現在地:酒場


                                           ,ヘ/L──- 、
 U [] V 日 ▽ U [] V    Lニ)r_」=== イ 今回は酒場で収録とのことよ
 ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡     ,ヘ、i ノノλノハノヘ  
く|   ,..-──-ヘ/i |>[] 目   .。,'  `(ハリ ゚ ヮ゚ノi) ',
 ヽ、 ,'y,..-=== y + /<>  ____|~~| .i >〈(つi!と!)  i
 <>〈`'γ ノノハノノ /| <>     .└┘ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 .<>ゝノルリ ゚ ヮ゚ノ_| |_<>―――――――――――――
  <>' 〈(つyiつ.||>  オレサマ、オマエ、マルカジリ ← 妹様等身大POP(常に喋ります)
     ,く/_!__」>,  ━┳━     ━┳━     ━┳━





魔理沙「よし、みんな聞けだぜ」



魅魔「おやおや、みんな聞けなんてずいぶんとまぁ堅いねえ」


妖夢「そうですか?ミーティングではごく普通だと思いますが」


霊夢「今はミーティングじゃないでしょうに」


大あや「ですよねー今はお得意の宴会ですからパーっといきませんと」



魔理沙「いやいや、今から行うのはミーティングでも宴会でもなくドキュメンタリーの収録…なんだが、なんでテーブルにはこんなに料理が出てきているんだ?」



カリスマスター姉「悪霊からの注文よ」


妖夢「魅魔さん、いくらなんでも料理頼みすぎですよ…お金大丈夫なんですか?」


魅魔「だいじょーぶだいじょーぶ。ギャラはもらったんだしこういうものは、ケチケチせず皆でパーっと使うものだろ」



霊夢「そうそう、パーっと使うものなのよねー!!」



魔理沙「会計では一銭も払う気ないくせによくいうぜ」



霊夢「なんで私がお金ださないといけないのよ!払うぐらいなら食い逃げよ喰い逃げ」




妖夢「神職に就く巫女が食い逃げ……これって世間体という意味ではどうなんでしょうかねぇ?」



大あや「外ではあまりよくないことですが、幻想郷ではツケ扱いにされるので問題ないでしょう」



魅魔「まぁとにかく今回は私が全額払ってやるから皆もどんどん好きなものを注文しな」


D幽香「皆というのは私も含まれてるわよね?」


魅魔「もちろん、敵だけでなくメイド達もいいからな」



メイド’s「本当ですか?!さすが魅魔様です!!」




春リリーW「太っ腹と言わざるを得ないですね〜」



魔理沙「…まぁいいか。これが魅魔様なんだし、予定変更!!
せっかく酒場で収録となったんだから宴会騒ぎをやりながら収録するぜー!!



妖夢「師匠が師匠なら弟子も弟子…ですか」


カリスマスター姉「それが真理というものよ」


H奴隷「ところで、俺はなんでこんなとこでウエーターの真似ごとやってるんだ…?」


D幽香「自分の胸に聞けば一番わかるんじゃないのかしら」


春リリーW「ですよね〜」


羽目玉1「メー(今回はバケバケと毛玉に変わってわてらがカメラ役でんがな)」


羽目玉2「メー(では、そろそろ撮影開始しまっせ〜)」


魔理沙「カメラもまわったことだし、軽く説明からさせてもらうぜ。今回は『嫁カップ 第一部門「お嫁大運動会」』に出陣した『黒赤マジック「恋」』の収録で今は丁度第@競技が終わったところだぜ」


霊夢「この『嫁カップ』だけど今までの大会とはあらゆるところで毛色が全く異なる内容ね。具体的に言うとまず4チーム一組が一致団結して戦う『グループ戦』というところね」


妖夢「進め方としましてはルールの違う競技が5種目あって、各チームはその中から3つ選んで試合をします。そして、上位にもらえる『ヨメー』を稼いで最後にグループ内での合計ヨメーが一番多いグループが優勝ということらしいです」


魅魔「まぁ、グループ戦といっても一番多くヨメーを稼いだチームは何か特別賞みたいなのを送るつもりなんだろ」


カリスマスター姉「主催守秘義務によってノーコメントよ」


文あや「もしそうならなんとしても真実を吐かせてやりたいとこなんですが、主催者に歯向かうと後々が面倒なんでやめておきますか」



D幽香「その言い方、カリスマスター姉から真実を聞き出そうと思えば聞きだせるとでも言いたげね」



文あや「えぇ、私の世界だと私が幻想郷最強ということになってますからそこらのブン屋とは格が違います」



カリスマスター姉「いい度胸してるじゃないの」


D幽香「本当ねぇ」



春リリーW「まぁまぁ、二人ともこんなとこで喧嘩はいけません。ここは駄目沙さんの顔を立てるということで穏便に済ませましょう〜」







魔理沙「誰が駄目沙だぁぁぁぁ!!(裏手突っ込み)」







霊夢「といっても、今この場にいる魔理沙はあんた以外いないし」



妖夢「確かに、嫁カップでの魔理沙さんは最多の起用数を誇っていますがタイミングよく今の酒場にはいませんねぇ」


カリスマスター姉「余計なのがいないのは地主が人払いを希望したからよ」


魅魔「地主?…あーそういえばこの店は私達のオーナーの物だったんだよな」


カリスマスター姉「そうよ、黒赤のオーナーさんはこんないいお店を高条件で貸してくれて助かってるわ。
もっとも、裏ではいろいろと企んでるようだけど



文あや「その割にはあまり動揺してませんね〜」


カリスマスター姉「何か仕掛けてきたら私の運命操作で跳ね返すまでだし」


妖夢「そんな都合のいい能力なんですか?」



カリスマスター姉「私はカリスマスターよ。現に何か仕掛けがほどこしてあった契約書私の能力でもって灰にしてやったわ



魅魔「ほう、以外とやるねぇ」



霊夢「まさかとは思うけど、能力を発動させる時って『ささやき いのり えいしょう ねんじろ』とでも唱えたんじゃ」








カリスマスター姉「よくわかったわわね。その通りよ」








全員「………」








春リリーW「なんて言うか〜神秘度急激にグレードダウンしましたね〜」



魔理沙「まぁ脱線はここまでにして本題に入ろうぜ」



D幽香「あらあら、あの『ひこか』の駄目沙に間違われたあげく無視されてたのにもう復活なんていぢめが足りなかったようね」








魔理沙「だぁぁーー!!いい加減傷をえぐるような真似はやめてくれぇぇぇーーー!!!」







魅魔「我が弟子ながらこの程度で動揺とは情けないねぇ…」


妖夢「何はともあれ、ゲストメンバーについて少し紹介しませんと」


大あや「そうですね。視聴者はちょっと混乱してると思いますので紹介といきましょう。まず私ですが『あややかんとく大無双(大あや)』のキャプテン文です」


カリスマスター姉「私は『カリスマな姉となかまたち(レミ様)』のキャプテン 兼 酒場のマスターなカリスマスター姉ことレミリアよ」


霊夢「そしてあそこで両手で頭を抱えながらのたうちまわってるのが私達の『黒赤マジック「恋」(黒赤恋)』のキャプテン魔理沙よ」



大あや「でもって最後に『あやややややややややややややや(ry))』所属の文さん。この4チームがBグループな『カオスメンバー』の面子なんですが…」



魅魔「Bグループのキャプテンである抱くぞ監督は嫁である文と共に修行の旅に出たそうだねぇ」



カリスマスター姉「えぇ、ゼフごときに負けたのがよっぽど悔しかったようね」



妖夢「確かに、『東方蹴球宴 花映塚の部』どころか『EX戦』をも優勝に導いたあの抱くぞ監督さんがあのH監督さんごときに負けるなんてどうしたんでしょうか…」



魔理沙「と、とにかくだぜ…ゼフなんかに負けるということは、ゼフなんかにはいつでも勝てるだろう(笑)という心の隙でもあったからだと思うぜ」




H奴隷「てめーら!!ゼフなんかぜふなんかと何度も繰り返すぶぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃ!!!!




バリバリバリバリバリバリバリバリ




バケバケ「バケー(こらー!!お客様やカリスマスター姉様に対してなんて口聞いてやがる!!!)」



毛玉「モケー(しかもせっかくの料理をぶちまけやがって!!料理はただじゃねーんだからおめえが自腹切って弁償しりよ)」



H奴隷「料理をぶちまけたのはいきなり電撃食らわしたか…ぎゃぎゃぎゃ!!!



バケバケ「バケー(てめぇ、まだ(ry)」


H奴隷「ゴメンナサイ。ワタシガワルウゴザイマスノデベンショウシマス」


春リリーB「ちょっと後ろが騒がしいけど無視して〜あのゼフごときに負けた文さんは立ち直れるんでしょうか?」


D幽香「私としてはこのままくたばっててもらった方がライバルが減ってくれていいんだけど…まぁ弱い相手を叩き潰してもつまらないし復帰してもらった方が好都合ね」


魅魔「相変わらず、好戦的だねぇ」


霊夢「仕方ないわよ。幽香だし


魔理沙「突然変異がない限りはどこの世界の幽香も似たようなもんだと思うぜ」


春リリーW「幽香さんには突然変異種は少ないけど、私達は大勢の突然変異種がいますけどね〜」


妖夢「そういう『春風』所属のホワイトも突然変異種の仲間ですよね」


カリスマスター姉「妖夢、リルルル監督のホワイトは嫁カップ内で唯一監督との籍入れ済みの嫁だから突然変異種というより格上扱いな上級種が正解よ」



大あや「具体的に言うと、龍冒険や最終幻想での色違いみたいなものですね。中には○ライムとスライ○ベスみたいなほとんど強さに変わり映えのない2Pカラーみたいなのもいますが……」



魅魔「籍入れって…ずいぶんとまぁ気の早い」


魔理沙「そういえばリルルル監督のホワイトは『偶然カップファイナル〜』での最後に結婚式あげてたんだったな」



霊夢「あー確かにドキュメンタリーにもしっかり収録されてたわね」


大あや「ほぅほぅ、結婚式とは初耳ですね。その頃のことは私もよくわからないことですが本当なんですか?」



春リリーW「本当ですよ。私は『偶然カップファイナル〜』優勝記念として皆に祝福を受けながら結婚しました



魔理沙「詳しくはこちらを参照だぜ(さりげなく宣伝)」




霊夢「DVD二枚組でお値段はたったの980円という驚きの安さ!!さぁ、画面を見てる貴方は今すぐ注文よ。電話番号は311-000-1010(サイセンイレテ)」




春リリーW「あ〜ついでなので紹介しましょう。私はAグループの『春色の風につつまれて(春風)』所属のキャプテンで黒赤さんとは初戦で戦ったということでお呼ばれしましたのですよ〜」



D幽香「ついでだし私も紹介しようかしら。Fグループの『幽かに香る幻想花(89D)』所属のキャプテンで黒赤とは2回戦で戦って叩きのめさせてもらったわ」


春リリーW「でもって今回の収録は面倒だから対戦相手を一度に集めて試合を振り返るってことですね」


魔理沙「あぁ、監督が『名有りが少ない中で受賞選手発表なんか面白くないし〜』とか言い出したと思えばオーナーも『こんな試合展開が早いんじゃ、一試合一試合で収録できるかー!』と切れてたから@競技ごとでまとめてってことになったらしいぜ」


霊夢「全くオーナーもこの程度で音をあげるなんて情けないったらありゃしない…」


妖夢「霊夢さん、急に機嫌悪くなりましたねぇ…」



大あや「収録が少ないということはギャラも少なくなるからってことだからじゃないのですか?」


魅魔「なるほど。確かに霊夢も機嫌が悪くなるわけだ」


魔理沙「とにかくグダグダになりかけてるし試合を振り返ってみることにするぜ。まず@競技の1試合目の春風戦」


霊夢「@競技は双方のハンデが完全ランダムとなる運要素の高いランダムハンデバトルね」


妖夢「でもって私達の試合は嫁カップの初陣を飾る開幕戦でしたから少々緊張して無様な試合をしてしまいました…」


大あや「ですが、内容からみると逆転に逆転を重ねるという、まさに嫁カップの開幕を飾るに相応しい接戦混沌試合でしたよ」



  




春リリーW「ですね〜私も最後のロスタイムでリーサルツインを叩きこんで勝ち越したと思ったんですが〜」







魅魔「そうは問屋がおろさない。私が即座にトワイライトキーパーやゴールごと吹っ飛ばして同点さ



魔理沙「さすが魅魔様、頼りになるぜ」



妖夢「あの同点打はまさに『そこに痺れる憧れるぅ』でしたし」



大あや「ただの名なしキーパー目がけてトワイライトなんていうのは、明様な過剰防衛入っているんですが…これについては誰も突っ込み入れないんですか?」




霊夢「勝てば官軍よ」



D幽香「さすがは東方サッカー界指折りのカオスを誇るチーム『黒赤マジック』ね」



カリスマスター姉「まさに、オーナーや監督があれなら選手もあれってやつかしら」



魔理沙「あーそういえばカリスマスター、うちのオーナーや監督がどんな奴か知ってるか?」



カリスマスター姉「残念ながら二人とも現実側の酒場にしか現れないから幻想郷側にいる限りはお手上げなのよ」



春リリーW「ですね〜黒赤の監督さんやオーナーさんは現実側でしか来ないそうです〜」



魔理沙「それってどういう意味なんだ?」



霊夢「つまり、この酒場は博麗神社と同じよう結界の境界に建ってて入る者の意識によって内の酒場に入るか外の酒場に入るかが分かれるってことね」



大あや「あるぇー?その幻想郷側であるこちらにも他監督さんやオーナーさんがちらほら見ますがそれについてはどう説明つくんでしょうか」



カリスマスター姉「それはこの酒場も大会場と同じ仕組みだからよ。監督やオーナーが幻想郷側に入りたいと思えば簡単に来れるけど、逆にいえば幻想郷に来たくないと思えば完全にシャッターアウトされるってわけなの」



霊夢「確かにその通りだけど…やけに詳しいわね」


カリスマスター姉「酒場マニュアルに書いてあったのよ……この酒場は黒赤オーナーのものだから地主権限を使われるとどうにもならないわ」


D幽香「あらあら、ずいぶんと弱気な発言ねぇ。そんなだとカリスマスター姉の名が泣くわよ」


カリスマスター姉「弱気じゃなくって義理よ。地主さんからはこんな素晴らしいお店を貸してくれたんだし、そんな地主の謎を無理やり暴くのは道徳に反するじゃないの」


霊夢「と、言ってるけど実際はカリスマスター姉自身がどんなに運命操作を行っても、現実側の情報は私達と同程度しか得ることしかできないだけなのよね…」


魅魔「まぁ、現実と幻想郷側との境界を超える時に記憶規制でもされるみたいだしねぇ」



大あや「つまり、結局はカリスマスター姉さんも知らないっと……」


魔理沙「まぁ監督やオーナーについての情報がまた少し手に入っただけよしとしようぜ」


妖夢「ですね。オーナーはともかく監督については紫様でさえも正体を突き止められないツワモノらしいですし…」


魅魔「監督やオーナーも、なんだかんだいって回が進むに連れて少しずつ謎が明らかになっているんだし、向こうから顔出してくれるまでのんびりと待ち構えようじゃないか」


魔理沙「魅魔様がそういうんだ。今回はこの辺で諦めるぜ」


春リリーW「では話を元に戻します。私達の試合ですが延長戦では一方的に攻められてしまって3−4で私達の負けとなりました」



魅魔「主催には『空気気味だった黒赤の霊夢がここで登場』と言われてたっけねぇ」






霊夢「五月蠅いわね。最後には決めてあげたんだからいいでしょ」



D幽香「そうよね〜黒赤は霊夢が決めた決勝ゴールお伴全員が得点をあげたわけだけどそれに引き換え…」




魔理沙「仕方ないじゃないか!!私はDF配置で攻める機会なんかないんだぜ!!!」




春リリーW「その割にはとてつもなく好戦的な守備してましたけどね〜」






大あや「ですよね〜ホワイトさんをふっとばしてボールを強奪しただけでは飽き足らず、群がって来たブラックさんやちゆりさんもご丁寧に体当たりでふっとばしてから前線にパスですし」








霊夢「全く自分がDFだって自覚あるのかしら」




魔理沙「私だって好きでDFやってるんじゃないぜ!!
ていうか誰だ、私をDFなんかに置いた奴は!!!





妖夢「ギクッ」




魔理沙「なんだ、そのギクッは…まさか妖夢がやったのか?!



妖夢「はい…この中では魔理沙さんだけしか必殺ディフェンスありませんので…ごめんなさい」


魔理沙「なら許すか」


魅魔「えらいあっさりと許すんだねぇ」


魔理沙「犯人がわかって謝ったんなら追及はしないぜ。言ってることはある意味正しいんだしな」


妖夢「あ、ありがとうございます」


春リリーW「初戦の見どころはこんなところでしょうかね〜」


D幽香「なら次は私の番ね」


霊夢「2試合目の対『幽かに香る幻想花(89D)』戦で監督は…O-KO-ME監督だったっけ?」


大あや「酒場登録名はそうですけど、実名はお米族監督ですね」


妖夢「ということは、『東方蹴球宴 花映塚の部』対戦済みですね」


D幽香「そうよ、あの時はお世話になったわね」


霊夢「お世話ってあの時はあんたいなかったでしょうに」



D幽香「メディがよ、メディがお世話になったってことよ」



カリスマスター姉「なんだか因縁がありそうね」


魅魔「因縁があるというか因縁があるように仕組んだんじゃないのか?



春リリーW「ですね〜開幕戦お遊び杯の決勝の組み合わせでしたし」



大あや「他にも同グループ内で戦うやら師弟の監督チーム激突といった仕組んだとしか思えない組み合わせ結果が多数あって監督さん達が騒いでいましたし、そのことについては?」




カリスマスター姉「カリスマは何をやっても許されるものよ(キッパリ)」









全員「………」








魔理沙「まぁ私達は負けたんだし何も言える立場じゃないからなぁ…」


D幽香「そうそう、ハンデでは勝ってたのに無様に負けたのよねぇ」




  




霊夢「くやしいけどその通りなのよね。私の夢想封印は、こぼれ球にされちゃってるし」




  



妖夢「私の未来永劫斬はポストでした」


魅魔「私は自動カットぐらいしか出番なかったねぇ」


魔理沙「関係ないけど、そっちの霊夢はシュート一本も撃ってないよなぁ」


春リリーW「そうなんですか?」


霊夢「羽目玉が撮ってたカメラを見るとそっちの私はパスばかりでシュート場面は一つも映ってなかったわよ。なのに主催者はポストとか書いてるところを見ると…」



妖夢「多分私のポストと混同したんでしょう」


魔理沙「というわけで重箱の隅をつっつくようで悪いが、次からはミスがないよう頼むぜ」



カリスマスター姉「わかったわ。今回は見せしめとしてその試合の記録役のメイドを拷問反省室に放り込んでおくから、それで許して頂戴」



魅魔「とにかく、2試合目は幽香の大活躍に阻まれて1−3で負けたというわけさ」



霊夢「唯一の得点は妖夢の作った空ゴールを押し込んだ5番メイドだったわね」






魔理沙「とっさとはいえ、よくスルーしたもんだぜ」






妖夢「いえ、実は…恥ずかしいことに8番兎が剣を抜き放とうとした私の手にしがみついてきたせいで撃てなかったんです。なのであれはただのからぶりなわけで……不覚でした」



魅魔「まぁまぁ、シュートは撃てないまでもキーパーのキャッチする手半霊をぶつけて妨害させてスルーを安全に成功させたなら十分だろ」



春リリーW「もう反則だらけですね〜審判はなんで反則をとらないんでしょう」



大あや「そんなこと今さらじゃないですか」


D幽香「そうそう、勝った者が正義なのよ」



カリスマスター姉「その通り、勝った者が正義よ」















全員「…………」











カリスマスター姉「皆して何かしら?」









魔理沙「だったら主催者側が優勝するのも正義なのか?」









カリスマスター姉「当然よ(ドキッパリ)」









妖夢「いくらなんでも、主催が優勝はひどいですよね」


魅魔「最早、自作自演乙と言わざるを得ないねぇ」


大あや「運命操作は自重するべきですよ」














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カリスマ姉「黙りなさい愚民達、これがカリスマよ」








魔理沙「そうはいってもなぁ…おかげで嫁カップは大荒れなんだぜ(一瞬、スターが消えたのは気のせいか?)」



霊夢「別にいいじゃない。大荒れなんていつものことなんだし(名前がいきなり変わるなんて今に始まったことじゃないでしょ)」



魔理沙「……それもそうか(二つの意味で)」



羽目玉「メー(魔理沙はん魔理沙はん、そろそろ時間でっせ)」


魔理沙「っと、もうそんな時間か。さっきから名無しのメイド達が全く発言してこないのが気になるんだが…」


魅魔「あーメイド達はあっちのテーブルですっかり出来上がってるさ」



大あや「ついでにあの覆面のH奴隷さんは、メイド達のおもちゃとなってますね〜」



春リリーW「カメラに映らなくても不満はなさそうですから、別に心配しなくてもよさそうですよ」



魔理沙「そうか。じゃ、こっちはこっちでカリスマスター姉の優勝を乾杯ってことで締めるぜ。
皆杯をもてー!もちろん、カリスマスター姉もだぜ!!





全員「おー!!」







魔理沙「逝くぜ。カリスマスター姉の優勝とー」




妖夢「嫁カップの成功とー」





魅魔「酒場の発展を願ってー」






霊夢「ついでに、ドキュメンタリーの売り上げを願ってー」







全員「…………(まぁいっか)かんぱーーーい!!!」












こうして、嫁カップ お嫁大運動会の第@競技は様々な波乱を呼んだままでひとまず終了した。

だが、魔理沙達は知らなかった…

この波乱は、これから続く苦難と混沌の序章に過ぎなかったということを……












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  レ'   ! ./:::::::::: !,イ  '─---、)Y ,.-─‐-' `ヽ.    i::::::::::::::::::
    __.ノ ::::::::::: ハ   -‐=='、ハ `,==‐-   i.  ,.、〉、::::::::::::::
カリスマな姉『ここからが本当の地獄の始まりよ・・・嫁カップを甘く見ない事ね?』









いちおー第A競技へ続く











■ 黒赤マジック「恋」 戦歴

第@競技 ランダムハンデ戦



1回戦
vs 春色の風につつまれて(春風)監督:リルルル  4-3
勝利

得点:魅魔(トワイライト1点 ヘディング1点)・妖夢(待宵反射衛星斬1点)・霊夢(夢想封印1点)


2回戦
vs 幽かに香る幻想花(89D)監督:O-KO-ME  1-3
敗北

得点:メイド5番(ヘディング1点)


総得点5 総失点6


成績:2回戦進出








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