現在地:酒場(夜)



                                           ,ヘ/L──- 、
 U [] V 日 ▽ U [] V    Lニ)r_」=== イ 波乱を呼んだカオスカップも終了ね
 ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡     ,ヘ、i ノノλノハノヘ  
く|   ,..-──-ヘ/i |>[] 目   .。,'  `(ハリ ゚ ヮ゚ノi) ',
 ヽ、 ,'y,..-=== y + /<>  ____|~~| .i >〈(つi!と!)  i
 <>〈`'γ ノノハノノ /| <>     .└┘ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 .<>ゝノルリ ゚ ヮ゚ノ_| |_<>―――――――――――――
  <>' 〈(つyiつ.||>  オネエサマサンカシテタノ? ← 妹様等身大POP(常に喋ります)
     ,く/_!__」>,  ━┳━     ━┳━     ━┳━









魔理沙「ということでカオスカップの後夜祭会場となった酒場へやってきたぜ」


フラン「やってきたぜー」


レミリア「さすが、私の分身が運営してるだけあってセンスのいい上品な会場じゃない」


リリーB「いつ、カリスマスター姉がここのレミリアの分身に…(ぼそ)」


小悪魔(短)「分身というより平行世界の同一人物というだけなんだがな」


夢美「具体的にいうと、黒赤のレミリアとカリスマスター姉は過去に発生した分岐点で違う道を歩んだ場合という互いにとって『IF』となる存在ね。さらに、幻想郷は存在があやふやで不安定だからこそ客観性も生まれてしまい、その結果個人が見る世界は夢幻でもあって現実でもある幻想の世界が生まれてしまう現象も…(くどくどくど)」


ルーミア「そーなのかー(もぐもぐ)」


フラン「……(プスプスプス)」


小悪魔(長)「あらら、妹様がショート起しちゃいましたよ」


魔梨沙「まぁ〜教授の堅苦しい話を全て理解するのは困難よね〜」


魔理沙「全て理解できるのは理香子とパチュリーぐらいなもんだしな」


リリカ「ぶっちゃけると、監督の数だけ幻想郷が存在する。でもって幻想郷によってリリカ達が見たものと全く同じとは限らない…でいいんだよね?」


小悪魔(短)「大体その通りだが、頭悪そうなくせしてよくわかったなー」


リリカ「だって、リリカ達とは別の次元で同時期に開催されていた『GGCC』で、参加者がみんな互換元に強制変換させられているところあったし」



小悪魔(長)「あーあそこですか。確か互換キャラに強制変換させられてはいても、試合結果そのものは全く同じという……」



魔梨沙「そういう話だったら余所にもゴロゴロと転がってるわよ。お勧めは私達の監督が現れたという幻想郷ね」



リリーB「監督…女の子とか聞いてるけど」


夢美「客観性により余所はあくまで余所。だからクロスオーバーという交わりはあってもあの監督は正式な監督そのものではない」



ルーミア「よくわからないけどーつまり、あれは別人かー」



小悪魔(短)「元々私達のオーナーも監督も見たことないから真偽は怪しいんだがあの世界は『もし監督やオーナーが幻想郷で普通に暮らしていたら』という客観性と想像で生まれた虚像の世界っぽいから別人に一票」



夢美「別人といっても、クロスオーバーによって各幻想郷の繋がりが強まってるし完全な別人ではないわよ。つまり、あの監督も見る人が変われば私達の監督といっても通じる可能性も…(くどくどくどくど)」



魔理沙「とまぁそういう雑談で盛り上がる面子はおいといて、今さらながらフランをあやしてるレミリアに突っ込むぜ。あれのどこが上品なんだ?」


霊夢(あれ)「〜♪(鼻歌交じりに料理を次々とタッパーに移していってる)」


レミリア「………で、これから何するわけなの?」


リリーB「流した」


ルーミア「カメラが来たなら、撮影に決まってるのかー」


ガチャピン「バケー(ちなみに、今回はつるぺた幼女様が東方優蹴の方に出向いていないから代わりに『すべては大妖精のために!!(名なし)』所属のつるぺた幼女様に来てもらった)」


名なし萃香「………………(ガクガクガクガクガクガクガクガクガクガクガクガクガクガクガグガク)」


リリーB「なんか形相が普通じゃない………」


リリカ「ていうか、なんで鎖でがんじがらめに縛られてるの?」



ムック「モケー(あー奴は決勝1回戦での延長戦で絶好のチャンスをポストぶち当てたからな。その罰で大会が終わるまで禁酒させられてるからその影響だろ)」



小悪魔(短)「それだけじゃ、この置いてるだけで泥棒避けになりそうなのが来た理由になんないぞ」


小悪魔(長)「理由なら述べたとおり、カメラへ映ろうとした部外者の露払いとして来たんじゃありませんの?」


魔梨沙「なるほどね〜(箒でつんつん)」



名なし萃香「サケヨコセサケヨコセサケヨコセサケヨコセサケヨコセサケヨコセ………(ブツブツブツ)
うがァァァァァァ!!!!!!!

















ブチブチブチブチブチブチッ!!














ルーミア「なんか鎖を引き千切りちはじめたのかー」


レミリア「これは鎮静が必要そうね」


フラン「おねえさまーあれやっちゃう?」



霊夢「やめい!!こんなとこでトランシルヴァニア放ったらめちゃめちゃになるでしょうが!!!(やばげな雰囲気を察知して急いで戻ってきた)」



レミリア「だからってほっといたらあれが暴れ出してさらなる被害がでるじゃないのよ。それとも、霊夢にあれを上手く鎮静できるとでも?」


小悪魔(長)「無理しない方がいいですよ。大体あの鎖は鬼封じの札をしこたま張っていましたし、今さら結界程度で収まるなんて」



霊夢「これで安心なんとやら!今こそ博麗家に代々伝わるという真の力を見せてあげるわ…(ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ)



魔理沙「真の力って陰陽球を解放でもするのか?」



魔梨沙「確かあれってぬこになったり消臭剤になったりする程度のものしかなかったわよね」





霊夢「外野五月蠅い!いくわよ…
かもーーーん!!!(指パッチン)










































ひゅるるるるるる………





























どっすーーーん☆
























全員「………………」




霊夢「よし、後はこの要石に孫悟空を封じたというお釈迦様特製のお札を張れば完了よ(ぺたり)」



リリカ「…ねぇ、あれって霊夢の新スペルカード攻撃なの?」



魔理沙「いやいやいやいや、あれは霊夢とは別で博麗家とは全く無関係だぜ。っていうかいつの間にあいつを手なずけたんだ?」



霊夢「サボテン料理引き換え券10枚綴りをあげたらころりと」



レミリア「とりあえず、そんな負け犬な鬼の鎮静が済んだならさっさと撮影するわよ(パンパン)」


フラン「よし、じゃぁはじめよー『カオスカップ』に出向いた『真・黒赤マジック(真黒赤)』の撮影開始ー!」


魔理沙「…前口上はフランに取られたが、とにかく開始するか」


魔梨沙「まず、現状説明。カオスカップは数時間前に終わって今は後夜祭の真っ最中よー」


小悪魔(短)「カオスカップの優勝決定戦はいろいろと問題あったんだが、その辺はまた後で補足していくとして…」


小悪魔(長)「とにかく、今は主催者としての立場は忘れて一参加者としていつもどおりな流れでドキュメンタリー撮影しましょう」


リリーB「時間ないからいつもどおりだと…まずいような」


レミリア「だからって質を落とすのだけは許さないわよ!」


ルーミア「ただ簡素化しただけなら質を落ちてないとは思うけど…じゃ、いつものごとくゲスト呼ぶのかー」


魔理沙「まずトップバッターは」







































  


















魔理沙「……駄目属のポンコツとごはんの幽々子の予選組登場だぜ」


リリーB「……何か、今一瞬画面に変なのが映ったような」


夢美「気にしたら負けよ(どきっぱり)」


ごはん幽々子「そうよ〜気にしたら負けなのよ〜」


ルーミア「そーなのかー」


ダメット「そういうものなんですかぁ〜なら私の名前がおかしくなってるのも気にしたら負けなんですよね〜」


レミリア「そうそう、気にしたら負けよ」


ダメット「わかりました〜なら気にしないで…っていうとでも!!





レミリア「……何か不満でも?(キュイーン)」




フラン「(ぶんぶん)」




ダメット「ナ、ナンデモアリマセンデスゥ(びくびく)」


魔梨沙「あらあら〜そんな風におどしたら可哀想じゃないのよ〜うふふふふふふふふふ


小悪魔(短)「その笑い方もある意味怖がらせてるぞ」


小悪魔(長)「そういう細かいことはおいといて、出だしで時間を使い過ぎていますからサクサクっと予選を振り返っていきましょうね」



リリカ「最初の予選一回戦は『コード○○○〜反逆の斉藤R2(ギアス)』という逆恨みチームだったっけ」



霊夢「あそこの斉藤って確かTSSHに出向いていた私達の斉藤だったらしいけど、あまりのヘタレっぷりにチーム全員から不評を買って某所に売り飛ばしたら逆恨みで喧嘩ふっかけてきたとかいう話よ」


魔梨沙「くわしくはこちらこちらを参照よ〜」


魔理沙「しかし、なんでこれまた私達と戦うことになったんだ?」



夢美「なんでも、組み合わせはサイコロを2回振って小さい数値が出た順番に並ばせるという決め方したそうだけど、ギアスチームは6ゾロ出したそうよ」



小悪魔(長)「主催てんぷらは最初っから一番後ろの位置に居座っておりましたから、6ゾロという36分の1な目がでればほぼ確実に最終リーグへ組み込まれます」



リリーB「一部ではイカサマダイスを振ったとかいう噂も流れたぐらい…都合よい目」



リリカ「確かに都合よかったけど、ダイスの目がでた結果じゃ仕方ないってことで」



斉藤(ゼロ)「ふふふ、恨みを晴らすまで俺は何度でも蘇ってm」



















フラン「どっかーーーーーーん☆」












斉藤(ゼロ)「うわらばっ!!!!」





















魔理沙「……試合を振り返ってみるとするか」







霊夢「試合内容はうどんげに先制されたけど」








リリカ「フラン大暴れで斉藤フルボッコの3−1で勝利。はい終了」



魔梨沙「ずいぶんとまあ簡単だけど、それでいいのかしら〜?」


フラン「それ以外に何も言うことないからいいんじゃないの?」




 




ルーミア「あるとすればあれかー、れみりゃは初っ端のレッドサンをはじめ3発のシュートを全部t






レミリア「不夜城レッド!!」











ルーミア「めーーーなのかーーーー!!! なのかー なのかー  (きらーん☆)」









小悪魔(短)「とまぁそういうわけだ。うかつな発言死亡フラグだから気を付けといた方がいいぞ」



ダメット「わ、わかりましたですぅ(ガクガクブルブル)」


ごはん幽々子「なら、次は私達『とつげき!となりのばんめし(ごはん)』の番ねー」


リリーB「そ…だっけ?」





リリカ「違う違う、次は『ダメッ娘脇役属(ダメ属)』のはず」



魔理沙「やっぱり朝が早いだけあって頭はおばあさん並にボケてるのか?」



ごはん幽々子「失礼ね〜ちょっとした勘違いよ〜」


フラン「とりあえず、ボケ防止にワカメでも食べてみたらどう?」


小悪魔(短)「ワカメは白髪予防ボケ予防じゃないぞ」



小悪魔(長)「そうそう、なのでワカメはお嬢様が…」





レミリア「そこの小悪魔共もドラキュラ侯爵名物の串刺しがご希望?」








夢美「こらこら、そんな物騒なことを言わず説明するわよ。まず端的にボケ防止で有効な食材はないわ。でもってワカメにふくまr…」














ドバキッ☆









魔梨沙「うふふ…そんな講義紛いなことは誰も期待してないからやめるのよ〜」



夢美「箒もパイプ椅子並にいった〜〜〜い(涙)」



魔理沙「あの箒はミミちゃんが仕込まれてるから威力はパイプ椅子の比じゃないんだが、痛い程度で済むなんて頑丈だぜ」



霊夢「まっ、粉々に散ってもあっさり復活するHと同類と考えれば打たれ強さも納得でしょ」



ごはん幽々子「頭はいいのに行動パターンがHなんてまさに馬鹿と天才は紙一重の典型的な例ね」



リリーB「自分のボケ発言が発端になったくせして…完全放任主義はいってる(ぼそ)」


ダメット「ええっと…それで次は私達の試合なのでそろそろ続きの方を(おどおど)」



フラン「先に進みたければ、まずは私を倒してからだー!!



ダメット「ひゃえぇぇぇぇぇ〜〜!!!」



レミリア「こらこら、そんな雑魚をむやみやたらと脅かさないの」


魔理沙「とにかく、ダイジェクトいくぜ。まず特記するべきことは…」


小悪魔(短)「ちゅーごくがやけにすばしっこかったな」




  




フラン「ぶーぶーあの時も初戦のキーパーみたくどっかーんしたかったのに全部避けちゃうなんて」



リリカ「確かに避けてはいたけど、延長では思いっきりオーバーキルやってたくせに」



リリーB「あれ…記録に残らないからノーカウント?」


魔梨沙「どの道、あそこで敵が吹っ飛んでくれたのは好都合ってものよ」


霊夢「吹っ飛んでなかったら試合終了と同時に暴れ出してたわよね」


ごはん幽々子「ゴールが決まらないとかキーパーが吹っ飛ばないからって暴れるなんて子供ね〜」



レミリア「…試合中に敵味方構わずかぶりつくようながっつい亡霊に言われる筋合いはないわ」



小悪魔(長)「具体的に言うと『とつげき!となりのばんめし(ごはん) VS ダメッ娘脇役属(ダメ属) 』の試合ですね」



小悪魔(短)「あの試合、途中から中盤で正真正銘の『弱肉強食』になってたもんな」



夢美「倒れた者は強者の糧となって食われる。これまさに大自然の掟!!



ルーミア「負けたら晩御飯なのかー(戻ってきた)」



ダメット「ひぃぃぃぃぃ!!私は食べても美味しくないですぅぅぅぅぅ(ガクガクブルブル)」



リリーB「大自然の掟よりも…サッカーならサッカーの掟を重視してほしい(ぼそ)」


霊夢「しかし、ゲストが自分の試合なのに何も語らないなんて…呼ぶ人材間違えたんじゃないの?」



魔理沙「仕方ないからおおざっぱな流れだけ言うぜ。前半攻めてたが後半私達がばて始めた時を見計らって向こうが攻めてきてロスタイムでの萃香強烈ボレーが決まって同点。以上だ」



  




レミリア「全く、ファルコンごときのシュートが止めれないなんてフラン以下じゃないのよ」


小悪魔(長)「能力的には妹様の方が上ですから当然です(ニッコリ)」


レミリア「あ…そう。やけにあっさり認めたわね」



小悪魔(短)「後輩の利点は必殺飛び出し真空飛び膝蹴りだけだし、そんな中途半端な能力だからこそ今まで出場枠もらえなかったもんなぁ」



霊夢「……え?あんたが先輩だったの」


リリカ「見た目からだと普通逆だよね」


小悪魔(長)「貴女達も黒いのやごっすん釘と同じ反応示してますね」


魔理沙「…否定はしないぜ」


魔梨沙「そういうことだったら、髪の短い私が姉役ね」


リリーB「……立花兄弟は兄の方が地味な立場にいたような気もするが」


リリカ「自分から不遇な立場を選ぶなんて……」


魔梨沙「どちらにしろ、私の方が古いし姉がベストな選択なのよね〜」


ルーミア「そーなのかー」


魔理沙「………そんなこんなで2試合目は2−2の同点。次は最終戦逝くぜ」


ごはん幽々子「今度こそ、私の出番ね〜」


フラン「それで、この亡霊達って何かした?」


夢美「記録上は完封勝利だけど一応何度かシュートに来たりはしてたわね」








小悪魔(長)「えぇ、シュートが何本かあった上に危うくこぼれ球から空中必殺シュートを決められそうになりましたが、一芸で緊急回避させてもらいました」








霊夢「あの時は倒れてた上に私もフォローできなかったからこんなこと言える立場じゃないけど、どうせやるならボールもしっかり確保してほしかったわね」








小悪魔(短)「まっ、あの時は私が角度を計算して落下地点に素早く移動したから事なしを得たわけなんだけどな」



リリカ「それ、ただの偶然に一票」



リリーB「同じく」


ルーミア「なのかー」






フラン「それで、試合の方は今回やっとお姉さまのレッドサンが決まったんだよね」



ごはん幽々子「逆に言うと、何の強化もされてない斉藤に止められたらもうおしまいね〜」



レミリア「くっ…なによ!絶対領域をつけたら必ずシュートが決まるなんて言うからつけたのに、全然効果ないなんて」



ダメット「それ、完全に騙されてますよぉ」


小悪魔(長)「まぁパチュリー様をはじめ、一部は騙されていることに気づいてましたがあえて何も言いませんでしたからね………
大会ルール上勘違いしてもらってた方が有利でしたし」



小悪魔(短)「ただ、装備品とのコンボは余所でも突っ込みどころ満載がゴロゴロといたせいでいまいち急所を外したかもしんないんだがな」







魔理沙「そんなこんなで今回はフランからいきなりポストプレイでボール回されて驚いたりもしたが、私も得点を決めて結果は4−0な完封勝利



魔梨沙「よって、勝ち点7で予選1位突破よ〜」



霊夢「おかげで、本部からの使いで『てんぷらチームが勝ち残るな!自重しろ!!』なんて言ってきたりもしたけどフランのレーヴァテインの一振りで軒並み薙ぎ払われたわよね」



フラン「紙切れのごとくずんばらりん☆



ルーミア「あれはずんばらりんというより、逆転満塁ホームランのような気もするかー」



リリカ「意味的にはピチューンだしどっちでもいいじゃん」



リリーB「本部の使いはオーナーの意向が伝わってなかったらしく…後でオーナーが弁解を入れてくれたおかげで事なきを得たとか」


ごはん幽々子「はぁぁ〜〜勝ち残ればもっと美味しい鍋が食べれると思ってたんだけど〜負けたなら仕方ないわ」


ダメット「はい、敗者は黙って去るのみ…がこの世界の常識なのです(すごすご)」






ゼロ(斉藤)「ふははははは、ラ○ュタは滅びぬ!!何度でもよみg………」



























  

























ごはん幽々子「じゃ、そういうことで…敗者は黙って去るわよ〜(むぐむぐむぐ)」


ゼロ(斉藤)「……(返事がない、ただの幽々子のオヤツのようだ)」



ダメット「次会ったらその時は覚えてy…いえ、なんでもないです!!





幽々子、ダメット、ゼロ?退場






小悪魔(短)「で、次に来るのは…決勝リーグの方だな」


小悪魔(長)「決勝リーグといっても実際はトーナメントの勝ち抜き戦ですけどね」


夢美「参加チーム数の関係上で取られた処置よ。とにかく次のゲストは初戦を戦った『魔法少女リリカルレミリア(妹夢中)』から…」


リリカ「呼ぼうと思ったけど、あっちでものすごい盛り上がってるよね」


レミリア「決勝戦でとんでもない野望を実現させようとした悪の組織を粉砕したからもうヒーロー状態ってところね」


フラン「ちなみに、私もさっきリリカルレミリアからサインもらっちゃった☆」



霊夢「あのレミリアは自分のところの妹を洗脳するのが目的って聞いてたけど……私達のところまで洗脳されちゃったのかしら?」



レミリア「洗脳されても、実害がないならいいわ。それに、あのレミリアも嫌いじゃないし」



魔梨沙「あらあら〜『魔法少女リリカルレミリア(妹夢中)』戦の時はブラックレミリアなんて呼ばれて完全悪役にされてたのに」



レミリア「異世界には悪役でありながらもそのカリスマ性で多くの者を魅了した大魔王○ーンや、自分の血族や国民を守るためにあえて敵役となったという吸血鬼の王赤○ラなんていうのもいるんだし、それを考えたら悪役もいいかな〜なんて思ってるんだけど…」



小悪魔(短)「しめしめ、効果は抜群っと」



小悪魔(長)「ブラックレミリアという待遇に不満を持たないよう事前にお嬢様をしっかり洗脳した甲斐がありましたね」



夢美「私もこの『睡眠学習用洗脳マシーン“一夜漬け君”』のテストができたし、いい話持ちかけてくれて助かったわ」



魔理沙「妹どころか姉も洗脳済…ってわけか」


霊夢「今さらだけど、もうめちゃくちゃな姉妹ね」


小悪魔(短)「洗脳って人聞き悪いなー。大体お嬢様は前々からあの赤バ○王のファンだったぞ」



小悪魔(長)「えぇ、なにせあのお方は吸血鬼でありながら日光が平気どころか生身で大気圏を突破して月まで辿りついてしまう正真正銘の化け物ですからね。お嬢様がその話を知った日は…」



魔理沙「あーその先は言わなくていいぜ。大体想像つく」



リリカ「そんなこんなでゲストはいないけど試合振り返るとしよっか。試合はリリカルレミリア VS ブラックレミリア という正義対悪な対決だけど」



リリーB「実際内容はそれほど酷くない」


ルーミア「サッカーだから当然といえば当然かー」


小悪魔(短)「その代わり、お嬢様達の被害者という点ではかなり多かったぞ。特にアウェイ戦」



 




霊夢「もう二人揃って不夜城レッドやレッドサンの応酬だものね」











レミリア「ふはははは!!みろ、敵がゴミのようだ!!!ってな感じでふっとばしまくったわ」




フラン「お姉さまかっこいー!!」



  




魔梨沙「うふふ…それは完全悪役でしかも縁起悪いから言わない方がいいわよ〜」



レミリア「そうなの?割とお気に入りなんだけど…」







魔理沙「まぁとにかく結果としてはホーム戦2−3でアウェイ戦は後半ロスタイムにブラックレミリアの強烈ボレー4−4の同点にまでなったけど、延長で力尽きたんだぜ」







フラン「まったく〜あんなノーマルシュート止めれないなんて…」







レミリア「まぁまぁフラン、小悪魔は一度レッドサンをこぼれ球にしたのだし小物なりによくやったと褒めてやるべきよ。それに、かの有名な悪魔プリンス阿修○マンも言ってる通り正義と悪でのルールにのっとっての全力を出した戦いに負けたなら潔く引き下がるものよ。そう、それがどんな悪であろうともね」


フラン「……お姉さま。わかった」


レミリア「フラン、わかってくれたのね」



フラン「あの試合はガッツが有り余ってたから全力を出し切っていないってことが!!
だから、今からリリカルレミリアに…」





レミリア「全然わかってないじゃないのよぉぉぉぉぉぉぉ!!!
とにかくそんなことはゆるさな……」













フラン「そして誰もいなくなるかぁぁぁ!!!」









レミリア「うぼぁー」










魔理沙「……あっさり抜かれたぜ」


魔梨沙「うふふ、どうする姉。こまんど」



レミリア「もちろん、追いかけて止めるわよ!!
まちなさいフランーー!!!!








リリカ「…逝っちゃった」


リリーB「……後でカリスマスター姉に怒られなければいいけど」


ルーミア「そんなことより〜あっちはどうすればいいかー」








えろはな(あっち)「くっくっく…我々は滅びぬ!!幻想郷に『いけない幻想郷シリーズ はじらいうさぎ、冬毛最後の思い出』を100万部売り出すまでは何度でも蘇ってみせる!!!」




エロ亀「その通りですぞ!!わしらは崇高な目的のためにここで倒れるわけにはいかないのですじゃ!!」











全員「………」









霊夢「あいつら、決勝の後に皆でぼこって地面に埋めてきたというのに…」




赤褌「ふっふっふ、地中に埋められる程度でこのわき上がる情熱を止められるとでも思ってたのかい?こねこちゃん」



魔梨沙「うふふふ…今考えると埋めるんじゃなく鍋に放り込んで蓋をしておけばよかったかしらね〜」


小悪魔(短)「今からでも遅くないから放り込んでおくか?」



小悪魔(長)「そうやって出来上がった鍋は産業廃棄物として処理しないといけなさそうなので、処分に困りそうですが」




えろはな「とにかくはじめようか!戦いの第2ラウンドを……」
















魔理沙「あーそれは多分無理な注文だぜ」



えろはな「なにぃ?!それは一体どういう…」





















神槍「スピア・ザ・グングニル」





















ドヒュン!!


























えろはな「モガガル?!」











変態共「ぎゃあぁぁぁーー!!」


























きらーーん☆




















カリスマスター姉「酒場は品のない客お断りよ」



魔理沙「とまぁ変態達がカリスマスター姉からの鉄槌というか神槍を受けたところで…場がカオスになり始めて事態が収拾つかなくなり始めたことだし、少し小休憩を入れるか」



ルーミア「休憩かー」


リリカ「いや、この場合カメラのテープが危なくなったから取りかえるためって逝った感じっぽいけど」


ガチャピン「バケー(とにかく、続きはまた次回ってことで)」









次回へ続く












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