年2回ペースで開催される関西圏でそれなりの規模を誇るオールジャンル系即売会の『こみっく☆トレジャー』こと『こみトレ』
前回参加時は他にいろいろ、主に大九州合同祭とが重なってたために参加者がちょっと分散された気配はあったものの今回はその合同祭が一週間後とずれこんだ。
それによって参加者の分散は避けられたと思われたが……
ところがぎっちょん
去年の悲劇再びと言わんばかりな
あ め も よ う
だけでなく今年のは台風の影響から来るものだけあってその 破 壊 力 は去年より上。
おかげで交通機関の停止を警戒して参加を見合わせるような人も居たし、実際こっちも当日の天気次第では断念しようと思っていたが……
幸い雨が降っても警報が出るほどの嵐は避けられた模様。
そんなこんなで去年同様雨で多少残念な気配はあっても開催そのものに大した影響はなし。
精々コスエリアとして開放される駐車場が使えない程度の被害である_(:3 」∠)_ヒトニヨッテハダイダゲキカモネ
それに……
「青葉的には濡れた衣装でスケスケになってるところを期待できるので相殺ですけどねー」
「やめい!今回は個人開催の御影鎮守府とは違って規約が厳しいから犯罪的な撮影したら即刻出入り禁止になるから!!」
「それは困るのでやめましょう。ですが……うっかり偶然ならいいですよね」
「………」
「わかってます。冗談ですからその人を殺してもうっかりで済ましてしまおうなんて顔でそこらから引っこ抜いてきた標識を上段に構えないでください」
「わかればよろしい…けどなぜ青葉が行くわけ?いつもは小傘に任せてるのに」
「よくよく考えると青葉が参加してるのは大体艦これオンリー系でしたのでこの機会に他と繋がり持つのもいいかなーっと思いまして、ちょっと交渉して参加権譲ってもらいました」
「ん?4月のかわさき造船これくしょんも艦これオンリーじゃなく他も居たわよね」
「あれは割合からみてほとんど艦これ系に埋められてたのでノーカウント」
「………まぁ私にとっては関係ないしこれ以上の突っ込みは」
「もちろん背後霊さんも一緒でお願いします」
「えっ?」
「青葉では御影鎮守府以外でのコネありませんからそれ以外でのパイプ役として同行お願いします」
「ようするに偵察機として搭載させろってことなんだけど了解。実際艦これ界隈以外は私のZUN帽で識別されてる事多いし、なにより……」
「出番が増える…じゃなくって後先考えずに散財しまくって財布の中身を空っぽにされるわけにはいかないから」
「それに関してはお前が言うなと返しますよ…例大祭のアフターでしたっけ。あの時確か……」
「(ギクッ)あ、あれは不可抗力というかお酒の勢いもあってつい…ごにょごにょ」
「………」
「わ、わかったから!少しぐらいの散財は目をつむるからそれで許して」
「きょーしょくです」
そんなわけで途中関係ない話も挟まったが今回はあえて青葉をチョイスしました。
まぁその結果、いろいろアレでこれな結果になったけどそれはさておいて……
「まずは戦利品です。今回はこんな感じでしたー」
サークル:海賊帆船
『永夜IZM』
こころちゃんの幻想郷探索記の第4段
前回が風神で今回が永夜っとなんか順番がいろいろおかしい気もするがそれはさておいて……
表紙にあった違和感。その正体は……ヾ(:3ノシヾ)ノシマタエーリンノシワザカ
サークル:裏まくら&ほえほえがーでん
『高雄さんの遠征任務』『今さら聞けない提督入門』
5月の例大祭(砲雷撃戦時)ではペーパーだった遠征も今回はしっかり冊子となった高雄さんの遠征本。
でもあとがきから察するにまだ続きはあるというか……
「あとがきにあるチャイナの単語…これ絶対裏で某カ○オ○お化けの人が狂喜乱舞してるわよね」
「某○ラ○ケお化けとは誰のことです?」
「かわさきの時同様にトップシークレットとさせてもらいますわ」
「………なんかものすごいわかりやすい証拠を残してるわけですがそれに関しては」
「当事者たちもツイッター上で関係性をほとんど隠そうとしてないぐらいお互い関わりあってるし、もう公然の秘密扱いでいいんじゃないかなーっと」
ちなみにこのあたりのさじ加減も本人様へ確認済なのであしからず_(:3 」∠)_ソレデモケンサクニタヨルヨウナヒトニハケッシテタドリツケナイジョウホウデアル
今さら聞けない…の方は2年ぶりの新作という触れ込みで出された新刊。
みてのとおり艦の攻撃力に関してのお話で一応前作よりかは真面目に語ってはいる。
いるんだけど………ところどころネタ要素が含まれてるあたり艦これのお約束であろうw
サークル:同人アークティック
『幻想郷コミック2016年夏の陣』
艦これだとありふれた姿だけど東方…幻想郷ではあまりみられない水着本。
というのも幻想郷には海がないせいで水着というものにあまりお世話になる機会もなく……まぁつまりあれである。
せっかくの水着も彼女達はその価値を全くもって理解していないためいろいろ台無しにしてるのであるヾ(:3ノシヾ)ノシダガソレガイイ
「その点艦娘は水着の素晴らしさを120%理解してるのですが……」
(中の人:かおんさん)
「なんで幻想郷では水着の素晴らしさがわからないのでしょうか」
「だから単純明快な答えとして海がないから」
「海はなくてもその代用となるでっかい湖はあるじゃないですか。そこに水着と絡ませれば……・」
「年がら年中発生してる霧と周辺に住んでる連中のせいで陰気くさくて肌寒さすら感じるようなところにどうやって青い海と白い雲、まぶしい太陽のシチュエーションを望めと?」
「そんな環境では水着の素晴らしさどうこう以前の問題でした。本当にありがとうございます」
「まぁその代わり神社裏に温泉が湧いてたりするんだけど……これは教えたら面倒事しか起きないだろうし黙ってた方がいいわよね(ぼそり)」
閑話休題
サークル:湯加減いかが?
『妖精陸攻体』『ある日の練習飛行隊』
普段目立たない艦載機の搭乗妖精さんが主役のシリーズ
今回の陸攻隊は16年の春イベから解禁となった基地航空隊のお話。
このシリーズは航空隊が凄まじい活躍をするため普通の艦載機だとちょっと誇張あるけど、今回主役となる基地航空隊は彼らだけで敵主力を壊滅させてもおかしくない程度の活躍するだけに誇張は入ってなかったり…
しかしそんな主力ばかりが活躍するかと思えば、ある日の方みたくエースな妖精ではないひよっこ妖精さんのお話が挟まれたりといろいろな意味でバランスは取れてるようでヾ(:3ノシヾ)ノシ
「しかし発着が苦手って…なんか別世界で撃墜王とまで称されるほどのエースとなったくろべ〜さんのひよっこ時代を思い出しますね」
「ふぅ…戦利品も回収できたのでお次はコス広場での取材と行きましょう。ではでは、水着はノーカンとして栄えある最初のトップバッターは」
「………」
「………」
「あれは御影鎮守府にも出入りしているしらす提督と思われますが何があったんでしょう?」
「気になるなら聞いてみればいいんじゃね?答えてくれるかは別だけど」
「答えるどころかカウンターが飛んで来そうなので周りに聞いてみますかね」
そんなわけでどうしてこうなったのかを適当な方々に聞いて回った(募集した)ところ……
証言その1:そふぃーさん
証言その2:らいかさん
証言その3:悠木さん
「個人的にはホームレス提督説を支持したいのですが、残念ながらその線はないと言わざるを得ません」
「聞くまでもないけどその理由は?」
「あの御影鎮守府が失態やらかした提督を五体満足で放逐するわけありません。それよりも新鮮な実験材料として有効活用するために実験室送りしてますよ」
「ですよねー」
「で、そのあたりはどうなんでしょうか?相変わらず自宅警備員の隊長も兼ねている実験室の主の右腕とも称されてる整備妖精さん(中の人:しぐさん)」
「さすがにそれは答えられないなー一応機密情報になるからねー」
「てか、自宅警備隊に今まで見たことない顔というか……忍者狩りの男が居るけどもしかしてこれから893にカチコミを」
「いんにゃ。今から闘うのはあそこの」
「米国の特殊部隊と」
「お忍びで視察に来たお忍びのお姫様ご一行を装った精鋭部隊だね」
「結局はカチコミやるんかい」
「ですが三つ巴戦で、しかも戦力的にみればかなり拮抗でどちらが勝つかわかりません………これは賭けの元締めになれば一儲けが」
「やるならいいけど儲けの一部はほしいかな。忍者狩りの人の用心棒代を少しでも回収しておきたいし」
「わかってます。お渡ししましょう」
「どうでもいいけどあの忍者の人。なんであそこのお姫様のところに行かなかったのかしら?」
そうなればサムライ、ゲイシャ、ニンジャのジャパニーズブンカが再現できてしまうだけに残念であるヾ(:3ノシヾ)ノシマ○ジュウ○ダ○ゴジャパニーズブンカハイロイロアルケド
「さもありなん。でも自宅警備隊は性別年齢身分種族なんでも構わずウェルカムがモットーだから忍者狩りに限らずいろいろ来るよ。ただ…」
「ただ…?」
「若い女の子の隊員があんまり集まらないのかちょっと不満なんだよねー」
「怪しげな見た目もそうですがあの人体実験とか魔改造が生きがいの明石整備隊(クサレカイハツチーム)の重鎮が隊長をしてる部隊に若い女の子が誰好んで来ると(ぼそり)」
「あーでも今日は珍しく申し出があったかなかな。なんでも前から自宅警備隊NEETに憧れてたらしくぜひとも入隊したいとかなんとか」
「なんていのちしr…いや、物好きな」
「…一応言っておくけど自宅警備隊と明石整備隊は別物だよ。人体実験とか処刑はやらないよ……たぶん」
「それはそもかくとして、その志願者とはよもやさっき本部で目を輝かせながら商品を物色してたあの元祖眼鏡っ娘の称号を持つロリ系デストロイヤーなのでしょうか?」
「あーなんか働いたら負けのTシャツに興味を持ってたあの娘?残念なようだけど入隊まではしなかったな。…まぁおかげで助かったけど」
「ですよねーあれはもはや働いたら負けじゃなく働いたら駄目といってもおかしくないぐらいの脅威ですから雇い入れる部隊の方が命知らずと言わざるを得ない」
「うんうん。これ言ったら悪いけどあの子がうちに来たら内部から崩壊してたね」
「酷いようにみえてもあの破壊魔…アラレちゃんが相手だと本当にそうなりかねないのよね。おまけとして本人に悪気が全くないどころか正義の味方へ憧れてる分かなり性質悪いし、かといって力づくで叩きだそうとしても」
「パンチは大地を真っ二つに割るほどの威力があり、体当たりは重力の檻を楽々突破して大気圏外まで吹っ飛ばす。そして適当に投げた石は月を粉々に破壊とかもう規格外なんてレベルじゃ済まないもんね。それこそ敵対した瞬間敗北宣言を出しても全く恥じゃぐらいに…・」
「全くこんな化け物どうしろと…」
「もうだめだぁ〜おしまいだぁ〜っと嘆けばいいと思うよ」
「そう思うと同じように正義の味方へと憧れてる破壊魔…」
「爆豪君(中の人:おりのこさん)が可愛く見えますよね〜」
「駄目です。爆豪君の近くに同じジャンプ系列で爆破が特技ながらも正義の対となる悪といっても過言でない爆弾使いの鴉さん(中の人:れんげさん)がいます。しかもあのまま進むと二人が鉢合わせとなって」
「こうなる展開が予測されます。ついでにいえば二人とも周囲を巻き込まない程度の自制心は持ってるけど、これまた二人揃ってぶち切れたら手加減なしの大爆発を引き起こす程度の激情家な面もあります。つまり……」
「醜いものが嫌いな鴉さんの忠告を…」
「嫌味と受け取った煽り耐性0の爆豪君。どうあがいても戦闘は避けられないっということですね」
「認めたくはないけどそうなるんじゃね?」
そんな二人だが一応何らかのソースを割く事で爆発を行ってる上に命はたった一つ。
よってどちらかが死ねば決着は付くのでそれを考えると
- 私が死んでも変わりはいるもの-
っと言わんばかりに次々と湧いてきては自爆特攻してくる匠
そしてそのさらに上を逝く…
無数の爆弾を投げつけてくる上に死んでも、決着が付いたその瞬間即座に復活してまた無数の爆弾を投げつけてくるという……
文字通りの意味でのボンバーマンに比べたらまだマシだろう。
「で、その爆発第一人者であるというか、以前こみトレで何やらガラクタさんと結託しての新技を披露してた黒い爆弾男の人(もとやんさん)さん。今日は居ないのですよね」
「よく見かけるから常連と思ってたけど今日は来てないみたい」
来てたらもはや大惨事間違いなしであったが、あの人。自分の中では爆発系キャラの筆頭ともいうべき存在なだけにちょっと残念な気がしないでもないヾ(:3ノシヾ)ノシオナカマサンミカケナイカラヨケイニソウカンジル
「さて、いつの間にかホームレス提督が移動したせいでこの場に段ボールがぽツンとおかれてますが………これみてふと某蛇の人を思い浮かべたというか」
「あの『謎の犯罪臭』が漂う場面に対してはどう対処すればいいんでしょうか」
「定番的に通報すればいいとか?」
「わかりました。では武装職安すらも捕獲したという実績のある自宅警備隊……は不審者のタイーホは本来の仕事ではなさそうなので、まずは専門であるおまわりさんに…」
「………おまわりさんこっちです?」
「むしろ『こいつおまわりさんです』の方が正しい反応じゃね」
なんてやり取りしたくなる作中トップクラスの変態でありながらも勤務態度は居たって勤勉で誠実な紳士というアンバランスさが魅力の海パン刑事
「とにかくあれは見なかった事として他に頼れそうな…いました」
「あのキノコ狩りを自称する正義の味方スパイダーマッ」
「あれは装備的にみて忍者狩りの仕事しか請け負いそうになりません。よって無理です」
「ん〜あの黒サングラスに黒スーツといういかにもな人(はてにゃんさん)は?」
「あれは見かけこそその系統に見えそうだけど実態はただのサラリーマンという名前の社畜です。荒事には向いてません」
「では仕方ありません。少々危険ですが……青葉達であのならず者を捕えましょう」
「へっ?一体何を考えt…」
「丁度ホームレス提督が使っていた段ボールがあるのでこれを被れば気づかれずに接近できます。そうやってぎりぎりまで近付いて…背後霊さんをけしかければ」
「あーなるほど。それなら大丈夫…」
「なわけあるかぁぁぁ!!あんな筋肉だるまに例え不意打ちで襲いかかってもすぐに反撃される未来しかみえんわぁぁぁ!!」
「まぁまぁもちついてもちついて。普通ならそう考えるでしょうが…背後霊さん。あなたには原作内で最強の威力を誇る一撃。零距離チャージショットがあるじゃないですか」
「でもあれやるには弾幕の中を掻い潜りつつ懐へ踏み込むというプロセスが必要あるのだけど…」
「だからその懐へ掻い潜る役目は青葉が行います。そのための段ボールですし、背後霊さんはただ青葉の後ろでチャージして、射程内に入ったと同時に飛び出してぶっぱ。たったそれだけの簡単なお仕事ですよ」
「?!」
「どうですか?引き受けてもらえますか」
「もちろん。避けに神経を回さなくても良い分一撃に全力全壊を込めて放たせてもらうわ。キュインキュインキュニン……」
「あまり張りきられると相手が爆発四散しそうですが、その時はその時。どこかの復活のFさんみたく修復材を満たしたバケツに放り込んで蘇生させますか」
そうやって一見完璧な作戦で持って接近するが……
そこには二人とも気づかない、気づいてない落とし穴があった。
ショットのチャージを行うという事は、そこから光や音といった物理的なものから直感によく反応する殺気、さらに霊力的な何かといった不可思議なものといったいろいろなものがだだ漏れになってしまうのだ
特に一流どころはそういうものを敏感に察してしまうものでもあるため、
いくら段ボールが隠密性に優れてようとも
「この怪しい段ボールなんでしょうか?ひょい」
たやすく発見されるのであった
この後めちゃくちゃぼこられた
・・・・・・
気を取り直して段ボール睦月(中の人:睦月の人)の別バージョン。
こちらは全く持って犯罪臭が漂わないのは気のせいでない…はず
「まぁむさい半裸のおっさん(中の人:エイハブさん)と初心そうな女性提督(中の人:毛布提督)とでは当然ですね。ただ…」
「あの提督。まるゆ(中の人:桃兎さん)に絡んだりする等少々百合っぽい気配あるのですが」
びふぉー
「大丈夫じゃね?あの睦月も半裸のおっさんの影響があるのか」
あふたー
「ちょっと頭のねじが数本吹っ飛んでるようだし、ちょっとおかしいぐらいじゃないと到底あれの飼い主になれないでしょ」
実際この睦月の人、物好きなことに半裸のおっさん事スネークの中の人を師匠として崇めてるらしく、その結果がこれだよと言えなくともないのだヾ(:3ノシヾ)ノシモットアツクナレヨォォォ!!
そしてその半裸のおっさん。
どうも本来の任務そっちのけでアレな同人誌を漁ってたらしく…
数分後すぐに上官から派遣されたであろうおまわりさんよりももっと怖い人達が肩たたきカッコカショウにやってきたようだ。
ちなみに肩たたき写真だが実際は↑の写真をちょいっとトリミングしての捏造したもので別に狙って撮ったものでもなかったりヾ(:3ノシヾ)ノシグウゼントハオソロシイモノデアル
閑話休題
「とまぁそれはさておいてお久しぶりです。コロッケ定食様」
「だから吾輩コロ助ではないナリっと何度いえば」
「ではこの機会にナリ提督からコロッケ定食として名をあらためませんか?」
「だが断る」
「残念ながらもうすでに手続きは済んでます。後はこの書類にサイン…いえ、母印を押してもらえば(ニヤニヤ)」
「……」
「ふふふ。怒ってます怒ってます。ですが」
「コロッケ提督…いえ、コロッケ定食様はドイツ出身でベルリンの赤い雨を習得済なのは前回のこみトレで食らったガラクタさんで確認済。まともに食らえば青葉と言えども致命傷は避けられません…があれは一撃に全てを込めて繰り出す文字通りの必殺技。それゆえに見切られやすい上交わされれば絶大な隙を生み出してしまいます。それを補うためにも技を伝承するブロッケン一族は赤い雨をカウンターもしくは連携技のフィニッシュで放つよう徹底させてきましたが、コロッケ定食様はまだ若い。若い故に赤い雨の威力を盲信してしまいがち。ならちょっと揺さぶりをかけて挑発すれば感情に任せて赤い雨を放つのは確実。交わしてしまえば後は零距離で砲撃するなり関節技を決めるなりどうとでも処理できます。だから青葉はベルリンの赤い雨を放つ右腕が振りかぶるのをみさだめて…」
「………」
「……あるぇ?赤い雨はまず振りかぶるという初動があるのになぜまっすぐ手が青葉の顔面にのびてk……」
ガシッ
「必殺、ブロッケンのブレーンクロー」
「あ、アイアンコロー……そ、そういえばブロッケン一族には赤い雨だけに頼らないよう別の技、徹底的に鍛えぬいた事で得たという格上にも勝る握力を駆使した技が……ふっ、この青葉をもってしてもこれは読めなんだというか」
「さぁ取り消してもらおうか。ミシミシ」
「ひぇぇ〜〜頭が割れる割れるワレアオバワレェェー!!」
グシャー
「ビクンビクン………」
「要求を飲めば離すのに最後までギブアップせず…か。そのジャーナリスト魂は方向性を間違えさえしなければ素直に関心できるものを(ビリビリ…)」
こうしてナリ提督の改名計画は白紙へと戻ったわけだが
「アイアンコロー。炎の闘気とパン粉をまとった右手で相手の頭を掴み、そのまま熱と握力でもって焼き潰すコロッケ定食様のオリジナル必殺技。これを食らった者はまるで揚げたてミンチカツのごとく変形するようだがコロッケ定食様はそれに納得せず、ミンチカツではなくコロッケへと変えるべく改良を……」
「全く持って懲りてないぱぱらっちであったまる」
懲りない青葉の手によってナリ提督ことコロッケ定食様に変な設定が生えたのであったヾ(:3ノシヾ)ノシモチロンネツゾウデスオ
っという事件があった最中、上官から最終通達に等しいものを渡されたスネークさん
粛清を避けるためにも本来のお仕事へと戻り
見事に悪徳企業として名高いアンブレラ社の社員(故)と接触してサンプル回収という任務を果たしたようだ
ただし、通常の一般人にとってはアンブレラ社の悪徳具合は全くわからない。
それどころか死体現場から立ち去った姿を目撃したというタレこみも入った事によって……
警備員や警察、憲兵によるによる緊急捜査が行われ
殺人事件の容疑者としてタイーホされたのである
なお、余談だがこの警察官達は御影鎮守府とも縁がある方々であったようであり、ここへ来てたのも御影鎮守府のモテナイ提督達の宿敵ともいうべき存在…
重婚提督の監視も兼ねてであったらしい_(:3 」∠)_キノセイカイチバンエライショウグンモマザッテルヨウナ…
「ではその重婚提督はこちらに来てると」
「もちろん来てるが、この事件のため急遽監視を切り上げたのだ。なので今も現場に居るかどうか」
「ならば青葉が見てきましょう。丁度偵察機積んでますから」
「それはありがたい。よろしく頼もう」
「お任せください。では…背後霊さん偵察ヨロー」
「………」
何か言いたそうだが偵察機として装備されてる上に警察まで関わってる関係上、断れば後々が怖いためしぶしぶながら現場へと向かうのであった。
そして数分後の現場にて…
情報通り重婚提督ことける提督に遭遇である
「しかし重婚提督様って噂とは裏腹に他の提督がピンチの時は自分の立場を顧みず救援を行ったりする程度の友情に篤い人なのでなんだかんだ言ってそれほど嫌われてないのですよね〜」
「(戻ってきた)でも他の提督や艦娘のためとはいえ規約違反を繰り返してるし、重要危険人物には変わりないはずっしょ」
「結局のところ、多少嫌味はあっても提督艦娘共に困ってる人には利害関係なしで手を差し伸べる良い人だからこそ極刑は免れてるわけってとこですね。でなければとっくの昔に首と胴体離れてますし」
「その辺り信頼と仁徳がなせる技。つまり……」
「いくら真面目に任務をこなしてもあのスネークさん、信頼と仁徳が皆無ですからねぇ。でも性格はあれでも技能だけをみれば優秀な特殊工作員には代わりないから仕方なく裏で取引が交わされて釈放される…ってなんですかその目は?」
「いや、珍しく正論的な考察してるな〜っと」
「失礼な!!青葉でもたまには真面目に考察します。それよりあそこで倒れてるあのアンブレラ社の社員ですが……」
「先日ガラクタさんがアンブレラ社との因縁あるエージェントを見かけたそうですが、関係あるのでしょうかねぇ」
あいにくこの場にエージェントの中の人(はじめさん)は来てないようだが…
この短い時期にピンポイントで関係者をみかけるとはえらい偶然もあったものだ_(:3
」∠)_
「これでゾンビが出てくれば完璧なんだけど、さすがにそんなのは簡単に居ないわよね」
「一応バラバラの細切れになっても死なない人、海賊のお偉いさんにまで上り詰めた道化のバギーさん(中の人:あぎとさん)はいますけどあれはゾンビとは違いますし」
「悪魔の実も肉体に変化を及ぼすというT−ウィルスと共通点はあるとはいえ、あっちの世界では普通にゾンビみたいなの作り出す技術あるから除外が正解かと思われますわ」
「後は…過去の英霊という名前のサーヴァント。キャス狐はいますけどね……ってあれは!?」
「どしたの?」
「いえ、あの人の中身(しずく姐さん)はあれです……例のまな板な人です」
「あー………」
※まな板ネタはほとんど本人が自分自身で広めてる自虐ネタなので念のため
「ふふふ……まな板にはあり得ないほどの立派な胸部装甲を持つとは…」
「えぇ、まな板があそこの7英雄の子孫(中の人:神戯さん)と同じクラスまでになるだなんて、これはぜひともマジどおり化けの皮を剥がす必要ありますね〜」
「一応聞くけど何する気?」
「それはもちろん…調べるのですよ。中に何か詰まってないかどうかを物理的に(手をにぎにぎ)」
「やめといた方がいいんじゃないの?以前それを調べようとして痛い目あってるわけだし」
「残念ながら青葉は学習能力があります。えぇ、あの時は初見だったせいで」
「回避もままならず叩きのめされてしまいましたが今は違います。さらにガラクタさんが身体を張って得たデータもありますしこれさえあれば相手の行動はある程度予測されます。つまり」
「…………一応言っておくけどカリスマガードなんかしたらキャス狐より先に私の手で直接引導渡すわよ」
「しませんよ。有効な手ではありますが今回は別の手段を取りますので大船に乗ったつもりでみててください」
「…………」
もはや誰からの目から見ても死亡フラグ満載の中。キャス狐めがけて突撃インタビューを行う青葉。
当然のことながらその結果は
「ば、馬鹿な……データ上では、計算では完全に見切れてるはずなのに……このような結末は青葉がみとめ……ウボァー」
「ムチャシヤガッテ・・・」
ちなみにこの一件についてキャス狐の中の人から一言もらいました。曰く
“夢が詰まってる”
だそうですヾ(:3ノシヾ)ノシソレイジョウノイミハジブンタチデソウゾウシテネ
閑話休題
「ふぅ…何か頭がちょっと痛いですが行動に支障でてませんし気を取り直して行こうと思うのですが……何をやろうとしてたのでしたっけ?」
「……大破以上の衝撃受けて気絶すると直前の記憶が吹っ飛ぶのはまだ健在なのね(ぼそり)」
「えっと。何か狐がどうこうで……あーそうでしたそうでした。確かあそこの狐の化けの皮を剥がすのでした」
「だからなんでまた虎の巣に自分から手を突っ込もうと……」
「ってあるぇ?」
「どうしました?」
「いや、あそこに居るのは同じ幻想郷の住民…妹様(中の人:亜亞さん)と厄神(中の人:ひなどりさん)、フランと雛なはずだけどなんで尻尾が????」
「だから今からあの化けの皮を剥がすのでしょう?確かこういうのはスカートをめくればいいのですよね。それでうっかりパンチラになってもGOUHOUとして許され……(カメラ構えつつニヤニヤ)」
「………」
「じょ、冗談です。背後霊さんを例にとってもわかるとおり幻想郷出身者は大半がかぼちゃですからね。いくらGOUHOUでも肝心の中がかぼちゃではリスクに対してのリターンを考えても割に合いませんからそのうっかり殺っても事故に済ましてしまおうなんて考えてる笑顔はやめてください!!」
「わかったなら発言には十分気をつけるように」
「で、では真面目に話しますが……あの尻尾は何でしょうか?」
「ん〜…幻想郷では度々狐とか狸が他人に化けたりするしあれもそういった類で元は狐が化けたのかも」
ついでにいうと幻想郷の狐は化けても尻尾は隠さないからバレバレ何じゃ…とは思うけど尻尾とかは人外とか霊力の高い人間相手にしか見えないのかもね
実際霊夢すら欺けるマミゾウおばあちゃんの高い変化力も人外連中、主に河童には全く通用しなかったしヾ(:3ノシヾ)ノシタダアマリニモバレバレナノデカクスキナカッタカノヨウナビョウシャモ・・・
「しかしあれですね。幻想郷の住民は最近数が少なくなってると聞いてますがなんだかんだ言ってそれなりに居るじゃないですか」
「あれを見ると小傘が行けば…とは思ったけど」
「青葉の人脈の拡大も重要課題ですので次の機会に託しましょう。この次は」
「去年からどんどんと勢力が拡大中という艦これとガルパンですね。またの名を海軍と陸軍上陸部隊」
「ガルパンの戦車乗りはでっかい船で生活してるだけにだいたいあってると言わざるを得ない」
そういう意味ではこの二つの作品って割かし相性いいのかもヾ(:3ノシヾ)ノシオナジグンジケイダケニネ
伝説の魔物使い(中の人:岡田さん)とエルフの剣士
こちらは作品が違うながらも少なからず共通点がある組み合わせ
「リンクさんの世界には魔物使いさんの世界の勇者の墓があるぐらいですものね…」
「ゲーム的にはただのお茶目な遊びだけどそれ以上にあの勇者の子孫。前にまどマギ世界の魔女に勝負ふっかけて…」
「見事にマミってたしそのうち豚の化け物にずんばらりんされる日も来たりして」
「雑魚と名高いスライム相手にやられて王様の元へ強制送還されるようなのがあの伝説に名高い勇者ロトの子孫とは世も末ですが…まぁ青葉的にはいいニュースのネタになっていいですよ。勇者最弱スライムにやられるっと」
「倒されたのはただのスライムじゃなくって魔物使いに鍛えられたスライムとかそういった線もあるのよね。ポテンシャルを考えると極限まで鍛えたスライムって魔界の王に引導渡せるそうだし」
「たかがスライムごときに魔族の王が…それ屈辱者じゃないですか」
「でも世の中にはあまりにもなフルボッコっぷりにもう笑うしかないぐらいの衝撃…いや、笑撃的な闘いもあったりなかったり」
どちらにしろ、スライムをただの雑魚とみるのは30年以上も前の話。
それから年月を重ねるたびにスライムは進化し続けている事もあって今はただの雑魚とは一味違う存在である。
「さて、次は……おや、正体不明な怪(しい)人(中の人:まっつんさん)発見。ちょっと調査したいのですが…チラチラ」
「……私はいかないわよ」
「そうですか、では青葉が近付きましょう」
「近付くのはいいけどなんか相手すっごい警戒し始めてない?」
「えぇ、だから敵意がないことを示すためカメラのフラッシュで」
「っとモールス信号を送りながら近づいてるのです」
「!!?」
「どうしました?何大慌てで青葉から離脱をしt……」
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
「………い、今起きたことを話します。青葉は『ワレアオバ』のモールス信号を送りながら怪しい人に近付いたところ………気が付けば耐久H割以上が消失してました。何を言ってるかわからないと思いますが青葉も何が起きたのかわかりません。頭がおかしくなりそうです。魚雷とか砲撃とかそんなチャチなものではなくもっと恐ろしい何かが…」
「モールス信号って相手にその知識なければただ光ってるだけにしか見えないどころかなんらかの攻撃と思われてもおかしくないというフラグ以上に、正体不明な相手に『ワレアオバ』なモールス送りながら接近してる時点でどう考えても予測可能回避不可能です。本当にありがt…って」
「み、水が…水が機関室まで…ビクンビクン」
「やばい!これ轟沈寸前!!急いでバケツ…ってさっきのキャス狐の一撃からの回復で使ってたんだったー!!」
「メディーメディー!!誰か医者を呼んできてぇぇ!!」
こうして慌てて現場に医者が呼ばれて対処されたものの、残念ながら艦娘である青葉にただの傷薬は全く効果がなく、あわや轟沈と思われたが……
現地に機械だろうがゾンビだろうがなんだろうと癒す魔法を持つ伝説の魔法使いさんが来てくれたおかげでなんとか一命ならぬ轟沈は免れた。
ただ……
さすがに短時間で立て続けに大きな損傷を受ければ例え数値上では回復してても精神までは回復できなかったようだ
「どうやら今日はこの辺が潮時ね。じゃぁこの壊れかけのポンコツは私が責任持って連れて帰るから(ズルズル)」
といった感じでコス広場から離脱。
後は会場周辺の写真を適当に撮ったりしたが…
時間も迫ってるので着替えてから改めて撮ろうとしたものの、着替えてるうちにタイムアポゥ
会場の出入り口には出る人が殺到してるため再び会場へ入ることも構わず……
また、特にアフターの約束を取り付けてるわけでもなかったのでこのまま帰宅となったのである
ただまぁ帰り際に今回から導入したスマホからのアフターによる飯テロ情報をみて参加すればよかったなと思わなくもないけど……
「中の人的にお肉とかそういったこってりしたものはちょっと勘弁なところあったし、紅楼夢を考えるとそれほど後悔は……」
「し、してないんだからね!!」
負け惜しみかもしれないが、一応そういう事にしておこう。うん(´;ω;`)ケッシテヤセガマンジャナイカラネ
おまけ
行の電車内にて
「先日解放された浦波さんの捜索部隊こと5-1攻略部隊の入渠が終わったころですしちょっと進めてみますか」
とまぁスマホで艦これを起動させて5-1に部隊を送りこんだ。
浦波もイベントとは違って時間制限とかないからバケツも使わずのんびり行こうと思ってた。
思ってたが……
「いや〜あの時は驚きのあまりちょっと電車内で挙動不審になっちゃいました。それと同時になんとかスクショを撮ろうとしたのですが、スマホ操作にまだ慣れてない身。やり方わからずしぶしぶ帰還させました」
そしてあの後しばらくしてスクショじゃなくデジカメを使えばよかったと気づいてちょっとへこんだのであったorz
もどる