現在地:『ラ・デルフィネス!』専用の地方スタジオ







皇帝霊夢「さぁって、今日は待ちに待った撮影日ね」


黒赤魔理沙「…あぁ、今日は撮影日だぜ」


デルリグル「撮影日なのはいいんだけど…この重い空気はなんなんだろう」


グラン紫「あの二人の間に走る緊張感はもういつものことだけど、確かにおかしいわよね」


グランミコ「なんていうか、このスタジオ全体に負の感情みたいな厄が溜まっててよくない雰囲気だわ」



ゼフリリカ「てことはあれかな。スタジオに入って撮影開始と同時に上からライトが落ちてくるってお約束パターン」



H監督「そこ何無駄話している!とにかく全員大人しく俺の話をk…」






















ぐわーーーん




















ゼフメルラン?「ξ・∀・)」



黒赤リリーB「ドリ符「伝統と実績の金ダライ」炸裂…(南無)」




皇帝霊夢「H監督……あんたのことは3秒間忘れないわ」



黒赤魔理沙「せめてもの慰めとして埋めるか?」


グラン紫「産業廃棄物は埋めるに限るってね」



グランミコ「なら、埋めちゃえ埋めちゃえ(ザクザク)」




リリカ「あ〜埋める前に形見として財布はもらっとかないとね〜」



ゼフメルラン?「ξ>∀<)〜♪」


デルリグル「なんでみんなそんなにノリノリなのさ……」


黒赤リリーB「いつものこと。いい加減慣れるがいい(肩ポン)」


デルリグル「うぅぅ……そりゃぁ私だって早く慣れたいけど。そんなんでいいの、本当に?」


黒赤リリーB「…………それで、この空気一体何?」


ガチャピン「バケー(俺等もこのスタジオを使うのは初めてなんでよくわからないんだが、なんでも何時も使ってる利用グループ男女関係のトラブルでもめてるようだし)」


ムック「モケー(そいつらの残留思念的な怨念が籠ってるのかもしれんな)」



デルリグル「私のことは無視なの?!だから馬鹿にしやがってー!!」



黒赤魔理沙「まぁまてまて。私は無視しないから安心していいぜ」



皇帝霊夢「戦力外通知はだすけどね」




デルリグル「それで慰めてるつもりなのー!!(キー)」



グラン紫「早速怨念的な厄にやられはじめたようね」



ゼフリリカ「ただたんにデルフィネスのリグル黒赤特有の空気に慣れてきただけっぽい気もするけど」



ゼフメルラン?「ξ・∀・)ぽ」


グランミコ「っと、羽目を外したり冗談言い合ったりするのはこの辺にしといてそろそろ真面目モードへ入ろうかしら」



黒赤リリーB「冗談にしてはミコが一番ノリノリで埋めてた」



黒赤魔理沙「そういや、霊夢って昔『お前がほしい!』なんて同姓同愛の告白してきた変態サムライふっとばした後、嬉しそうに埋めたって聞いたんだが」



ゼフメルラン?「ξ・∀・)〜♪」


グランミコ「……あまり雑談で時間つぶせないんでしょ。さっさと本題入るわよ(そういえば変態サムライ明羅さんって今どうしてるのかしら?)」


黒赤魔理沙「気になるといえば気になるが、詰め寄ると陰陽弾が飛んできそうだし大人しく本題に入るぜ。まず今回の撮影は『PL@NET CUP』という混合チームに出向いた『黒赤ゼフグランデル(殺遊戯)』の撮影だ。ちなみに組んだ経緯とかは前回をみてくれ」


グラン紫「手抜きもいいところね。でもまぁいちいち同じ説明を繰り返し聞くのもめんどうだから聞き逃すけど代わりに質問。今回ここで撮影になった理由は?」



デルリグル「あーそれ私も気になってたけど、ここってデルフィネスの『でるふぃ☆ちゃんねる シリーズ』で使ってるスタジオだよね」



黒赤魔理沙「それについては……」


ゼフリリカ「ついては…?」








黒赤魔理沙「しらん」




























皇帝霊夢「ふざけるんじゃない!!」




























黒赤魔理沙「撮影は基本的にノータッチなんだ!仕方ないだろ!!!」
























どかーん!どごーん!!ちゅどーん!!!

















黒赤リリーB「……それで、真意は?」


ガチャピン「バケー(前回の撮影現場となったH奴隷の部屋はブッ壊れて使えねーってことで、他のところ探してたら…さっき言った通り、このスタジオの常連グループが男女間のトラブルのせいで放送延期。つまり、ドタキャンしたらしいからその空いた放送枠をオーナーが格安(っつーか無料)で買い取ったそうだ」



ムック「モケー(スタジオとしては、ドタキャンで大損したと思ってたところに俺等みたいな大物が来るってことになったからな。『やったぜ、全国放送デビュー!!』だなんて大喜びしてたぜ……何も知らず」



グランミコ「そうね。確かに黒赤のドキュメンタリーはその筋で有名だから、その撮影に地方限定の弱小スタジオが使われたって事実があればは付くだろうけど……」



グラン紫「その代償はあまりにも大きいわね」



ゼフリリカ「なんせ黒赤だから、間違いなく終了後のスタジオは無事になってない



黒リリーB「(こくこくうなづいてる)」



デルリグル「ていうか、さっきの霊夢と魔理沙の撃ち合いですでに無事となってないじゃん!!」



グランミコ「崩壊したH監督の部屋酒場に比べたらまだ原型留めてるだけマシでしょ」



ゼフメルラン?「ξ・∀・)」


皇帝霊夢「そういうこと。私だってこんなとこで本気の弾幕を放つ気ないから安心なさい」



黒赤魔理沙「それでも機材のいくらかが吹っ飛んだっぽいが、スタジオ全てが吹っ飛ぶことを思えば軽い被害だぜ」



黒リリーB「というか、マシと思っといた方がいい」



デルリグル「………私程度ができることといったら被害が小さいことを祈るだけだし、そう思い込む思い込む…(ぶつぶつ)」


グランミコ「そうそう、いい子ね。貴方みたいに素直だと長生きできるのだけど……」



H監督「あースマン。昨日はえろはな監督から30万円で買った『霊夢受け同人誌シリーズ全100巻』を徹夜で読んでたせいで、つい寝てしまったようだな」



皇帝霊夢「………」































皇帝霊夢「………」












































グラン紫「………あれもあれで長生きできそうなタイプね」



黒赤魔理沙「とりあえず、また皇帝霊夢から『モガガル?!』されたアレはほっといて、試合成績をざっとのべるぜ」



ゼフリリカ「試合を振り返ったりはしないの?」


黒赤魔理沙「第1期の7試合全部を振り返る時間なんてないから割愛。簡単に成績だけを述べるぜ」



グランミコ「成績は開幕3連勝で調子よかったけど途中で失墜した結果、4勝3敗による4位で落ち付いたわ」



デルリグル「8チーム中4位だし、無難な結果といえば無難…でいいのかな?」



黒赤リリーB「あのH監督に比べたら…無難」



皇帝霊夢「そうね。あのH監督が率いてたら1勝もできてなかったはずだけど、それよりも……開幕3連勝から一気に転落って、おふざけが過ぎるわよね



グラン紫「確かにおふざけが過ぎるわよねぇ…」


黒赤魔理沙「途中嫁カップの撮影とその後遺症3試合目4試合目は主力がごそっと抜けて急遽デルフィネスと交代はしたんだが……」


グランミコ「それ以上に………」


皇帝霊夢「何?言いたいことあるならはっきりいいなさい」







グランミコ「ならはっきり言うわ!あんたが出た試合はほとんど負けてるじゃないの!!!
真面目に勝つ気あるのっていうかシュート撃つ気あるの!!!」










皇帝霊夢「言ったでしょ!↓みたく最高のタイミングで最高のパスを受け取らないと、私はシュートを撃たないって!!!」











グランミコ「……(ぷるぷる)」



黒赤リリーB「具体的に言うと……皇帝霊夢出た試合は1、4、6、7」


グラン紫「それ以外は皇帝霊夢の代理としてデルフィネスの霊夢が受け持ってくれてたんだけど…」








ゼフリリカ「デルフィネスの霊夢毎試合2回の夢想天生どころかネオ夢想すらも撃ってくれるっていうのに」











黒赤魔理沙「皇帝霊夢最後の試合にようやく夢想天生を撃ってくれたっきりだぜ」



デルリグル「私のところはまだまだ弱小で立場も低いから、あの霊夢も素直に身を粉にして頑張ったみたいだけど…」



皇帝霊夢「私にああやって泥臭いプレーしろってわけ?嫌よ。疲れるし何より私はあの黒赤のオーナーをはじめ観客から絶大な人気を誇るスター選手なのよ。看板選手なんだから大切に扱いなさい



ゼフメルラン?「ξ@∀@)」


黒赤魔理沙「…………ミコ。言いたいことはわかるが、ここは私に免じて抑えてくれ」



ゼフリリカ「うん。なにせ皇帝霊夢だもん。今ここで弾幕って痛い目合わせたぐらいで改心してくれる程度ならリリカ達は苦労しないし



グラン紫「それに、元はと言えば霊夢がああなったのは今まで散々甘やかしてきた監督のせいなんだし、やるならあのH監督にするべきよ



グランミコ「………皆がそういうなら、この鬱憤はあのH監督にぶつけることで勘弁したげるわ」



デルリグル「ふぅ…なんとか崩壊の危機は去ったと思って…いいのかな?」



黒赤リリーB「無理。まだフラグH本は立ってる



皇帝霊夢「まっ、そういうことよ。次の第2期も私を存分に引き立てなさい」



黒赤魔理沙「わかったわかった。次の第2期も存分に引き立ててやるぜ」



グラン紫「ちなみにどうやって引き立てるつもり?」



黒赤魔理沙「後ろからマスタースパークで霊夢ごと撃ち抜いてだぜ(サラリ)



皇帝霊夢「………」



黒赤魔理沙「っということだ。2期はオーソドックスのトップ下を獲得したからな。ミコに注文したように、最高のタイミング最高の必殺パスを送ってやるぜ。
そりゃぁもう…殺すつもりでな!!!





グランミコ「なるほど。物騒だけど、一応理には適ってるわね。なにせキャプツバ世界じゃ必殺シュートクラスのボールも味方に向けて放てばパス扱いになるんだし」



ゼフリリカ「そういえばそうだったよね。日向君もワールドユース決勝雷獣シュートパスとして翼君に送ってたし」



黒赤リリーB「ただ、唯一違うところは……パスにはスカイダイブの後押しもしてやるという意味も含んでるぐらい」



ゼフメルラン?「ξ*∀*)」



デルリグル「なんていうか、どう転んでも穏便に済ます気ないよね。てか、そんなことあの皇帝霊夢が…」



皇帝霊夢「………いいわよ。私を殺すつもりで蹴ってきなさい」



デルリグル「へっ?」








皇帝霊夢「(良く考えたらそんな必殺シュート並のパスが来たら軽く蹴っただけでもゴールできるわよね。ねじこみ的な労力でゴールできるというなら、悪くないわ)」



黒赤魔理沙「いい度胸だぜ!試合中は遠慮なくぶちこんでやるから覚悟しとけや!!うふ、うふ、うふふふふふふ………タリハプリキュア



皇帝霊夢「えぇ、(私が楽するために)遠慮なくぶちこんできなさい!!くくくくくくくくく………81



グラン紫「ふふ、あの二人を中心に凄まじいまでの怨念が集まり始めたわね」


グランミコ「とりあえず、2期の話がでたから2期についても説明するわよ。まず2期を率いるのが私達を率いているベンゲル監督になったらしいけど…」


黒赤リリーB「どっかいった」



ゼフリリカ「知将と言われるぐらいだし、全世界サッカー研究という名の放浪の旅にでたんじゃないの?」



ゼフメルラン?「ξ=∀=)」


グラン紫「真相はわからないけど、ベンゲル知将はオーダーだけを送ってきたわ。それによると、大きく戦力を変えてきたわね」


デルリグル「うん。まず最初にメルランとリリカをチェンジだよね」


グランミコ「得点王のメルランを取りかえるなんて私達の監督も大きくでたわよね…ていうか」


ゼフメルラン?「ξー∀ー)」


グランミコ「さっきから何の発言もしてこないけど大丈夫なの?」


ゼフリリカ「そういえば今日のメル姉ちょっとおかしい」


皇帝霊夢「いつもこんな感じじゃなかった?」


黒赤魔理沙「いや、それにしても台詞を発しないのはおかしいぜ(目の前でぱっぱと手を振ってみる)」



ゼフメルラン?「ξ・∀・)めるぽ」



黒赤リリーB「………ガッ」



ゼフメルラン?「ξ・∀・)♪」


黒赤リリーB「ξ・∀・)☆」


ゼフメルラン?「ξ・∀・)@」


黒赤リリーB「ξ・∀・)!?」


ゼフメルラン?「ξ・∀・)&」



グランミコ「なんか二人の間で怪しげな会話をはじめたわよ」


黒赤魔理沙「怪しげでも話が通じるならなんでもいいぜ。それでブラック、何かわかったか?」



黒赤リリーB「\(^o^)/」←さっぱりお手上げっと言いたいらしい





























皇帝霊夢「この役立たずが!塵にでもなっとけ!!」




























黒リリーB「ξ;∀;)!!」




























ゼフメルラン?「冗談はさておいて、ネタばらしするわよ〜」


デルリグル「よかった、普通に喋れるんだ」


グランミコ「それで、今までしゃべらなかったのはどういうこと?」



ゼフメルラン?「それよりも先に言うわよ〜私はゼフのメルランじゃなくってめるカン監督のメルランξ・∀・)ぽ」




全員「…へ?」




めるメルラン「経緯はよくわからないけど、そっちの監督との話は通ってるてことだからよろしく。後、個性付けのために私の台詞は『ξ・∀・)』だけになるからよろしくξ・∀・)ぽ」



黒赤魔理沙「あぁ、宜しく頼むぜ…といっても、2期は補欠になったけどな」



めるメルラン「ξ・∀・)」



ゼフリリカ「…『気にしてない』っていいたいのかな?」



めるメルラン「ξ>∀<)♪」



皇帝霊夢「まっ、メルランがどこ出身だろうと、私には大差ないからなんでもいいわ」


グランミコ「後は主催がこれ許すかどうかだけど…」



グラン紫「面白いこと大好きな主催だし、レベルと装備だけ合わせてれば別に問題ないでしょ」



デルリグル「…皆順応早いよね」


黒赤リリーB「カオスに慣れないと、やってけないから(あっさり蘇生)」


グランミコ「じゃ、そういうことで話の続きだけど2期は私と霊夢がFW魔理沙がトップ下MF。あと紫とリリカがDFっと大きくポジション変更してきたわ」


デルリグル「私は補欠なのは変わりないけど……大丈夫なのかな?」



H監督「大丈夫だ!これからは俺が仕切ることになってるから安心しろ!!」



皇帝霊夢「……かわいそうに。うちどころが悪かったのね。今楽にしてあげるわ(チャキ)」



H監督「まてまてまて!!これは本当の話だ!!!」



黒赤魔理沙「笑えない冗談はやめといた方がいいぜ」



ガチャピン「バケー(いんにゃ、奴の言うことは本当だぜ)」







全員「え?」




ムック「モケー(俺等の監督は元からいないような扱いになってる上、ベンゲル知将は放浪の旅エリックトナ監督は謹慎中)」


H監督「そう、さすがにベンチに監督がいない状態でチームを率いるのは問題あるってことで各チーム代表の満場一致で俺が全面指揮を取らせてもらうことになったんだ」



ガチャピン「バケー(といっても、2期だと大まかな指示は知将が出してる上に細かいとこは選手任せだけどな)」



黒赤リリーB「つまり、あれは憂さ晴らし用のサンドバック



ムック「モケー(御名答。なんかあれなこと……特に皇帝霊夢絡みでなにかあったら奴をぼこって発散させろってことだ)」



黒赤魔理沙「そういうことか。よくわかったからこれからもよろしく頼むぜ。H監督(にこにこ)」



H監督「よしよし。なら、まず最初にこの2期だが……最初に言っておく。俺の言葉はチームキャプテンのやみなべオーナーや知将ベンゲルの代弁である。
よって俺に逆らうことはキャプテンと知将に逆らうことと思え!!




黒赤魔理沙「………ワカリマシタワ。ゴシュジンサマ(メッチャボウヨミ)」



H監督「なんだ?偉い従順だな黒赤魔理沙。……何か変なものでも食ったのか?」



黒赤魔理沙「イエイエソンナコトアリマセンワ。ソレヨリゴシュジンサマ。カタデモモンデアゲマショウカ?」


グランミコ「ナラ、ワタシハオチャヲイレテアゲマショウカ?」



グランユカリ「ソレトモ、オフロニシマショウカ?」



皇帝霊夢「お風呂…確かにいいわねーなんなら背中でも流してあげるわよ」




H監督「何!?れ、霊夢が背中を流してくれるだと………よし入るぞ!!
今すぐ入るぞ!!!すぐに風呂の用意だ!!!






リリーB・リリカ・メルラン「サーイエッサー(いそいそと小型バスをもってきた)」





皇帝霊夢「さっ、入って入って」




H監督「お、おう…ていうか俺まだ服着たまんまなんだがいいのか?後お湯も入ってないんだが……って!?」






黒赤魔理沙「さぁ!!今から弾幕のシャワーを」






グランミコ「その背中に浴びせてあげるから」






グラン紫「をたっぷり流しなさい」













H監督「や、やっぱり風呂はやめだ!!やはり不謹慎すぎたから風呂は中止に…」













皇帝霊夢「遠慮せず入っていきなさいよ。でもって弾幕と血で彩られたお風呂で…………」






















霊魔ミ紫「(これでもかというぐらい残酷な笑みで)ゆっくりしていってね」

























H監督「ぴぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」


































































ゼフリリカ「あ〜めあ〜めふ〜れふ〜れおか〜さ〜んが〜(ジャンジャンジャカジャカ♪)」


めるメルラン「ξ・∀・)〜♪ じゃ〜のめ〜でお〜むか〜え〜う〜れし〜いな〜(プップクプ〜♪)」



黒赤リリーB「…………」←『少女残酷中につき、しばらくお待ちください』のカードをカメラに押しつけている



デルリグル「私は何も見ていない。何も聞いてない。何も知らない……(ガクガクブルブル)」















































………閑話休題



















グランミコ「(返り血ついてるけど何事もないように)話を元にもどすけど、2期だと一部のチームには装備アイテムが加わって強化されるのよね」



グラン紫「(返り血ついてるけどn(ry)えぇ。それにフォーメーションも前と同じにはならないから、以前と同じチームなんてないわよ。特に『きのこライス〜黒姫帝国風〜(弱肉体)』なんかはSGGKレティを温存していたようだし、出てきたらかなりきついわね」



デルリグル「『かりちゅまのちかいとともに!(ちゅま)』なんかもあのカリスマスター姉が率いてるっていうのに最下位てのがやけに不気味だし(さっきの出来事は記憶から末梢)」



黒赤魔理沙「「(返りt(ry)まっ、予想したところであくまで予想なんだ。どうなるかなんてその時までわからないんだし、あまり肩を張らず私達らしい試合をやっていこうぜ」



めるメルラン「ξ・∀・)」



皇帝霊夢「(kt(ry)黒赤魔理沙の言ってるらしい試合ってのは泥沼試合なのかもしれないけど、負けじと私達も私達らしい試合をするわよ」



  




グランミコ「皇帝霊夢らしいっていうと、バックパススルーね………」



ゼフリリカ「どーどー。殴るならH監督の方で」



グラン紫「…『ぷらねっとかっぷ』の第一期をやり終えてわかったけど、この大会の真の目的はこういう『らしさ』を強調させることによって発生する不協和音が目的なのかしらね」



黒赤リリーB「?」


デルリグル「どういうこと?」



グラン紫「言ったとおりの意味よ。それより、まだ撮影するのかしら?」



黒赤魔理沙「う〜ん……さっきの弾幕シャワーで結構時間潰してしまったから、そろそろ放送終了の時間が迫ってるんだよな?」


ガチャピン「バケー(御名答。さすがにあれはタイムロスでしたぜ)」


魔理沙「そうか。時間もないなら、これで終わるとするか」



皇帝霊夢「じゃ、次は魔理沙達の奢りで酒場に行くわよ」



グランミコ「飲みにねぇ……」


ゼフリリカ「まぁまぁ、飲みに行くなんてある意味いつものことだし」


黒赤リリーB「魔理沙達の奢りというのは気になるが…」



黒赤魔理沙「まぁ酒場はオーナーのものだし、私等が行けば割引効くからな。皇帝霊夢の言うとおり、第1期の打ち上げとして飲みに行くとするか」



皇帝霊夢「さすがね。それじゃー酒場でとことんのむわよー」



全員「おー」






























ガチャピン「バケー(よし、撮影も終わったし俺等も撤退してナベ・ザ・ダーク様にテープ渡してくるか)」



ムック「モケー(あーここの修理費なんだが、H監督の給料から減らしてもらうようナベ・ザ・ダーク様に伝えておくから安心していいぞ)」



H監督「………(返事がない。ただの屍のようだ)」


ガチャピン「バモケー(じゃ、俺等は帰るから後片付けの方もよろしくな)」
























その後、いろいろと無事に済んでないと思われるスタジオにポツンと残されたH監督がどうなったかは…めんどいから割愛ということで

第二期に続く?










■ 黒赤ゼフグランデル(殺遊戯) 第一期戦歴



vs ヤクモ大戦 紅魔はもえているか(Y缶) 1P 1−0
vs きのこライス〜黒姫帝国風〜(弱肉体) 2P 5−2
vs 春伝雀鬼談(春鬼雀) 2P 4−3
vs 回転に 夢を見ている 姫様と(三回転) 2P 0−2
vs かりちゅまのちかいとともに!(ちゅま) 1P 4−1
vs 我らに断てぬもの無し!(我断無) 1P 0−4
vs ヘブンズ・ドアー(ろはん) 2P 1−2


4勝3敗 勝ち点12 総得点15 総失点14 得失点差+1
得点:メルラン(8点)・霊夢(6点)・ミコ(1点)







第二期編成図




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