前回のあらすじ?
整備妖精さんからの依頼を引き受けた青葉。その依頼とは…

「えーマイクテストマイクテスト…感度よし、カメラよし。では本番いきま〜っす」
パチコーン

「こちら青葉です。このたび御影鎮守府の開発チームが新たな新兵器の開発に成功したそうで取材に来ました〜」

「その製品ですがその名も…」

うるとら高速修復材


「その名も…」

うるとら高速修復材

「大事な事なので二度言ったところで主任、解説をどうぞ〜」


「うむ、従来の修復材は耐久を元に戻すと共に疲労を0へとするものであった。しかし今回開発した新型の修復材「うるとら高速修復材」は従来通り回復するだけでなく、使用から72時間の間常に髪の毛がアフロになる逆立つほどの興奮状態となり、ある程度の自己修復機能まで付く。つまり高揚状態が常にマックスで火力も大きくアップし、戦闘後には耐久の約30%をその場で回復させてしまうのだ。被験者曰く…」

使用モデル:ブッキー(よもぎさん) 撮影:げらっちさん

「この新型のうるとら修復材を使用したらもう力が溢れて溢れて困るぐらいなんです。夜戦だっていつでもどんとこーいですよ、司令官!!」
ざわ…ざわ……

「ただし、欠点がないわけでもない。損害を顧みない突撃による全力攻撃を行うために弾薬や燃料の消費が激しく、被弾回数や損傷も大きくなる。一応損傷については自己修復機能で『ある程度』補えるがその『ある程度』を超えると……」

「ど、どうなる…というのだ?」

「最悪で轟沈。最低でも轟沈一歩寸前でドッグに直行。その後は最大の修理資材を投入せねばならぬであろうな。なんならボーキサイトの女王やホテルで試してみるかい?」
さーっと青ざめる海軍提督達

「つ、つまりこれはイベント海域のラストダンス(最終決戦)に挑む時の使用が望ましいと」


「それもあるが一番有効な利用方法がある。それは…オリョくるだ!!」
撮影者:りょおさん

「オリョくるに向わせるごーや達に使えばあら不思議。効果が続く間一切の休憩の必要もなく往復ができる。弾薬や燃料の消費増加も元々軽めの潜水艦娘には些細な問題であるし、いっそのことドッグ入りも行わせなければ……この意味、わかるかね」
\そ、それはすごい!/
\画期的な発明品だ!/
\新しいオリョくるの幕開けだ!/

「うむうむ。わかってくれてうれしく思う。お値段は4個セットで家具コイン9800枚。ぼったくり価格かもしれないが、開発チームは現在この技術を応用した艦載機を開発する資金をほしがっているらしい。彼等に協力をするためにも……」

「言うまでもない。先行投資として言い値で買おう」

「俺もだ。72時間のオリョくるができるだけでも買う価値はある」

「ひゃっはー!これで毎日大型建造ができるぜー」
チャリンチャリンチャリンチャリーン……

[まいどあり〜」

「そんな画期的な『うるとら修復材』。お求めは御影鎮守府の販売係までどうぞ」
・・・・・・・・

「………」

「(おもむろにスマホを取り出して)ぴっぽっぱ……」
ぷるぷるぷる……

「もしもし。ごーやどしたのー?」

「実はかくかくしかじか…で全国各地のごーやのために今すぐ販売と開発元に襲撃をしかけようと思うのでち」

「まるまるうまうま。わかったなの。この件は他の潜水艦娘達にも伝えておくの」

「よろしくでち。ごーやは先に行って証拠隠滅される前に物証を確保しておくでち」

「それは死亡フラグなの。嫌な予感しかないので単独潜入は考えなおすなの」

「心配無用、潜水艦の潜伏能力を甘くみないほしいでち。では現地でまた」

「………これは急いであの方々にも伝えた方がよさそうなのね(ぴっぽっぱ)」
・・・・・・・・

「(天井裏をこそこそ)ここがあのおんなのはうすのやねうらでちね。どれどれ(コリコリコリ)」
撮影者:りょおさん

「くっくっく。あれだけふっかけたのに飛ぶように売れて笑いが止まらん。しかも一部は予約までしていったぞ」


「それよりいいんですかね?あれはあやしげな噂の絶えないマッド集団のキチガイ開発チームが改良型バケツの開発中にお遊びで増毛材を加えたら出来たとかいうよくわからない品なのに」

「別に売るなとは言ってないだろう。それに小さく注意書きや使用法も書いているのだからそれを守らずに不都合が起きればただしい使用法を行わなかった使用者のせいだ」

「あ、あくどいお方だ。到底私程度には真似できない。しかし、そこにしびれるあこがれる」

「ふっふっふ。なんならもっとあくどく…儲けた金をもって国外へとんずらでもするか?」

「主任あなた……甘いですよ。どうせとんずらするならギリギリまで金を搾りとってからでしょう。具体的にいうとまずこの通信販売画面の『品切れ』という文字を『品薄』にしておき、そうやって危機感を煽らせて買いへと走った馬鹿な提督達から搾りとるのです。なに、奴らにはただの増毛材を加えたバケツを送りつけてやればいいのですよ。どうせ商品が届く頃には………」

「ほう、越後谷。お主もなかなか悪やのう」

「いえいえ、お代官様にはかないません。では早速販売画面に品切れの文字を品薄にしておきましょう」

「な、なんてやつ……あれはまっくろを通り越した完全な悪でち!!絶対許せないでち!!!(わなわな)」
がたっ

「む、何奴!!(天井目掛けて対空機銃乱射)」
すががががががが………

「ぴぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
みしみしみし……
ずずーん


「あうぅ…てーとく指定の水着がぁー(涙)」

「ほほう、これまた随分とでかい鼠が潜んでいたものだ」

「主任、この鼠ですがどうしましょう」

「可哀相だが我々の会話を聞いてしまったのでは……仕方ない(ニヤリ)」

「えぇ、仕方ありませんね(ニヤリ)」

「ひ、ひぃ……!?」

「なに、怖がる事はない。きみはこれから偉大なる科学の発展のためにその身をささげてもらうだけだ」

「た、助けてでちぃぃぃぃぃぃぃ!!!」

「残念ながらここは常日頃から銃殺される者がいる『御影鎮守府』だ。キミ程度の悲鳴なぞ最早誰も気を留めぬ」

「ここは悪の組織の支部でちかー!!」

「別にそう取ってもらっても構わない。理解してもらえたならまずはそのボロボロな水着を脱いでZENNRAになってからこの髪の毛がうねうねと蠢く修復材を被ってもらおうか」

「ふふふ…うねうねに襲われるZENRAのごーやの映像。これも良い値で売れそうだ」

「い、いやぁぁぁぁぁぁやめてでちぃぃぃぃぃぃぃ!!」
・・・・・・・・・

「ごーやに迫る悪の研究者達!!さぁこの後彼女はどうなってしまうか………」

「しまうかは………」
ジリリリリリリーン♪

「おや、黒電話から連絡が来ましたね(ガチャ)はい、もしもし」

「お〜い青葉〜もう時間なのにカメラ全然来ないんだけどさー一体どうなってるのさ〜」

「あるぇ?そんなこと聞いてませんが……(受話器を手で押さえつつ)スタッフさーん。どうなってるんですか〜?」

「えーっと、確認したらCM撮影の直後に他が借りるようね」

「っというか、なぜCM後もそのまま撮影してるわけなの?」

「それは明石整備長のめいr…」

「じゃなくって…えっと」

「(物陰から『おもしろいことがおきそうだからつい魔がさしちゃったの。てへぺろ☆』っと書かれたカンペを掲げてる)」

「……です」

「……よくわかったわ。これが茶番だってことが」

「そんな感じで今丁度目が離せない映像が撮れてるとこなんです。なのでもう少し待ってもらいたいのですが」

「カメラの名義はエラー娘ちゃんだよ。なんなら抜猫と共に直接カメラを取りにいってもらう事も……」


「それは困ります。でも、こっちもこっちで今中断すると視聴者が怒り狂ってそのまま暴動に発展しそうでして」

「ん〜…じゃぁこうしよっか。私達も鬼じゃないしそれなりの延滞料金がもらえるならそっちの撮影終了までまったげる」

「それなりの延滞料金………」
\ピコーン!/

「あーなるほど、わかりました」

「話が早くて助かるよーじゃぁ今からエラー娘ちゃん向わせるから後は上手くやってよ〜(がちゃ)」

「っというわけです。このままだと一番いいところで強制エラーによる中断となります…が、地獄の沙汰もなんとやら。一定金額があればエラーを回避して続きが見れます。なのでなんとしても悲劇を回避したければ↓の素敵なお賽銭箱にお賽銭投げてください」


「それでは……善意の塊カッコオカネをお待ちしてます」
続く?
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