている?」



大友藍「私のところの監督は調子に乗るところがあるとはいえ、謙虚な心があるからな。従うには充分値する監督なので私はしばらく付いて行こうと思っている」



カナ「やっぱりそうよね。チームで一番大事なのは監督と選手との信頼なんだし」


リリカ「リリカ達の黒赤監督も姿を現さないとはいえ、チーム編成や指揮を全面的に任せてくれるだけでなく、試合後はこうやって評価や撮影といった面白いことやってくれるから好きだよ」


ルナサ「ある意味、これも信頼の形



カリスマスター姉「確かに、そういう点でみたらあの新監督はすでにゼフの皆からの信望がないから……」




美鈴「終わり、ですね」


妖夢「でもって、終わりを迎えたらこっちに流れてくるんでしょうかねぇ…」


ガチャピン「バケー(それは向こうのランジェロオーナー次第だと思うぜ)」


ムック「モケー(H奴隷E奴隷みたいに流れてくる輩はオーナー間での人身売買みたいな取引で契約されるっぽいからな)」


E奴隷「………」


ガチャピン「バケー(言っとくが、お前に同情なんかこれっぽっちもしないからな)」


ムック「モケー(ここに流れてくる奴はそれだけが深い奴ばかりだ。そのをたたき落とすまでずっと今の待遇が続くと思っとけよ)」


E奴隷「ラジャー」


美鈴「ということで、次の試合逝きましょう」


妖夢「次は準決勝で予選にも当たったことがある『大友バカルテット(orz)』戦です」


ルナサ「予選と決勝とではルールが違うので、同条件での戦いではないが」


カナ「結果的にはサンガ戦とほとんど同じ展開になったのよね」



リリカ「サンガも大友もノーガードで殴り合うチームじゃないはずなんだけど、中身はどうみても殴り合い



メルラン「大友特有のあの粘り強さはどこいったのーって突っ込みたいξ・∀・)ぽ」



カリスマスター姉「そんなこといったらサンガの堅実な守りはどこいったとも突っ込みたいわ」



サンガ幽々子「そうね〜守りに関しては『ついカッとなってやってしまった』としか言えないわ」



大友藍「私も気がつけば殴り合いだったからなぁ…」



美鈴「結論的にいうと、殴り合い試合となったのは黒赤マジックに関わったのが原因なんでしょうかね?」



ルナサ「結論を出す前に、今は試合を振り返ることが先決」


メルラン「そうよー先に試合の見所をだすわよー」


  



妖夢「まず最初の見どころはなんといってもてゐさんの激レアなロビングシュートですね」






カリスマスター姉「何度も大会に参加している私もあのシュートを大会内で見るのは数えるぐらいしかないわ」


カナ「それを考えると、私達は決定的瞬間を拝めたっていうわけよね」






ルナサ「決定的瞬間であれば偶然Fで魔理沙の「魔界の力みせてやるぅぅぅ!!」の叫びでゴール貫いたあれも割と印象深い…」











リリカ「それよりも、文花帖の部でレミリアのレッドサンがSGGKを真正面で貫通したことの方が凄いかも」



サンガ幽々子「そうねーカリスマスター姉もあの一例があったおかげで確信が持てたんじゃないかしらー?」



カリスマスター姉「確信も何も、私は最初っから抜けると思ってるわよ」



ルナサ「『走破の最終試合でSGGKをPA外から抜く』なんてどう考えても無理だとは思うが」



美鈴「それでも、レッドサンがSGGKを真正面から抜いたという事実があれば若干希望も持てるものですよ」


カナ「少なくとも、あそこのメリーにかすかな希望が見えたと思うし」


大友藍「……すまん。私には何のことか全くわからないんだが」


妖夢「あーすいません。少し前の大会のことは新参である大友チームにはさっぱりわかりませんでしたね」


美鈴「雑談はこの辺にしといて、話題を元にもどしましょう」


リリカ「じゃぁてゐのロビングシュートとは別のレアシュートとしてコンチェルト・グロッソの話題だすよ」







メルラン「あのシュートは黒赤内どころか大会でも初だったからそれなりに印象深いはずよー」


ルナサ「しいていうなら、ライブポルターガイストの終わりからつなげられたら文句なしだったのだが…」


カナ「っというか、私の存在は?」



リリカ「大丈夫大丈夫。今回はたまたまカナ抜きになっただけで機会があったらカナ始点のラ・オルケスタを披露してもらおうっと思ってるからね」



ルナサ「ラ・オルケスタからソウルバード→コンチェルト・グロッソのコンボは間違いなく伝説クラスの偉業



メルラン「だから、偉業を達成するためによろしくするξ・∀・)ぽ」


カナ「そうよね…私を無視されているとか忘れ去られているとかそういうことはないのよね……」


妖夢「少なくとも、カナさんは私よりも役だっていますから忘れ去られることはないでしょう」


大友藍「そういう感じでこの試合はレアなシュートが目白押しでよかったのか?」



妖夢「3姉妹のシュートは特別レアなシュートってわけではないんですが…それ以上にレアなのは藍さんのノーマルシュートかもしれませんよ」






カリスマスター姉「そうね。ほとんどの大会では藍の地上シュートといえば『八雲毘沙門天』なのだし、普通のシュートはある意味レアね」



カナ「しかも、そのノーマルシュートでさえも名無しGK相手じゃ決められてしまうことの方が多いし…」



サンガ幽々子「まさに、油断大敵ってやつかしら〜」



美鈴「悔しいですが、その通りですね。試合は結局藍さんに大量得点させられてしまって6-8と完敗に近い形で負けましたから」



大友藍「ぶっちゃけると初出場で決勝進出という事実に私自身が驚いていたりもするんだがな…」



リリカ「ついでにいうと監督もでしょ」


カリスマスター姉「そうね。あのスティックファンタジア監督も準決勝が終わった夜に酒場で『シンジラレナーイ』とか愚痴りながら飲んでたわ」



カナ「そういえば、私達の監督とオーナーもお遊び杯で準決勝進出時は似たようなことやってなかった?」



ルナサ「やってた」


妖夢「優勝したこと自体目を疑っていたそうですし…」


サンガ幽々子「もし、このままの流れで大友が優勝したらショック死するんじゃないかしらね〜」



カリスマスター姉「ショック死ならゼフでもありうるでしょ。何せ万年最下位チーム予選突破どころか、私達を準決勝で破って決勝進出だし」



美鈴「皆さん、ネタバレ話しまくりですね…」


リリカ「いいんじゃないの?どうせ決勝は明日でまだ結果はわからないからこれ以上話せないし」


ルナサ「全ての決着は明日に判明するなら、今の段階でわかる情報ぐらいは漏らしても問題ない」


メルラン「決勝もいいけど3位決定戦を忘れたら駄目ξ・∀・)ぽ」


カナ「そうよ、私達は準決勝で負けても3位決定戦があったんだし最後の試合を振り返るわよ」


妖夢「そういうわけで決勝の前座ともいうべきセミファイナル試合いきます。この試合の対戦相手は同じくもう一つの準決勝でゼフに負けたカリスマスター姉率いる『リベロのカリスマな姉(リベ姉)』でした」


カリスマスター姉「決勝ではなかったとはいえ、黒赤とこんな形で戦うなんて思ってもなかったわ」



美鈴「私達だってそうでしたよ。こんなところであのカリスマスター姉と直接対決なんて、失礼ながら運命操作を疑うぐらいの状況でしたから」



カリスマスター姉「残念だけど、今回ばかりは運命操作はしてないわ。だから、この対決は起こるべき事柄として最初に決められていた必然っていうことね」



大友藍「黒赤とカリスマスター姉は東方サッカー界を代表する人気チームとのことだし、ある意味この二つが決勝でもよかったんじゃないのか」


ルナサ「そんなことはない。決勝も東方サッカー界でかなりの知名度を持つチーム同士の激突で注目度は充分高い」


カナ「ただ、話題性という点だと3位決定戦の方が上なだけよ」



リリカ「カオスを掲げる黒赤カリスマの具現たるカリスマスター姉お互いのカオスとカリスマをかけた激突だもんね。話題がでてこない方がおかしいし」



妖夢「というか、カリスマスター姉に比べて明様に歴史の浅い私達が対等な位置で戦いを挑むこと自体失礼っぽく感じるんですが(ぼそ)」


カリスマスター姉「そんなことないわ。チームの歴史なんて試合が始まれば何の意味をもたなくなるものよ。意味を持つのは、その時の強さと結果だけ。そう…どんなに好成績を残していようとも、試合をするその瞬間で強い方が勝つ。それが東方サッカーよ



美鈴「それでも、やはり経験やらなんやらが大きく左右されるのは確かだと思いますが…」


カリスマスター姉「それはリアルサッカーでの話でしょ。東方サッカーでは調子や運で大きく能力が変動してしまうのだし、予想が全くできないからこそ面白いのよ」


サンガ幽々子「そうよね〜なんでも楽に優勝できる大会なんて面白くもなんともないわ。やっぱり優勝するにも少しぐらいハラハラとする場面があった方がいいものね」


大友藍「それが東方サッカーというものか…」


カリスマスター姉「っと、少し話がそれたから元に戻すわよ」


美鈴「はい。3位決定戦でカリスマスター姉との戦いですが、内容的にはやはり完敗といったところでしょう」


メルラン「そうねーまさにカリスマスター姉さいきょーってところだったわ」


  




リリカ「ほんとほんと、カリスマスター姉のシュートはポストに当てたり審判の笛にさえぎられたりしてたのに結果は4−6で負けたし」






ルナサ「……リリカ……」


カリスマスター姉「いいってことよ。ああいう結果も東方サッカーならではなのだし……」


サンガ幽々子「ふふ…よかったら一杯どう?」


カリスマスター姉「そうね…一杯いただく…(ガッシャーン)


美鈴「カリスマスター姉…コップを思いっきり握りつぶしましたよ」


妖夢「や、やっぱり怒ってるんですね……」


カリスマスター姉「誰が怒ってるというのかしら……フフフフフフ





美鈴妖夢「ひぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」








カナ「え、えっと……そういうことで、あの試合はふがいないカリスマスター姉にかわってチルノがハットトリックを決めるような大活躍で…」




カリスマスター姉「………だれが、H以下の役立たずなのかしら?」




ルナサ「いや、誰もそんなこと言ってないのだが……」




リリカ「というか、Hに活躍の場を取られるなんてカリスマスター姉大したことないよね」





美鈴「ちょ、リリカさん。なんでそんな煽るようなことを…」







リリカ「って、試合後に門番が言ってた」










美鈴「Σ(゚д゚ )」










カリスマスター姉「……ほほう、門番がそんなことを」




カナ「つ、ついでに…ドキュメンタリー開始前は『カリスマスター姉は単純だから適当に持ち上げてればすぐ機嫌直る』とも言って…たわ」








美鈴「ちょ、なんでそんな出鱈目をいうんですか!!」








メルラン「あははー…もうカリスマスター姉の怒りを鎮めるのは不可能だし」



ルナサ「確かに、ここで生贄を用意するのはありかも」




妖夢「………ごめんなさい。ここはレミリアさんの扱いに慣れているであろう美鈴さんが適任でしょうから、お願いします」






美鈴「3姉妹どころか妖夢さんまで私を切り捨てるつもりですか!?藍さんと幽々子さんは…」






大友藍「私は明日の決勝を控えている身で万が一の怪我を出すわけにはいかないのでな(すすすっと遠ざかる)」


サンガ幽々子「あら〜バーベキューはもう終わりなの〜?」←さりげなくスルー


羽目玉「メー(へぇ、明日の打ち上げ会の用意もあってこれ以上は出せないんですわ。ご勘弁を)」
















美鈴「ここにはブルータスしかいないんですかー!!
ならば最後の手段のE奴隷さんは」













カリスマスター姉「……ふふふ……めーりん、いい加減に覚悟してくれないかしら?」







美鈴「あぁぁぁ!!覚悟はできてませんから、なにとぞ怒りをお鎮めくださいませ!!!(へこへこへこ)」








カリスマスター姉「何を勘違いしてるのかしら。私は怒ってないわよ、ただ………」










美鈴「ただ…?」






























カリスマスター姉「全力で中国目がけて槍投げをしたくなった…
ただ、それだけよ(ニッコリ)」




































美鈴「結局、私に制裁が加えられること確定じゃないですかぁぁぁぁ!!!!」








































カリスマスター姉「つべこべ言わずに、幻想郷の果てまで吹っ飛びなさい!!!!」






































神槍「スピア・ザ・グングニル」









































美鈴「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!よ・け・r」




























どごーん☆

























美鈴「うぼぁー うぼぁー うぼぁー」






























カリスマスター姉「ふっ、いくら幸運の星の加護(クリティカル)があってもカリスマの前には無力だったようね」



妖夢「………えっと、これで『GGCC』に出向いた『とっても黒赤マジック』の全試合は終了となりましたし、そろそろお開きとしましょうか」


サンガ幽々子「バーベキューも全部食べつくしちゃったし、今日はもう解散ね〜」


大友藍「そうだな。夜に一回ミーティングをするそうだから私はそろそろ宿舎に戻るべきだろう」


ルナサ「では、今日はここでお開き」


メルラン「明日の決勝は私達の演奏で盛り上げるつもりだから頑張ってね」


リリカ「っということで、最後はプリズムリバー三姉妹+αによる演奏で締めくくりたいと思います。曲名は『ヨゾラノムコウ』」



カナ「From that whether anything was believed from us.
Tomorrow has already waited in the other side of the night sky. 」







































美鈴「ううう……夜空の向こうに明るい日なんてあるなんて…嘘だ………(ぷかぷか)」
























遠くから流れてくる「夜空の向こう」をバックに池の中央でぷかぷかとその身を漂わせつつ……EDへと続く














決勝1回戦(2Pサイド) 結果:勝利

vs 京都紫サンガ(サンガ)監督:Mashue  8-7

得点:美鈴(ひりゅうのけん2点・強烈シュート2点)・メルラン(ヒノファンタズム2点)・妖夢(未来永劫斬1点・待宵反射衛星斬1点)



準決勝(1Pサイド) 結果:敗北

vs 大友バカルテット(orz)監督:nightmare   6-8

得点:美鈴(ひりゅうのけん4点)・メルラン(コンチェルト・グロッソ1点・ヒノファンタズム1点)
ねじこみ:メルラン→美鈴



3位決定戦(2Pサイド) 結果:敗北

vs リベロのカリスマな姉(リベ姉)監督:NATAまにあ  4-6

得点:美鈴(ひりゅうのけん3点)・メルラン(コンチェルト・グロッソ1点)







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