蓮子「はい、モニター前の愚民共お久しぶりおっす」


メリー「もう何カ月ぶりか確認がめんどくさいけど、今回の黒赤テレビショッピング枠は私達秘封クラブが頂いたわ」



蓮子「返してほしくば博麗神社お賽銭を奪ってきなさい」



メリー「はいそこ、どこぞのお姫様よりも性質悪い無理難題ふっかけない」



蓮子「ちなみに博麗神社といってもそこらの霊夢じゃなくって皇帝博麗神社だから」



メリー「………それ、命を投げ捨てるってレベルじゃねーよ」


蓮子「まぁ、本当に持ってこられたら私達まで共犯にされかねないから先に冗談と付け加えておいて……本題はksg11の紹介だっけ?」


メリー「違うわ。順番的には7月に公開されたksg11をやるべきなんだろうけどそれは某所でのオーナー他勇士のH達の生声で収録した鈴蘭ドラマCDに入ってるからカットよ」



蓮子「あれは市販もされてなければネット上にも流れないという入手度ルナティッククラスのブツなのに、それで済ますとは見かけによらず鬼ね」



メリー「もちろんそのままで済まさないわ。代用として台本はうpしてあげるし」


蓮子「二次配布禁止のブツを勝手にうpするとは、なかなかいい度胸してるじゃない」


メリー「禁止といっても黒赤テレビショッピングのモトネタは黒赤にあるだろうし、台本自体もオーナー作だから声さえなければ著作権の関係で大丈夫でしょ」


蓮子「それもそうなんだけど……あーもう、なんか私が突っ込みに回るなんていつもと立場が違って調子狂うわ」


メリー「ふふふ、いつまでも昔のままでいる私ではないもの」



蓮子「だったら立場をわからせてあげるためにもこれだけは言わせてもらおうかしら…狩るのは俺で狩られるのはお前だ



メリー「そうきたなら……貴様にそんな台詞は必要ない



蓮子「すかさずカウンター発動!だから貴様は飼い犬なのさ



メリー「リバースカードオープン!!………と思ったけどここのまま逝くと最期には絶対あれがくるからもうやめましょう」




蓮子「あれっていうと…」


















魅魔「黄昏に消え去るがいい……」















ラグナロク!!

























どっごぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉん……・・




















蓮子「こうして、酒場は黄昏の閃光によって跡形もなく消え去ったのである」



メリー「っというをみました」



蓮子「なんてことやってたらもう時間なくなってきたわね」



メリー「それは困ったわ。一応クライアントからは今回の作品を超真面目に紹介するよう言われてたのに……」



蓮子「こうなれば今からわずかな残り時間だけ真面目にするわよ。一応言われたのは作品紹介だけで導入部分まで真面目にする必然なんてないのだし」



メリー「蓮子もあくどいわね。でも今回ばかりはふつーに賛同はさせてもらうけど」


蓮子「そうと決まれば……えっと、今回紹介する作品はksg11じゃなければこちらの『ジルちゃんの冒険2』ね」



メリー「えぇ、この話は手にすれば全世界の幼女が思いのままと言われる伝説の剣をめぐって様々な組織が入り乱れて戦う壮大なストーリーよ」



蓮子「主人公のジルちゃんも立場が違えば善にも悪にもなりうる。そんな様々な価値観の中で迷いを抱きつつも戦い続ける主人公ジルちゃんだが、そこへ忍び寄る小さな影。その影は静かにジルちゃんや組織、そして世界そのものを蝕んでゆき、やがて世界は………」



メリー「はいストップ。時間が来たからその続きはゲームをプレイしてのお楽しみってことで切り上げるわよ」



蓮子「もう終わり?まだまだ語り足りないけどこれ以上引っ張ったら今メリーが振りかぶっている要石脳天に叩きつけられそうだし不本意ながら引かせてもらうわ」



メリー「DL先はこちら。以上黒赤テレビショッピングでしたー。本編どうぞ」















現在地:酒場




                        ,ヘ/L──- 、
 U [] V 日 ▽ U [] V    Lニ)r_」=== イ ソウイエバコンカイワタシノデバンッテ……
 ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡     ,ヘ、i ノノλノハノヘ  
く|   ,..-──-ヘ/i |>[] 目   .。,'  `(ハリ ゚ ヮ゚ノi) ',
 ヽ、 ,'y,..-=== y + /<>  ____|~~| .i >〈(つi!と!)  i
 <>〈`'γ ノノハノノ /| <>     .└┘ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 .<>ゝノルリ ゚ ヮ゚ノ_| |_<>―――――――――――――
  <>' 〈(つyiつ.||>  シュサイガワデハサイゴグライカ? ← 妹様等身大POP(常に喋ります)
     ,く/_!__」>,  ━┳━     ━┳━     ━┳━







リリカ「長き戦いも残りあとわずか」


メルラン「これから行われる最終ボスを倒せば、全てが終わる」


ルナサ「さぁ、逝こう。最後の戦いへ」



カナ「私達の戦いはこれからよ!!」



フラン「そして、キュッとして……」

















ドッカァァァァァァァン!!















リリカ「あーせっかく用意した完結を知らせるテロップがー!!」



ルナサ「見事なまでに粉々のばらばら」



メルラン「なんてこと…これだと打ち切りにできなくなっちゃうじゃない!!」



カナ「打ち切りにされたくないからフラグごと砕いたのよ!!」



フラン「私の手に壊せぬものなし!!それが例えフラグでも!!!」



魔理沙「しかし、ずいぶん都合いいタイミングで妹様のドッカーンが来たものだぜ」


皇帝「もしかして狙ってた?」



カナ「もちろん。今回は打ち切りフラグが出て来そうだから事前に妹様へ手をまわして対策取らせてもらったわ」



フラン「ちなみに報酬はワンコイン



リリカ「ワンコインっていうと500円?」


フラン「うん」



皇帝「やすっ!!あんたそんなせこい報酬で受け持ったわけ?」



フラン「えーだって500円だよ。UFO○ャッチャーワニワ○パ○ックなら5回もコンテニュー可能だし」



魔理沙「フラン……前々から不憫とは思っていたがこれほどとは」



皇帝「っということよ。このままじゃ私が不憫だからもっと出してあげなさい」



カナ「はぃ?!」



皇帝「意味が伝わらないなら言いかえるわ




私に金を渡して半殺しになるか、私に金を払わずに死ぬかどちらか選びなさい







カナ「…………」



ルナサ「誰も突っ込まないなら私が突っ込む。なぜお前がここにいる



皇帝「ギャラがもらえると聞いて歩いてきましたー」


メルラン「答え輝代うで答えてなーい」


魔理沙「ちなみに私は皇帝の付き添いだ。気にしなくていいぜ」


リリカ「それよりカナどうする?このまま払わなかったらマヂで殺されかねないわけだけどー」


カナ「………わかったわ。私も命は惜しいし」


皇帝「そうこなくっちゃ♪懸命な判断で安心したわ」


魔理沙「止めなかった私が言うのもなんだが、本当にいいのか?」


カナ「いいのよ。ただし、今は手持ちがないからH監督様へ請求するつもりだった魔理沙のゼフでのマネージャー雇用時の給料でどう?」


皇帝「いいわ」



魔理沙「おいちょっとまて!!そんなこと勝手に決めるんじゃないぜ!!!」



ルナサ「しかし、それはノリで叫んだだけであって、反対する気はないとみたが」



魔理沙「全く持ってその通りだけどな。なにせ給料は前金としてほぼ全額もらったし」



フラン「えっと、給料もらってるのに再度給料を請求って……う詐欺?



リリカ「あってるようであってる。でも皇帝だと詐欺っていうか脅迫



メルラン「どちらにしろ、被害被るのはH監督様だけってのが確定的に明らかぽ」



カナ「H監督には悪いけど、ここは私達が生き残るための必要な犠牲よ。化けてでてきたらレクイエム無理やり極楽浄土送りにさせるから迷わず成仏して頂戴よ」



さとり?「すでに死ぬことが前提でしかも本気で実行に移す気とは貴女方鬼畜生ですか」



リリカ「なにぃ?!お前は……」



ルナサ「カリスマスターに代わってお嫁サバイバルを取り仕切っていたという……」


メルラン「巷で噂の……」



さとり?「誰がこんぼう片手に邪神へ戦いを挑む旅へと出るどこぞの蛮族の国の王子ですか」



カナ「トラウマスターサマルトリア……ってモロ先読みされた?!



魔理沙「それ以前に役立たずの代名詞とも言えるあの王子様の国は騎士の国蛮族じゃなかったはずだが……」



トラウマスター姉「なら逆に聞きますが、仮にも一国の王子皮の鎧棍棒なんていう装備で旅立つその姿のどこに騎士の要素があるのでしょうか?」



魔理沙「…………スマン、全くない」



皇帝「なんだかんだいって、設定上ではあそこの大陸は初代の王様が来る前蛮族が支配してた未開拓の地だし、あながち間違えとは言い切れなかったりもするわよね」



フラン「…………」



トラウマスター姉「あいにくですが、私にメ○ンテなんて自爆技は使えません」



ルナサ「…………」



トラウマスター姉「サマルトリアの次はビールで有名なサントリーですか」



メルラン「………」



トラウマスター姉「どこかの音楽番組で占いで悩み相談しているそうですね。サトリーヌは」



リリカ「………」



トラウマスター姉「確かに『トンヌラ』の名前はトラウマですが、それを『サトチー』と悟らせるには無理難題もいいところです」



カナ「す、全て先読みされて突っ込まれてる…」


ルナサ「しかも、その全ての突っ込みが的確すぐる」


メルラン「なんていうボギャブラリーの豊富さ……」


トラウマスター姉「それはこっちの台詞です。よくまぁこんなくだらないマニアックなネタが次から次へと思い浮かびますね。しかもいつのまにか←の名前まで変えられてますし…」


フラン「だって黒赤だもんねー」


シロう詐欺「その通り、黒赤だから仕方ないのよ(むぐむぐ)」


リリカ「皇帝や魔理沙どころかシロ監督のう詐欺まで潜り込んできてる」


カナ「てか、今食べてるのって……」


シロう詐欺「厨房に落ちてたから食べてるだけよ」


ルナサ「落ちてたという表現はおかしいが……大丈夫なのか?」


シロう詐欺「全くもって大丈夫ウサ(むぐむぐむぐ)」


トラウマスター姉「どうやら思いっきり痩せ我慢してますね」



魔理沙「このクソ暑い夏まっさかりな時期にアツアツの鍋焼きうどん食ってたら当然だぜ」



フラン「これが俗に言うドM行動?」



シロう詐欺「失敬な。ただ、黒赤のインパクトに負けないようこのてゐちゃんが身体を張ったギャグで対抗してきただけよ(むぐむぐ)」



皇帝「確かに、あんたのところのチーム名は『そんなことよりうどんげたべたい』だけど、よくまぁそんな事できるわよね」


メルラン「見上げたプロ根性とも言いかえるべきぽ?」


シロう詐欺「お好きにどうぞ」


カナ「とりあえずほっとくと、どんどん乱入者が増えて先が進まなくなりそうだから収拾がつく今の内に本題に入るとして、まず前口上。この撮影はお嫁サバイバルの第B競技分の撮影よ」



ルナサ「この第B競技は第A競技お嫁コマンドみたいな効果が得られるブーストが一定回数使用可な総当たり戦という長丁場」



魔理沙「総試合は20数試合と、いつぞやのプラカップクラスの試合数だな、こりゃ」



メルラン「そんだけの試合数こなしたにも関わらず無得点というどうしようもないキャプテンがここに」



カナ「うっさい!得点はできてなくても『第B競技ベストリプレイ30』ではトップに収まる活躍はしてるんだから!それに、『第B競技頑張ったで賞(お嫁編)(ベスト10)』H位にランクインはしてるわよ!!」



フラン「私も『第B競技頑張ったで賞(お供編)』で2位がもらえちゃった」



リリカ「妹様がまともな得点源だったからね。しかもレバ剣のおかげで攻めて良し守って良しと大奮闘」



ルナサ「つまり、こんなどうしようもないチームが勝利できるのは妹様の爆発力のおかげ」



カナ「爆発力は頼もしかったけど、その力がいつこっちに飛んでくるかわからないから冷や冷やでもあったわ…」


フラン「いくら私でも試合中だけは味方をズンバラリンなんかするつもりないけどね」



ルナサ「言いかえると、試合以外の時ズンバラリンするつもりあると」



リリカ「さらに言うと、故意にはやらないけど事故でならありうる」



カナ「妹様の起用は本当に諸刃もいいところだったわ……」


トラウマスター姉「その分試合ではそこそこ勝てたのでよかったではありませんか」


皇帝「そうよね〜とくに最終戦は勝ってさぞよかったじゃない」



シロう詐欺「私のところは黒赤相手に勝ってたけどね。使用すれば相手が死ぬと厨二病入った第Eブーストのおかげで」



皇帝「………」


カナ「ち、ちなみに……私達の試合であえて第Eブーストを使ったその意図は?」



シロう詐欺「憶測だけど、きっとドMな監督のことだから黒赤の恨みを買って徹底的に報復されたいからに決まってるウサ」



ルナサ「憶測だけど最後は決めつけ…一体どっちなのだろうか?」


メルラン「さぁ?どっちでもいいけどそんなことならこのオルゴールをあげるぽ」


リリカ「あるぇ?そのオルゴールって…」


メルラン「シロ監督は某大会で優勝してたし、そのお祝いもかねてプレゼントするぽよ」


シロう詐欺「ほぅほぅ、して中身は?」



メルラン「聞くと素っ裸で外を走り回りたくなるぐらいテンションが大幅に上がる曲が入ってるぽ」



シロう詐欺「………」



カナ「なんだか平静な表情を浮かべてるけど、内心ものすごい邪悪な笑みを浮かべてるわね」



魔理沙「それよりあんなもん渡して大丈夫なのか?」


リリカ「あら?魔理沙だったら喜び勇んで渡す方にまわると思ってたのに」


フラン「何かおかしなものでも食べた?」


魔理沙「リリカの言うとおり、いつもなら推奨派にまわるがそうするとストッパーがいないぜ。そうなるとバランス的にも悪いから今回は形だけストッパーに回らせてもらうことにするぜ」


フラン「形だけってことは本気で止める気はさらさらないっと」


魔理沙「当然。どうせ素っ裸になるのは男のみ女連中には全く効果がないとかそんなオチだろ」


トラウマスター姉「はい、心を読んだ限りではあたらからずとも遠からずなブツですよ。あれ」


メルラン「オチを先読みされちゃってはいるけど、一応音量を絞って聞けば男女ともふつーにテンションが上がるだけに留まるぽよ」



ルナサ「あくまでふつーに使えば……」



シロう詐欺「結論、欲を出せば身を滅ぼす。いいものくれてありがとうウサ。じゃぁ私は帰るウサ。あ〜うどん代金はツケで」



トラウマスター姉「了解しました。黒赤のツケで」



カナ「まて!そこは黒赤じゃなくシロ監督で!!」



トラウマスター姉「冗談です。ちゃんとCRO監督あてにしておきますからご安心を」


カナ「なら、安心っと言いたいところだけど……」


皇帝「………」


リリカ「さっきから皇帝がものすごい不機嫌顔で睨んでるよね」



ルナサ「まぁ、最終戦での私達黒赤との試合では第Eブースト同士の激突だったのに見せ場があまりないまま負けたし」



メルラン「機嫌悪くなってもおかしくは」


皇帝「誰が機嫌悪いって?」


フラン「皇帝が」


皇帝「正直ね。なら、その後どうなるか……察しがつくと思ってもらっていいかしら?」


フラン「もしかして弾幕ゴッコ?だったらやるよー相手するよー」


魔理沙「今回はあえて止めん。やるなら勝手にやれ」


皇帝「なによ、魔理沙の癖してノリ悪いわよね」


魔理沙「悪いも何も本気で考えてないだろ」


皇帝「………その通りよ。さとりでもないのに、よくわかったわね」


魔理沙「なんだかんだいって付き合い長いんだ。本気かどうかぐらいはわかるぜ」


トラウマスター姉「………えっと、みなさん。この件に関s」








カナ「(遮るように)はいはい、皇帝と魔理沙の話はおいといて因縁深いゼフとの第Eブースト対決名無し軍団の弾幕で皇帝の動きを封じこめてから妹様やメルランに斬り込ませて勝利」








トラウマスター姉「………(ものすっごい何か言いたそうな顔をしている)」



リリカ「(無視)姑息な作戦な上肝心のキャプテンは何もやってなかったけどね」



カナ「勝てば官軍!どんな形でも勝ちは勝ち!!」



メルラン「その通りだけど、こんな作戦実行したら皇帝でなくても怒るぽ」


ルナサ「だが、皇帝はこの件に関して怒ってなければ落ち込んでもない様子」


フラン「一体なぜ、どうしてそうなった?」


皇帝「………トラウマスター、めんどくさいから説明よろしく」


トラウマスター姉「了解しました。まずあの試合ですが、ゼフが勝った場合どうなると思います?」


カナ「ゼフが勝ったら?………う〜ん、黒赤より順位が上に逝く」


リリカ「けど、順位が上がっても到底ベスト8に逝けるとは思えないし」


メルラン「ただの自己満足?」



トラウマスター姉「大体その通りですが、厳密に言うと違います。…私は詳しく知りませんが、どうもH監督様は黒赤をライバルとして目の敵にしてるそうですね」



魔理沙「そう思ってるのは本人だけっぽいが大体そうだぜ」


トラウマスター姉「つまり、そんなライバルである黒赤に勝利すれば……どうなると思います?」


カナ「どうなるって………黒赤をここぞとばかりに罵倒しまくる」



ルナサ「私達はいろいろと恨みを買ってるから罵倒は仕方ない」



フラン「むしろ、罵倒はほめ言葉!!っておねーさまが言ってた」



カナ「そんなわけで罵倒されたくらいで私達黒赤は全く微塵も問題にはないんだけど……」


魔理沙「だったら罵倒以外で……ん、罵倒……ちょっとまて、それって………」


皇帝「あー魔理沙は気付いてくれたようね」


魔理沙「これでもH監督とは長い付き合いだからな。むしろ、皇帝だけの問題に収まらない」


カナ「一体何なのさ?」


リリカ「説明を詳しくぷりーず」


トラウマスター姉「では解答です。ゼフが黒赤に勝利……それはH監督様の苦渋ともいえる歴史の終わり。そうなると、H監督様が輝かしい未来へ向けて皇帝に積極的なアプローチを仕掛けるのは必須」



カナ「どうしてそうなった!! って突っ込みたいぐらい話が飛躍してるけど、あのH監督ならありうる」



ルナサ「H監督だからありうる」



リリカ「H監督なら、絶対やる」



メルラン「まさに気分はハイテンション」



フラン「頭の中身がもががる☆



皇帝「そうなるとものすごいうっとおしくなるし、何度もモガガルさせる手間を考えると負けても別によかったのよ」



魔理沙「H監督、黒赤に負けたせいで↓みたいな状態になってたからなぁ」








皇帝「まぁだからって手を抜くつもりはなかったわよ。わざと負けるのはシャクだから、それなりに本気は出してたわ」


魔理沙「それなり……か」



カナ「あれでそれなり……あの威圧感でそれなり」



ルナサ「幻想郷の頂点に立つ霊夢の中でもさらに頂点とも言われる皇帝霊夢」



メルラン「東方サッカーより生れし怪物。皇帝霊夢」



リリカ「皇帝は引かぬ媚びぬ省みぬ!」



フラン「皇帝に逆らえる者などあんまりいない!」



皇帝「………褒め言葉として受け取っておくわ」


カナ「そんなこんなで機嫌損ねないうちに本番の…ベスト試合になったリプレイ222の『春なのですよー(春の幻)』の試合よ」



椛「黒赤にとって唯一のお勧め試合でもあるこの対決は最終戦と同じくブースト対決だったみたいっすが……」



ルナサ「……誰だ?」


メルラン「っというか、どこからでてきた?」



椛「はい、(春の幻)のハクレン監督の嫁が私ということで特別に呼ばれたんす。ちなみに待機場所はダンボールっす」



フラン「ダンボール…そんなのあったっけ?」


トラウマスター姉「ありましたよ。でも、なぜかこいしと同じく認識してはいけない気がしましたのであえて存在していないことにしてました」


魔理沙「で、なぜわざわざそんなとこに潜んでたわけだ?」


椛「ただの任務時の癖っす、気にしないでくんさい」


リリカ「まぁ意図はわかったけど…ハクレン監督の椛は呼ばなかったの?」



椛「ハクレン監督の嫁は表に出て来てませんからどういうキャラかわからないっす。なので、口調キャラ立ちが確立している私が代わりに呼ばれたんすよ」



カナ「それならよろしい。で、さっそくだけど見所の解説を」



椛「あ〜はい、見所は主催の解説通り残り2分からの奇跡とも言うべき大逆転劇ですね。またの名の『命の最後の輝き』



カナ「………」







椛「いや〜本当にすごかったっす。嫁の必殺行動が得点となる『必殺ブースト』使用時でカナさんの夢消失→ラ・オルケスタ→ソウルバードによるロスタイム直前の三連コンボ



  




ルナサ「しいていうなら、スルー後はメルランが合わせてくれれば文句なしであったが」


メルラン「位置的に名無しがベストポジションだったし仕方ないぽ」


リリカ「そうそう、ゴール奪ってくれたしこれ以上は贅沢…と思いこむ」



  




椛「さらにその後の相手キックオフ後で即座に夢消失を発動し……」








魔理沙「見事に吹っ飛ぶオチか」



椛「そうっす。その身を呈してさらに得点を重ねてくれたおかげで5−4とかろうじて勝利っすよ。もちろん吹っ飛んだカナさんはお約束通り車田飛びキリモミ回転しつつ頭から地面に激突して………」



フラン「むちゃしやがって……」


皇帝「弱い癖して出しゃばるから早死にするのよ」



カナ「殺すな!大体死んでもいないし!!」



椛「何言ってるんすか、役立たずキャラが終盤いきなり大活躍する事態は古今東西死亡フラグと決まってるんすよ」



カナ「死亡フラグ言うな!!」



ルナサ「しかし、死亡フラグといえば今頃上位8位のチームはカリスマスター姉が率いる大虐殺チームとの対決中…か」



リリカ「EX戦とはいえ、どう足掻いても勝てる見込みのないカリスマスターの自重していないチームとブーストと対決なんて、いくら勝てばそれなりの栄誉がもらえるとはいえほとんど公開処刑も同じ」



メルラン「今頃上位8位のチームはボロゾーキンにされてるぽね」


トラウマスター姉「そうとは言い切れませんよ。なにせあのカリスマスターですから油断して思わぬところで負けるかもしれません」


魔理沙「カリスマスターだもんな。駄々こねてハクタク先生に歴史を食ってもらった上での再試合でも見事に負けている事態なんかもありえそうだぜ」



皇帝「その後は現実逃避として↓みたいなかりちゅまダンスなんかも踊りそうよね」



                -──----、_
             ,,.'"        `ヽr-‐'7  ♪
             ,'"           i::::└
        ((    へ_          /::: ノ     きょっおのおっやつはぷーぅりぃーんー♪
           ノ ! ゝへゝ_rへ__ゝ∠ i  ハ  ',
          .〈, /li / ゝ-'‐―´"v` ハ ヽ.        あっしたのおっやつはえっくぅれあー♪
          ノ レヘ  ノ ハ  ノ    i i    ♪
          /⌒` レ'ヽハヘレ /^ヽVヽノ
    ♪   〈/ ハ /iヽ    /  }! i         だっけどまちきれないからきょっうたっべるー♪
         ⌒Y⌒Y乂Y!.`〈{_   ノ  }  _」
           "   /      ⌒Y⌒Y´        さっかーなんてしらない!かりすまなんてしらない!
              '"゙ ̄ ゙̄ ヽ、ノ、_
      ((、   /  .        ヽ、           なぜならわたしはかりちゅまなあねだからっ♪
       .   /         ',      r>、  ))    ♪
         ,,rく_        ハ  ゝイン"        あさってのおっやつはしゅっうくっりぃーむ♪
          `'、__ 、   ,   .,,,dr゚'. `
            ' |゙゙'''‐,iニ,,,,,'''」''\  .゙'(′              以下、500番まで続く
          :::::::゙l、 _,|:::::::::::::::::::::::\ .,,/ヽ:::::::::









フラン「う〜ん、カリスマスターなお姉様なだけに負けるありえないとは思えないけど…勝負は時の運だし、そんな時もあるかな」


ルナサ「サッカーは何が起こるか分からない。実力だけで決して勝敗が決まらないから面白い」


カナ「そう、だったら……もし万が一私達がカリスマスターと対決して勝利すれば………」



リリカ「無理無理、大体カリスマスターとの対決は上位8位だけの特権だしその時点で不可能」



カナ「そうよね、でも実際対決したと仮定して…第Eブーストを使えばいくらカリスマスターといえども」


カリスマスター姉「あら?貴女達も第Eブーストを使えば勝てると思ってるわけ」


カナ「えぇ、あの皇帝をも破った第Eブーストさえあれ…ば……」


カリスマスター姉「………」



カナ「Σ(゚д゚ )ノノ?!



カリスマスター姉「ほぅほぅ、第Eブーストがあれば勝てるだなんてこれまた強気にでたわね…」



カナ「え、えっと……(滝汗)」



椛「このタイミングでカリスマスターの登場とは、どうみても死亡フラグ成立っすね。最後まで成り行きを見ていきたいところっすが、お役目も終わりましたし入れ替わりで立ち去らせてもらうっす。サラダバー」



フラン「ばいば〜い」


トラウマスター姉「任務に忠実だと苦労しますね。それよりカリスマスター姉さん、今日はもうこちらに来ないと思ってましたが」



カリスマスター「帰る前にちょっとこちらの様子見と思って寄っただけよ。でも、今がちょうど黒赤の撮影中でしかも対戦希望だなんて運がいいわね。私達に挑みたいという有志H達が多数いたからさっきまでおまけEX戦をやってたのよ」



カナ「え、それって……」



カリスマスター姉「ふっ、私達に挑みたいなんて気概のある連中がまだいたなんて驚きだわ。大ちゃんプリン、そういうわけだから会場の撤去は中止で今すぐ姉夢想の面子を呼び戻しなさい」


大ちゃんプリン「は、はい。でもいいんですかぁ?カリスマスターレミリア様は試合直後でお疲れでは」



カリスマスター姉「甘いわね。ここに本気の私と戦いたい勇気ある挑戦者がいるのよ。
それに応えなくて何がカリスマスターよ!!




リリカ「いやいや、戦いたいのはカナだけだし」


カナ「その前に誰も本気のカリスマスターと戦いたいなんて言っておりませんが…」



大ちゃんプリン「そ、そうですよね。本気のカリスマスターレミリア様と戦いたいという挑戦者を前にして逃げるなんてそれこそ恥です…わかりました。即座に舞台を用意しましょう」



ルナサ「わかってはいたけど、全然聞いてない」


メルラン「仕方ない、こうなれば覚悟を決めて戦うぽ」


カリスマスター姉「あーそうそう、貴方達黒赤のわがままを聞いてあげるから代わりに以前から自主的に働いてもらっている酒場の臨時店員だけど、もうしばらく頼んでもよいかしら?もちろん負けたらの話だけど」



トラウマスター姉「意訳すると、負けたらその罰として酒場で働け…ですかねぇ」



フラン「よしわかった。ただし私達はそう簡単に負けない!
このレバ剣でその天狗となった鼻をズンバラリンしてくれよう!!




カリスマスター姉「いい度胸してるじゃない。さぁグラウンドへ来なさい、こんなにも月が紅いのだから『カリスマ姉ブースト』でたっぷり楽しませてあげるわ」



カナ「な、なんか当事者を無視してどんどん話が決まってるし…」



ルナサ「もしかしなくても、はめられた…とか」


リリカ「そうみたいだね。リリカともあろうものが…」


メルラン「まさに不覚」


魔理沙「まぁご愁傷様だ」


皇帝「せめてもの慰めに、ドキュメンタリーの〆だけは行ったげるわ」


カナ「何か裏がありそうだけど、よろしくおねがいします」


ルナサ「さぁゆかん」


メルラン「処刑台へGO!」






















魔理沙「っということで、最後になったが今迄触れてなかった真の最終戦。全チーム総当たりの総締めともいうべきミラー戦について語って終わるぜ」



皇帝「全チーム総当たりといえば当然自チームも含まれる。まさにルール通りってわけだったわ」



魔理沙「その通り、よく考えればわかったことだったがオーナーは驚いたみたいだぜ」


皇帝「なお、結果だけど……魔理沙、よろしく」


魔理沙「はいはい、対戦はメルランのヒノ祭りになったがミラーチームのカナとフランの活躍の差もあって7−10で負けだ。ちなみにゼフの方は……まぁ今更いうまでもないか」


皇帝「よくわかってるじゃない。じゃぁ今から何をするか…わかってるわね」


魔理沙「もちろん、H監督からもらった給料で飲むぜ」


トラウマスター姉「おや、さきほど処刑台へと連行された騒霊達の姿を見にはいかないのですか?」


魔理沙「あいにく私はそんな悪趣味なんて持ってないぜ」



皇帝「右に同じく。だからまずは酒と料理を持ってきなさい。後カメラは即刻止めなさい」



ガチャピン「バケー(有無言わさず命令形…)」


ムック「モケー(相手はあの皇帝だものな。それに逆らう理由もないし、ここは素直に従うぜ)」


ガチャムー「バモケー(じゃぁそういうことで……あいつらが生きてたら10月にまた会おう)」

















カナ「勝手に殺すなー!!!」






追伸:カリスマスターとの対戦は結果的に点差はあれでもロスタイムまでは同点と接戦であった……




どういうわけなのぉ?!












お嫁サバイバルは終わり、次の嫁カップへの舞台へと続く





■ 黒赤マジック【騒】(黒赤騒) 戦歴



>1回戦 (2P)


対戦相手:レンジカンパニー(レンジ)
監督:捜査官候補生
スコア:4−『6.5−2(隠蔽効果)=4.5』

得点:フラン(スターボウブレイク1点・十六爪炎壁1点・強烈シュート1点)・メルラン(ヒノファンタズム1点)





>1回戦 (1P)

対戦相手:いつでも裁判所(KOJ)
監督:精神歪曲
スコア:3−2

得点:フラン(スターボウブレイク2点・メルラン(ヒノファンタズム1点)



>2回戦 (2P)

対戦相手:Dancing bride(DB)
監督:はくどう
スコア:2−2

得点:メルラン(ヒノファンタズム2点)



>3回戦 (1P)

対戦相手:月見て花見て酒をのむ(酒のみ)
監督:4th
スコア:2−1

得点:メルラン(ヒノファンタズム1点)フラン(スターボウブレイク1点)



>4回戦 (1P)

対戦相手:図書館の日々(図書館)
監督:hani_acrcwash
スコア:2−0

得点:フラン(十六爪炎壁1点)・メルラン(ヒノファンタズム1点)



>5回戦 (1P)

対戦相手:あやややややややややややややや(das)
監督:dact
スコア:0−2

得点:―――



>6回戦 (1P)

対戦相手:Dragon Ice(DI)
監督:虚弱熊猫
スコア:2−2

得点:フラン(スターボウブレイク2点)



>7回戦 (1P)

対戦相手:神とメイドと恋心(恋心神)
監督:すきまのなにか
スコア:1−3

得点:フラン(スターボウブレイク1点)



>8回戦 (2P)

対戦相手:アリスと友だちになるヨメ(アリ友)
監督:アリ友スレのサッカー好き
スコア:1−3

得点:フラン(十六爪炎壁1点)



>H回戦 (1P)

対戦相手:白銀幻想郷(白銀郷)
監督:14Z
スコア:2−1

得点:フラン(スターボウブレイク2点=)



>10回戦 (1P)

対戦相手:東方最高裁判所A(最高裁)
監督:48K
スコア:0−3

得点:―――



>11回戦 (1P)

対戦相手:サボリスタ小町(サボり)
監督:ヤング
スコア:2−4

得点:メルラン(ヒノファンタズム1点)・フラン(スターボウブレイク1点)



>12回戦 (1P)

対戦相手:@幽々COM(@幽々)
監督:さぼ・まん
スコア:2−1

得点:フラン(スターボウブレイク3点・十六爪炎壁1点)



>13回戦 (1P)

対戦相手:SunlightBloomer(ぶるま)
監督:お米族
スコア:3−1

得点:フラン(スターボウブレイク3点)



>14回戦 (1P)

対戦相手:キャプテンけーねV(けーね)
監督:バビントン
スコア:1−3

得点:フラン(スターボウブレイク1点)



>15回戦 (2P)

対戦相手:ミマ・オーバー・ゴースト(ミマァ)
監督:ROSE
スコア:2−3

得点:フラン(スターボウブレイク2点)・メルラン(ヒノファンタズム1点)



>16回戦 (2P)

対戦相手:MG連合(MG連)
監督:ミノミン
スコア:1−2

得点:フラン(スターボウブレイク1点)



>17回戦 (1P)

対戦相手:花鳥「風」月(「風」)
監督:御影真
スコア:3−5

得点:フラン(スターボウブレイク1点・十六爪炎壁1点・シュート1点)



>18回戦 (2P)

対戦相手:春なのですよー(春の幻)
監督:ハクレン
スコア:5−4

得点:11番(ボレー1点)・カナ(必殺ブースト4点)



>19回戦 (1P)

対戦相手:レンジカンパニー(レンジ)
監督:捜査官候補生
スコア:3−4

得点:フラン(スターボウブレイク1点)・カナ(必殺ブースト2点)



>20回戦 (1P)

対戦相手:白い春風につつまれて(白春風)
監督:りるる
スコア:4−2

得点:フラン(スターボウブレイク2点)・メルラン(ヒノファンタズム1点)・カナ(必殺ブースト1点)


>21回戦 (1P)

対戦相手:インディゴ・オレンジ(藍&橙)
監督:もげら
スコア:1−6

得点:フラン(スターボウブレイク1点)



>22回戦 (1P)

対戦相手:そんなことよりうどんげたべたい(優曇喰)
監督:CRO
スコア:0−11

得点:―――



>23回戦 (1P)

対戦相手:虹色魔法少女(虹少女)
監督:永久
スコア:3−3

得点:カナ(必殺ブースト3点)



>24回戦 (1P)

対戦相手:あなたと、UNITEDしたい・・・(ZEF)
監督:ランジェロ
スコア:4−2

得点:フラン(スターボウブレイク1点・十六爪炎壁1点)・メルラン(ヒノファンタズム1点)×2



>最終戦 (1P)

対戦相手:黒赤マジック【騒】(黒赤騒)
監督:ミラー
スコア:7−10

得点:メルラン(ヒノファンタズム3点)×2・カナ(必殺ブースト1点)



>おまけEX戦(という名の公開処刑) (1P)

対戦相手:カリスマ姉夢想・弐(姉夢想)
監督:なたまにあ
スコア:5−11

得点:フラン(スターボウブレイク1点)×2・カナ(必殺ブースト3点)




総得点53 総失点91

成績:10勝13敗3分(総合14位)
得点:フラン(29点)・メルラン(12点)・裁判官(1点)












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