現在地:酒場


                                           ,ヘ/L──- 、
 U [] V 日 ▽ U [] V    Lニ)r_」=== イ タダイマアネハデカケテオリマス
 ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡     ,ヘ、i ノノλノハノヘ  
く|   ,..-──-ヘ/i |>[] 目   .。,'  `(ハリ ゚ ヮ゚ノi) ',
 ヽ、 ,'y,..-=== y + /<>  ____|~~| .i >〈(つi!と!)  i
 <>〈`'γ ノノハノノ /| <>     .└┘ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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  <>' 〈(つyiつ.||>  ゴヨウノカタハファンシーマスターマデ ← 妹様等身大POP(常に喋ります)
     ,く/_!__」>,  ━┳━     ━┳━     ━┳━






萃香「そーふつかー」


文「そーみっかー」


永琳「そーよっかー」


ミスティア「そーいつかー」


ありす「そーむいかー」


ルーミア「そーなのかー(はぐはぐ)」









全員「皆で一緒にそーなのかー」









魔界人’s「そ〜なのか〜♪」






ジャックロボ「アルアルアル〜」


文「っというノリはさておいて、カメラさんが来ましたことなのでドキュメンタリーの撮影と逝きましょうか」



萃香「いいおっといっても私達の予選は終了して敗退が決定してるからこの先はなかったりもするんだけどね」


ありす「それは言わないお約束」


ルーミア「言わないお約束なのかー(はぐはぐ)」


ミスティア「ルーミア、さっきから何食べてるの…?」


ルーミア「そこのテーブルに置いてあるハンバーグを食べてるのかー」


萃香「あま〜り突っ込んじゃいけないような気もするんだけど……」



文「いえ、ここは視聴者のためにあえて突撃インタビューするべきでしょう。ファンシーマスターな大ちゃんプリンさん、これは何の肉でしょうか?」



大ちゃんプリン「えっと、『宵闇&亡霊・美食の会』という団体からの差し入れで何の肉かはわからないんですぅ」


ありす「はむはむ……冷たくて美味しい」



紅夜神綺「ちょ、ありすちゃん!こんな如何わしいお肉なんて食べちゃいけないわよ!!ぺっ、しなさい!!ぺっを!!」













ありす「うっさいくそばばぁ!!シカイカラキエロ!!!」






棒EX慧音「なんだなんだ、このガラの悪さは?反抗期か?」


七大レミリア「というかあのアホ毛…これでもかというぐらい落ち込んだわね」


永琳「なるほど、あのありすがアホ毛に向かってあんな口を開いたら現実逃避の一つや二つもしたくなるわよねぇ」


萃香「むしろ、私達の幻想郷でのアホ毛はありすに何をやらかしたのかが非常に気になったりもするんだけど」



文「それについての追及はやめるべきでしょう。ありすさん本人から聞き出すのは危険ですし、今は私達の幻想郷でのアホ毛がありすさんと仲直りすべく本格的に動き出したとのことなので和解まで待ちましょう」



萃香「和解する前に実体を暴いたりはしないわけ?」


文「ん〜暴きたいといえば暴きたいのですが、不確実なスクープを求めるよりも確実にやってくると思われる和解の場面を抑える方が効率よさそうなんですよね。なので、今はお二人の動きを見守らせてもらうだけにするんですよ。
それより、ゲストや視聴者の皆さんを待たせるわけにはいかないので開始といきましょうか」


棒EX慧音「すまん、開始前に一つだけ質問させてくれ」


七大レミリア「私も質問させてもらうわ」


ルーミア「質問は受け付けるかー」



慧音&レミリア「そこのバケバケと毛玉にボロ雑巾のごとく蹴られながら床を這いつくばっている覆面は誰?」



大ちゃんプリン「少なくとも、ゼフを率いているH監督さんではないのは確かですぅ」


バケバケ「バケー(あーこいつはH奴隷に代わって新しく雇った下っ端さ)」


毛玉「モケー(なんでも、修行ということで一ヶ月の雑用をこなしたH奴隷が自分のチームに戻るや否やそーなのかー杯の予選を突破するという活躍をしたらしいぜ)」



文「H監督さんは『今度も結果を出せなければ即座に黒赤へと送り出す』とゼフのオーナーに言われたら急に真面目人間へと代わったみたいですしねぇ」



萃香「よっぽどここに戻ってくるのが嫌なんだろうね(ぐびぐび)」



ミスティア「あれだけこき使われても入門コ−スクラスだし、次は初級コースと言われたら…」



ルーミア「死に物狂いかー」


ありす「そーなのかー」



バケバケ「バケー(ということで、黒赤は駄目監督を使えるレベルまで鍛え上げた修行場っという噂が立ってあの赤褌を嫁と宣言したDQN監督を徹底的に鍛え上げてくださいと言われてこいつを預かったんだ)」



毛玉「モケー(ちなみに、こいつのことは……まぁE奴隷とでも呼んどいてくれ。ほれ、カメラまわせ!)」


E奴隷「……(返事がない、ただの屍のようだ)」


棒EX慧音「(雷撃と悲鳴を無視しつつ)なるほど、よくわかった」


七大レミリア「話の腰を折らせて悪かったわね。続けて頂戴」


文「では、カメラさんが復活…したと思い込むことにして本格的に撮影を開始したいと思います。僭越ながら、司会進行はこの射命丸文が努めさせていただきますので以後宜しくお願いします」










全員「そーなのかー(パチパチパチ)」









文「では、早速ですが少し説明をしましょう。この撮影ですが『そーなのかー杯』と呼ばれるルーミアのルーミアによるルーミアのための大会に出場した『黒赤マジック・闇』の予選試合分の撮影です」



永琳「『そーなのかー杯』は他と違ってルールが少し特殊なのよ」



萃香「具体的にいうとルーミアが点を決めたり、ルーミアスルーからシュートにつなげて得点したりすると『るみゃ点』というものがもらえて…」



ミスティア「その『るみゃ点』の合計数が一番多いチームが予選リーグを勝ち抜けるのよ」


ありす「だから、私達のハンデがない代わりにあのルーミアって娘を持ちあげないといけないの」


文「というわけです。だから戦術も他大会と若干違いがでるわけですがそれは試合を振り返りながら説明をしましょう。では早速…」


ルーミア「その前にゲストを紹介すべきかー」



文「おおぅ?!!天然キャラであるルーミアさんから的格な突っ込みを受けるとは…」



ミスティア「恐ろしい物を感じるわ…」



永琳「あそこに出されている肉になんらかのドーピング要素でもあったのかしら?」



萃香「あの肉を食べてたありすが少しおかしくなってたし、変なのが混ざってるのは確かかもしれないお」


棒EX慧音「なら、さっきあの肉にかぶりついていたお前らの魔界人が酔っ払いながらカラオケをやりはじめているのはそれが原因か」


文「いえ、あれはですよ」


永琳「あの子達は試合が終わった後とかはいつもああいうノリで遊んだりしてるのよね」


ルーミア「しかも、カラオケはみすちーもよく一緒に歌ってるのかー」


七大レミリア「全く下品で耳障りな歌ね。カリスマスター姉に代わって私が成敗してやろうかしら」


大ちゃんプリン「それはやめてくださいですぅ。ここで暴れられ…ではなく、れみりあ様の出る幕ではありません。私からびしっと言っておきます」



永琳「それに、ああいう連中を暖かい目で見守るというのもカリスマの勤めというものよ」



萃香「そーそー、ここはワインでも飲みながらどっしりと構えようじゃないのさー」


ありす「じゃぁこれ飲むといい。注いであげる(トクトクトク)」



七大レミリア「ありがとう。そうよね、あんな下っ端の行動に目くじらを立てるなんて小物のすることなんだし、ここは大物らしくどっしりと…何か酒のつまみを持ってきなさい」



ありす「わかった」


ルーミア「堂々としすぎなのかー」


ミスティア「しかも、ありすもありすで素直につまみを持ってきてるし」



棒EX慧音「そんな良い子がアホ毛に向ってなぜあんな暴言を吐いたのかが気になるが…それはさておいていい加減紹介させてもらおう。
私はこの黒赤と初戦で戦った『宵闇スティックヒューマンズ(orz)』所属の慧音と」


七大レミリア「私が最終戦を戦った『グレゴリウスなのか〜(七大穢)』所属のレミリアよ」


紅夜アホ毛「うぅぅ……ありすちゃん…一体いつからあんな悪い子になったの……(しくしくしくしく)」


永琳「最後に、あそこでああやって泣いているのが2試合目で対戦した『紅き雪と宵闇神(紅夜神)』所属のアホ毛ね」


棒EX慧音「以上の3人が今回ゲストということらしな」


バケバケ「バケー(ついでに言うと、今回は『orz』チームと『紅夜神』チームの監督との連絡が取れて使用許可もしっかり下りたそうだぞ)」


文「では、そういうことで早速初戦の試合を振り返りましょう」


バケバケ「バケー(あーその前にCMを流させてもらうぜ)」


ミスティア「CMって『GGCC』でも流していたようだけど今回もやるわけなの?」


毛玉「モケー(前回がいろいろな意味で評判だったということでもう少し調子に乗ってみるとのことだ)」



萃香「確かに、いろいろな意味で評判呼んだよねぇ。あれは」



永琳「本当ね」


バケバケ「バケー(てことで、はいスタート)」




















少女宣伝中……





















斉藤「超肉体大原則ひと〜〜つ!1VS1で負けたら…何をする、きさまらアッー!!














ぐしゃ、めきゃ、ばきょ…























メリー「えーモニター前の皆様こんにちわ。毎度おなじみらしい黒赤テレビショッピングの時間よ」


蓮子「最初に少々画像が乱れましたが気にせず逝きましょう。メリーさん、今日のお勧めはなんでしょうか?」



メリー「今日のお勧め商品はこちら。『宵闇&亡霊・美食の会』が考案して『(ギャグは世界をすくうin)中国』で作られたという冷凍食品『セカ中冷凍ハンバーグ』です。なんでもこれはこうやってお湯を入れて3分待てばそれだけで食べられるという画期的商品らしいですよ」



蓮子「わーすごいわよね。まるでカップラーメンみたい」


メリー「ちなみにここにお湯を入れて3分経った現物がありますので試食と逝きましょうかしら」


蓮子「そうね、試食をしましょう」




メリー蓮子「いただきまーっす」








ぱくっ





























阿求「一口で天にも昇る気分が味わえるという『宵闇&亡霊・美食の会』提供の冷凍食品『セカ中冷凍ハンバーグ』をお求めの方は311-000-1010(サイセンイレテ)まで。ちなみに苦情に関してはこちらに逝ってちょうだい。
それでは、モニター前の愚民は今すぐお電話を……」






























追伸:CMの撮影が終わった直後、永遠亭に中毒症状を起こしたメリーと蓮子が急患として運び込まれたとか………



































ミスティア「……もしかして、このハンバーグって」



大ちゃんプリン「はい、今お出ししているハンバーグはCMであった冷凍ハンバーグなんですよ」



ルーミア「はむはむ…旨いのか―」


ありす「もぐもぐ…美味しい」


萃香「CMも終わったことだし、早速試合を振り返ってみるお」


文「そうですね。では、早速第1回戦の『宵闇スティックヒューマンズ(orz)』を振り返ってみましょう」


棒EX慧音「…………………この場合、突っ込みを入れたら負けなのか?」


永琳「その通り。突っ込みたい気持ちはわかるけど、ここで突っ込んだら負けよ。覚えておきなさい」


棒EX慧音「微妙に納得いかないのだが、無理やり思い込むべきか……」


文「えー試合内容についてですが、……まず最初に慧音さん、
貴女はこの大会の趣旨わかっています?








永琳「この大会はルーミアに点を取ってもらわないといけないのよ。それなのに……」





萃香「自分で3点も取って何やってるんだがねぇ」


ミスティア「本当よ。この試合だけじゃなく残りの試合もルーミアを差し置いてどこどこ点を入れちゃって」



ありす「牛さんだからまわりが見えてないとか」



棒EX慧音「私も散々な言われようだな。とくにありすの発言は、幼女でなければ即座に掘ってやりたいところなんだが……」


七大レミリア「それでも否定はできないのでしょう?」



棒EX慧音「そうだな。私もこういう大会は初めてなのでボールを持つとついやってしまうんだよ。
丁度レミリアが月が赤いとついやってしまうという……




ありす「れみ☆りあ☆うーのあれ?」



七大レミリア「ちょ、私がそんなことをやってるわけないでしょうが!!」



文「えーおかしいですね。情報によりますと、あの『れみ☆りあ☆うー』はもう伝染病のごとく多くの幻想郷で流行ってるという話ですよ。わかりやすく言うと萃香さんがどこいっても『来生・SGET・フヌケ・ヘルナンデス・ファルコン新田・キャプテン』呼ばわりされるようなものです」



スイーカ(笑)「なんか余計なもの増えたというか……←の名前は何?」


ミスティア「特別サービスよ」





スイーカ(笑)「…………スペルカード宣言」































萃鬼「天手力男投げ」




































ミスティア「ないじゃなうぼぁー 」










萃香「さ〜て、名前も元に戻ったし続きと逝こうか」


文「あ〜はい、試合内容ですが慧音さん自重の他だと互いのルーミアさんはほぼ互角の戦いを行い、双方るみゃ点を辛うじて1点獲得というものですね」





ルーミア「なんとか一回だけみすちーにかぶりつけたのかー」


  



ありす「その後すぐ向こうにも決められてたけど…」



文「まぁそういうことですね。ちなみに主催が私の存在どうこうと言われてましたが理由は簡単。この大会はルーミアさんが主役ですから、脇役である私はあえて目立たないよう影でのサポートに徹しさせてもらっただけですよ」



萃香「この大会の主役はルーミアなんだしね。だから、作戦や命令もルーミアにお任せ」


永琳「もちろんある程度のサポートや補助としてのアシストはするけど、最後に決めるのはルーミア自身なんだし、ルーミアが決めたことには私達も従っているのよ」


ルーミア「そういうわけでーとりあえず皆には私にボールを持ってくるよう頼んでみたのかー」


ありす「私は適当にやってたけど、ルーミアも適当にやっていいというからその通りに」


文「とそういう感じで1試合目は戦っていました。結果は4−6で敗戦はしましたが、結果は別にすんなりと受け入れましたよね」



萃香「そうだよね。私達はあくまでルーミアのサポートなんだし、ルーミアが勝ちにあまり固執してないなら私達も勝ちにこだわるべきじゃない」


ルーミア「私はみすちーをかぶりつきながら初得点を決めれたからそれで満足なのかー」


棒EX慧音「なるほど、私達は監督がいるからあくまで勝利を目指して戦っていたんだが、そっちは違うんだな」



文「えぇ、監督もオーナーもドキュメンタリーとしての展開に興味があって勝敗そのものは割と無頓着なんです」



萃香「だから、私達は勝ちを狙うもデータの採取をするも何を目的にしてもいいってわけで」


永琳「ちなみに、私達はデータ採取が目的よ。だから勝ち負けよりも次に繋げるデータ採取を選んでたのだけど…これがいけなかったのかもしれないわ」


棒EX慧音「何か問題でもあったのか?」


文「えぇ、くわしくは2試合目である『紅き雪と宵闇神(紅夜神)』を振り返りながら語りましょう。まず、ゴール前に守っていたジャックロボですが……」



ジャックロボ「アルアルアル〜」



  




ありす「開始早々お母さんを体当たりで吹っ飛ばした」


紅夜神綺「うぅぅ……ありすちゃん、ありすちゃん……(まだ回復してない)」



永琳「それはそれで問題なかったのだけど……その後、知っての通りアホ毛が怒りだしてヤツ当たり的にジャックロボを粉砕しにかかったのよね」







萃香「あれについてはこっちの非があるとはいえ、あそこまで怒らなくてもねぇ」



七大レミリア「全く魔界神のカリスマも墜ちたわね。少しは私のように寛大な心を見習わせたいわ」



ありす「どこら辺が寛大かくわしく聞きたい…」



文「まぁ、魔界神の怒りはともかくとしてあの試合で一番怒っていたのは忘れ去られていたルーミアさんでしょうね」



ルーミア「うん、あの試合で一番怒ってたのは紅夜の私だと思うのかー」



永琳「結果は0−4で紅夜の圧勝とはいってもるみゃ点0じゃぁ怒るわよね



      )、._人_人__,.イ.、._人_人_人_人_人_人_人_人
   <´私を忘れるなんてひどいのかー!!            >
     ⌒ v'⌒ヽr -、v−ヽ,r v'⌒ヽr ' ⌒ヽr ' ⌒⌒ヽr ' ⌒ヽr ' ⌒⌒
          ,. -ー- 、__ 
         ,'     'y´                        いや、そんなことわ… 
         i  レノノハノ)     _ _     .'  , .. ∧_∧ 
         ハルi ^ヮノ_- ― = ̄  ̄`:, .∴ '     (    ) ←すっぴん監督
         , -i';;i ̄   __――=', ・,‘ r⌒>  _/ /
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   r'i :/:::/::::::\               / ,  ノ
    ゙ヽ):/::::::/::::::`、            / / /
      , 'ゝ,.-=-;、:::::|           / / ,'
    / ノ  `ー'^┘         /  /|  |
   / /     | (_          !、_/ /   〉
  `、_〉      ー‐‐`            |_/




萃香「幸い、こっちのルーミアは怒らなかったけど向こうのルーミアはEX化してすっぴん監督をこれでもかというぐらい殴打するほどの怒り心頭ぶりだったんだよね



大ちゃんプリン「くわしくはしりませんけど、試合終了後にすっぴん監督さんが大けがを負ったのは確かですぅ」


文「後、私達も勝利に固執していませんでしたから守備も笊過ぎでしたよね」


永琳「ついでにいうと攻撃も…ね。ルーミア自身に勝つ意欲がなかったから士気があまりにも低かったし、試合内容としては完敗もいいところ」



ルーミア「試合を楽しむためのチーム貪欲に勝利を目指すチームとでは試合をする前から勝負はついていただけの差かー



ありす「でも…あれはくやしかった」


棒EX慧音「その気持ちはわかるぞ。誰だって負ければくやしいからね」



永琳「そう…あの試合後につぶやいたありすの『くやしい』という言葉を聞いて、私達は負ける悔しさを思い出したのよ」



萃香「うんうん、私達も『ルーミアが勝ちを望んでいない』っということで勝つために一番大事な『闘争心』というものを置き去りにしていた部分もあったし」



文「ですね。私や萃香さんも『この勝負だけは譲れない!!』っという場面は闘争心をむき出しにしてがむしゃらに行動してたからこそ、SGGKを抜いたお遊び杯を優勝に導いたりもしていましたのに……」



ルーミア「だから、私は最後の試合にこう命令してみたのかー」



ミスティア「『皆、次の試合は単純に勝ちを狙うかー』だったわね」←外に投げ飛ばされてたが帰ってきた



ありす「おかえり。鳥さんの言うとおり、最後の試合は勝ちを目指すことになったの」


萃香「だから最終戦の『グレゴリウスなのか〜(七大穢)』は気を引き締めて戦ったんだよね」



永琳「そうよ。今まではあくまでルーミアを立たせるために私達は影のサポートに徹していたわけだけど…」



  



文「純粋な勝ちを狙うというのであればルーミアさんを立たせても仕方ありませんからね。なので、私も特例としましてリミッターを外した上で日陰から表舞台へと移らせてもらいました







永琳「私もよく考えたら今まで一度もゴールを決めてなかったし、失礼とは思いながらバク宙アポロねじこみをやらせてもらったわ」







萃香「同じく、せっかくだから永琳のポストをねじ込みにいったり、自分でシュート撃ってゴール決めたりと積極的に攻めさせてもらったお」







ありす「私も、ルーミアからのスルー気持ちいいぐらい思いっきり蹴りとばした



  



ルーミア「もちろん私もみすちーにかぶりつくのを我慢して普通に蹴ることとしたのかー」



ミスティア「なんだか私がのけものにされた気もするけど、結果として7−13でるみゃ点も3点ゲット。
つまり、あれが真の黒赤の姿なのよ!!



棒EX慧音「あれが純粋に勝ちを狙いにいく真の黒赤か。確かに、私達と戦った時とは別チームとしか思えないほどの強さだな」



七大レミリア「そうね。でも、手を抜かれて勝ちを拾うぐらいなら本気でかかってきて叩きのめしてもらう方がまだマシというものよ」


永琳「レミリアとは思えない台詞だけど、どういう心境なのかしら?」



七大レミリア「試合前から監督がこう言ってたのよ。『幻想郷内では最強でもこの大会では我々よりも強いチームは5万といる。我々は今まで井の中のいたのだから、まずは海の広さを知ろう』っとね。この意味が今ようやくわかったわ……」



棒EX慧音「あぁ、私も大会は初めてだったが大会というものは幻想郷にいたころでは到底考えられないぐらい奥が深い……」


萃香「そういえば棒人間監督のチームは『GGCC』に出向いていた冥界組とも戦ってたんだっけね」


棒EX慧音「そうみたいだな。私は出向いていないからわからないがあっちは予選突破したようで、朗報を聞いたとたん監督が驚いていたぞ」







文「棒人間監督さんはニコ動と呼ばれるところで私達のようなドキュメンタリーを放送しているようですし、いろいろと頑張ってくださいね。もちろん、予選リーグ1位突破で決勝トーナメントに挑むすっぴん監督率いる『紅き雪と宵闇神(紅夜神)』チームも応援…したいのですが」



紅夜アホ毛「えぐえぐえぐ……」


永琳「ありす、あれを見て何とも思わないの?」


ありす「……なんとも」


文「ですが、アホ毛さんはこれから私達のリーグの代表として決勝トーナメントに挑むのですよ。ですから、ここは私情を挟まずぐっと堪えて送り出すのがマナーというものなんです」


萃香「そうそう、ここは意地を張らずに義理を通すと思って素直に謝るべきところなんだし」


ルーミア「いつものように、素直な気持ちで『ごめんなさい』をいえばいいと思うのか……」


ありす「わかった………あの・・お母さん、その……ごめんなさい。さっきはちょっと言い過ぎたの」


紅夜神綺「ありす…ちゃん…」



ありす「………『これ』持ってって」



紅夜神綺「『これ』って……」




ありす「決勝トーナメント、応援しているから頑張って。でもって絶対優勝して」





紅夜神綺「………もちろんよ!!ありすちゃんからもらった『これ』に誓って絶対優勝するわよ!!






萃香「うんうん、効果は抜群すぎるっぽいけどあれぐらいテンションあがってもらってくれた方が私達も快く送り出せるよね」


永琳「そうね。ただ、ありすが渡した『これ』死亡フラグにならなければいいんだけど」



ミスティア「死亡フラグというより、試合中常に身に付ける気なのかしら…?



棒EX慧音「まぁ、それについては私達がどうこう言えないのだから任せるしかないだろう(ついでに『これ』に関しても想像にお任せ…か?)」


七大レミリア「その通りよ、どうせ私達には関係ないのだし好きにさせなさい」


文「では、そろそろお開きの時間が来ましたので、ルーミアさんにキャプテンとして最後の締めをお願いとしますがいいですか?」






ルーミア「そーなのかー…それなら」












ミスティア「う゛……なんだかデジャウが……」













ルーミア「冷凍ハンバーグの味比べをするために、
一回みすちーにかぶりつくことにするかー











ミスティア「ちょ、ちょちょちょちょ……
食べ比べなんかしないでぇぇぇ!!!!















ルーミア「聞く耳もたずに突撃なのかぁぁぁ!!!」















ミスティア「いやぁぁぁぁーーーーー!!!!」








永琳「……とりあえず乾杯でもしましょうかしら」


萃香「いいねーせっかくの酒場なんだし、乾杯としようか」


文「ファンシーマスターな大ちゃんプリンさーん。お勧めのドリンクを大ちゃんプリンさん含む人数分くださーい」


大ちゃんプリン「はーい、わかりましたー!今すぐお持ちしますですぅ」



棒EX慧音「…あれはいいのか?」




萃香「いいのいいの。なんせカオスが売りの黒赤なんだし」















ルーミア「みすちーにげるなー!!」
















ミスティア「そりゃぁ逃げるわよぉぉぉ!!!!」

















大ちゃんプリン「は〜い、おまたせしました。大ちゃんデラックスドリンク(略してDDD)をお待ちしましたー」



萃香「来た来た。じゃ、皆コップを持って…ドキュメンタリーの撮影終了と」



永琳「『そーなのかー杯』の成功を祈って…」



文「そして、紅夜神チームの優勝を願って……」









全員「かんぱーーーい」




































カポッ☆



















ルーミア「はむはむはむ……」









ミスティア「あぁぁーーーいだいいだいいだいぃぃぃーー!!
HA☆NA☆SEEEEEE!!!!!」






HA☆NA☆SE


NA☆SE


SE


………




















魔界人「私はミスティア、食べられそうなの〜♪(合いの手:私を食べても美味しくないよ〜♪)」








魔界人’s「いやぁぁぁ〜〜〜〜♪」









ジャックロボ「アルアルアル〜」
















投げやり的に次回へ続く






黒赤マジック・宵 戦歴



予選1回戦(1Pサイド)結果:敗北
vs 宵闇スティックヒューマンズ(orz)監督:nightmare 4(るみゃ点1)−6(るみゃ点1)

得点:ルーミア(宵闇飛行演舞1点)・文(風神一扇1点)




予選2回戦(2Pサイド)結果:敗北
vs 紅き雪と宵闇神(紅夜神)監督:すきまのなにか 0(るみゃ点0)−4(るみゃ点0)

得点:なし




予選3回戦(2Pサイド)結果:勝利
vs グレゴリウスなのか〜(七大穢)監督:九波白土仁 13(るみゃ点3)−7(るみゃ点1)


得点:ルーミア(ディマーケイション1点、ボレー1点)・文(風神一扇2点)・萃香(強烈シュート1点)・永琳(爆宙アポロ131点)・ありす(強烈ボレー1点)
ねじこみ:永琳→萃香





総得点17(るみゃ点4) 総失点17

成績:1勝2敗(予選敗退)




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