現在地:酒場



                        ,ヘ/L──- 、
 U [] V 日 ▽ U [] V    Lニ)r_」=== イ コレニヨバレナカッタカラッテ…サビシクナインダカラネー
 ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡     ,ヘ、i ノノλノハノヘ  
く|   ,..-──-ヘ/i |>[] 目   .。,'  `(ハリ TヮTノi) ',
 ヽ、 ,'y,..-=== y + /<>  ____|~~| .i >〈(つi!と!)  i
 <>〈`'γ ノノハノノ /| <>     .└┘ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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     ,く/_!__」>,  ━┳━     ━┳━     ━┳━














上海「シャンハーイ(モニター前で正座して待っている金づるの皆様こばわ〜毎度おなじみ黒赤テレビショッピングのお時間であ〜る)」



蓬莱「ホラーイ(金づるといっても、私等のふところには一銭も入って来ないがなー」



上海「シャンハーイ(だがしかーし、世の中お金では買えないものがあ〜る。そう、それが『ゆめ』『きぼう』)」



蓬莱「ホラーイ(そんなので腹が膨れたら苦労しない…ってどこかの巫女が突っ込むぞそれ)」



上海「シャンハーイ(当然だよね〜なにせ『き』ょうき『ぼ』うきょ『う』つせっていが合わさっての『きぼう』だし『ゆ』うぐれいろ『め』に染まればもう完璧)」



蓬莱「ホラーイ(………語尾に『あ〜る』なんて普段使わないもの使ったのはそのためか」



上海「シャンハーイ(だいジょうブ、もんダいナい)」


蓬莱「ホラーイ(……さて、お仕事お仕事。今日紹介するモノはこちら。1年ぶりのキノコライスクエスト新作『ksg14』)」



上海「シャンハーイ(えっと、確か前作は………主人公である魔界のバイドメイドが夏の夕暮れの中で味方であったはずの魔界軍に戦いを挑む話だったっけ)」



蓬莱「ホラーイ(後半はあってるが前半の事実はない)」



蓬莱「シホラーイ(むしろ、前半が真実になったらいろいろとやばいことになる)」



上海「シャンハーイ夏の夕暮れ…やさしく迎えてくれるのは海鳥達だけなのか?)」


蓬莱「ホラーイ(誰か〜地球の水もってこ〜い)」



にとり「よしきた。中身はただの幻想郷産の水だが、この水鉄砲使いなよ」



蓬莱「ホラーイ(あり〜なら早速(チャキ))」


上海「シャンハーイ見覚えのある場所。見覚えのある仲間達。だけど……なぜ?…こちらに銃を向ける?)」



蓬莱「ホラーイ(そこにボケがあるからだ!! ニア引き金を引く)」









バシュッ!!








上海「シャンハーイ(ピチューン)」









蓬莱「ホラーイ(…なん……だと?)」



にとり「うんうん、どうやらこの高圧縮式水鉄砲は最大出力でも暴発する事なく作動可能っとφ(..」



蓬莱「ホラーイ(そんな危険物渡すな、このヒトデナシー!)」



にとり「元々人じゃないから問題なし」


にとり「それに上海も私が責任持って修理してやんよ」



蓬莱「ホラーイ(ならばよし。ただし目からビームとか手にドリル取り付けるような魔改造は禁止)」



にとり「ならば100歩譲って自爆装置を…」



蓬莱「ホラーイ(それは最初からついてる。今更いらん)」


にたり「ちっ、つまらん。仕方ないから普通に修理しよう」



蓬莱「ホラーイ(と少し脱線してしまったがksg14は久々に主人公へと舞い戻ったベジータコメータ王子永遠の命?を求めて聖地を目指すストーリー。選択肢によってはバッドエンドもありえるかもしれないから注意しよ〜う)」



にとり「ちなみにDLはこちら。じゃぁまずはこの邪魔な服を剥いで裸体n…(ビリビリ)」









アリス「このど変態がー!!(JAという名の飛び蹴り)」







にとり「おふぅ!!(ドゲシャッ)」




蓬莱「ホラーイ(あっ、ご主人様来たの)」


アリス「来たわよ。一応今回で最終回だし、義理として…ね」


ナズーリン「最終回とはいっても、別に無理して来なくてもよかったのだぞ」


雛「そうそう、貴女も↓みたくさりげなく登録はされてるとはいえ、お目当ての白黒は最後まで未登録だったのだから来る必要性はないのだし」











アリス「ま、魔理沙は関係ないでしょ!!大体なんでその話に…」



早苗「おやおや〜誰か魔理沙さんの事だなんて言いましたか〜?」



ヤマメ「誰も言ってないね、うん(2828)」


キスメ「コクコク(ヤマメの意見と同意するかのごとくうなづいてる)」



明羅「拙者の耳には『白黒』と聞こえたのでてっきり魔界の双子妖術使いのことだと思ったが違ったのか」



幽香「いやいや、雛はきっとそっちの事言ってたのよ。そうよね?」


雛「私は普通に魔理沙の……」



幽香「そ・う・よ・ね〜?」



雛「……そ、そのとおりでございます!!」



幽香「よろしい」



雛「な、なにあれ……まさか神である私が睨まれただけで完全なを覚悟するだなんて……(ガクブル)」



エリー「に、睨むだけで神にを覚悟するなんて……さすがゆうかちゃん…でいいのかな?」



ナズーリン「神とはいっても所詮2ボスだし、どうなのか」


チルノ「だらしないな〜あんなののどこが怖いんだ?よもやAHK2ボスしてんのーの中で一番の小物…だから仕方ないとかか?同士のこがさー」


小傘「あるぇ?2ボス四天王なんて初耳だけど…まぁ相手は究極加虐生物だし仕方ないっちゃと」



チルノ「小傘も雛と同じかー!そんな戦う前からてきぜんとうぼーする輩はAHKにいらん!」



チルノ「……って総帥が言ってた気がする」



ヤマメ「それは酷い話だ。ぶっちゃけアレと比べたら鬼の方がまだ可愛げあるくらいなわけだし」



幽香「本当に酷い話よね。でも……」



幽香「鬼の方が可愛げあるってのをもう少し詳しく教えてくれないか・し・ら……?」



ヤマメ「………(硬直)」


キスメ「……(オロオロ・・・オロオロ)」


ナズーリン「あ〜あ、余計な一言入れたばかりに…こりはもう死んだな」



早苗「まぁ萃香さんは言うまでもなく、勇儀さんもかつての下僕にあごでこき使われるぐらい落ちぶれてますから、相対的にみて鬼の格駄々下がりは間違いなしですが」



諏訪子「全く鬼も落ちぶれたものじゃわい(ぼこっ)」



早苗「あらあらら、アリスさんに続いて諏訪子様ケロちゃんもこちらに顔出すとはどうかいたしましたか?まだ爆撃特攻してもらうには早すぎですし」



諏訪子「相変わらず冗談とも取れん物騒な事ぬかしよるが、一応ワシも↓のように登録されとるから最後ぐらいは顔出そうと思っただけじゃ。別に喧嘩売る気もなければ破壊する気もないわい」










早苗「そっちもそっちで祟り神の面影が微塵もないし、人というかのこと笑えんぞ」



諏訪子「それより何か食い物ないかい食い物。冬眠明けは腹が減って仕方ない」



早苗「相変わらずですね〜ではこの桜餅はどうでしょうか?」



小傘「だめーそれはわちきのー!!」



衣玖「(料理を運びつつ)心配せずとも桜餅は大量にあります。前回雇ったH奴隷様に山ほど作らせましたから」


小傘「なんだ〜それなら安心」


諏訪子「ふむ、では遠慮なく頂こうか…(ぱく)」



諏訪子「………」















ぴちゅーん










早苗「………あるぇ〜?目覚めたばかりなのにまた冬眠ですか〜」


小傘「それよりアレ何…なんであんな風に泡吹いて倒れるっちゃ??」


ナズーリン「………フルーツ(笑)、今度は何やらかした?」


早苗「さ、さぁ…早苗はただそこのテーブルに置かれた桜餅を投げて渡しただけです。その証拠に」


チルノ「むぐむぐ…この桜餅美味いなー皆も食べないのか?」


衣玖「ふむ、氷精は食べても全く平気なところみると、この桜餅……何かありますね」



衣玖「なので検証(と言う名の人体実験)のためにささ、小傘さんもお一つどうぞ」



小傘「あ、その……なんか急にお腹一杯になっちゃって…今いらない……」



早苗「あははは、さっきのびっくりどっきりネタをぱっくり食べちゃったのならお腹一杯になりますよね〜うん」


ナズーリン「確かに、正直言って私もあれにはかなり驚いた」



明羅「あの程度で心乱すとは情けない」


明羅「…と言いたいところだが、拙者も驚かされたのは事実。修行がたらんな(汗)」



衣玖「なるほど。明羅さんほどの達人までもが驚かされるとは余程の衝撃だったのでしょう。これなら満腹も納得できますし、検証(と言う名の人体実験)はH奴隷様にしてもらいますか」



小傘「うんうん、それがいいっちゃ」



早苗「でもそれはそれで勿体ないので、せっかくだからアリスさん目掛けてグルメデフォアグラを放ちましょう」



アリス「なんでそうなるわけ?!私はただ上海に何かやらかそうとしたこの変態河童粛清にきただけなのに…」



ナズーリン「上手く誤魔化そうとはしても、白黒だけで魔理沙を連想させた件はうやむやにできんぞっと」


レミリア「今正直に吐くなら許すわ。でも下手に隠し通そうとするなら…………」



チルノ「噂の拷問だ!とにかく拷問せよ!って奴だな、わかるぞー総帥」



レミリア「その通り。拷問させてでも口を割らせる」



早苗「おー総帥自らが拷問ですか!これはwktkせざるを得ません( ^ω^)」



レミリア「ふふふ、本来はただ視察に来ただけなのだけど、部下からリクエストされたなら仕方ない」



レミリア「ザコッチ、早速例の拷問の準備をなさい」



エリー「チョリソ〜!了解いたしました、総帥(ビシッ)」



明羅「……門番、お主は本当にあふけ(AHK)とやらのだいしゅりょうと呼ばれる主なのか?」



エリー「そ、その突っ込みはなしの方向で…(汗)」


ナズーリン「それより総帥自らが拷問って、組織としてそれはどうかと思うんだが…」



衣玖「拷問ではなく折檻と思えば問題ありません。なので心の中ではそう変換させておきましょう」



エリー「総帥、拷問用の油の用意ができました。早速これに火をかけて…」


レミリア「何言ってるの?油に火を付けるなんてそんな野蛮なこと、この由緒正しいスカーレットデビルがするわけないじゃない」


エリー「は火?」


早苗「かの有名な男塾名物油風呂はしないのですか。ではその油をどうするのでしょうか?」



レミリア「それは……そこの侍。上着を脱いで半裸になった上でその油を頭からかぶりなさい」



明羅「拙者がか?まぁ別にたやすいことだ(ぬぎぬぎ)」



アリス「ちょ、なんでそうすんなり脱ぐの!?」



明羅「外の世界では褌一つで頭から油を被り、燃え盛る刀で切り合う事でどちらが最強かを決する決闘法があると聞く。よって今からそれを実戦するのであろう?(バシャッ)」



チルノ「なるほど、これかぶって勝てばさいきょーなのか。あたいもやるぞ(ばしゃっ)」



チルノ「ぬわ〜!!すっごいぬるぬるするぞ、これ…」



チルノ「でもなんか面白いな」


明羅「ふむ、これは摩擦が減って動きがかなり制限される分より高度な技術が要求される…なるほど、奥が深い」



アリス「そんな民明書房に載ってるようなキチガイ決闘法を真面目に解説すなー!!」



チルノ「それよりアリスも早く油かぶれーさぁさぁ…(ぬらり)」



アリス「ひっ!!なにか今とてつもなく嫌な擬音が…」



明羅「油まみれなのだ、しかたなかろう。それより来ないなら……(ぬるぬると近づく)」




アリス「い…いやー!!こ、来ないで変態ー!!




チルノ「あっ、逃げた」



明羅「逃げたなら簡単な事…追いかけるまで!!



チルノ「それもそっかーよって追いかける!まてまてー!!




アリス「だ、誰かタスケテー!!(ダダダダダダ……)」





レミリア「あっはっはっは!!こんな面白いのがみれただけでも来たかいがあるってものよ(床をバンバン)」



カナ「…そ、それより、この状況なんなわけ」


早苗「ようやく来ましたか。随分時間かかってましたが注文のオレンジジュースはどれでしょうか」


カナ「はい、これが注文された100%天然果汁のオレンジジュース……」



カナ「って、なんで私がこんなことやらなきゃならないのよーー!!!」



早苗「おっとっと…(投げつけられたオレンジジュースのパックをキャッチしつつ)それは簡単です。一番そういう店員として働く姿が似合ってるからでしょう、ごくごく…」



小傘「普段からふりふりエプロンつけてるもんね〜その給仕姿も良く似合ってるっちゃ」



カナ「そんなんで理由になるかー!大体最終回だというのになんでまた1話と同じことやってるわけー!!」



エリー「そんなに嫌ならふりふりエプロン外せばいいような…」



カナ「そ、それは…正論だけど外したら一気にキャラが薄くなりそうだし」


ナズーリン「なんだかんだいいつつ手際よく料理運んでる姿みると、よく馴染んでるとしかみえないがな」


早苗「まぁとにかく予想外の者も何人かいますがこれで大体の役者はそろいましたし本番いきましょうか」


衣玖「蓮子様だけはいませんが、少し前にとりさんが『天人を100回殴っても壊れないメリケンサック』を完成させてメリーさんに渡してましたから今頃は……二人で激しい夜を過ごしてるかもしれませんね」



雛「激しいの意味が若干違うわけなのだけど……これまたメリーのパ○○ゲットという1話の伏線が無事に消化されたわけと」



衣玖「これでめでたしめでたし…ですね、わかります」


カナ「あんまりめでたくないわよ。前回予定してたイベントも人が集まらず中止にならざるを得なかったわけだし…」


ナズーリン「つまり皆すでに玉神楽の世界から離れて新天地を求めて旅立っていたという事だ」


早苗「中には最後まで見届けるためにあえて残っている者もいたようですが、終了を迎えた以上早苗達も今後の身の振り方を考えないといけませんね」


小傘「身の振り方………かぁ」


雛「大丈夫よ。小傘は本家での出番が多い分、出番もらえるチャンスも多いわけなのだしむしろ問題は…」


カナ「………」


ナズーリン「カナの方か」



衣玖「玉神楽は新旧オールスターで揃ってただけにレギュラー出演も可能でしたが、今後こんな恵まれた題材が出てくるなんて思えませんし…」



ナズーリン「新旧がいろいろ揃っている幻想麻雀ですら、カナの枠はない」


雛「それ以前に、カナが登録されているもの自体が希少じゃない。つまり……」


小傘「……カナがお祓い箱ってこと?」


カナ「そういうこと。東方サッカーは再開の気配はみえないし幻想入りの方は別人が担当してるから、実質私の出番はこれで終了」


カナ「よかったわね、小傘。これで邪魔者がいなくなるのだから」


小傘「……それでいいの?」


カナ「出番ないといっても来年の人気投票の支援番組には出てこれるし…だからその間はここをお願いね」


小傘「………」



レミリア「あら、うれしくないの?ようやく念願のトップに君臨できたというのに」



小傘「違う…わちきが目指してたトップの座はこれじゃないっちゃ……」



カナ「小傘……」


小傘「やっぱりこんなの絶対おかしいっちゃ!オーナー一番のお気に入りがこんな形で出番を削られるなんて……」


カナ「うれしいけど……どうしようもないのよ。私は旧作版で小傘はWIN版。いくらオーナーでもこの壁は壊せない」



早苗「悲しいけどその通りです。それに早苗達も他人事ではありませんよ。なにせ主番組であった玉神楽編が終了したその後の撮影予定が白紙なんですから、最悪…」



ナズーリン「黒赤ドキュメンタリー自体が凍結…か」



小傘「……皆もそれでいいの?」


雛「悲しいけど、それが現実よ」


カナ「でも玉神楽の世界で十分楽しめたわ。それこそ東方サッカーでの弱キャラ扱いだった私やエリーがその評価を覆すぐらいの扱いを受けれただけでも十分満足」


エリー「私はむしろ優遇され過ぎて生きた心地がががが…(ぼそ)」



小傘「………」



カナ「ただ唯一の心残りといえば、最後に対人戦で大暴れしたかったのだけど…」



レミリア「えぇ、せっかく大暴れできると思って足を運んできたのに拍子抜けだったわ」



幽香「同じく拍子抜けもいいところよ。でもその分はH奴隷をいじって楽しませてもらったけど」



衣玖「その件はH奴隷様もとんだ災難でしたねぇ(しみじみ)」


エリー「でもそのおかげで私に矛先が向かずに済んだのは事実だし、せめてもの慰めで念仏を…」


揖斐丸「お前ら、俺を勝手に殺すな」



エリー「ひ、ひぇ〜〜!!化けて出たーー!!悪霊退散悪霊退散!!!」




揖斐丸「まてまてまて!!俺は死んでなっていうか鎌振りまわすな!!そんなん食らったら死ぬ!!!」




早苗「大丈夫です。H監督様ですから例え首をはねられても死にません」



幽香「その根拠は?」



早苗「H監督様だから…です!!」



幽香「納得。じゃぁ私も混ぜてもらおうかしら♪」



揖斐丸「そ、それはやめてくれー!!本当に死ぬから!!」



衣玖「えぇ、今殺されると困りますから幽香さんの介入は止めさせてもらいます」



幽香「何よ?もしかして…こんなゴミ相手に憐れみを持つ気?」



衣玖「その通りです。このお方はまだ労働奉仕してもらわないといけませんから」



幽香「面白いわ!私に向かってそこまで言いきれるなんて、その度胸に免じて………」








幽香「い・ぢ・め・て・あ・げ・る♪」









衣玖「そう簡単にいぢめられると思わないでください」








レミリア「面白そうじゃない。その喧嘩……私も混ぜなさい!!」






















どがーんどごーんちゅどーん……














ナズーリン「(ペンデュラムで流れ弾幕を防ぎながら)やれやれ……酒場内での戦闘はご法度だというのに」


雛「(ドリルで飛んでくる瓦礫を破壊しながら)べ、べつにいいんじゃない?どうせこの先撮影の予定はないのだし、酒場を壊したところで大した問題はない…かと」


ヤマメ「い……いやまて、壊したら後で酒場の修理に駆り出されるだろ」


キスメ「(こくこく)」


早苗「その時は簡単です。H監督様をカリスマスターに差し出すまで」


揖斐丸「…おぃ、ちょっとまて」


早苗「いいじゃないですか。これで早苗達黒赤の借金は帳消しなんですから、酒場の修理が終われば晴れて自由の身です。あー早苗ってなんてこんなに優しいのでしょう」


揖斐丸「俺がこんな境遇になった原因はお前なんだぞ、それわかってるのか?」


早苗「もちろんわかってます。なので今まで働いてもらったご褒美をあげましょう」


揖斐丸「いらん。ご褒美といってもどうせロクな……って?!」










ちゅっv








キスメ「………?!」


ヤマメ「な、なん…だと?」


ナズーリン「ありえない。何かの間違いではないのか?


カナ「でもこれ…まぎれのない事実よ」



小傘「ま、まさか………ほっぺにちゅーだなんて」



早苗「ふふふ……ちょっと大胆でしたかね?」


雛「大胆も何も……H監督の口から魂が半分抜け出してるわよ」


揖斐丸「………(ぷしゅぅぅぅ…)」


早苗「それより早苗ちゃんからのご褒美、どうでしたか」



揖斐丸「(口から半分飛び出していた魂を両手で押し戻しつつ)き、気に入るも何も………お、俺には霊夢が………霊夢がーーー!!



皇帝「ん?私がどうかしたの」



カナ「って、皇帝!?なんでここに」



皇帝「いや、撮影があるっていうからまた何か食い物にあやかろうかなっとおも…」



揖斐丸「うおーーー!!霊夢ーーー!!俺の子供を産んでくれーーー!!!」




カナ「なっ、H監督が暴走して…」



小傘「皇帝に襲いかかった!?」



ヤマメ「しかもH監督は褌一丁だぞ。これって…絵的にかなりまずくないか?」



早苗「まずいも何もアウト確定でしょう。ですが……」














神技「天覇風神脚」



























早苗「まぁこうなるのは必然でしょうけどねー」



皇帝「それよりもこんなケダモノをけしかけた責任は…どう取ってくれるわけ?」


小傘「ケダモノって、自分のところの監督に向かってそれはないっちゃと思うのだけど(汗々)」



皇帝「私はこんなのを監督と思った事はたった今ないことにしたから問題ないわ」



カナ「……そ、それじゃぁそのケダモノが作ってた桜餅と打ち上げ用の宴会料理のおすそ分けでいい…カナ?」


皇帝「そうこなくっちゃ。いや〜丁度宴会時に来るなんて運がいいわね〜♪」



幽香「今日は最後ということで料理も満漢全席だし、本当に運がいいわね」



レミリア「腹ごなしも済んだことし、早速宴会よ」


雛「とんだ腹ごなしもあったものね」


ナズーリン「あぁ、その料理を守っていた私等の苦労も少し考えてほしいものだ」


アリス「えぇ……本当とんでもない目に合わされたわ」


ヤマメ「お、おかえり…いや、お疲れ様でいいのか?」


アリス「とりあえず、何か飲み物頂戴。もう喉がからから」



早苗「ではこのカナさん特性のオレンジジュースをどうぞ」



チルノ「おや、いつのまにか料理が並んでる…ってことは今から宴会か?」


エリー「ま、まぁ……流れからみてそうなるのかと」



明羅「ふむ、何があったかはわからぬが吹きさらしとなった酒場の穴から桜吹雪が吹き込むとは…」



諏訪子「これまた風情があっていいものじゃ(ぼこっ)」



ヤマメ「そう言われれば、偶然の産物なんだがこれはこれで幻想的な雰囲気があっていいかも」



キスメ「……(その後の事を考えて少し表情をゆがめてる)」



衣玖「はい、残念ですがこのままにしておけばカリスマスターからのは必然。宴会が終わり次第早々に穴を埋める必要があります」



カナ「……そうよね、これが終われば………」


小傘「………カナ」



カナ「いいわ。くよくよしてても始まらないし、最後まで明るくどんちゃん騒ぎで終わらせてこその黒赤クオリティ!!



小傘「その通りっちゃ!!どうせならもう酒場を完全瓦礫にする勢いで大暴れ!!」



ナズーリン「本来ならふざけるな!と言いたいところだが、もうここまで壊れたんだ。半壊全壊大差ない!!



キスメ「………」



ヤマメ「私もキスメと同じ気持ちだが、後先考えずここまできた以上もう徹底的にやってしまおうじゃないか」



雛「えぇ、もう後のことなんか知らずとことん暴れるのも……たまにはいいかも」



にとり「祝砲の準備ならまかせろーバリバリー!」



早苗「そうと決まれば……」



カナ「今までご視聴ありがとうございましたー!黒赤の勇気が世界を救うと信じて……しゅくほー!!








全員「おーーー!!」








































追伸:この日行われた撮影によって酒場はどこまで無事に済んだかどうかは定かではない……が、とりあえず翌日には鞭を打たれながら酒場の修復(建設?)を行うH監督の姿があったとかなんとか………


そして、酒場の修復が完了後、H監督と共に黒赤の面子を酒場でみかけた者は………













誰もいなかった?















終わる















おまけ





カナ「はぁ……ついに玉神楽編のドキュメンタリーも終わっちゃったし、これからどうしよう……」


ガチャピン「バケー(カナさ〜ん、オーナーから伝言が届いてますぜ〜)」


カナ「ん、オーナーから…内容は?」


ムック「モケー(さぁ、中身を見てないのでなんとも…)」


カナ「そう、ありがと。でも一体何の用…で……」


ガチャピン「バケー(どうしました)」


カナ「先日にものの試しにということで出演したレポート番組、あれが好評だったから今後も出演してほしい……ってことは」



カナ「新しい仕事のオファーだー!ヤッター!!!」



ムック「モケー(おーそれはめでたい。おめでとーさん)」


カナ「ありがとー!ただドキュメンタリーとは違う路線開拓になるからどうなるかわからないけど、即刻引き受けるという連絡をよろしく」


ガチャムッ「バモケー(らじゃー)」







とぅ びー こんてにゅー?













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