現在地:博麗神社
ルーミア「このカメラは食べてもいい監督?」
ミスティア「どうぞどうぞ、ご自由にお食べください」
萃香「食当たりに気を付けてねー」
H奴隷「お前ら、いきなり何言い出…ってぎゃーー!!」
カポッ☆
ルーミア「はぐはぐ…」
文「ふむ…今回は全く新しいパターンから撮影が始まりましたねぇ」
永琳「これだけ頻繁に撮影が行われてるとネタ切れが深刻になってくるし、少しは斬新なパターンを作りたいのでしょ」
ありす「ふ〜ん。そうなの」
文「とりあえず、出だしの掴みは置いといて説明と逝きましょう。私達は『そーなのかー杯』に出るために集まった『黒赤マジック・闇』の出陣メンバーです」
萃香「でもって、あそこでカメラ役にかぶりついているのが『そーなのかー杯』の必須キャラであり、キャプテンであるルーミアなんだけど…」
ルーミア「ペッ……まずい」
ミスティア「吐きだされた…」
羽目玉1「メー(まぁ当然といっちゃ、当然でんがな)」
羽目玉2「メー(だが撮影は続きまふんで、さっさと起きなはれ)」
H奴隷「……(返事がない、ただの死んだ振りのようだ)」
羽目玉1「メー(ぽちっとな)」
バリバリバリバリバリバリ
羽目玉1「メー(あんさん、仮病でサボろうってのはいけませんぜ)」
羽目玉2「メー(次にやったら、ラピュ○の裁き級の雷撃プレゼントしまっせ〜)」
H奴隷「サ、サツエイヲカイシシマスー…(ピクピク)」
ルーミア「う〜ん……あんな絞りカスよりもやっぱりみすち〜が一番食べ応えがあるのだー」
ミスティア「うんうん、やっぱりそうよね…ってぇぇぇぇ!!?」
ルーミア「もう我慢できないのかー」
ミスティア「食、くわれ…アッー!!!」
カポッ☆
ルーミア「焼き鳥ー手羽先ー骨付き肉ー(はぐはぐはぐ)」
永琳「予想はしてたけど、不安ありまくりだわ…」
文「そうですねぇ。これならまだポストレミリアさんの方がまだマシですよ」
萃香「やっぱりそうだよねぇ…大体ルーミアが見つけてきたメンバーもすごいし」
永琳「確かに、紅魔館で大騒ぎを起こしたあのアホ毛の娘を勧誘してるなんて……」
ありす「私はいつもどおり、メディと遊ぼうと鈴蘭畑に向かってたら変な闇が寄ってきたから黄の魔法をぶつけただけ…」
ルーミア「私はただチルノを探していつもどおり闇を纏いながら適当にそこらを飛んでただけなのかー」
萃香「いや、探したいならまず闇を消さないと…」
ミスティア「そ、そうそう…闇を纏ってたらルーミア自身も周囲が見えないんだし……(うぅぅ…頭に歯形がくっきり……痛い…)」
ルーミア「そーなのかー」
ありす「でもって闇を撃墜したら転がってきたこの子に話しかけてみたら『そーなのかー杯』のメンバー探してるとのことで、楽しそうだから参加することにしたの」
ルーミア「他にもメディスンとかいう人形やブン屋も誘ってみたのかー。でもってチルノは全く見かけなかったのかー」
文「ちなみに私が勧誘された理由は非常食だから…らしいですよ。全く、私を食糧とみてるなんてどういう了見なんでしょうかねぇ…」
ミスティア「それでも、同じ手羽先仲間が居てくれるだけでうれしいわ……」
ありす「鳥さん…手羽先仲間……」
萃香「この時点でかなりあれなのにここでメディとチルノが加わってたらどうなってたと思う?」
永琳「あまり考えたくないけど、あえていうなら恥さらしかしら」
ルーミア「それで、チルノとメディスンの代わりに加わったのがあの二人なのかー」
萃香「まぁそういうことかな。チルノはどこにいったのか知らないけどこのままルーミアに任しといたら怖いってことで、私がチルノの代わりにでてあげるよ」
永琳「私はメディの代わりよ。というか…メディはてゐから受けた傷が治りきってないからなるべく安静にと言ってたのに……」
ありす「…ごめんなさい。メディが怪我してたなんて知らなかったから」
永琳「…まぁ辛うじて大事には至らなかったから、そう責任感じることはないわよ」
文「しかし…ありすさんは保護者とド派手に喧嘩して家飛びだしてきたということだったんですがこうやって話を聞いてるとそんなに悪い子ではないんですよね〜」
萃香「うんうん。こうやって間近で話をしたりしてるとなんかもう家出なんかした原因の98%がアホ毛にあると思いそうだよね」
永琳「だから夢子が直接解決させようとせず、あえてアホ毛に解決させようとしてるわけね……」
ありす「何の話?」
永琳「あー気にしなくていいのよ。とにかく、私がメディの点検ついでに鈴蘭採取でうどんげと一緒に鈴蘭畑を訪れたら……とんでもないことになってたのよね」
文「ですよねぇ。何せ、メディの中に詰まってた毒が一気に放出して猛毒の霧が発生してましたし、思わずバイオハザード発生という号外記事を発行してばら撒こうかと思いましたよ」
ミスティア「あの時はあまりの毒気に霧向こうが三途の河と繋がってる気がしてたわ」
ルーミア「同じくー霧の中にあの死神のサボタージュがいたのかー」
萃香「まぁ、霧自体は文や永琳に呼び出された私が一つに萃めてメディの中に返還はさせといたから大災害とまでは至らなかったんだけどね〜」
永琳「確かに、大災害とまでは至らなかったけどメディの中に詰まってた毒がすでに半分以上霧散されてしまってたから絶対安静となったのよね」
ありす「…本当にごめんなさい」
永琳「だからもう過ぎたことなんだしいつまでも責任感じることはないのよ。メディも絶対安静とはいっても鈴蘭畑から離れられないというだけでしばらくしたらまた一緒に遊べるようになるわ」
文「それで、永琳さんは何故参戦することになったんですか?貴女は永遠亭で輝夜さんの世話があるはずですよね」
永琳「あーいいのよ。たまには予定外な長期不在の予定を作って自宅警備員な姫を慌てさせるのもいい薬になるでしょうし……それに、うどんげも私がいない間でもしっかり働けるかどうかを試すいいチャンスだわ」
萃香「いや〜永琳も割と策士だね〜」
ルーミア「というわけで…この6人で『そーなのかー杯』で出ることになるでいいのかー?」
ミスティア「かぶりつかれるのは嫌だけど…『箸休め杯』の借りを返すために我慢よね…」
ありす「もちろん。サッカー楽しそうだし、私遊ぶ」
文「勧誘された理由はあれなんですが、大会に参加すれば新聞のネタが回収できますので協力はしますよ」
萃香「私もほっとけないからね〜。『箸休め杯』とは違って今回は協力者という立場で手つだってあげるお」
永琳「私も…姫やうどんげのこともあれば、まだデータがないありすの性能やツートップの情報を集めるために協力するわ。あとこれの性能も試してみたいとか言ってたし、丁度いいから使ってみるわよ」
ミスティア「これって…」
ルーミア「食べられる人類なのかー?」
ありす「人形さんだから、食べれないと思う」
萃香「ん〜確かに人形だけどちょっと違うかな」
文「えぇ、これは…夢美教授さんや理香子さんがあのHチさんを真似て作った門番ロボ『ジャック』ですね」
ジャック「アルアルアルー」
永琳「えぇ、今回はジャックオンリーということなんだけどここのあの門番はジャックになったりはしないからその代用品として用意してもらったのよ」
ルーミア「そーなのかー」
ミスティア「あのヘタレ門番がそれなりに優遇されてるなんて意外だわ…」
ジャック「アルアルアルー」
文「まぁ〜それもまだ暫定的な処置ですからね。今後の動き次第ではロボ制度が廃止されてオリジナルの方が引っ張り出される可能性がありますよ。現に最初はオリジナルが引っ張りだされることになってましたから」
萃香「はいはい、裏事情は自重自重」
ありす「裏事情自重」
文「そうでしたね。うっかり口を滑らしてしまいました…というわけでそろそろ言うこともなくなってきましたし締めとします?」
永琳「いいんじゃないかしら」
萃香「じゃぁ、最後は例によってキャプテンのルーミアが締めるっで」
ルーミア「そーなのかー。なら……」
ミスティア「う゛……なんだか嫌な予感が……」
ルーミア「もう我慢できないのかー」
ミスティア「やっぱりぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」
ルーミア「いただきまーす」
ミスティア「いやぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
ありす「二人とも凄い…」
萃香「そういえば二人の宵闇飛行演舞をこうじっくり見る機会なかったけど、確かにあれをゴール前でやられるとキーパーにとっちゃ溜まったもんじゃないね〜」
永琳「ただでさえ闇にまぎれてボールが見づらい上に、二人が縦横無尽の不規則な動きで暴れまくるせいでボールの軌道や出所が全く読めないから、上位キーパーを時々抜くっということも頷けそうだわ」
カプッ☆
文「あっ、そうこうしてるうちにルーミアさんがミスティアさんを捕まえました……」
ルーミア「みすちーつかまえたのかー(はぐはぐはぐ)」
ミスティア「あぁぁぁーーーー!!!
だーずーげーでー!!!!!(じたばた)」
だずげでー
ずげでー
げでー
……
ありす「もう悲鳴しか聞こえない……」
文「…面倒ですからこれをオチにしちゃいましょうか」
萃香「反対はしないけど。まさに、投げやり」
永琳「それは言わないお約束よ。じゃ、そういうことで今回はこれにて解散としましょう」
というわけで、もう本当に投げやりもいいような締め方だが……
『黒赤マジック・闇』 そーなのかー杯へ出陣
おまけ
大会へ提出したメンバー表
編成図
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