そしてだれもいなくなるか…?

(一応これの続き)

「えー今回の記事に関してですが、これの完成度が凄過ぎてこれ以上触る部分が見当たりません。なので割と最初から一部始終を見てきたこの青葉が『 こ こ だ け ? 』の裏話を暴露したいと思います」


「まず最初は見ての通り写真では鳳翔さんと搭乗妖精さんの3人組というセットですが、本来であれば搭乗妖精さんは4人いました。なのでなぜ3人なのかというと……答えはあれです」

「爆撃機が落とされたみたいだよ」

「そーなのかーでも奴は搭乗妖精四天王の中でも一番の最弱」

「四天王の面汚しだね」

「こんなこと言ってるけど実際は仕事で来れなかっただけですよ」

なので爆撃妖精(爆戦さん)は不参加となって今いるのは戦闘妖精(中村さん)と艦攻妖精(残留日本兵さん)と偵察妖精(織川さん?)であります。
………配役はかなり適当だけどねヾ(:3ノシヾ)ノシドコロカミワケモイマイチツカナイ

「それでこの一枚は見ての通り光の入り具合がまずいので位置をずらしたのですが……」

まだ物足りないので艦載機を持ってもらったり妖精さんに後ろ向いてもらったりを付加させていく内に…

「どうせなら鳳翔さんには椅子座ってもらおう」

「僕達の分身に当たる艦載機として模型3機を持ってもうらのもどうかな」


「あーなんかいい具合になってきましたね」

「ポーズはいいけど背景が地味だし暖炉のとこで撮ってみない?」
とかいろいろ思いつきを口に出していくうちに
\戦死的な演出として一人ずつ消えて以降ZE/
\なら居なくなった妖精さんの模型も一緒に消えないと名/
\さらに形見として暖炉の上に帽子も置いて以降/

「っとまぁ最初は何も考えずただちょっと雰囲気いいの撮りたいな〜程度な計画性のない行き当たりばったりな撮影だったのですが、皆して調子のってあれやこれやと突発アイディアを出しまくっては実行に移していったその結果……」

あえて言おう…
どうしてこうなった!!!調子乗った結果がこれだお

「っとこれで終わらせるとこの作品を穢すだけになるのでさらなる価値を深めるために……」

「妖精さんサイドでは↓の歌を…」

「鳳翔さんサイドでは↓の歌を……」

「それぞれの立場でもってよ〜くその歌詞を聞いてみてください。詩にさらなる深みが出る事間違いなしです」
以下ちょっとしたおまけ
※ この先は鳳翔さんのイメージが著しく破壊されております。
やさしい鳳翔さんのままでいたいならこのまま戻るを選択してくださいまし
(撮影者:もゆるんさん))

「(曲を聴きながら)あら本当。まるでお味噌汁に酒粕が入ったかのようなコクがでてきていいわね」

「例えの発想が料理とは、さすが居酒屋鳳翔の女将。青葉も一度ぐらいは行ってみたいです」

「お店が小さいから大勢呼べなくてごめんなさいね」

「いえいえ…そういえば明石さんも整備隊の予算確保のため居酒屋鳳翔へ手伝いに行ってましたよね」

「えぇ、明石さんって意外と料理が上手いから助かってるわ」

「お店に出向いた人に聞くと、店で明石さんを見たって人居ないのですけど」

「シャイなのか、厨房に引きこもっててカウンターまで出てこないのよ………誰かさんのせいで変な客が増えたから」

「そ、それは……(アセアセ)あ、でも狭い厨房で引きこもるなんて可能なのでしょうか?」

「………店はせまいけど地下室はあるのよ。あの子にはそこでいろいろ作ってもらってるの」

「………………そういえば今日明石さん見てないのですけど、どこにいるのか知ってますか?」

「…………確か今日も地下室に籠ってるはずよ。お店休みだから留守番もいいのにあの子ったら今日中にいろいろな仕込み終わらせたいと言うのよ」

「整備妖精さんにも聞いたところ今日は実験室に籠ってるとか言ってましたが………」

「………」

「再度聞きます。明石さんは今どこに?」

「………確か整備妖精さんは勘の良いガキが嫌いだったわよね」

「あーはい、その言葉をよく背後霊さんが聞いてます。それが一体……」

「私は逆。老若男女関係なしで勘の良いのは好きよ」

「きょ、きょーしゅく…です?」



「……え、えっと。いきなり包丁持ち出してどうしたというのでしょう…か?」

「私青葉さんの事気に行っていたのに今から料理しないといけないだなんて本当に残念」

「もしかしてこれはちょ〜っと深入りし過ぎたのでしょうか?」


「大丈夫。痛みがないよう上手に捌いてあげるから」

「ワ、ワレアオバ………ワレアオバ、ワタシテキジャアリマセン。テキジャアリマセン!テキジャアリマs………」



そして、だれもいなくなった……
………

「っという夢を見ましたのでさっそくこの仮説、『鳳翔さんのお店の地下』=『明石整備隊の実験室』を記事にしてみました」

「………青葉さん、あなた前回のカレー事件を夢で済ませるなんて言っておきながら何やってるんですか?」

「夢にしては妙に真実性がありましたからね。それによくよく考えると整備隊の実験室と鳳翔さんのお店、立地的に近いので地下で繋がってても全く不思議ではないと思います。話題性もあるのできっと売れるでしょう」

「全然質問の答えになってませんがまぁいいです。それでこの記事はまだばら撒く前なのよね?」

「えぇ、一応裏を取ってからにした方がいいと思いましたので厨房がどうなってるかみせてください」

「……こういう場合はこっそり忍び込むのが定石なのに変なところで律儀なのね」

「きょーしゅくですが、青葉でもちゃんと筋を通すところは通します…っというか」


「別に貴女自身が忍び込まずともチート艦載機とかいうあの幽霊の子に任せればいいのでは?」

「話を振ったら即刻逃げ出しました。なのでもはや頼れるのは己のみ…決死の覚悟でこの青葉自身の手でスクープを手にしてみせます!」

「そういう覚悟は深海棲艦との対決に取っておきなさいという突っ込みは無粋かしらね(ぼそり)」

「あーでもやっぱり命は惜しいのでせめて鳳翔さんの許可だけはください。それさえあれば『無断』の部分だけは解消できます」

「変なところでヘタれというかなんというか…でも筋は通してもらったしなによりもその潔さ(笑)に敬意を払う意味も込めて許可をあげるわ。でも厨房って本来他人にみせるものじゃないから……」

「もしかして恥ずかしいものでも」

「そりゃぁそうよ。こんな急に来られるもんだから散らかってる状態で……」

「つまり、その散らかっている厨房の写真を取って鳳翔さんは以外とだらしないというスクープに」


「じょ、冗談にきまってるじゃないですかーあはははは(汗ダラダラ…)」

「わかればよろしい。それと変なところ触って爆発起こさないように気をつけなさいね」

「ば、爆発……あー火を扱ってますからね。気をつけておきます!ではいってきます!!」

「はい、行ってらっしゃい……」

「(青葉が厨房に入ったのを見届けて)さてっと」

「(外へ出てそのままちょっとした小高い丘へと登り)この辺でいいかしらね」

「(店を見下ろしつつ)それじゃ早速……」


ドゴォォォン!!!

激しく燃え盛る厨房を見下ろしながら、丘の上でしばし佇んでいた鳳翔はぼそりとこうつぶやいたとされるが……
目撃者がいないため、真実は全て闇の中へと溶け込んでしまったのであった………
なお、この爆発事件だが

「将軍、居酒屋鳳翔でまた爆発がありました」

「またか…これで何度目だ?」

「10回までは数えてましたがそれ以降は他の事件や事故と同じ扱いにしてますから答えかねます」

「………いつも通り適当に処理しておけ。どうせ上層部も『また御影鎮守府か』で済ますはずだからな」

「わかりました。ではいつも通り適当に……客同士の喧嘩とでもしておきましょう」
御影鎮守府の日常の一コマとして検証される事なく処理されたのであった……
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