世間ではゴールデンウィークという休みが重なるありがたい期間がある。
ただ、一部ではゴールデンウィークなんて幻想と言い切ってしまわれるの事実。
まぁその辺りの議論はさておき、とりあえずゴールデンウィークと呼ばれる期間のほぼ終盤にはその幻想が現実世界に現れる日がある・・・
そう、ゴールデンウィークの終盤の5月11日に現実世界と幻想の世界の境界に立つ神社のお祭り博麗神社例大祭の日なのだ。
ただ、開催地がコミケでおなじみ東京ビックサイトなので関西からだとちょっと距離があるのが難点。
…いやまぁ北海道とか九州、四国といった海外に比べたらまだマシだけど遠征と呼ぶには十分事足りる距離。
それゆえ2年前に例大祭へ行った時はこれが最初で最後と思ってたけど………
「マ○シ○とかいう戦乱の神(違)からのお告げを受けてよく考えた結果、さらなる戦乱の種(と書いて「おさいせん」と読む)をバラ捲くため出向く事にしちゃった、てへぺろ」
はい、実は言うと現実世界と幻想世界を自由に行き来するパスポート扱いとなってる例大祭カタログと一緒に購入してたこれを行き帰りの新幹線の中とか待機列での暇つぶしとして読んでたのでちょっとマ○シ○様の信者っぽくなってみました。
ついでにいうと○キ○ム様は『戦乱の神』ではなく『決意の神』なのであしからずヾ(:3ノシヾ)ノシセンランノカミハ『ダルクレム』デス
そんなちょっと変な思考回路を保ちつつ当日東京駅着いてまず向かったのは……
秋葉原悪鬼覇原
は特別立ち寄りたいという場所はなかったので体力温存のためにもスルーして
一部の身内で関東方面でのイベント前線基地として名高いりるる閣下のおうち、通称『ぼめんねハウス』へ直行
「さて、2年前の突撃時は開幕に『馬』で度肝ぬかされたけど今回はどんなネタで待ち構えられてるのかしらね〜」
ある意味何かを間違えてるような気がしない思考のまま玄関を潜ってお出迎えしてくれたのは…」
←さきょさん
「私のターン、山札から一枚引いて…手札より魔法カード発動。全員のリバースカードを排除」
←りるる閣下
「なにぃぃぃ!おにょれこしゃくな真似を・・・こうなればこのとっておきのカードで」
「なに勘違いしてるのかしら?私のターンはまだ終わってないわよ。さらにこのカードで相手プレイヤーにダイレクトアタックでお賽銭と同時に春を奪う!」
「あ〜んお代官様〜お賽銭はともかくなけなしの春だけはもってかないで〜」
←はくどーさん
「…はて?そのカードにそんな効果なかったような(どうせ勢いだけのでたらめなんだろうな…面白いから何も言わんが)」
←棒さん
「……(そんなことよりおうどんが食べたいわ)」
「……なんで『東方銀符律』が遊戯王に変化してるわけ?」
まぁこの人達はただのトランプの大富豪を遊戯王風に遊ぶはずかちい人たちだから今さら驚かないが、ここで間違え発生
「これは『東方銀符律』じゃないわ……『東方祀爭録』よ。間違えないで頂戴」
「どっちにしろそれ遊戯王じゃないことにはかわらんやろーが」
←冬月せんせー
「……少しは静かにしてくれ、読書の邪魔だ」
馬ではないものの、それなりの驚きネタがありましたなww
ちなみに今お部屋に詰めてるのは
棒さん、さきょさん、りるる閣下、はくどーさん
そして影に隠れてたるけど隅っこではこっそり本(蒼き鋼のアルペジオ)を読んでる冬月せんせーもいたりいなかったり…
とまぁここにいるのは全員関東近辺の人であって本来なら関東に来ないと会えない人ばかりなんだが
「なぜか初対面が大阪の紅楼夢とか名古屋の山とかな人多数なのよね」
「本当に不思議よね」
「お前は一度ぐらい関東からでてこい」
「……いいことを教えてあげるわ。ぼめんねハウスから艦これの大型建造を回すと大和が出やすいって噂よ」
「な、なんだって〜」
「えぇ、せっかくだからと記念でまわしたらまじであっさり出ちゃったのよ」
ちなみにこれが証拠らしい
「なんかごまかされた気もするけど大和はまだ手に入れてないし資材もある。なら私も早速……(カタカタ…)」
「早速……(カタカタ…)」
「?どしたの、早くログインしなさいよ」
「………私のIDとパスワードなんだっけ?」
「…………しるか、ボケ(ぼそ)」
ぼめんねハウス滞在中にPC空いてれば艦これを行ってもよいというルールがあっても、パスワードがわからなければ意味がない。
おかげでリアル遠征中は何も触れないかと思いきや、思い当たるパスワードを手当たり次第打ち込んだら10回目ぐらいで成功。
やったね。すごいね。
「早速大型建造レシピを設定して・・・」
ニア建造
「時間ないからバーナーであぶって」
結果
それがこのざまである
・・・・・・・・・
「こんちわ〜今到着したぽξ・∀・)」
「どうやらおいでなさったなξ・∀・)の人」
「まずはご飯にする?お風呂にする?」
「それとも…(寝るか?)」
「まずは艦これさせてもらう……」
「orz」
「なにこのボロクズは?」
「実は…」
少女説明中・・・
「なるほど〜ここで大型建造すれば大和がでるぽね。なら早速やるぽ。負け犬はどくがいい ゲシッ」
数分後・・・
「どうも、今日はお世話になりにきました…とのことですが、奥の騒霊二人はなんでPC前で屍となってるんでしょうか?」
「あれは気にせず、閻魔様(中の人は歪曲さん)もドミニオンもどきをやらないか?」
「よろしい。私の得意技KOJを見せてあげましょう」
「こそこそ…あの閻魔は速効で大技ぶっぱする癖があるから(…後はわかるな)」
「ガッテン。最初は受けにまわって疲弊したところを反撃ね」
数十分後
「閻魔に鬼巫女をけしかけてお賽銭を強引に徴収」
「むむむ。これは痛いですがまだ手札には対抗手段が」
「だがしかし、それは魔理沙カードで没収」
「あーもってかないでー」
「くっくっく。では仕上げに黒りりさんを召喚して白りりさんとの合体攻撃リーサルツインでトドメといきましょうか」
「うぼぁー」
「これで10連敗…(いくらなんでも弱すぎだろ常識)」
「ムキー!もう一回です!もう一回勝負!!」
「嫌よ。だってあなた弱いもの。全くこんなのが死神達のボスだなんて、地獄の底が見えたわ。あなたの直属の部下が本当に気の毒」
「その言葉…取り消しなさい!私はともかく小町をバカにするのは許しませんよ」
「あら〜カードゲームに勝てないからって腕力で訴える気?ますます地獄の底がみえたわね〜(くすくす)」
「……性格悪(だがしかし、言いたい事を代弁してもらって助かっている私ガイル)」
「よろしい。あなたはこの四季映姫が直々にぶん殴ってやりましょう、もう泣いても許してあげません!!」
「泣いてるのはどっちなんだかなぁ…」
←とどさん
「どうも。予定より少し早く到着できました…」
「…なんですかこの状況は?」
←まったりさん
「閻魔様が泣きながら天人をぽかぽか殴る光景だなんて、全くわけがわからないわ」
「……お前も十分わけがわからんぞ(その容姿で体操服ぶるまぁなんて歩く公害以外なんでもない)」
「……確かに、その体操服ぶるまぁというのは年端の逝かぬょぅι゛ょが着る衣服と聞くが、お主どう考えてもそれなりの年齢を重ねているとみるが」
「失礼ね。私は永遠のじゅうななさいよ」
「……例えそうであろうと、お主にその格好は似合わん。鏡をみろ鏡を」
「おーおー好き勝手言いなさる(っとウルージさんの真似をしてみる)」
「そこの侍さん。喧嘩売ってるのかしら?」
「売る気はないが、実力者との手合わせなら願ってもないこと。相手をしよう」
「よろしい。ならばお望み通り相手をしてあげましょうか」
「あーん喧嘩はよくないよーみんな仲良くだよー」
「お前もお前でボギィ---(´゜д゜`)---るみゃの人と会うたびに醜い喧嘩してなかいか?(幸い…いや、この場合不幸にも今回そいつは前線基地には来ないんだがな)」
「えーだってボギィ---(´゜д゜`)---るみゃの人は出会いがしらに殴るのが常識じゃないのカナカナ〜」
「完全な辻斬り思考とは物騒すぎですよ。全く」
「本職の辻斬りである貴方が行っても説得力ないから」
ちなみにこれらのやりとりというか度々出てくるどこかで聞いたことあるようなセリフやかけあいはみんなが日常的に使ってる言葉です
ある意味こんなカオスレポートにしなくてもすでにカオスってる状態がデフォなので別にわちきの責任じゃないのよ・・・たぶん
「まぁそんなことより皆でおゆはんを食べに行こうではないか」
いつのまに沸いたのか忘れたけど魅魔様(中の人は紳士)も来て前線基地の待機メンバーが8時だよ全員集合した事もあって、みんなでおゆはん食べにお外へGO
「メイド狩りの男! スパイダーマッ」
「そこ、今回来てない人のネタぱくるな」
なお、この人はリアルの容姿そのものがネタとなってる人なんで正体についてはあえて伏せさせてもらいますヾ(:3ノシヾ)ノシホンニンハアンマリカクシテナイケドソレデモヤハリフセテオク
こうして全員併せて10名でおゆはんだけど、さすがにこの人数で一つの店に特攻もあれなんで途中で半分に別れるとのことだった・・・が
「あるぇ?みんなこっち逝かないの?」
てっきり駅前方面に向かう組がいると思ったら全員駅前には逝かないとのことで危うくひとりめしになりかけた騒霊さんがいたとかなんとかwwww
「とりあえず途中でサイゼリア組と別れて私たちが向かったのはこちら」
みすちーうなぎ屋
は予算の都合上今回『も』スルーして到着したのが
庶民の味方。 横浜ラーメン屋
「とりあえず明日の本番に備えてふつーの大盛りラーメン(麺固味濃)にしてみました」
別にふつーじゃなくてもよかったけど、後でこれもこれで十分ふつーではなかった事だということにはこの時誰も予測できなかった…
うん、ラーメン頼んだらライスが無料でついてくる事を後からしったけどそれとはまた別の悲劇があったのだ。
ラーメンが目の前に一通り置かれると同時に…
自分除いた全員が待ってましたといわんばかりに飯テロを決行するこのチームワークの良さはなんだろうか…wwwww
「飯テロをしたところでいっただきま〜す」
←未だガラケーなんでツイッターへの画像うpができない(っというかやり方よくわからん)人
「…なにこの一人だけビックウェーブに乗り遅れた疎外感は(しくしくずるずる)」
少女食事中・・・
「(ずるずる…)ん〜このラーメンちょっとしょっぱいような」
「ほぅ、それはいかんな。早速女将を呼ぼうか」
「このラーメン作ったのは誰だ!女将を呼べ!!」
「こんな塩っ辛いラーメンが食えるか!私は帰るわよ!!」
「さっき泣いてたからそのせいだろ(自分で塩辛くして苦情なんて嫌な客だな)」
「ちょっと塩辛いと言っただけでそこまで話を大きくするなー!!」
そう、このラーメンは異様に塩っ辛いのだ。
確かに味は濃い目といったけど、大抵濃い目といっても大抵はこってり気味になるだけだがこれは純粋に塩分がマシマシだ。
これで脂も多めとかだったら凄いというか……
実際その脂多めを頼んでたマイの人ことはくどーさんのラーメンスープは
まぢですさまじいことになってましたwwwww
「大丈夫、この程度名古屋の山に比べれば…(問題ない)」
「いやぁぁぁ!あれと比較はやめてーっというか思い出させないでぇぇぇ!!!」
名古屋の山に訪れたのはもう5年も前の話だけど、未だにあれの味を鮮明に思い出せちゃうからねぇ……
本当、あそこはトラウマを刻みこむのに最適な地ともいうべき場所だwww
そんなこんなでたかがラーメン食べに来ただけで大騒ぎを起こしてしまったご一行。
後ほど店主から叩き出されたのは言うまでもない?
帰宅途中にローソンでサイゼリア組と共に食料を買い込んでぼめんねハウスへと戻った一向。
主にカードゲーム(東方祀爭録)組やらTVゲーム(ガンダム EXTREME VS)と読書組(ところにより艦これ)に別れて各々まったりタイム。
えぇ、せっかく他提督の指令室を覗けるまたとないチャンスなので皆の指令室を拝見して……
とある人の艦隊にLv100越えが二人いた事による重婚カッコウワキ疑惑が発覚したために尋問タイム(という名の某艦隊名物『とにかく拷問』)が発生したりしたけど、時間はまったり過ぎてました(断言)
……こうしてそろそろ夜も更けてきたし寝る準備をと思った矢先
「みんなーせっかくだからこれやるよー」
白リリーの人でここの主のりるる閣下が持ち出してきたカードゲーム
赤ずきんは眠らない
このゲームは各自ランダムに子ぶた(1点)、親ぶた(2点)、赤ずきん(3点)、おおかみへと別れ
おおかみ以外は 「就寝」か「罠」カードのどれかを伏せ
おおかみは誰を食べるか宣言
この時食べる相手が『就寝』だったらカードに記されてる得点ごと美味しくぱっくんちょ
『罠』だったらやっぱりカードに記されてる得点分ごとぼっしゅーと
そしておおかみに襲われなかった人は就寝してたら記載されてる得点がもらえる。
その得点が10点溜まった人が勝者でゲーム終了っという具合に相手との心理戦を重視した単純ながらも奥の深いゲームだ。
得点は子ぶた(1点)親ぶた(2点)赤ずきん(3点)となるので
「おおかみになった人は赤ずきんちゃんを襲って性的な意味で食べれば一気に3点獲得できるわけ。だから美味しく頂かせてちょうだい」
「ぷるぷる・・・いぢめないで。わたしかよわいあかずきんちゃんよ」
「げへへへ・・・美味しくいただかれちゃいな」
「きゃーだれかたすけて〜・・・」
「っと思ったでしょ」
「リバースカードオープン!トラップカード発動!!」
「なにぃぃぃぃぃ!!!?」
「このトラップカードにより、赤ずきんちゃんの小宇宙が爆発!夜中に女の子の部屋に侵入したこの不埒なものを抱きかかえて空高くジャンプ!そのままペガサスローリングクラッシュ!!」
「なしてそんな技を(ここはキン肉バスターやろが)」
「うん、実はいうと先週参加したTRPGセッションのラストがどういうわけか血まみれの赤ずきんちゃんがラスボスの鬼にペガサスローリングクラッシュでトドメというわけわかんない終わり方をしたせいで…」
ついでにいうとこの部屋にはキン肉マンのコミックが置かれてるので赤ずきんちゃんのトラップが炸裂するたびに超人達の技でおおかみを撃退する赤ずきんが脳内変換されて偉い事になってたのだwwwww
まさかあのセッションがこんなとこで牙をむいてくるとは……
まじで予想外であるw
っとまぁカナさんの頭の中も酷いがまわりもまわりで負けじと酷い
「リバースカードオープン」→「トラップカード発動!」
なんて定番の遊戯王ネタだけでなく
「おんなぁぁ〜〜!」
とか下品な叫びをあげながら赤ずきんちゃんへ突撃するおおかみさんとか
「ぶたを飼っているようだな」
っとガードの固い赤ずきんちゃんをスルーして豚に狙いを定めるおおかみとか
命乞いする赤ずきんに対して
「だが断る!」
とかで容赦なく襲うおおかみさんとか
そのほかにも
「その伏せカードで大丈夫か?」→「大丈夫だ、問題ない」
「神は言っている。ここで死ぬ定めではないと」
「オレサマオマエマルカジリ。モウガマンデキナイ」
「おおっと、落とし穴だ!」
「俺のこの手が光って唸る。赤ずきんを食えと轟叫ぶぅぅ!!」
「馬鹿め…と言って差し上げますわ」
「おおかみ、まるのみだ!」
「ぶたのタックル!おおかみ君ふっとばされたぁ〜!」
とかいう具合に様々なネタの応酬があったりなかったりしつつ得点のやり取りが繰り返され、ゲームの終盤に入った時がこのゲームの真骨頂。
オオカミの行動で誰かが10点になってしまうと戦犯扱いされて世にも恐ろしい罰ゲームが待っているのだ
閣下曰く
「このゲームはいろんなとこで行列ができるぐらいの人気あるのよ〜によによ」
らしいが、確かにそれがうなづけるぐらいの面白さ
時間経つのを忘れるぐらいのハイテンションでゲームにのめりこんだけど、さすがにこんなので徹夜するわけにもいかず適度なとこで抜けて別部屋で一人さみしく就寝することにした。
したが……
…
……
………
興奮して眠れないじゃないかーやだー!
もちろん明日が例大祭だからとかとなりではまだ馬鹿騒ぎをしてたとかではなく…
単純にさっきまでハイテンションだったせいで目がギンギンに冴え切っちゃってるのだwwwww
それでもこれ以上寝るのを遅らせると明日の体力が持たない。
持たないので羊数え歌で無理やり眠りに入っても……
ガタッ!
「ひっ!?(ガバッ!)」
さっきまで寝てたらオオカミに襲われるという恐怖をたっぷり味わってた事もあってか、
何か物音が聞こえる度に目覚めちゃう系女の子なので全く熟睡もできず…
気が付いたら朝になってました(ちゅんちゅん)
「あー昨日は全く寝た気がしなかったわ」
本当はまだまだお布団の中でぐーすかしたいけど集団行動でしかも人様のおうち。
そんなわがままぬかそうものなら永遠の眠りに誘われるかゴミ袋に詰められて焼却炉にぽいっと捨てられるかの二択を迫られるのでおとなしく皆についていく騒霊さんであったヾ(:3ノシヾ)ノシマァココカラカイジョウマデヒトリデイケルキガシナイトイウノモアルケド
だがしかし、そんな騒霊さんに襲いかかるさらなる悲劇
「皆〜来たか〜」
途中でボギィ---(´゜д゜`)---るみゃの人こと漸ちゃんと合流。
「よし、これで向こうでも一人さびしく待機列にならずに済んだ」
ぼめんねハウス組の中から発生レイヤーはわちき以外だと漸ちゃんとたけちーのみであり、たけちーは今回不参加なのでもし漸ちゃんと合流できなければ一人さびしく待機列という事になっていたのだ。
ただ……
「ろりぃ!?」
「な、何そんな突拍子のない声を出して…まさかカタログ忘れたとか」
「ほぅほぅ、それは本当なのかな?」
「失敬な!私がそんなミス犯すと思ってるのかー?」
「思うも何も、大誤解紅楼夢でやらかしたという前例あるじゃん」
※妖夢の人こととどさんは例大祭に逝かないので帰宅しました
「みんな酷いのか〜なんでそんな5年も前のこと覚えてるのか〜うわ〜ん」
「忘れろも何も、あの件は私の中の人もすっかり記憶から消滅してたというのに去年自分から暴露して思い出させたじゃん」
「そーなのかー…」
「ってそうだった! やっちまったぜ」
←この中で唯一その現場を見たことない人
「……で、そんな昔話はさておいて今回何忘れたわけ」
「コスプレ先行チケット。これの存在そのものをついさっき知ったとこなのかー」
「なん…だと…?」
「カナの人は持ってるのかー」
「もちろん。知り合いの大半がこれの購入報告をツイートしてたからるみゃの人も当然のごとく購入済みかと」
「それはそっちだけの話だぞーこっちは全く聞いてない……」
「・・・(じー)」
「……な、何そのしせんわ?」
「………そのチケット使えば一般入場より先に更衣室へいけるのかー」
「さ、さすがにサークルチケット持ちよりかは後回しにはなるだろうけど一般入場よりかは先…なのカナカナ?」
「そうかそうか…ならばここは伝統に則って」
「ま、まさか…」
「こ ろ し て で も う ば い と る」
「ちょっと待って待って待って!!これ本名で登録されてるから本人以外使えない!!」
「そんなもん変装すればいいだけなのかーどうせ同じ金髪ばれっこない! がぷっー」
「そういう問題でもないって痛い痛い痛い!!皆も見てないでボスケテー!」
「何言ってるの?漸ちゃんはロリコン四天王の中で一番の最弱」
「こんな小物に苦戦するようでは到底世界を救うなんてできません」
「腕試しと思って一人でなんとかするんだな」
「でもこのまま見捨てるのもアレだし、なんならフルーツシロップかけてあげよっか?(たぶん)HP回復するわよ」
「癒しの歌もいるかーい?竪琴は苦手なのでトランペットで代用だけど別にいいぽよねξ・∀・)」
「どうみても火に油をかけるに等しい行為です、本当にありがとうございました」
「なら座薬であなたの○○にしゅぅぅぅぅぅっと!で超エキサイティング!!」
「それはトドメになるから却下!!」
「あれもいや、これもいや…でも自分は助けてほしい(贅沢の極みだな、おい)」
「結論、付き合ってられんから一人でがんばりな」
「後は二人の問題だし私たちは先に逝こうかしら」
「ちょ、待ってーおいてかないd…」
「オレサマオマエマルカジリー むぐむぐむぐ」
「まぢで痛い痛い痛い頭が割れる割れる割れるぅぅぅーー!!!」
…………
←中の人はりようこさんでさっきまでの魅魔様(紳士)とは別の人
「やぁおはよう。もう来てたのか」
「あぁ…もう一人の魅魔様…おはよう……(どよーん)」
「なんかすっごい疲れてるようだがどうしたんだ?」
「別に…なんでもないから気にしないで……」
「あんまり大丈夫そうには見えないんだが、本当に大丈夫か?」
「ダイジョウブ、タブンモンダイナイ」
なんとかるみゃの人から先行チケットを死守することに成功はできたものの、ただでさえ寝不足気味の身体で宵闇妖怪と一戦やらかしたせいで開始前から疲労困憊状態となってしまった騒霊さんであった。
※ この話はH割ほど捏造によって作られています。一部以外すべてフィクションなのでご注意くださいまし
後半へ続け
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