上海「シャンハーイ(モニター前の愚民共こばわ〜毎度おなじみ嘘八百を並べて事実を捏造しまくる黒赤テレビショッピングのお時間です)」
蓬莱「ホラーイ(今日の紹介ブツはこちら。春に企画が持ち上がった『最新ギャルゲー風育成シュミレーションサッカーゲーム はいぱー☆さっかー!』をベースにした学園物恋愛ドラマな『幽明の岡ストーリー』)」
上海「シャンハーイ(わーあの4月Hのためだけに用意されたH企画が遂に発動ですかー)」
蓬莱「ホラーイ(発動といっても媒体がゲームから実写映像となったけどね)」
上海「シャンハーイ(それで、具体的にはどんなお話なの?)」
蓬莱「ホラーイ(あらすじはどこにでもいるごく普通の目立たない無個性な学生である主人公幽明の岡君が伝説で語られるメイドガイが残したというH極の亀んを手に入れるため、様々な困難をサッカーでもって(主人公の岡君を精神的に)叩きのめしながら爆走する王道的スポ根ドラマ)」
上海「シャンハーイ(王道っていうとやっぱり木陰から見守る健気な下級生とか幼馴染もいるのかなー)」
蓬莱「ホラーイ(もちろん、しかも岡君は謎の主人公補正を手に入れてから老若男女に人妖変態問わず人気者になっちゃって近寄ってくる者は数知れず。
だから岡君はいろいろな人妖を『S・G・G・K』でわしずかみしながら話が進んでいくの)」
上海「シャンハーイ(最後には誰とゴールインするかはまだわからないってことなんだ)」
蓬莱「ホラーイ(もしかしたら亀のハートを『S・G・G・K』しちゃって人生にゴールインかもしれないけど、詳しく知りたければドラマをみてみよ〜う)」
上海「シャンハーイ(放送場所は毎度おなじみの酒場。冷えたオレンジジュースを片手にセレブな時間を過ごしながらまったりみるのもいいかもね〜)」
蓬莱「ホラーイ(ってことで、以上黒赤テレビショッピングのCMでした〜本編はいりま〜す)」
追伸:上記内容はH割でたらめなのでご了承ください
現在地:どっかの敷地(H監督様の部屋跡地?)
美鈴「あの『プレGGCC』の激闘から約半年、ついに本大会の『GGCC A-15』が来ましたね」
ルナサ「あまりそういう実感はない」
メルラン「合間にいろんな大会が挟んでてドタバタとしてたしねー」
リリカ「特にGGCC終了後即座に発表された『カオスカップ』が一番ドタバタだったっけ」
カナ「経緯はどうあれ、『GGCC』の本大会にも無事出場できてよかったわ」
ちゆり「おい、どうでもいいんだがCMについてはスルーか?」
ルナサ「あのCMは突っ込んだら負けと思っている」
ジャック「アルアルアル〜」
ちゆり「だったら何も言わないことにするぜ」
美鈴「それより、前回参戦してた妖夢さんは都合により来れなくなったんですよね」
カナ「都合というより、あれは亡霊嬢のわがままみたいな感じだったわよ」
リリカ「突発的なおつかいはある意味いつものことといえばいつものことだけど、今回は確かにピンポイントな日程だったし」
メルラン「どうせ引っこ抜くならカナの方がよかったのにξ・∀・)ぽ」
カナ「ナニぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」
ちゆり「いやまぁ、役立たずを引っこ抜きたい気持ちはわからんでもないが喧嘩はやめようぜ」
ルナサ「煽ってどうする」
美鈴「とにかく、妖夢さんは亡霊嬢の突発的なおつかいで地獄まで出向いているんですよね。比喩ではなく、仕事として」
リリカ「うん。ぷらかっぷで魔理沙がブラックを持ち出してて働き手が少なくなってる上に以前亡霊嬢が地獄の食糧を食い荒らしたことあるからね。その罪滅ぼしで派遣にいってたけど、亡霊嬢が勝手に派遣の延長契約しちゃったみたい」
ルナサ「そのおかげで名無しの中で最強性能を誇る裁判官の酷使権をもらえた」
ちゆり「とにかく、副主力シューターが使えないてことで変わりに私が出番をもらったぜ」
リリカ「性能的にみれば空中攻撃がない分攻撃力が若干下がった代わりに必殺タックルのおかげで防御力大幅増加だね」
ルナサ「というか、全員必殺ディフェンス持ちで必殺ドリブラーがいないというのもまたあれな話」
美鈴「なんだか、聞けば聞くほど裏の陰謀というものを感じられずにはいられない話ですよねぇ」
ちゆり「一応言っとくが私はそんなまどろっこしいことやってないぜ」
リリカ「だよねーイメージとしては裏でこそこそするよりも直接…」
ちゆり「私はただ冗談半分で適当に書いた『地獄の底で作る“銘酒パンデモニウム”の製造法』の論文をブン屋に高値で売りつけただけで…」
美鈴「H割ぐらい貴女が原因じゃないですか!!」
メルラン「まぁまぁ、そんなこと気にしても仕方ないξ・∀・)ぽ」
カナ「そうよそうよ。妖夢には悪いけど、換えの選手が見つからずに辞退の方が問題だったし」
ちゆり「そこは、規定に引っ掛かってチーム編成を一からやり直しという二度手間取らせたお前が言うなと突っ込むぜ」
カナ「う゛…あれは途中進行のチームチェック時にオーナーが問題ないと言ったからそのまま進めた結果であって」
美鈴「一つ聞きますけど、それっていつの話です?」
カナ「えっと、○月■日よ」
ルナサ「その日は確かオーナーが徹夜で騒いでた翌日」
リリカ「しかも、オーナーがべろんべろんに酔っ払ってたというのは向こうで有名な話だし」
メルラン「そんな酔っ払いの指示なんてアテにならないわよー」
ちゆり「この未熟者め」
カナ「………orz」
美鈴「いいじゃないですか。メンバー変更といっても『GGCC』には前と同じく『ラッキーマン互換』で出れるのですから」
ルナサ「しかも互換元は前とまったく同じ」
ちゆり「ただ、パシリ一号だった妖夢の代わりに入った私は船乗り繋がりでヒロインの『聖・ラマン』互換になったぜ」
リリカ「ヒロイン……」
メルラン「どこの世界にそんな女らしさ皆無のヒロインがいるξ・∀・)ぽ」
ルナサ「せめて、見えそうで見えないぐらい短い奴をはいてればまだなんとか…」
ちゆり「うるせーな。そんなお色気担当はうどんにでもやらせとけ」
カナ「それもそうだけど………いくらスーパースターマンになりきるためとはいえ、あんなのに言い寄るのは嫌だわ」
ちゆり「原作だとスーパースターマンに言い寄られた聖・ラマンは容赦なく必殺技の『ドッゴーン』を決めてたからな。近寄ってきたらもれなく『必殺の武器』をプレゼントするぜ。もちろんラッキーマンもな」
美鈴「原作のラッキーマンが興味あったのはスカートの中味だったはずなんで、ズボンはいてるちゆりさんの場合は言い寄る理由ないんですが」
ルナサ「そんなこと関係なしで、ローアングルを狙えばいいと思う」
リリカ「それで、聖・ラマンは勝利マンに淡い恋心持ってるから勝利マン互換のルナ姉を木陰からこっそり見守ったり、顔を赤くしながら手編みグッズや手作りお弁当を渡したり…………」
全員「………(想像中)………」
ちゆり「お前らの言いたいことはよーっくわかった。わかったから………認めるぜ」
カナ「みとめるんかい!!」
ちゆり「だったら逆に聞くが、私に引っ込み思案で健気な少女を演じてほしいか?」
カナ「ごめんなさい。怖いからやめてくださいませ(へこへこ)」
ちゆり「正直な奴だが、そういうのは嫌いじゃないぜ」
メルラン「とにかく、視聴者のためにチーム紹介をするξ・∀・)ぽ」
美鈴「そういえば、まだ前口上すら言ってませんでしたよね。では、前口上としてこれは半年前に開催された『ぷれGGCC』の本大会となる『GGCC A−15』に出場する『とっても!黒赤マジック(黒赤B)』の撮影です」
ルナサ「ちなみに『GGCC』というのは『Gensokyo Gokan Club Championship(GGCC)』の略で直訳すると『幻想郷互換クラブ選手権』となる」
カナ「つまり互換を全面的に強調させたネタ大会の一種よ。しかも互換元は前大会だと現実架空を問わずに存在するなんらかのサッカーチームがモデルとか言ってたけど、私達が『とっても!ラッキーマン』出典の『第3小宇宙』互換なんて反則ギリギリの裏ワザ使ったせいでサッカーチームに限定されなくなったのよね」
メルラン「おかげで『GGCC』での一例にもなるぐらいの有名チームになったξ・∀・)ぽ」
リリカ「カオス的な意味でね」
ちゆり「おいおい、このチームに『カオス』は褒め言葉だろ」
美鈴「全力で否定できる材料がない辺り悲しいとこですが、有名になればなるほど給金も増えるのでいろいろと複雑です」
カナ「とにかく、そんなわけだから今回も『とっても!ラッキーマン』からの『第3小宇宙』を互換にしたわけよ」
ルナサ「てもって、この大会はリアルに限りなく近づけるため『ガッツ節約』ルールが適用」
メルラン「おかげで一部の選手、特に攻撃陣なんかが行動制限されて大変なのよー」
ちゆり「ガッツ節約だと必殺ドリブルが使えなくなるらしいが、元からそんな必殺ドリブル持ってない連中にとっちゃ関係ない話だぜ」
リリカ「ついでにいえば、前回はツートップというバランス型に対して今回はVフォームの攻撃重視型に変更」
美鈴「FWに浮き玉補正とドリブル補正が付くから攻撃もしやすくなりましたよ。逆にいえば防御に不安ありますけど」
ルナサ「前大会ではシーソーゲームのカオス試合ばっかりやらかした。なら、率先してカオス展開に持ち込む方が観客も喜ぶ」
ちゆり「それに、点なんていくら取られてもそれ以上取ればいいだけじゃねーか」
リリカ「なんという前のめりな突撃特攻野郎Aチーム」
ちゆり「ちょいまて、今途中で変なキャッチコピーみたいなのが出てこなかったか?」
美鈴「だから、気にしちゃダメなんですってば!!」
カナ「とにかくなんだかんだいってもジャックは普通の名無しに比べたらまだいくらか安心はできるし、特攻モードは大賛成だわ」
メルラン「カナの場合はツートップだとまたスィーパーに戻されそうだから必死ねー」
カナ「ええ、そうよ!何か悪いかしら!!」
メルラン「うわ、開きなおっちゃったξ・∀・)ぽ」
ジャック「アルアルアル〜」
美鈴「しかしロボとはいえ、よくまぁこんなの作りましたよねぇ」
ちゆり「ちんちくりんな発明はご主人の趣味だからな」
ルナサ「とにかくGKはあのついてない洋一君互換のジャックロボで2人しかいないDFは努力マン互換のリリカと勝利マン互換の私が受け持つ」
リリカ「守備の方は立花兄弟並の絆で繋がった姉妹の絶妙なコンビネーション、時には姉を本気で蹴りつけるぐらいの非情さでもって守るからね」
ルナサ「…………」
カナ「あの『イザと言うときはお兄(姉)ちゃんも蹴っちゃうキック』をぶちかます気満々みたいね」
ちゆり「よーわからんが、それならルナサのうさばらし的殺人パスにも気を付けるこったな(めーりんの肩ぽん)」
美鈴「そんな具体的にありえそうなこと言わないでください!」
メルラン「それでFWは友情マン互換の私と主役のラッキーマン互換の美鈴、聖・ラマン互換のちゆりの3トップで固めたξ・∀・)ぽ。遠距離シューターに俊足地上シューターだから誰にボール渡っても危険なのよー」
リリカ「その中でも特に美鈴は前大会じゃぶっちぎりの得点王に輝くぐらいの危険度」
美鈴「おかげで、本大会じゃ妹様と同じ最高のAAランクになっちゃいましたけど」
ちゆり「気にすんな。ハンデあろうがなかろうが負ける時は負けるからな。どうせ負ける覚悟あるなら妥協せずに好き勝手やって負けようぜ」
ルナサ「いい台詞だが、妖夢の枠を蹴飛ばした奴が言う台詞でもないような」
カナ「話が途切れたけど最後が私。スーパースターマン互換でMFのトップ下よ。シュート撃てる位置にもいるから隙あらばスーパースターオーバーヘッド撃って目立ってやるわ」
リリカ「スーパースターオーバーヘッドって、自滅技じゃなかったっけ?」
美鈴「えぇ、あれは確かオーバーヘッドを空ぶってそのまま頭から地面に激突。打ちどころが悪くて戦闘不能になるという上上下下左右左右BAみたいな技でしたよ」
ちゆり「自滅技ならエッグモンスターのゾンビパンチというのもあるぜ」
カナ「え、そうだったの?だったらスーパースターカッターで」
ルナサ「重さのせいでゴール前に失速、途中で自動カットされるオチがみえる」
カナ「な、ならスーパースターローリングターンで……」
メルラン「無理無理。大人しく咬ませ犬として真っ先に敵から必殺技喰らって爆発四散でもしてればいいのよ」
カナ「………私が爆発四散したら真っ先にメルランを呪ってやるわ」
美鈴「どうでもいいですが、カナさんは夢消失やソウルバード時には身体を完全に四散させてますよね」
ちゆり「だよな。そういう点からみてもやっぱりあいつはスーパースターマンに最適かもしれないぜ」
ルナサ「そんなこんなで一通り終わったわけだが、他何か言うことは」
美鈴「ん〜そうですねぇ。前大会ではベスト4に入りましたから、次こそは優勝と言いたいとこですが、本大会である以上前回を上回る強敵が集ってるとみていいでしょう。なので、まず一試合一試合を堅実に勝ちにいきましょう」
ちゆり「ほぉ、なかなかまともなこと言うじゃねーか」
リリカ「取ってる戦略はノーガードの殴り合いと、全然まともじゃないけどねー」
美鈴「そんなことわかってます!!わかってますから、せめて気持ちぐらい堅実に逝きましょうって意味ですよ!!!」
メルラン「消極的すぎ」
カナ「そんな牙の抜けた虎みたいなこと言ってたんじゃ勝てる試合にも勝てないわよ」
ルナサ「やはり、紅魔館からのクビの心配がなくなったから気持ち的にふぬけてるのかも」
ちゆり「なるほど、あいつは自分を追い込むことによって力を発揮するタイプか。だったら、失敗するごとにジャックロボと入れ替えてみるか?」
リリカ「いいねいいね。それでジャックロボの方が優秀だと判明すれば今後あれを本物に…」
ジャック「アルアルアル〜」
美鈴「………」
カナ「そういうことよ。ここの連中は容赦しないから、ジャックに格下げさせられなければ背水の陣を敷いた方がいいわ」
美鈴「わかりました。今回も前回同様背水の陣で頑張らせてもらいます」
メルラン「じゃーそういうことで撮影も終了。各自解散ー」
リリカ「お疲れ様ー」
美鈴「………まぁ、私は元得点王ですしなんとかなりますよね」
ガチャピン「バケー(それ、思いっきり死亡フラグにも聞こえるんだが)」
ムック「モケー(俺等にはかんけーねーから無視するか)」
とにかくそんなわけで、めーりんに変なフラグが立ったわけだが…
『とっても黒赤!マジック』 GGCC A-15に出陣
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