映画撮影…第一章『はじまりは突然に』

映画メイキングなう……
しーん1 執務室
(中の人:しずく姉)
「提督ーてーへんだてーへんだー!」
(中の人:つかささん)
「おてんとさまおやめください!少しおつちきましょう!!」


「お前が落ち着け!何言ってるかわからん…が提督てーへんだから入るぜ!! ばーん」

「ひえぇぇ〜〜(ずるずる)」

(中の人:あやたにさん)
「比叡お姉さま…仮にも 戦 艦 なんですから 軽 巡 なんかに馬力負けしないでください(ため息)」
(中の人:重婚提督ける提督)
「いやいや、まずはノックもせず入った事を咎めるのが先だろう」

「そうでした…と言いたいですが、今さらではないですか?」

「確かにその通りか。それで何の用だ?またローアングルを狙った変質カメコでも現れたのか?」


「そいつもいたがすでに黙らせてきた」


「でもってその後はごーやに処分を頼んどいたから今頃はドラム缶と共に海の底にでも沈んでるはず…ってそんな場合じゃない!」
(撮影者:秋刀魚提督)

「そんな場合で済ませていい問題ではないのだが……まぁああいった輩はその程度でくたばるわけがないし何も言わない事にして、要件を聞こうか。何かね?」
(撮影者:七兎さん)

「要件はこれだ。こいつをみてくれ、これをどう思う?」

「………すごく……大きいです………」

「誤解招くようなやり取りはやめてください」

「何がだ?こういったものはシンプルに大きい文字で書くのがいいんだろ」


「だからといって大き過ぎるのもどうかと思うが…それよりこの電文はどうしたというのだ?」

「あーはい。これは遠征に出ている駆逐艦達が北方の秋刀魚鎮守府近辺を航行中に送られてきたものです。内容は見ての通り……」

「…………少なくとも秋刀魚鎮守府からの救難信号はなかったはずだが何かの間違えではないのか?」

「はい、あそこは秋刀魚の煙を火事と思いこんだ事による誤報が多いですから今回もそういった間違えと思ってるんですが……」

「お前らチビ達を疑うのか!最近北方方面で敵の動きが活発化してるんだぜ!!だから俺はこれを敵の攻撃と信じる」

「確かに北方方面への警戒網は強化してるが、その警戒網に引っ掛かる事なく進軍を許すとは考えられん。その辺りを確認するために、霧島。秋刀魚鎮守府に連絡を入れてくれ」

「先ほどから試してるのですが無線での反応はありません。ただあそこは北方に位置するため天候次第では繋がらない事もありますので、なんとも言えません」

「ふむ…今は情報が足りず誤報か侵攻かその他の事故か、全くわからないということか……」


「では彩雲による偵察部隊を送りますか?外では航空部隊の妖精達が暇そうにしてますから命令を与えるのもいいかと思います」

「そんな悠長なことやってねーですぐに出動だ!もし鬼や姫クラスの敵が侵攻してたら駆逐艦だけじゃ勝負にもならん」

「鬼や姫クラスの侵攻ならさすがに遠方からでも気付きますって!それに侵攻だったらなおさら慎重に行動しないと駄目じゃないですか!!前にそれで主力を出撃させてがら空きとなった本拠地に別働隊が攻めてこられて壊滅的な被害を負ったの忘れたのですか!!」

「う…(汗)」

「そうだな。比叡の言う事も一理ある。ここは情報を集めるべく偵察隊を送るのが定石だ。しかし……俺はあえてその定石を破る!!」

「いいのですか?提督はただでさえ重婚騒ぎを起こして上層部に睨まれてるのですよ。これで敵の裏をかかれるなんてやらかしたら今度こそ処分物ですよ。それに秋刀魚鎮守府がただ秋刀魚焼いてるだけであっても不確かな情報で大軍を無駄に動かした事による罰則は免れません」

「わかってる。だが罰則を恐れて助けられたはずの仲間を助けられなかったという後悔をするぐらいなら、無駄な救援活動を行った事による罰則を受けてしまう方がマシというものだろう」

「さっすがー提督、愛してるぜベイビー!」

「……無自覚に艦娘のハートをがっちりつかむその技量、『重婚提督』の異名は伊達ではありませんよね(ぼそり)」

「何か言ったか?」

「いえ、ただ再度確認します。この出撃はハイリスクノーリターンであり、愚策です。提督としては明様に間違った決断ですが……構いませんか?」

「構わん。どうせいつ(物理的に)首斬られるかわからん立場だ。だがそういう俺だからこそこんな馬鹿な行動が取れるというものだろ」

「本当に馬鹿です。ですが、万が一鬼や姫クラスが出たなら戦艦。しかも迅速に動ける高速戦艦が必要ですので私が旗艦としてでましょう。……提督だけに全てを背負わせません」

「あったりめーだ!俺も一緒に責任を取るために出撃させてもらうぜ!!」

「君達はどうせ止めても無許可で行く気だろ!緊急時以外の無許可出撃が提督にどれほどの罰則を与えられるかわかってて言ってるんだろ、コノヤロー!」


「てへぺろ」

「……編成だが旗艦は霧島、天龍はその補佐。残りのメンバーは二人で決めて構わんから動ける者が集まり次第出撃。再度言うがこの出撃に関する責任は俺が持つ」

「最後以外は了承したぜ」

「無駄な出撃によって提督が罰則を受ける事になったら、『私達の出撃希望に提督が仕方なく折れた』と言う旨と共に上層部へ か ち こ み を仕掛けさせてもらいます」

「それ言うなら『かちこみ』ではなく『直訴』では?」

「いえ、 か ち こ み であってますが何か問題でも(キラン)」


「…………」

「………………わかった。俺の負けだからかちこみだけはやめてくれ。マヂで俺の首が物理的に飛ぶ」

「決まりですね。責任は3人で一緒に取りましょう」

「本当に皆馬鹿ばっかですよ。……比叡も仲間に加わりたいです(´;ω;`)」

「比叡お姉さまは艤装の修理中ですから、仕方ありません。その代わり留守をお願いします」

「わかりました。金剛お姉さまに笑われないよう…気合い、入れて、がんばります!!」

「一応突っ込んでおきますが、金剛姉さまはまだ沈んでませんからね」

「ではそんな頑張ってくれる比叡に一つ仕事を頼みたい。手空きの航空部隊に偵察隊の出撃要請を送ってくれ。とにかく今は情報を集めたいからな」

「偵察隊ですか。……今それができるのは鳳翔さんぐらいしか居ませんけど」

「鳳翔だけ?翔鶴と伊勢はどうした?」


「伊勢(中の人:せんごくさん)は艤装の修理中で翔鶴(中の人:おみつさん)は調整中でしたね」

「伊勢はまだわかるが翔鶴の調整はなんだ?ただ改二甲へと変更するならもうとっくに終わってもいい頃だろ」


「通常の変更なら終わってますが、どうも弓矢から艦載機ではなくレーザーを射出するシステムが思いのほか難航してるそうですよ」

「………なんだそれは?」

「なんでも御影鎮守府の明石整備隊(Team R-TYPE)が某ゲームキャラを真似て開発した新技術だとか…」

「なぜあのクサレカイハツチームがうちの翔鶴の改造に関わるんだ!!」

「そこまでは知りません。というかなぜ知らないんですか?あれ提督のお墨付きがあるというから皆不安に思いつつもしぶしぶ協力してるんですけど……」

「えぇ、先日未明に御影鎮守府の整備隊から届いた翔鶴への魔改造の提案書、提督が承認してますね。その証拠に……(がさこそ)ほら、ここに承認印があります」

「………こんな書類、俺は見覚えないぞ」

「どの道すでにGOサインが出された案件、もう後戻りはできません……あきらめましょう」

「………俺、もしかしてとんでもない事やらかしたか?」

「今の段階では何とも言えません」

「早く出撃したいんで無理やり話戻させてもらうが、唯一手空きの空母の鳳翔さんは今の時間厨房だぞ。なんで鳳翔さんを出したら厨房がら空きにならねーか?」

「えぇ、間宮さんも買いだしに出てますから今は一人でお昼のカレーの仕込み中だと思います。なので偵察隊を飛ばしてもらうとするとその間誰かに調理の引き継ぎをしてもらう必要が……」

「では私が調理を引き継ぎます。どの道艤装の修理が終わらなければ何もできませんから」



「………」
比叡が鳳翔と代わった場合の展開を脳内シュミレーション中……


「俺が厨房に行く!!!」

「えー?!て、提督自らが…それっておかしくありませんか?」

「い、いや。世の中男でも料理の一つや二つ出来ないと駄目…だよな?」

「その通りです。それに今は非常事態で人手が足りませんから出来る人が出来る事をやらなければいけません。使える者は例え親であろうが提督であろうが例外なく…です」

「そ、そうでした。それだけ非常事態なのですから提督は是非とも厨房に……ってあるぇ?霧島は出撃で提督が鳳翔さんの抜けた厨房だと今度は執務室が誰もいなくなっちゃいますが」

「あぁ、わかってる。だから……」
…………

「ヒエェ〜〜(((*>д<*)))こんなにたくさん仕事を押し付けるなんて!提督と霧島もひどいです!」

っという提督兼秘書官代理として無理やり執務仕事を押し付けられた比叡の悲鳴とは余所に救援部隊を編成した霧島達は慌ただしく出撃していったのである。
そして……
異変は静かに、だが確実にはじまりを告げていた………
to be continued...
次回予告


「キャーッ!し、死んでるー!」

鎮守府を襲う連続殺人、
(撮影者:スタッフの人)
閉ざされた公会堂、

不気味なわらべ歌、

謎のダイイングメッセージ!


「そうか、わかったぞ、犯人は!」
次回「提督探偵の事件簿」お楽しみに!
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