仕事場へ行く途中のナイト。途中、人里にて鈴仙が2人組の男に絡まれているのを見つける 「ねぇ、君、俺らと一緒に遊ばない?」 「あー、私は忙しいの。悪いけど他を当たってくれない?」 「そんなこと言わずにさ、ね?」 鈴仙の背後に無言で近づくナイト 「ごめん、待たせたね、鈴仙」 「え、あ、ナイト君」 「あん、お兄さん誰よ?」 「今この子と話してるのは俺らなんだけど?」 「残念だけど先約でね。彼女を君たちみたいな軽佻浮薄なやつらにはとてもじゃないが譲れない」 「あんまり調子乗ってると怪我するぜ、お兄さん」 「はははっ、彼女を守る騎士様ってか?かっこいいねぇ、でも今は邪魔なんだよね」 「…はぁ、あんまり時間無いんだよな…お前ら、ちょっと黙って帰れ」 「あ゙ぁっ?!あんまふざけた事言ってるとふっ飛ばすぜ?お兄さん」 「やれるものならやってみればいいじゃないか」 「言いやがったな?後悔しても知らねぇぞ!!」 殴りかかる男A。それに対して綺麗にカウンターを顔面にぶち込むナイト 吹き飛ぶ男A 「ぶべらっ?!」 「ったく、あんまりこっちは手を汚したくないんだよ。今日のところはこれで見逃してやるから…」 そこまで言って、自分の半妖の気配を色濃く出して睨み付ける 「さっさと失せろ、三下」 「「ひっ、ひぃぃぃぃ!!」」 人ならぬ気配に恐怖を感じてみっともなく逃げる男2人 「ふぅ…鈴仙さん、大丈夫?」 「あ、うん、大丈夫だよ、ナイト君」 「それはよかった。ってああっ?!もうこんな時間!?ごめん、いろいろあるかもしれないけど、また今度!」 「え、え?い、いってらっしゃーい?」 全力疾走で仕事場へと走り始めたナイト それを見送る鈴仙 月下の庭園は「めあ×れーせん」を応援しています(ぉ