バレンタインに起きた幻想郷の危機は一人の妖精という尊い犠牲でもって回避された。 しかし、これで全て解決したわけではない。 人里でド派手な戦闘をしでかしたのだから当然戦場となった人里は無事に済んでいない。 あちらこちらに戦闘の傷跡を残しており、一部はもう完全瓦礫となっている。 さらに、人里が魑魅魍魎に襲われたのだから里へむやみに人外を招き入れた事を追及するといった 責任問題も発生したのだ。 もっとも、人外を里に招き入れた事とこの一件を結び付けるには証拠が不十分であるし 人外者も一般人や人里を守るため、率先して魑魅魍魎達と戦っている。 そのため、重傷者の大半は戦闘に加わった人外であり一般人は一部を除いて比較的軽症だ。 おまけに、人外に責任を押しつける人間至上主義の方々はこぞって魑魅魍魎に取り付かれて暴れたという 決定的な失態を侵しているので人外への責任の押し付けはまず通らないだろう。 封印の本についてもその存在を知られると危険と判断し、一部だけの秘密となって処理されたので 結局のところ責任は誰も被ることなく、不慮の事故として片付けられることになった。 そうやって人々は気を取り直し、持ち前の明るさでもって人里の復旧に力を注ぎはじめた。 だが、そんな中一人だけ立ち直れない者もいた。 りるるである。 「姫子さん、今日も閣下はいないんだ」 「うん、せっかく来てもらったのにごめんねー」 店に訪れた客はりるるが居ない事に落胆しつつ、買い物を済ませて早々と店を立ち去る。 バレンタイン以降、りるるは店に一度も訪れていない。 自宅でずっと引きこもっていた。 それでも客はりるるを求めて店を訪れては落胆するという繰り返し。 そんなのが何度も続いたせいか、ブラックガーディアンの活気も日に日に悪くなっていく。 おまけに黒リリーも白リリーを失った事にショックを受けているのか元気もない。 白リリーとりるるがいないだけでこうも空気が変わるものか… 「この店も、そろそろ潮時なのかも……」 元々ブラックガーディアンは経営が傾き始めていたのだ。 それに加え、バレンタインでの災害ともいうべき被害。 店そのものは小町やシバの頑張り…ではなく、 姫子自身の神人を思わせる戦いぶりによって比較的軽度な被害に済んだが 犠牲があまりにも大きすぎた。 また、この件で姫子自身の能力…性別を自分の意思で変えられるどころか 女の姿になった時の究極加虐生物すらヤムチャにする戦闘力が白日の元へとさらされてしまった。 普通の一般人として静かに暮らしていたかった姫子にとって、 自身の能力と戦闘力はあまり知られたくない秘密である。 とくに、姫子の場合は人間でありながら究極加虐生物をも屠れる化け物的な強さをほこるほど圧倒的だ。 いくら幻想郷では受け入れてくれても人里ではなかなか受け入れられない。 少なくとも今まで付き合ってきた一般の客達は以前のように接してくれないだろう。 「この際、りるるや白リリーと心中で店をたたむのも悪くない結末かも……ね」 その後の事はまだ考えてないが、それはおいおい決めていこうっと 姫子はそんな将来をおぼろげに考えているとまた客が訪れた。 「こんにちわ。りるるいるかしら?」 「あーいらっしゃい、パチュリー。りるるはいないのよ」 「そう…やっぱり例の件、よっぽど堪えているのね」 「そうなのよ。でも……」 姫子もさすがにこの状況はまずいと思ってはいるが…… 「りるるの気持ちわかるよ。私も黒リリーと引き離されると同じ事してしまいそうだし…」 黒リリーを見つめながらそうつぶやく姫子。 もし黒リリーがいなくなれば…… そう考えただけでも恐ろしい。 だからこそ、姫子は黒リリーを守るために自身の力を躊躇なく発揮した。 例え人外であることがばれても…… 店を失う事となっても…… 今までの生活が壊れることとなっても…… 後悔するつもりはなかった。 しかし、りるるは姫子が避けたかったその恐ろしい出来事を……… 自分の意思でもって現実にさせたのだ。 白リリーはもういない…… 仕方なかったとはいえ、りるるは白リリーを犠牲にした事をよっぽど悔やんでいたのだろう。 りるるは誰にも会う事なく、ただ一人ぼんやりと白リリーのZUN帽を眺めていた。 白リリーが残した形見である。 春になれば白リリーは現れる。 春告精としての責務を果たすため、白リリーは春を伝えに幻想郷へとやってくるのだろうが…… その白リリーはりるるの知る白リリーではない。 りるるのためだけに、春を告げてくれる白リリーではない。 「白リリー……」 あの白リリーがいない日々がこんなに空虚となるなんて思いもよらなかった。 もう何もやる気も起きず、ただ寝て起きて寝るだけの生活。 部屋も散らかりまくりで完全に引きこもりなニートだ。 そうなれば、永遠亭の姫と同じとなるがりるるはどうでもよかった。 白リリーのZUN帽を眺めていると、やがて酷い眠気に襲われ…… りるるはそのまま意識を手放した。 りるるは夢を見ていた。 子供の頃のりるると白リリーが初めて出会ったあの時の夢だ。 その後、毎年春になると訪れる白リリーと出会うのを楽しみにしていた少年時代。 あれから数年後、ふとしたきっかけで一緒に住むようになり、同棲生活がはじまった。 どたばたとした白リリーと共に暮らす生活。 さらに数年後、姫子が黒リリーと共に雑貨屋『ブラックガーディアン』をオープンし 白リリーと開店祝いへと出かけたらそのままなぜか店員として働くようになったりもした。 そんな多忙なりるるを笑顔で支えてくれていた白リリー 家に帰ればいつも出迎えてくれる白リリー… 時々白リリーがやらかすお茶目に何度も驚かされたりしたのもいい思い出だ。 とくに記憶として残っていたのは気絶したりるるを膝枕で寝かせていた白リリーである。 あの時はなぜかセーラー服で白リリーのふとももが大胆にも露出しまくっていた。 なので、りるるは白リリーのふとももの感触を間近に受けていたのだ。 あの時のふとももの感触…… やわらかくて暖かい感触が今でも思い出せる。 どういうわけか鮮明に思い出せる。 夢だけどリアルに… 現実に膝枕をされているかのような……… そんな感覚がする……… それぐらいしっかりとした感触があり、不思議がるりるる。 しかし、白リリーはにっこりと笑いながらこう言った。 “ただいま……りるる” 「ん……」 うめき声とともにりるるは目が覚めた。 気付けば辺りはもう夕方だ。 部屋の窓から夕日が差し込んでいる。 どうやらそのまぶしさに目が覚めたようだ。 「なんだ…夢か」 りるるはわかっていたけど、夢であったのに落胆した。 あのまま夢が覚めなければいつまでも白リリーと一緒に居られたのに… 「夢って何の夢ですか〜」 「あ〜いや、白リリーが帰ってきてくれた夢…で」 そうしてつぶやいたところではたと気づいた。 一体自分は誰と話しているのだろうかっと。 そう思ってりるるは寝ぼけ眼な瞳の焦点を会わせ始める。 そこに映るのはいつも通りの部屋である。 いつも通りの……… 気付けば自分が誰かの膝枕になってるらしき事にも気付いた。 しかし…… 今はそんなことどうでもよかった。 りるるはその膝枕を行っている張本人を見て驚いた。 「ただいまですよ〜りるる」 「し、白リリー……白リリーなのか」 「ですよ〜正真正銘の白リリーです」 りるるは全く状況がつかめなかった。 しかし、りるるがあの白リリーを見間違えるわけない。 赤の他人ではない…新しく生まれ変わった白リリーではない。 正真正銘の…… あの白リリーだ。 「な、なんでここに……」 一体なぜ白リリーがここに…とりるるはパニックに陥った。 「あーごほん、その先についてだけど私が説明するわ」 白リリーに気を取られて気付かなかったが、部屋にはパチュリーも上がり込んでいたらしい。 咳払いしながら照れくさそうにして説明し始めた。 「あの封印の生贄についてだけど…よくよく調べてみると、封印が済めば本から出す事ができるようなのよ。  だから、別に命と引き換えにする必要なかったわけなのよね」 … …… ……… なんてひどいオチだ…… これはだれしもが思うだろう。 むしろ、完全お約束というかご都合主義の入ったモノだが…… りるるはそんなことどうでもよかった。 「白リリー!!」 「りるる〜!!」 一時は永遠の別れを覚悟したりるると白リリーはがばっと抱きついた。 ちなみに白リリーはいつもの服ではなく紅魔館にあったメイド服であったが この際どうでもいいだろう。 りるるも白リリーも無我夢中でお互いに抱きついていた。 本来ならこのままずっと抱きつかせてやりたいところだったがそうはいかない。 「はいはい、二人とも感動の再会はその辺りにして外へ出なさい…皆が待ってるわ」 「皆?」 「えぇ、外は閣下を心配して集まったブラックガーディアンの常連達がぎっしりひしめいているわ。  だから、その元気な顔を見せて……やりなさい」 ブワッ! 「うわっ」 「きゃ〜」 そう言ってパチュリーはりるると白リリーの背後から風を巻き起こして無理やり外へと叩きだす。 そうして外へ飛び出たりるるの視界には…… 「白リリーりるるーお帰りー!!」 「おかえり…!!」 「閣下ーーー!!元気になってくれたかーー!!!」 「白リリーも無事に帰ってくれてよかったなーー!!」 「いちゃいちゃするのもほどほどになー!!」 「キスの味はどうだったわけだーー!!」 「わーわー!」 「わーわー!」 自宅前に押し掛けた姫子をはじめとするブラックガーディアンの常連達がりるるを待ってくれていた。 しかも、皆手に手に手に酒やらツマミやら茣蓙やらなんやらを持っている。 どうやら、このまま宴会へと突入させる腹づもりだろう。 「さぁ…閣下、ここまで来たら言う事は一つよ」 後ろから追い付いてきたパチュリーはまだ茫然としているりるるをついついと肘でつつく。 それを聞いてりるるも自分が今すべき事がわかったのだろう。 りるるは皆をざっと見渡し、そして……… 高々に叫んだ。 「今から宴会だーーー!!!」 「「「「「「おーー!!!」」」」」」 そうして始まった宴会は最初こそ近隣住民を驚かせたものの… 人妖関係なく楽しむその姿につい釣られてか、 一人また一人と参加者が増え…… 日が暮れる頃にはもう手がつけられない程の人数が集まり、大いににぎわったそうだ。 まだ人里は復興中ではあるが…… 幻想郷は無事に平和を取り戻したのである。 終わり あとがき はい、今回は今まで書きそうで書かなかったバレンタインを題材とさせてもらいました。 当然バレンタインなので嫉妬狂いのあいつらが引き起こす聖戦はるまg…も起きるわけですし 最後なんてまともな終わり方するわけない。 むしろ、聖戦が起こるであろう日が近くなれば決まって例のしっ○団ニコ○コ支部へと足を運ぶ私が……… まともに終わらせるわけなかろうwww だから今回ばかりは最初っからまともな終わり方しないっと思って書き始めたけど 結論をいいます。 認識が甘すぎでした。 正直言って、あいつらの執念をなめきっていた。 おかげで前回に引き続いて…… どうしてこうなった!!! という展開へとなりますた。 おまけに今度こそ50KBに抑まるだろうと安堵してたのに…… 中盤に入ってあいつらが予想を上回る勢いで暴れまくるせいで話がどんどこ長くなり、 終わってみれば前作の混浴である100KBをさらに飛び越えた120KB超え。 前回で死にかけたというのに、その限界をさらに超えるってなに挑戦者な事やらかしてるんだよ自分or っということで、今回の話ですけどボリュームは元より登場した監督の方々も 過去最高であった前回をさらに上回る人数が出演。 今まで出そうで出なかった閣下をはじめとする過去作品でほとんど姿を現さなかった監督はもちろん 新たに登録された監督も今まで出番がなかった鬱憤を晴らすかのようにスポットが当てられてよかったです。 もっとも扱いはあれだったりする上、 そのしわ寄せが今まで出番の多かった人達に振りかかったりもしましたけどね(笑) さらにいえば、これだけやってもなぜか登場できない監督の存在も…… いや、別に忘れているわけじゃないですよ。 ただ、話にからませるのが難しかったり出し損ねたりいろいろとあって(ごにょごにょ) そんなこんなで幻想り入りシリーズも気付けばこれで6作目 最初の頃は50KBも行かなかったのに、今は(不本意ながら)100KB超えも当たり前。 これを成長なのか無謀なのか判別しずらいけど……… 次回作である7作目もいつかきっと書くでせう。 その時の話はギャグになるかシリアルになるか 50KBに収まるか脅威の150KBへと突入か どうなるかその時が来るかわかりませんが、とりあえず…… 出演となる監督様は運が悪かったと思って諦めてくださいまし(ぇ 追伸:最終話のイメージ的には↓の曲が似合うかなーっと個人的に感じてたり(東方曲じゃなくてぼめんね) http://www.nicovideo.jp/watch/sm6582994 おまけという名の元ネタ解説(っと改名する事にしてみた) >1話 ・ブラックガーディアン  姫子さんのチーム『ブラックガーディアン』から引用。  決して『ブラックガーデン』ではない ・どこぞの紅い館の住民  主の寝姿うんぬんは冬月せんせーの『紅魔館の一日〜盲目な執事達』  http://huyutukiyoumu.web.fc2.com/story/kikaku/kikaku-007.html  舐めまわす権利うんぬんは前作の『魔界神話幻想郷』の5話  http://chaos.boo.jp/SS/45.txt >2話 ・モガガル?!  ランジェロさんが皇帝霊夢から攻撃を受けた時限定で発する断末魔の叫び  その元ネタはコスモストライカーの西ドイツ監督のゲッペルの断末魔である ・チョコ餃子  監督勢の中に食べた人いるかは不明だが、とりあえず実在はするらしい。 ・惚れ薬  本文中に書いてる以上の事知りたければ、前々作の妖怪山の白狼達の後を参照  http://chaos.boo.jp/SS/34.txt ・ヤミナベキノコジル  「やみなべ」+「エリンギ」+「ジルコニア」  3人の監督が合体したことによって生まれた某馬主ゲームの馬の名前より  なお、某オフでさぼまんさんは実際に『ヤミナベキノコジル』と言う名の  きのこの味噌汁を作ったこともあったりww >3話 ・地底の混浴場で妹様を筋肉バスター  別にそんな記述はないが…まぁ詳しく知りたければ『魔界神話幻想郷』の5話を参照で  http://chaos.boo.jp/SS/45.txt ・髑髏型の爆煙  とわわんが目撃したのは地底の混浴場にて紅魔館組の激突。くわしくは↑を  ハクちゃんが目撃したのはゆうかりんランドでのゆうかりんとらんしゃまの激突  http://chaos.boo.jp/SS/32.txt ・葉っぱ装備  オルフさんがTSCL2010に提出した『リーフ64』から派生したネタ  黒赤と下手に関わりあった末、『すっ葉藍』なんてものが生まれてしまい  幽香はその毒牙?にかけられた事がある  その辺りの経緯はTSCL2010とTSSH3のドキュメンタリーを参照を  http://chaos.boo.jp/D/tohosakka361.html  http://chaos.boo.jp/D/tohosakka391.html    なお、この件を受けてシロさんは変態仲間へと引き込もうとしたが  オルフさんはあくまで普通だと言いきって仲間入りを拒否するエピソードもあったりw  http://plaza.rakuten.co.jp/clawcrown/diary/201004260000/#comment ・橙とリュードを尾行するらんしゃま  あれだけの殺気を放出しててなぜリュードさんは気付かないのか…  一応本人いわく『にぶいだけです』とは言われても限度を超えてるから  それとなく解釈を加えて理由づけてみた ・ナイトが野良妖怪に襲われた  詳しい事は棒さん本人やとど兄貴が書いた『棒人間のDKDK添い寝されSS(おまけ)』を参照  http://chaos.boo.jp/SS/rumi0164.txt  http://chaos.boo.jp/SS/rumi0168.txt ・たけちーを虐殺  前作から続いていた黒リリー誘拐事件だがあの後さらに新たな発展をみせ…  『2010.8.4(水)』での日誌にてついに姫子さん本人が降臨。  http://chaos.boo.jp/SS/6/6.jpg  『2010.8.20(金)』に自らの手でたけちーを○○した。  http://chaos.boo.jp/SS/6/7.jpg  ちなみにこのネタはksg12での序盤のイベントにも練り込まれており、  これを拝んだ書き手は腹筋を崩壊させてしまったのは余談であるw >4話 ・教授の入れ知恵  とりあえず『耳かき(閣下)』を参照で  http://chaos.boo.jp/SS/rumi0949.txt ・美鈴の口調  とわわんのけもぱにだとかなり砕けた感じになってたから  上司以外の知り合い相手ならあんな感じになるのかな〜っと解釈してみた ・霜月教授の遭遇率  前々から低いと言われていたけど、その理由がただ研究所から出てこないでは少し厳しい気がして…  それならフランちゃんに消し飛ばされて一回休みになっている期間を長くすればつじつまも(マテ) ・ネームレスカr  無銘祭祀書とか黒の本っていったほうがとおりがいいかも。  表題すら危険です。  ……ってとわわんが言ってた >5話 ・ピカンテピラフ(激辛)  名古屋の山(喫茶マ○ン○ン)にて実在するとんでも料理その1  一口食べると最初は辛くない…と思いきや、フェイントで後から強烈な辛さに襲われる。  妖夢の反応については↓を参照で  http://huyutukiyoumu.web.fc2.com/story/SS/SS-s012.html ・激辛キムチラムネ  実在するとんでも料理?その2  はくどーさんが某オフ時に持ち込み、冬月せんせーは麻雀に負けた罰ゲームで飲んだ結果  気分が悪くなって寝込んでしまった事があった…かもしれない(ぇ ・妹様の監視  妹様が人里に出る時は紅魔館組が裏からいろいろと手をまわして監視しているらしい。  以前の状況は↓のシリーズを参照で  秋深し里の祭囃子  http://huyutukiyoumu.web.fc2.com/story/SS/SS-lo004-1.html  http://huyutukiyoumu.web.fc2.com/story/SS/SS-lo004-2.html  混沌の黄昏  http://chaos.boo.jp/SS/21.txt  http://chaos.boo.jp/SS/22.txt  http://chaos.boo.jp/SS/23.txt  http://chaos.boo.jp/SS/24.txt >6話 ・嫉妬と書かれたマスク  もう語る必要はあるまい。  関係ないけど「オンナノシットハ〜」の下りは3号の台詞だったりw >超テンコー  怒りの炎で衣服類が全て燃えてのすっぱ状態となったらんしゃまの事。  超の読みは『すっぱ』なのか『スーパー』なのかは謎である。  http://chaos.boo.jp/SS/32.txt >7話 ・巨大いちご  当初はお空の放射能汚染で…と考えていたけど終盤の展開がアレなことになったから中止。  なのでバイオ技術とか遺伝子操作とかそういった類の危険性が比較的少ない技術に変更しますた。   ・ケモミミ異変  詳しくはとわわんの『けもみみパニック!』を参照で  http://chaos.boo.jp/SS/rumi0599.txt  http://chaos.boo.jp/SS/rumi0601.txt  http://chaos.boo.jp/SS/rumi0602.txt  http://chaos.boo.jp/SS/rumi0610.txt  http://chaos.boo.jp/SS/rumi0611.txt ・ヤングさんの自爆攻撃  ksg10でのヤングさんの初期技『出オチ』より  なお、これは自爆技といってもksg内では別に味方を巻き込みませんので念のため ・冷泉で1時間耐えた  魔界神話幻想曲でおぜうさまが羅列していた傍迷惑な輩の中の一つ  “極寒地獄を洒落て作った冷泉にあろうことか長時間漬かって終いには氷漬けとなったHとか…”  の件を引き起こした張本人。  本来なら前作で二人の出番作りたかったけど差し込むタイミングがつかめず  そのまま文章だけのぼかしただけとなってたからここで補完ですw >8話 ・魑魅魍魎達の強さ  妖力だけなららんしゃまクラスなナイト君を瀕死に負わせたからそれを基準にしてたりw ・やみなべのヤムチャな反応  本篇以上の詳しい事は『たのしい魔界パーティ』を参照で  http://chaos.boo.jp/SS/rumi0165.txt ・ぜっとんさんの正体。  ksg12でのぜっとんさんは『無敗を誇っていたがある日突然引退した伝説の軍師』という設定。  カオス式幻想入りシリーズの設定でも『遊び人』となってるしどうせなら昼行燈みたくやってみるのも…  と思って慧音先生の前の代での人里の守護者とさせてみたw >9話 ・こんな運命を下した神  書き手とも作者とも言う名の絶対神のことですね、わかりm………アッー(ぴちゅーん) >10話 ・セーラー服で膝枕  教授の要らぬ入れ知恵でセーラー服で膝枕をやらかした…  そんな内容のお話を読みたければ↓をどぞw  http://chaos.boo.jp/SS/rumi0949.txt ・白リリーにメイド服  閣下はどこかの大会で白リリーにメイド服を装備させたから…  ちなみに↓は提出フォルダのおまけとしてついてたとかw  http://chaos.boo.jp/D/jpg16/rumi1548.jpg >新登場監督 >オルフスール 名前:オルフ・スール 能力:なし 種族:人間 弾幕:× 飛行:× 所持スペカ:なし 人外との接点をほとんど持たずに人里で細々と生活する純粋培養な一般人。 今までの幻想郷内で起きた異変やトラブルも完全蚊帳の外であり、 大した関わりもないまま平凡な生活を送っており、これからもずっとその生活が続くはずであったが… 興味本位か気の迷いからか、スカーレットバーに足を運んだのが運の尽き。 酔った勢いで提案した『葉っぱ装備』なる葉っぱのみで構成された服を実際にデザインどころか 幽香に進呈する羽目となってしまい、 しかもそれが究極加虐生物ゆうかりんから絶賛の評価を受けてお気に入りとされる等…… 平凡とはほど遠い波乱万丈な生活を送るはめとなった。 結局のところ、この人もランジェロ同様スカーレットバーの地主、 やみなべと関わったせいで人生を狂わされた被害者なのである。