まち中まちごと「ぽぷかる天国」
が合言葉の『KOBEぽっぷカルチャーフェスティバル4th』が二日目に突入
中身は基本的に前日とそれほど大きく変化はなく、しいていえば二葉小学園祭会場で振舞われた給食カレーがなくなって
その代わり野外でごくごくふつーのやきそばが焼かれてますた
えぇ、新長田名物の牛すじとこんにゃくが入ったぼっかけとか少し南に下ればいくらでも取れる海の幸がふんだんに使われた海鮮とかが一切入ってないないふつーのやきそばである
「……小傘の話だと昨日は海産生物(仮)がうろついてたのだからあれを狩って作ればいいのに」
なお、今日出張ってきたのはガラクタお化けではなく去年から一年ぶりの登場となる土蜘蛛さん
傘と比べると知名度的にはどっこいでも一般人受けがあまりよくないのになぜこっちを選んだかと言うと…
去年にあった『神戸ジャスティス』というローカルヒーロ達の集い(ただし副題で『赤い陣』が付く通り赤い人限定)があるので
「ヒーローといえば怪人。怪人といえば蜘蛛。ならば私の出番さ」
もちろんそう思うのは自分だけでなく今日は昨日みなかった……
地霊殿仕様の痛車(持ち主:おでぃやん)も出張ってきたようで_(:3 」∠)_コンテストデハナクスタッフサンカッポイネ
ただし、この近辺ではどうもから傘で自分が認識されてる節が多々あるので目印用に傘を背負うという少々へんちくりんな姿になってたりも_(:3 」∠)_ハレテルヒニカサモチアルクホウガヘンダケドネ
なお、地底のアイドルだったら昨日の『U(歌って)M(みた)O(踊って)M(みた)』の方こそ出番あるだろっと突っ込むべきなんだろうけど……
あいにく中の人はそんな技量を持ってないので全く持って無理であった
「とりあえずジャスティス開幕まで時間あるしまずは商店街をうろついてみるか」
そうしてやってきた商店街
中はそれほど変化はないが、一応変化あるところはある。
例として女の子を店員に雇ってたヒーローズカフェの人員が
さらに増員がされてますた
「ちょいまて!ヒーローズカフェはコーヒーがメインで紅茶が出てないのになぜ妖怪紅茶くれを店員に雇った!?」
「細かい事気にしてはイケマセーン!私だって好きでここで働いてるわけじゃないのデース」
「あーあれか。昨日お財布のアテにしてた代理提督に逃げられたので代金が払えず借金の片でアルバイトさせられてると」
「違うデース。紅茶が出せないか主砲を向けて交渉したら店員さんがいきなり真っ青な顔で泡吹きつつぶっ倒れたのでその責任を取って働いてるのでーす」
「幻想郷の住民みたいな人外がうようよいるような世界出身者ならいざ知らず、ただの一般人が戦艦の主砲を付きつけられて平静保てる方がどうかしてると思うぞ」
「言葉返しますがーこの周辺は戦車道を極めんとする女の子達の溜まり場デース。ならばそれ相応の会話の仕方というものが」
「………一応言っておくが、戦車道はあくまで戦車同士の対決による心構え的な教えを説く武道の一つであって戦車の造形美や機能美を極めるものじゃない。つまり戦車での実戦に近い演習によって戦車の主砲の火力を間近にみてきた彼女達にとって主砲は冗談でも人に向けて撃ってはならない武装という認識があるのにその戦車以上の火力を持つ35.6cm連装砲を生身で付きつけられるのは恐怖以外なんでもないぞ」
「ノー!!!?そ、それは……とんでもない事をしてしまったデス」
「ただ私はガールズ&パンツァーを詳しく知らないから本当かどうか知らないが、それ以上に」
「あんな怪しい姉ちゃんがスタッフとして詰めてるところに戦車道が適用されるとは思えないっというのは黙っておこう」
しかし御影鎮守府に出没したガスマスク提督みたく見た目は超が付くほど怪しいけど中身はホワイトで有能という例があったりなかったり_(:3 」∠)_ムシロユウノウテイトクハダイタイヘンジンナノガギョウカイノジョウシキ
「後、カフェに酒が置いてない事を問い詰めたいけど戦艦金剛が居るせいで問い詰められず深い悲しみに包まれてるあのブンヤ(中の人:大阪さん)は見なかった事にしいておこう」
その後(´・ω・`)が近くを通り過ぎたりするオチまで付くがそれこそ見なかったことにして……
大正筋商店街で一番の盛り上がりを見せている
『アニソンカラオケグランプリ』
っという如何にもオタク達が好みそうなものが開催中のステージに到着
出演者も幅広い年代層で流行りの定番曲からボーカロイドにガンダム系特撮系スパロボ系っと少々マニアックだけどその道に通じてるものなら溜まらないものも歌ってくれるのでどんな人種でも対応可能っという心遣いもヾ(:3ノシヾ)ノシソリャァモリアガルワナァ
まぁ問題はそういった類の歌は大体限られてくるので一部何度も歌われた曲があったりなかったり……
「その一例がそげぶで有名なとある科学の超電磁砲(レールガン)の『only my railgun』だけど」
「あれ聞いてると即座に別の歌詞が脳内変換されてしまう私はまず間違いなくあれに浸食されてるんだろうなぁ」
一応伝えておくけど『そげぶ』というのは
その
幻想を
ぶちこわす
の略であって『ひでぶ』とか『うわらば』とかに代表される断末魔の一種ではないので念のため
「いやでも幻想郷の住民にとっての『幻想殺し(イマジンブレイカー)』は即死にも等しい攻撃なわけだからあながち断末魔の一種でも間違いでもないかも。実際『ひでぶ』のハート様の異名は『拳法殺し』なわけだし」
でもそれを実際に検証するわけにもいかないので一先ず置いといてカラオケバトルの話へと戻るが……
対戦時はステージに立ってアニソンを熱唱するわけだから当然のごとく衣装も歌う曲に沿った者も多数である。
例えば鋼の錬金術師のチビワード…じゃなくってエドワードさんが歌ったのはハガレンOPの『メリッサ』とかそんな感じで気合い入れて歌う出演者も多数だが、勝負はあくまで歌唱力……でいいのよね?
「すごい……歌唱力もさることながら各自の一芸的なパフォーマンスも半端なさすぎる」
いやでもこれは『アニソンカラオケグランプリ』だと思えば納得……出来る事にしておこう。
「とにかく物は試しにで参加しなくてよかった、うん」
元々参加する気はなかったけどね
そうやって一通り曲を聞いてからジャスティス会場へ向う……
「前に一度アニストへあいさつしておこう」
この寄り道が冥界へ転がり落ちる落とし穴と気付かずに……
生放送中のマコトちゃんに手を降りつつレイヤー御用達のきゃらくろへ顔出したらそこにいたのは
魔法少女となったてんちょーとついさっきまでステージで熱唱してたエドワードさんを始め、
カラオケバトルの出演者がたむろってました
「えっと……ここはカラオケバトルの敗者の集い場ですか?」
当然だがそんなわけなく、ちゃんと勝者も来ていたし集まったのはただの偶然である……が
意図せずして店内にレイヤーが集まったせいで道行く人がなにごとかと覗いてきたりしてちょっとした騒動が起きたのは余談である_(:3 」∠)_アルダンタイサンカラシャシンサツエイモオネガイサレタカナカナ
「なにはともあれカラオケバトル舞台お疲れ様。負けたのは残念だったけど歌すごくよかったよ」
そんな感じでせっかくだから舞台での感想も伝えたわけなのだが一つここで思い出してほしい
エドワードさんは身長に対してコンプレックスを持ってるせいか『チビ』という言葉には凄まじいほどに敏感なのだ。
その地獄耳っぷりは原作中でも大勢の観客の中で紛れて放たれた『チビ』という言葉にしっかり反応できるぐらいであり、その言葉を発した物は大体正義(私怨)の鉄槌が下されるのである_(:3 」∠)_ソタダシホムラノタイサアイテダトギャクニモヤサレル
まぁつまり、さっきの『ちびわーど』という誤りもしっかりエドさんの耳に入っていたため………
結果
(イメージ画像)
その後土蜘蛛さんの行く末は……
(イメージ画像)
店内で暴れたせいでぶちぎれたまどかさんから粛清された鋼さん共々誰も知らなかった
なんてことはなく
「ひ、酷い目にあった……(ボロッ)」
幻想郷の住民にとってはこの程度日常茶飯事。
航海日誌で「今日はいつも通りの一日だった」で済ませられる程度の出来事だ。
「だからあなたのお世話にはなりません。某マッドサイエンティストのマユ○隊長より数倍マシとはいえイマイチ信用しきれませんから」
どうやら新しい店員を雇ったのはヒーローズカフェだけでなくオンリーワンクリエイトもだったらしい。
ただ金剛さんと違ってこの人、浦原喜助さんの場合は店員ではなく店長として店の乗っ取っとりを企み兼ねないところあるから土蜘蛛さんでなくとも信用し切れない相手だったり(´・ω・`)トイウカナゼコンナノヤトッタノダロウ?
「まぁ金剛さんも金剛さんで信用はできないけど、あれは大それた企みを持たない分まだ安心できるんだよなぁ」
とりあえず魑魅魍魎が跋扈する『悪鬼覇原(あきはばら)』と化し始めた気がする今日のぽぷカル会場だがそれらを払拭できるかもしれないヒーロー達が集う約束の場
六本木商店街……は、去年の話であって今年はフリマ会場となってました
「ちなみに去年のフリマはここで本格派模擬刀というどえらい掘り出し物見つけたけど今年はこれといった目玉品なかったな」
もっとも滅多に見つからないからこその掘り出し物なんだろうけどこれ以上話を引っ張らず真のジャスティス会場
鉄人広場に到着
ステージ上では所属不明のヒーローのショーで盛り上がってる最中……
はいいけど、ここで悪の組織の幹部らしき者が調子乗って
\鉄人28号をぶったおすぞ大正筋商店街のカラオケグランプリ会場に襲撃をしかけようZE☆/
なんていう発言を行ったのである
「おいおい。あそこはヒーロー以外にも多種多様なキャラが集まってるんだぞ。言うなればニ○ニ○世界屈指の危険地区にも指定されている『ゲキド街』と化した会場を襲うだなんて愚行もいいところだ」
ちなみにそのゲキド街を襲った愚者の末路だが……
有名どころでは↓を筆頭に
この辺りを投げておきますかね_(:3 」∠)_サイゴハゲキドチガウケドダイタイアッテルハズ
なお、最後はゲキドじゃないけどオールスターキャラで敵さんフルボッコなのでチョイスしときますヾ(:3ノシヾ)ノシソレデモタオシキレナイットイウノガスゴイケド
「まぁあの手の込んだ自殺のタグが付くような死にたがり達は視界の隅においといて、あそこのバイオレンス団の失敗作と書いて最高傑作と読む怪人『ケツクチビル』にあいさつ……いや、小傘の話だと昨日偽物が現れたとも聞くし」
果たしてあれは本物かどうか
「さて、どうやって確かめるか」
少女思考中……
\ピコーン!/
「そうだ。ここは例の半霊みたく……」
「 き れ ば わ か る 」
一体どういう理屈だとかいうツッコミがあちらこちらから放たれそうだけど一応土蜘蛛さんは去年このクチビルの…
どたまをかち割った事があるので同じようにどたまをかち割れる事ば出来れば本物というわけだ
「っというわけで別段怨みはないけど全力で……」
「アゴウ重鎚破闘術奥義『爆(ばく↑)破(は↓)・神鳴り(かんなり)』」
グサー!
「この手ごたえ……まさに本物のクチビルさん!!」
「ならばここで取るべき行動は一つ」
こんな卑猥な存在はさくっとトドメを刺して埋める
なんてことはせず
「志向の御方に忠誠の儀を…東方地霊殿第1ステージボス『黒谷ヤマメ』御身の前に平服し奉る」
逆に忠誠を誓う始末であった。
「何がおかしい!?私は元々嫌われ者が集う地底出身なのだしクチビルさんのように卑猥な姿でありながらも子供達に好かれてるのはまさしく理想の姿!忠誠を誓うにふさわしい御仁なんだぞ!!」
もっともこれはこれで今ここにはいない直属の上司であり開発責任者のゲイキング様のメンツ台無しな行為な上
「ゲイキング?あれは確かに恐ろしい御方だけど忠誠を誓う要素は皆無だね」
ゲイキング様に忠誠を誓う事を拒否ったせいで一悶着?起きたのは内緒である
もっともクチビル以外の部下達のゲイキング様の忠誠度だが
カワウソバズーカ隊長のような怪人達からはそれなりに忠誠心はあるが他の幹部からはいまいちどころかモロ謀反起こされて組織を乗っ取られかけるぐらいの値であるヾ(:3ノシヾ)ノシスバラシイオナカマヲモッタモノデアル
「本当、こんな内部がガタガタな組織をどうすればあれだけ上手くまわせられるのか……別の意味で恐ろしい御方だよ」
ただし真似はしたくない
そしてこちらはバイオレンス団と同盟カッコカリを組む宇宙テロリスト「DEADS」の幹部…ではなくただの上級構成員なのだが見た感じゲイキング様とほぼ同等の地位に立つ突撃隊長
鮮血のアラクレイド様
以前見た時は大剣だったが今日はより火力を求めて斧に装備変更した模様
「この人って設定上ではすぐに熱くなってヒャッハー!するおつむが弱い人とか言われてるけど、実際は戦闘前に敵の情報を集めたり勝てる見込みのない戦いからはすんなり身を引く事が出来るぐらいの冷静さがあるんだよなぁ」
しかも策略立てるのが苦手とか言っておきながら去年の神戸ジャスティスの時…
ナイスマンに屈辱を与えられ続けてきたゲイキング様にアドバイスとして
段ボールに隠れての奇襲攻撃
っというヒーロー側での受動判定では6ゾロ出さなければ到底防げないような恐ろしい策略を提供したのだ
当然ナイスマンも6ゾロが出せずに怪しげな段ボールの存在の前に無防備な姿をさらしてしまい…
段ボールから飛びだしたゲイキング様達からぼっこぼこの袋叩きにされたのである。
その様はまさに悪の極みと言わんばかりなまでのひきょうっぷりだが…
奇襲を受けてピンチに陥ったナイスマンを助けるべく周辺のヒーローが次々と乱入して………
圧倒的数の暴力によって容赦なく悪を叩きのめすというどちらが悪かわからん展開へと持ち込まれたオチがあったりなかったり_(:3 」∠)_キメゼリフハ『ヒキョウハホメコトバダ』
「なんだかんだいってアラクレイド様ってあれ以降もゲイキング様と共闘してるらしいけどゲイキング様とクチビルさんの奇行に度々頭悩ませてるとかいう噂が……」
その中でも特にに酷かった奇行がヒーロー達との対決中に劣勢へと立たされたとたん裏切って一緒にぼこられたということだ。
「……これはもうそのうち宿敵そっちのけでゲイキング様とアラクレイド様による決闘が行われそうだな」
もしそうなったらそうなったで面白い対戦カードとしてそれなりの人が集まったりして_(:3 」∠)_トトカルチョテキナイミデモネ
そしてさっき言った通り今回は『赤の陣』という副題のため全体的に赤いヒーローが勢ぞろい
ただ↓の通りステージにも出てるナイスマンとはなぜか出会う事が出来ずその代わり…
スカイアン様の相方のフレイガン様と初体面
「フレイガン…名前からみて炎の弾丸を打ち出す武器を主力にした遠距離タイプかな?スカイアン様はビームソードレーザーファイルを主力にした近距離タイプだし」
ついでにいえばアラクレイド様って策略は立てても飛び道具には頼らない完全近距離型っぽいしそういう意味でスカイアン様とは良い宿敵同士なのかもしれない
そんな感じでとにかくこの近辺は赤いヒーローだらけなのだが、
一部赤くないのもいるというか
「…なんで今日に限っていつもの紅白じゃなく白黒なんだ?」
←(中の人:なぞねこさん)
「ん〜今日はそういう気分だったから」
「………わかったそうしておこう」
後はまぁ久々にみたにょろぼの面々もいたりとちょっと赤の陣という名前が霞んできたりもするが、それを払拭するにふさわしい赤い人…
しかも最強最悪の強敵がいたのである
そう、その赤いのに狙われたら最後。
なすすべもなく一方的にぼこられて根こそぎ奪われてしまうという、もはや赤というよりもピンクを彷彿させる赤い悪魔
ボーキサイトの女王様こと妖怪食っちゃ寝一航戦『赤城』(中の人:つかささん)とその連れ港湾棲姫(中の人:ゆーりさん)である
「………なぜだろう。本来は港湾棲姫の方が敵なのに今この場だとどうみても女王の方が敵にみえてしまう。現にこれだけの人が集まってる絶好の稼ぎ場なのにあの女王が居座ってるせいで食べ物系の屋台が出せないわけだし」
実際は別の理由があるんだろうけど、この女王の手にかかれば食べ物系屋台をものの3分で全て食い尽されるだろうし、そう思っても無理はないだろう_(:3 」∠)_コウシキデモオオグイニンテイサレタカラネェ
「後どうでもいい話題だけどこの女王の中の人。今回の女王姿や定番の玄武の貂蝉さんの姿も似合うけどそれ以上に冥界の亡霊姫の姿が凄まじいぐらいのはまりっぷりをみせてるんだが、やっぱりその辺りは中の人の気質なんだろうか…?」
「それってどういう意味なのかしら〜?」
「(ギクッ)いやまぁその…貴女様の中の人は高身長で胸もある方なのでないすばでぃなキャラが似合うな〜っと思うわけでして…ビクビク」
「……それはほめ言葉として受け取っておくわ。それより提督、私お腹が空いたのだけど」
「……わ、私提督じゃございまs」
「 お な か が す い た の だ け ど 」
「………(滝汗)」
「オレサマオマエマルカジリ。モウガマンデキナイ」
「た、大正筋商店街で『特車2カレー』がございます。代金はわたくしが持たせてもらいますのでそれでどうでしょうか…ビクビク」
「………」
「………と、トッピングのチーズも大盛りでおつけします」
「おーけーなら早速向いましょうか」
「(お財布の中身を確認しながら)ワカリマシタ」
っということで(実際はそんな事ないけど)余計な事口走ったばかりに財布が大破してしまった土蜘蛛さんであった……が悲劇はまだ終わらない
向う途中、どんなカレーもそれの手にかかれば産業廃棄物へと早変わり。
ゲテモノ食いの美食家や歴戦のフードファイター達をたった一口で昇天させて地面に寝っ転がせた逸話を持つ
御召艦改め汚飯艦『比叡』(中の人:ひえーさん)と遭遇。
しかも比叡さんは丁度大正筋商店街から鉄人広場へ向って進行してたわけであり……
「もしかして『特車2カレー』はすでにこいつの手によって汚染済…なのか?」
「大丈夫よ。この子は姉の金剛が関わらなかったらそれほど酷いもの作らないわけだし」
「ごめんなさい。その姉の金剛さんは丁度近場のヒーローズカフェで店員してるんです。だから差し入れと称して……」
「………」
「………」
「提督に意見具申。カレーの件はまた別の日に改めてでお願いします」
「私は提督じゃないけど、その意見に承諾したでございます」
「ひどい!私今日は何もやってませんよー!!」
「信用できるか!」
あるぇ?悲劇じゃなくって結果的に幸運となったような気もするが……
とりあえずカレーに関しては
ヘビの人(中の人:隊長さん)も普通に食べてるぐらいには問題なかったのである_(:3
」∠)_ヤッタネスゴイネ
ちなみにこのカレーは昨日もやってたけど昨日はすでに二葉小のふたばカレーを食べてた事もあって食べるのを今日にまわしたのである
そうやって時刻も午後をまわり…
白熱したカラオケグランプリも後半戦スタート
ここまで勝ち残ったメンツは……
良く言えば凄まじいまでの技量の持ち主達であり…
悪く言えば単純な歌唱力では決して推し量れないスキルを持ったキワモノ達
それらが火花を散らして激しくぶつかり合う衝撃にステージが耐え切れず…
進行中に背後のパネルが何度も落ちるわ
カラオケ機器が不調に見舞われて曲選択に時間とられるわ
進行役がてんぱって進行の順番を間違えるわ
おまけに壮大なパ○○ラという放送事故が起きるわっと
ハプニングが続出である
「当然だがその瞬間はカメラに収めてないからな」
そういう系統はネタでもない限りは基本撮る気ないし、もしほしいなら他の誰かがあげてくれるのを期待してくんさいね
そうやって数々の奇人変人達を蹴散らして頂点に立ったのは……
司会曰く『人間ボイスチェンジャー』とも称された田中さん
すらも蹴散らしたシオンことあいねさんであった
そんな頂点に立ったシオンの最後の雄姿を見たい人は↓をどぞ
でもって惜しくも準優勝の田中さんの動画が上がってなかったのでこちらが撮った動画をはっつけておきます。
ふと思いついて突発的なものだからブレが激しいのは勘弁ね
ちなみにこれ特殊なツールや加工は一切使ってません。
信じられないけど………これ全部地声である
そんな『人間ボイスチェンジャー』というスキルを持つ強敵を破ったシオンの中の人曰く
「それ系の活動を行うプロに勝てるとは思わなかった」
なのだが…
「いやいや、貴女様も地下ドルとしてライブ活動やってる上に数多のステージパフォーマンスへ出場どころか優勝経験すらもあるという負けず劣らぬな経歴持ちでしょうに…」
後ついでにいうとこの人は昨日触れた通りスカイアン様の登場キャラで年齢不詳のアイドル「かぐらかわせいこ」でもあるのだが……
これは蛇足にして、結局のところ決勝戦は最早素人には到底手の届かない領域での決戦だったのである
優勝が決まったところで最後の〆は3位決定戦であり…
今まで特撮系の熱い曲を歌ってきたから最後くらいはと渋い『銀河鉄道999』という選曲どころか…
ステージを降りて観客と握手してまわるというパフォーマンスを実行するイケメソが登場である( ゚∀゚)o彡゜キミモデアウサアオイトリニー
ただまぁ勝負そのものは見た目通りガンダム系オンリーで統一したセイラさんには敵わなかったけど個人的にはこのイケメソが3位でもよかったと思うヾ(:3ノシヾ)ノシナマエヒカエワスレタノガココロノコリダッタ
こうして白熱したカラオケグランプリも終了したものの
スケジュールが大きくおーばーしていたため即座に次のニーハイファッションショーへと移って…
授賞式は裏でこっそりと行われたのであった_(:3 」∠)_ソノセイデニーハイショーハミサツエイ
ねんがんのゆうしょうしょうきんをてにいれたぞ
「ただひっそりでも私含めて少なからず観客はいたけど…」
「受賞の直後というタイミングで現れたこのボーキサイトの女王。こいつ絶対賞金で焼き肉か何かを奢らせる気が満々としか思えん」
「っという程度で済めばまだマシなんだろうか?」
通常だと全然マシでもなんでもないのだが、そう思うのも無理はない。
なにせシオンの中の人、実はストフェスの時にほっぽちゃんの鹵獲を試みた事があるという港湾棲姫からみたら十二分に戦う理由がある上…
去年披露した「かぐらかわせいこ」にたぶらかされたどころか敗北寸斬だったスカイアン様を
パワースポットの力でパワーアップさせて無様な敗北を喫する原因を作った事によって超が付くほど憎んでるであろう
アラクレイド様まで来てるのだ。
つまりこの場は今すぐにでも
こ ろ し て で も う ば い と る
という名前のバトルロワイヤルへと発展してもおかしくないぐらいの第一級危険地帯なのであるヾ(:3ノシヾ)ノシサッキフラグタテテタカラヨケイニネ
「…うん、これ以上ここにいるととばっちり食らいそうだから大人しく立ち去ろう」
なにはともあれ、出演者の方お疲れさま―
っと去り際にステージみるとファッションショーが終わってマコトちゃんのライブが始まってたのだが
気のせいか、カラオケグランプリの出演者よりも歌唱力が下に思えたのである
「いやいや、カラオケグランプリの入賞者は幾多もの強敵(と書いて『友』と読む)の想いを背負って戦ってきたわけだしそれらの想いが最高に高まる決勝時は二人とも完全なスーパーハイテンション状態だったはずだ。そんな人達とついさっきまで椅子に座ってボーっとしてたマコトちゃんと同等に扱うのはさすがに失礼か」
もちろんただ椅子に座ってたわけでなく物販ブースで客の相手をしてたりとそれなりに忙しくはしてたのだろうけど、
それでスーパーハテンションまで持ち込めるわけでもないだろうし…
なによりカラオケグランプリが盛り上がり過ぎて
昼から行われた鉄人広場のアキバストリートや
昨日と同じくオタゲーを繰り広げた0スタートプロジェクトも霞んでみえてしまうのである。
ただしこれだけは別の意味で全然霞まないんだけどね
「クチビルさんという戦闘力皆無の怪人を量産とは、バイオレンス団も随分と思いきった事を…」
本当にバイオレンス団というかゲイキング様はこういう感じで突拍子のない事をしでかすから本当に恐ろしく感じるのである
こうして2日間に渡って盛り上がったお祭り騒ぎも終盤となって
最後の締めのあいさつといわんばかりにスタッフ関係者がステージであいさつしてたけどここである事に気づく
「あっ…そういえば痛車スペースまだ逝ってなかった」
危うく忘れるところだったがなんとか途中で思い出し現場へ直行
今日は昨日と違って車も倍プッシュで増えたついでに車以外もちらほら…
いや、これに関しては昨日もあったけどその辺りはこのれpでいろいろ語るよりも『#痛車GP』のタグで見てもらう方が早いかなかな_(:3 」∠)_テヌキトカイワナイデネ
といった感じで帰る途中
なんだかものすごーっく見てはいけないものをみてしまって慌てて記憶から消去しつつ
せっかくのお祭りだし今までは冷やかしばっかだったアニストのコラボメニュー
うーぱんケーキを食べてみることにしたのである
「うんうまい。しかも散々歩いて疲れた後だから余計に旨く感じる」
そうやって甘いモノを堪能してる土蜘蛛さんだが……
そんな平和に終わるわけでもなく
「提督〜美味しそうなもの食べてるじゃな〜い」
「.∵・(゚ε゚ )ブッ!!」
よりによってこんなタイミングでボーキサイトの女王が通りかかったのである
「一口頂戴」
「あなたの一口はお皿丸ごと飲み込みかねない一口なのですが…」
「大丈夫。それぐらいわきまえるから」
「……わかった。本当に一口だけでいいのなら」
ここで断ると皿どころか自分もろとも丸のみにされかねないのでどの道選択肢のない土蜘蛛さん。
一口という言葉を信じてその一口分を口に運ばせる
「(ぱくっ)」
「ん〜おいち〜。提督ありがと〜ごちそうさま〜」
「あるぇ〜?本当に一口だけで済んだ…(゚д゚ )ポカーン」
あれだけ警戒してたのが嘘かのようにあっさり満足する女王だが……
ところがぎっちょん
ここでヤマメの能力を思い出してほしい
ヤマメの能力は「病気(主に感染病)を操る程度の能力」でありその体内にはやばげな病原菌が多数蠢いてるのである。
当然彼女の唾液にもそれらの病原菌が多数蠢いており、そんな彼女が一度口にした食物やフォークを使用して物を食べたら……
パタッ
こうなるのである
「あ…しまった、私の能力すっかり忘れてた!!」
うっかりとはいえ自分の能力を忘れるものなのかと思うが、あいにく某所のヤマメさんは自他共に認める程度のドジっ娘なので十二分にありえる話である。
でもって能力はやばくても所詮は感染症
人を即死させる強力な毒を媒介してるわけでもないし、そもそも今回は全く意図してない事故のようなもの
「ふ…ふふ……それが私に対する提督の評価なのね。そんなに私を排除してケーキを一人占めしたかったのね(ゆら〜り)」
倒れはしても精々状態異常として一定時間の毒ダメージを負わせる程度だ。
命には別条はなく、むしろ女王の怒りボルテージを最大まで高めてしまったのである。
「い、いやまぁその……これは事故であってそのつもりは(滝汗)」
だがしかし事故だろうがなんだろうがヤマメの毒で女王が感染したのはまぎれもない事実。
よって……
「第一次攻撃隊、発艦開始!」
ひゅんひゅんひゅん……
「ぬ、ぬわ〜〜〜〜〜!!!!」
どっごぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉん!!!
「一航戦赤城。ごちそうさまでした」
こうして昨日ガラクタお化けがたてたいらんフラグは最後の最後に回収されたのであった
っというわけでこの後の夜にイングラム会場でいろいろあったが爆発四散してたヤマメがそれを知るよしもなかったのである
そして翌日
「ふぅ…昨日は散々な目に会ったせいで最後が中途半端になったわけだし仕事帰りに少しアニストへ寄って補填おこう」
あれだけド派手に爆発四散したというのに翌日にはすっかり再生を終えて何事もなかったかのようにアニストへと向ってみると
昨日夜遅くまで派手に騒いでたその反動のためか……
大半のスタッフがお休みをもらってバタンキュ〜していたのであった。
「………」
ただそんな状況でも御勤めしてたスタッフもいれば、名前は知らないけどアニスト近辺でよくみる常連の人も少なからず訪れてました。
「いやまぁその、昨日の今日で訪れた私もある意味同類だからとやかく言う資格はないんだけど…」
まぁとりあえずアニストは開設当時から裏でいろいろごたごた抱え込んでるようだけど、こんなタフな方々がいるならもうしばらくは安泰だなっとしみじみ感じる土蜘蛛さんであった
おわり
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